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国内難民の雇用創出と環境問題に取り組む、ソーシャルビジネスでの長期アルバイト
ピープルポート株式会社この募集の受入企業「ピープルポート株式会社」をフォローして、
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基本情報
「難民が安心して働ける場所を創る」ことを目的に、ZERO PCというブランドで使用済みパソコンの再生事業に取り組んでいるソーシャルビジネスです。法人向けパソコン回収業務ポジションでの募集をしています。
募集対象 |
<応募条件> |
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活動テーマ | |
勤務場所 |
横浜市にあるオフィスに出社後、社用車で神奈川・都内の企業さまへ訪問し、横浜のオフィスに帰ってくるという流れになります。 |
待遇 |
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勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週2~3回 ・9:00-18:00勤務が週2日以上可能であることが条件です。それより増える場合も大歓迎です。 |
注目ポイント |
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職種 | |
祝い金 | 2,000円 祝い金とは? |
特徴 |
募集詳細
「難民問題」
何か遠くて、複雑な問題というイメージがあるのではないでしょうか。
ここ、日本へも難民と呼ばれる方たちが毎年約1万人やってきます。
彼らは顔のない「難民」ではありません。それぞれ、恐怖から逃れ、夢や希望を持って日本にやってきた人たちです。
私たちが目指すこと、それは一度母国で閉ざされた彼らの夢や希望を、彼らの人生に寄り添って少しずつ実現していく手伝いをすることです。
そんな理想を一緒に実現していく仲間を探しています。
ピープルポート株式会社について
難民という立場にいる人たちの多くは日本語が話せないため、就労の許可を得たとしても、ほとんどがアルバイトのような働き方で収入が安定しません。生活を安定させようにも日本語が話せないために、高い専門スキルを持つ人でも仕事の選択肢が限られています。
無料の日本語教室もありますが、通うには仕事を休まなくてはならないため、「働くこと」と「学ぶこと」を両立できず、貧しい状態から抜け出せずにいます。
さらに、信頼できる日本人の友人もなかなか作ることができないため「日本での居場所」ができず、孤立した状況での生活を強いられています。
一方、年間約300万台廃棄されていると言われるパソコン。2050年には気候変動を理由とした避難民が2億人を超えるという試算が世界銀行から発表されましたが、パソコンは製造から廃棄の過程で、環境問題、人権問題、紛争問題にも深く関わっています。
私たちは、難民という立場にいる仲間と共に、環境負荷のもっとも少ないアップサイクルパソコン「ZERO PC」の製造に取り組んでいます。
仕事内容について
主に
・法人さまへのパソコン訪問回収
・引き取り物品の在庫管理
・回収オペレーション最適化プラン策定
になります。
パソコン回収業務に関して、ピープルポートでは、法人などで一度使われたパソコンをお引き取りし、再生をしています。この事業にとっての入り口になる「回収」のお仕事です。
多くの法人さまが、会社データの残っているパソコンの処分に困っています。さらに日常の業務で忙しい中自分たちで処分することは大変です。ピープルポートでは、直接法人さまのところへお引き取りに伺い、パソコンをお引き取りします。
さらに回収の台数に応じた買取相当金額を、日本で厳しい環境に置かれた子供たちを支援されているNPO団体へ寄付しています。
パソコンを回収することが、難民のメンバーの仕事に、そしてパソコンの再生を通じた環境負荷の低減につながり、さらに子供たちのサポートにつながる仕事です。
このアルバイトで得られるもの
ソーシャルビジネスの現場経験を通じて
・多様な人との、英語でのコミュニケーション能力
・対法人担当者向けのビジネスコミュニケーション能力
・会社全体の仕組みを見渡す力
・自ら現状の課題を考え、提案し形にしていく力(判断の裁量が大きいため)
が得られると想定しています。
※また社内での各種イベントにも参加いただけるので、海外豊富な日本人メンバー含めてつながりができる環境です。
体験談・雰囲気
このアルバイトの体験談
【卒業インターン生の声】※今回の募集ポジションとは異なります。
ビジネスと難民問題に関心があり、大学在学中は日本のITベンチャーや、ヨルダンで難民の女性が働く雑貨ブランドでインターンをしていました。帰国後、難民の方々が活躍するビジネスに日本でも関わりたいと思い、ZERO PCにジョインしました。
日々の仕事では、いかに売上を上げ、ZERO PCに共感していただくか考え、実行することに注力しています。
その点は他の企業でのインターンと変わりはありません。
しかし、ZERO PCでは解決したい社会課題が明確にあり、それに取り組んでいこうという他者への思いやりと意志が、働くメンバー皆の中にあります。
難民という立場のメンバーと共に仕事をする中で、気の置けない彼ら・彼女らや、同じような立場にいる人々が安心して暮らせる世づくりに貢献したいという思いも強まっていきました。
ビジネスから難民問題に取り組む動きは、日本では始まったばかりです。
ZERO PCのインターンは、前例がない中でチャレンジする面白さ、難しさ、そしてやりがいを感じられる機会だと思います。
ぜひ、チャレンジしてみてください!
特徴 | |
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男女比 |
男性:60%、女性:40% |
企業情報
代表者 |
青山明弘 |
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設立年 |
2017年 |
法人格 |
株式会社・有限会社・合同会社 |
ピープルポートの企業活動理念
難民という背景を持つ人たちが仕事と安心を得られる場所を作り、それぞれの特性を生かしながら次の世代により良い地球環境を残していくことに貢献する。
ピープルポートの企業活動内容
使用済みのパソコンを回収、整備し、ZERO PCという再生パソコンブランドで販売をしています。
回収の量、そして販売の量が増えれば増えるほど、難民という背景を持つ人たちの雇用数を増やすことにつながります。
取り組む社会課題:『難民』
「難民」の問題の現状
日本には毎年約1万人の「難民」と呼ばれる、政情悪化や人権侵害により母国を逃げなければならなくなった人たちがやってきます。彼らは、言葉も文化もわからない、知り合いもいない中で、生活を一から作っていかなければならず、住居や仕事を見つけるには何十ものハードルがあります。命懸けで逃げてきたにも関わらず、彼らは日本で経済的にも厳しく、精神的にも孤立していきます。
「難民」の問題が発生する原因や抱える課題
日本には、そのような難民の人の厳しさを理解し、受け入れることができる会社やコミュニティはほとんどありません。そのため、彼らは来日後も泊まる家がなかったり、明日食べるものがなかったりと、ずっと厳しい環境に身を置いています。
「難民」の問題の解決策
私たちは、英数字を多用するパソコンの修理を通して安心できる仕事を提供し、また毎日一緒に働くことでなんでも相談できる関係を築いています。