【教育サポーターの声】日本からできること、イロイロ聞いてみた!
こんにちは!国内インターン5期生のひろです!🐣
LOOBが長年取り組んでいる「教育支援事業」をご存知ですか?長年『教育サポーター』として、支援してくれているMayさん、むらおさんにインタビューしてきました!
インタビューに応じてくれたMayさん、むらおさん
写真提供:Mayさん
写真提供:むらおさん
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1.LOOBの教育サポートってなに?
Mayさん:教育サポーターとは経済的な理由で学業の継続が困難であるけれど、卒業に意欲的な子ども達に教育サポート事業を行っています!
一人でも多くの子どもたちが経済的な負担を考えずに教育を受けられるよう、LOOBでは沢山の子どもたちをサポートしています!
むらおさん:コロナ禍では学校などの公教育からドロップアウト児童(中退児童)を出さないための取り組みとして、クラウドファンディングを行い、2022年度には学資支援を70名、ノンフォーマル教育活動を100人まで拡大していますよ!
2.なぜ教育サポーターになったの?
Mayさん:大学時代に現地ボランティアとしてLOOBに一年間滞在しました。weekend activity(週末の英語教育など)、ノンフォーマル教育、チャイルドマインディング(絵本の読み聞かせなど)など直接的な活動で子どもたちの教育支援に携わりました。
私の母が先に教育サポーターになったのですが、私自身もフィリピンの子どもたちのために、帰国してからも継続して続けていきたいという思いが強くなりました。就職を機に正式に教育サポーターとなり今年で6年目となります!
むらおさん:幼いころからもともとボランティアに興味があり、障がい者施設など支援活動に参加していました。しかし、世界には日本よりももっと苦しんでいる人たちがいると強く感じることがあり、行動を起こしたいと考えていましたが、語学力の面などから中々勇気が出ませんでした。
就職を機にLOOBと出会い、幸せの国と言われてるフィリピンに行き、ボランティア活動をしました。当初は支援をしてあげようと考えていましたが、現地の方の温かさに触れ、この方たちともっと繋がっていたいと感じるようになり、教育サポーターとなりました!
3.LOOBの教育サポーターの良いところってなに?
May:教育サポーターのいいところはやはり「日本にいながらフィリピンの子どもたちのために行動を起こして、サポートをしていくことができる」面だと思います。
ボランティアや支援を考えると、現地での活動が思いつくと思います。私は帰国してからすぐに就職をしたので、中々直接的な支援ができずに悩みました。
LOOBの支援活動を通して、フィリピンの子どもたちとの関係を続けていきたいと思っていたので、私としてはとてもいい機会だったと感じています。
「教育サポーターの活動=子どもたちの教育の向上」に直結することなので、国内外問わず、とても大切な支援活動の一つだと思います!
また、以前は1:1のパートナーシップ制度*であったため、少なくとも一人の子どもに金銭的負担を減らしてあげることができるということがとても嬉しかったです!
むらおさん:Mayさんと同様に現地に行ってない人も日本で活動できることが魅力だと感じます。現地では年に一回子どもたちが手紙を書いて、私たち教育サポーターまで届けてくれます。毎回こどもたちの成長が感じられるため、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
私も現地に何回か訪れ、実際に子どもたちの支援活動も経験したため、手紙を通してより繋がりを感じることができます。
*現在は個人を特定せずコミュニティを通してサポートする制度へ変更しています。
4.教育サポーターになって良かったことはある?
May:大学卒業前に現地ボランティアをしてた際、母がサポートしていた男の子と会うことができました!以前は1:1の支援だったので、直接本人から、「ありがとう」と言ってくれたことがとても印象的でした!
その家族にとって継続的な支援を行うことが、大きな影響になっていることを実感できた瞬間でした!
むらおさん:現地からの手紙が来て、実際にサポートしている子どもたちの様子が分かることが一番嬉しいです!日常生活の中で、継続的な支援をしていると感じる機会は少ないですが、その手紙を通して、子どもたちの成長を知ることが何よりも嬉しく感じますね!
5.最後に一言お願いします!
May:学校に通って卒業することは日本では普通だと感じますが、フィリピンでは経済的な面などから当たり前になっていないことをまず知っていただきたいです。その中で、未来ある子どもたちに少しでも平等に教育を受けられる機会を広げるために私たちが行動を起こしていくことが重要だと考えます!
この活動を通して日本からでもサポートできることに共感していただけたら、ぜひ一緒に子どもたちの成長を見守っていけたら嬉しいです!
むらおさん:もし可能であれば、現地に足を運び、現地の方がどういう生活をしているのか、逆に自分たちのサポートで何が変わるのかを知ってもらいたいと思います。
私自身はサポートをしていた子どもたちやその家族に関わることで、「もっと世界をよくしなきゃ」という漠然とした正義感から「あの子にどういうサポートをしなきゃ」という明確な目的間に変わっていきました。
実際に目で見て確かめることがいかに重要か、皆さん自身の体験を通して一緒に行動していけたらと思います!
いかがでしたか?
インタビューに協力してくれたMayさん、むらおさんありがとうございました!
LOOBでは現在2023年度の教育サポーター様を大募集しています!
サポートを待っている子ども達の支援人数100人に対して、まだまだサポーター様が足りていない状況です。ぜひあなたのご協力をお願いできませんか?
教育サポートの詳細は下記のリンクからチェックいただけます☺
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本会は、(1)日本とフィリピンの子ども、青少年および一般社会人が、文化的かつ教育的な人的交流を通じ、国籍、年齢、性別、肌の色、信条を超えて相互理解と友好親善を深めるとともに、(2)フィリピンの低所得者層を対象としたコミュニティ開発、教育・医療支援、環境保護、自立支援などの支援活動を推進し、奉仕精神を育て、地域の発展に寄与することを目的とする。