寄付で集めた車を活用して生活支援や防災の仕組みを作る仕事です。スタッフ募集！

寄付で集めたクルマを活用して、地域に車を使った支え合いの仕組みを作る活動・災害支援活動・生活困窮者やNPOへ車を貸出し人と地域を応援する活動を行っています。

今回の募集は「寄付車を使って人と地域を元気にする事業（ソーシャル・カーサポート事業）」での業務を担っていただける方、そして、マネージャーを目指して向上心を持って取り組んでいただける方を募集します。

ソーシャル・カーサポート事業は、生活に困っている方・地域を元気にする方（NPO・移住者・起業家・災害時に車を返却いただける方）に低価格のレンタカーやカーリースを提供する事業です。

・何らかの事情で経済的に行き詰まった方にとって車の維持費は大きな負担となります。
・資金的な余裕のないNPOは事業を行うための車の確保と維持が難しい実情があります。
・人口減少が進む地方では移住者や起業家を支える仕組みづくりが不可欠です。

そんなニーズ等に応えていく事業です。

私どもの取り組みに対する社会的な必要性が増す中、組織としてより大きな貢献を実現するために、この分野でマネージャーとしての責任ある立場を目指し取り組んでくださる方を募集します。「寄付車でつくるやさしい未来」を一緒に実現しましょう。

《ソーシャル・カーサポート事業で実施している事業のご紹介》

社会的に意義のあるレンタカーやカーリースを寄付で集めた車を活用して行っています。その一例としてご覧ください。

●災害時返却カーリース

●語り部ナビ

《ソーシャル・カーサポート事業部に従事するスタッフ紹介》

■この活動が生まれた背景
東日本大震災の時、宮城県石巻市では約6万台の車が被災しました。
圧倒的に車が足りない状況の中、車の寄付を募り1台の車を仮設住宅に届けて始めたカーシェアリングからはじまりました。車を集め活動を続けていく中で、車に関する様々な相談を受けるようになりました。そうした相談に一つ一つ向き合うことから、ソーシャル・カーサポートで行っている支援メニューが一つ一つ生まれていきました。

あれから11年。

コミュニティ・カーシェアリングの現場は仮設住宅から復興住宅に移り、また石巻のみならず移動に課題を抱える様々な地域からお声をかけていただき、ここ石巻から全国へと活動の場が広がっています。

毎年のように起こる大規模災害では、現場に駆け付け、車を被災された方々に車を届けています。

パンデミックや国際情勢が不安定な中、様々な事情で車を維持できない状況にある方が増え、NPOの活動領域も広がる状況を車で支え続けています。現在約300台の車を活用して、寄付で集めたクルマがたくさんの笑顔を生み出しています。

■主な業務

・車を活用した社会貢献のプロデュース
・提供する各種支援メニューの広報及び改善
・貸し出す車の準備や登録業務
・貸渡の実務（保険業務含む）
・貸し出した車と利用者の管理
・寄付で集める車の確保
・その他組織ミッション実現のための諸業務。

最初はこの業務に携わる他のスタッフと一緒に活動し、仕事を覚えていただき、約1年かけて業務を管理できるスキルを身につけていただきます。損害保険募集人の資格取得にもチャレンジいただきます。当協会は非営利組織ですがボランティア活動ではありません。寄付車で人と社会を助けるプロとして誇りを持って取り組んでいただきます。

■私たちが目指していること
車を使った支え合い活動に地域が気軽にチャレンジできる仕組みを全国につくることで、安心して暮らし続けられる社会を目指します。