PALリーダーズストーリーその⑥ ~ジュニアのアシスタントスタッフとしての経験編~
こんにちは!私はジュニアといいます!私はわんぱくクラブ梅田支部(現 梅田集合)ボランティアリーダーとして4年、アシスタントスタッフとしてわんぱくクラブ堺支部(現 天王寺なかもず集合)を2年間担当しておりました。
■こんなことは人生初めてだ!
私は大学生の頃、人と話すのが苦手で社交的とは真逆のタイプでした。そんな自分を変えたい!と、新しいことを初めてみようと入ったのがPALでした。最初は、本当に続けられるかな…と弱気になっていた自分ですが、初めてのドルフィンキャンプでその気持ちは変わりました。初めてのことだらけで自分ではうまく行かなかったことだらけのキャンプでしたが、最後の解散場所で『楽しかった』と言ってくれた子どもや泣きながら『離れたくない』と僕に言ってきてくれた子どもを見て、今の自分をこんなにも必要としてくれる人がいるんだと衝撃を受けました。キャンプが始まる前の不安な気持ちは飛んでいき、次の活動も子どもたちと楽しく過ごし、次もその次の活動もと繰り返し、大学卒業してからも来続けるぐらい楽しんでいました。
■アシスタントスタッフ?僕がですか!?
僕のアシスタントとしての2年間はコナンから食事に誘われたことから始まりました。あの時はさほど仲良くなかったコナンに突然、「話があるからご飯に行かへん?」と誘われて内心「何について怒られるんやろう…」と怯えていたくらいでしたが、そこでコナンに「なぜジュニアにアシスタントスタッフをやって欲しいか」「アシスタントスタッフをすることで、どう成長して欲しいか」を熱く語ってくれて、その熱意に胸を打たれてアシスタントスタッフになることを決めました。PALでの経験はたくさんありますが、特にこのアシスタントを担当した2年間は特に印象に残るものになりました。子どもたちが楽しんで成長してもらうには?保護者の方に安心してお子さんを預けてもらうためには?リーダー自身のやる気を引き出せるには?支部を引っ張って行く立場としての責任感、こんなにも誰かのために頑張ったことは人生で初めてでした。僕のやりたいことをまっすぐ受け入れてくれたじゃっきーやスタッフたち、わんぱくクラブを共に良くしようとついて来てくれた堺支部天王寺支部のレギュラーたち、毎月参加して盛り上げてくれたリーダーや、いつも活動で笑顔や勇気をもらった子どもたちなどたくさんの人に支えられて少しずつ理想へと近づけ、自分自身もマネジメント力や企画力、コミュニケーション力を成長させていくことができました。
■PALの良さ
PALは安心安全を担保にしているからこそ、子どもだけでなくリーダーも成長できる環境があるところだと思います。リーダー自身が主体的になって企画をしたり、子どもたちが活動を楽しめるように準備をしてくるリーダーの姿をよく見ます。また、PALのリーダーは社会人や様々な大学、学校の生徒が多く在籍しています。だからこそ様々な価値観や性格の人が集まり、お互いに影響を受け成長しあっています。そうした成長意欲がある大人たちに囲まれて活動できることは必ず子どもたちにとっての成長にも繋がります。
■PALを離れて…
私は今年の5月から新潟県の佐渡島で働いています。ここに移住することを決めたのは知り合いがいるわけでもなく、ゆかりもあるわけではありません。そして正直に言うと、PALで出会った子どもたちやリーダーたちと離れることはとても寂しかったです。もう少しここにいてみんなと過ごしたいとも思いました。それでも離れることを選んだのは、大切な人たちにとって恥じない自分でありたいと思う気持ちが強くなっていき、自身をこれからも成長させるために知らない土地で挑戦したかったからです。佐渡島は他の地域と同様で過疎化が進んでおり、その中で行政が資金を使い島の活性化に取り組んでいます。その影響で少しずつですが若い世代の移住者やベンチャーから大手まで様々な企業が佐渡島で事業を行うようになりました。私が入った企業も3年前、ITから始める地方創生をミッションとして佐渡島に参入しました。まだまだ小さなベンチャー企業ですが、PALで培った経験やスキルをフル活用し佐渡島を盛り上げていきたいと思っています。佐渡島は伝統文化や自然、食など魅力あふれる島なのでぜひ遊びに来てみてください。
■最後に……
アシスタントを始めた頃は、人と話すのも人前に出るのも苦手なのに…そんな人が支部長になって大丈夫か?と不安でいっぱいだったのに、今では人と話したり、人前に出たくてウズウズするぐらいに変われました。自分が未熟でまだまだ成長できると感じられたのも、人見知りや社交性、マネジメント力、主体性、自信の無さなど自分の短所だった部分を長所に変えれるぐらいに成長できたのは、未熟な自分に、時に優しく時に厳しくしてくれたスタッフやリーダーたち、温かく見守ってくれた保護者の皆さん、そして何より笑顔で接してくれた子どもたちが居場所をくれたおかげです。本当にありがとうございました!
■編集後記
本文にもあるようにジュニアが初めてPALに来た時は少しコミュニケーションが苦手なタイプだったように思います。しかし、4年間リーダーとして、その後2年間アシスタントスタッフとして子どもたちやリーダーに愛情を注いでくれて、その情熱には僕たちスタッフも刺激を受けました。ジュニアの残してくれた愛情や情熱を絶やすことなく、これからのPALを盛り上げていきたいと思います! 中村
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NPO法人ピープルアクティブライフの法人活動理念
Adventure is worthwhile
(冒険とは価値のあるものだ)
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「へこたれないね」と言われる回復力がある。
「思いやりがあるね」と言われる傾聴力がある。
「わかりやすいね」と言われる表現力がある。
「集中してるね」と言われる思考力がある。
「あきらめないね」と言われるやり抜く力がある
ピープルアクティブライフは、この7つの力で
次世代を担う子どもたちの『たくましく生きる力』を育んでいきます。
これからの社会を生きていくために必要な「たくましく生きる力」を、様々なアイデアや創意工夫を凝らした
プログラムを通して育んでいきます。
現代において、時代の変化から取り残された考えや仕組みが、まだたくさん残っています。
私たちは、アイデアと創意工夫でこれらに変わる新しい価値を提供していきたいと考えています。
日進月歩で進歩するデジタル化社会、その中でどうしても不足しがちになる体験活動、特に野外体験・自然体験を
ライブで提供する意義は、今後ますます加速してくると思っております。
まだまだ認知が低いこの分野から、野外体験・自然体験を通して、存在する意義を見出していきたい。
これが創業から変わらないピープルアクティブライフの想いです。
この先の日本を背負って立つ子どもたちが、たくましく生きていくための力を、年間を通して様々な創意工夫を施した
プログラムを実施することにより、育んでいきます。
そしてこれからの日本の宝ものである子どもたちに影響力を与えていきたい。
我々の提供するValue、ひねり出すIdeaを通じて、PAL旋風を巻き起こしていきたい。
我々はお客様の声に耳を傾け、ニーズを最大限にキャッチし、本当にお客様が望まれている事に集中することで、
事業領域を拡張し続けます。また提供するすべてのプログラムを日々研削し、
よりよいモノへと追求・改善しています。
ピープルアクティブライフのプログラムに参加した事が、すべての子どもたちの一番の想い出になるように。
子どもたちのたくましく生きる力を育む取組みから始まったPALは、日々進化する時代の流れをいち早くキャッチし
その要素をプログラムに取り入れ、また農業や、サイエンス、食育・食ロス問題、SDGsなどの取組みに拡張し、
自己実現を子どもたち自身で出来るよう、一緒に歩んでいきたいと思います。