バリでの二週間:文化体験と環境保護ボランティア…世界と自分を繋ぐリアルな学び
今回、私は2週間にわたりバリ島で文化体験と環境教育のボランティアプログラムに参加させていただきました。この体験が、私自身の世界観と、英語力に対する認識を大きく変えることになりました。
最初の1週間は文化体験ウィークでした 。伝統的な絵付けや料理に挑戦し、地元の方々と一緒にウォーターテンプルを訪れました。手作りの「花飾り」をお供えし、共に祈りを捧げる時間は、バリの文化の深さを肌で感じる貴重な経験でした。ウブドの街に出かけ、モンキーフォレストに行ったり、インドネシア語のレッスンを受けたりと、観光とは違う「生活」としてのバリを満喫しました。
この最初の週で、私は二つの大きな驚きに直面しました。
一つは、宿泊施設に私以外に日本人がおらず、世界各国から集まった参加者と英語でコミュニケーションを取らなければならなかったことです。ドイツ、スペイン、ノルウェーといったヨーロッパ諸国だけでなく、アメリカ、メキシコ、オーストラリアなど、国籍も年齢もバラバラな人々が、対等な関係で英語を話していました。そしてもう一つ、その英語のスピードとレベルに圧倒されたことです。ペラペラなのはもちろん、英語を母国語としない人もすごい速さで喋っていて、聞き取るのが本当に難しく、「日本で英語ができる方だと思っていたのは、ただの思い込みだったんだ」と痛感しました。
続く2週目は、小学6年生を対象とした環境教育の授業です。現地の学校で環境について教えるのですが、ここでも大きな壁にぶつかりました。
まず驚いたのが、現地の学校生活の現代的な一面です。30~40分という長い休み時間には、みんなで学校を出て近くのお店にお菓子を買いに行ったり、スマホでTikTokのダンス動画を撮ったりと、とても自由で現代的な姿がありました。
しかし、授業が始まると、最大の課題が露呈します。それは、生徒たちに英語が通じないということでした。授業は英語で行うという内容だったのですが、「ストーン(石)」や「ウェザー(天気)」といった簡単な英単語すら知らない子が多かったのです。初日は英語での説明しか準備していなかったため、急いでスマホでインドネシア語に翻訳して見せるという作業に追われました。
次の授業からは、この壁を乗り越えるために工夫を凝らしました。
インドネシア語のフレーズを事前に準備したり、翻訳に頼らなくても伝わるようにイラストを多用したり。日本から持参した折り紙も大人気で 、休み時間にはみんなで冠や花を作って大盛り上がり。言葉の壁を越えたコミュニケーションの重要性を痛感しました。
この経験を通して強く感じたのは、日本にいながらにして世界中の情報が手に入る時代でも、現地に行き、実際に人と関わらなければ分からないことが山ほどあるということです。
そして、異なる背景を持つ人たちとコミュニケーションを取る中で、自分の未熟さや、もっと成長したいと思える部分が明確になりました。この経験は、私自身の視野を広げ、新たな興味を抱かせてくれた、とても濃い2週間でした。
世界中の人と関わってみたい、自分の可能性を広げたいと願う方には、年齢も国籍もバラバラな人々が対等な関係で集うこのボランティアプログラムを、心からおすすめします!
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