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更新日:2022/01/17
ICTを活用したネパールのへき地医療改善事業 アプリのUX/UIデザイナー募集!
特定非営利活動法人ASHAこの募集の受入法人「特定非営利活動法人ASHA」をフォローして、
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基本情報
ASHAは、ネパールの僻地で医療アクセスを解決するソフトウェアの開発・導入支援をする団体です。今回、僻地医療を支える地元の「保健委員」向け問診アプリのUI/UXデザインを支援してくださる方を募集します
募集対象 |
ポジション: UIデザイナー(Androidアプリ) |
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活動テーマ | |
勤務場所 | |
待遇 |
プロジェクトのスコープ、進め方をご相談させていただいた上で、期間や稼働日数・頻度を踏まえて計算・ご提示いたします。 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:頻度は相談可 3月末をめどにアプリ改修の設計を終えたいと思っておりますので、進め方はご応募後にご相談させていただきます。 |
注目ポイント |
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募集人数 |
1名 |
職種 | |
スキル | |
祝い金 | 1,000円 祝い金とは? |
特徴 |
募集詳細
【募集の背景】
これまで私達ASHAは、日本側は全員プロボノでネパールの僻地で医療アクセスを解決するソリューションの開発・導入支援を通じて、ネパールへき地でも実現・自走可能な新たな医療提供モデルの構築をしてきました。
その核として、医療機関がない地域を支える地元住民による「保健委員」を雇用し、その方たちをサポートするアプリを作っています。
しかし、現地に本当に根付くために必要なわかりやすさや、現在の業務との整合性などユーザビリティには大きな課題があり、それらを解決する新バージョンのアプリの開発を計画しています。
代表が本業の経営コンサルティングでデザインの重要性を感じたという背景もあり、今回是非デザイナーのお力を借りてそのβ版のUI改善をしたいと考えています。
国際協力事業のため予算がかなり限られているので、どこまでお願いできるかは相談の上で決めたいのですが、ヘルスケアアプリ・国際協力・ネパールなどの言葉に関心のある方、ぜひ一度ご相談させてください!
【事業の概要】
私たちは、現在のネパールの地方医療では、医療へのアクセスが十分でなく、私たちのビジョンである「どこにいても健康で安心して暮らせる権利:Basic Health Rights」が担保されていないと考えています。
そこで、現在は、以下の5つの要素からなる「Rajpur Model」の実装を行っています。
①地域内ケアの向上:地域住民から保健スタッフを雇用+日々のケア提供をサポートする問診アプリのような専用アプリ「ASHAConnect」を開発、提供しています
②医療機関の情報管理支援:現在は紙カルテを患者が持って帰っており、ほとんど再診時にもってきていないところを、医療情報管理ソフト「Nepal EHR」の導入により、医療機関側で管理できるようにしています
③情報の一元化:全住民にヘルスケアサービス共通IDを作ってIDカードを配り、①②を統合する情報基盤を構築しています
④情報の可視化:③のデータを可視化する基盤を開発し、自治体等現地の人が保健・医療施策に生かすことで、ニーズに基づいたケアを提供できる環境を整えます
⑤健康教育:日本の医療職の知見を活かして、現地の中学生に応急処置の研修を行うプログラムを開発しています
【業務イメージ】
・現在日本側のアプリ企画チームが全体的な改善案の原案を作っていますので、ネパール側との合意が取れ次第、設計に移る想定です。
・医学的なコンテンツやアプリ内のロジックは、原則アプリ企画チーム(医療専門職チーム)が検討しますが、そのロジックをアプリへ実装する際のデザインを行っていただければと思います。
ーワイヤーフレーム等への落とし込みなど、実作業をメインで担っていただきます
ー週1回のプロボノのアプリ企画チームとのMTGや日々のSlack上でのやり取りを通じてディスカッションしながら、進めていただく形になります
・なお、現地側の統括や通訳等を介したユーザーとのコミュニケーションも可能ですので、必要に応じて随時行っていただければと思っています。
【選考プロセス】
・まずはカジュアル面談にて、プロジェクトの詳細やご依頼したいことなどをお話しできればと思います
ーご応募いただける場合、メッセージ欄に簡単なプロフィールとカジュアル面談の候補日時を2~3ほどいただけますとスムーズです
・カジュアル面談後、履歴書・職務経歴書・ポートフォリオをご共有いただき、書類・面接にて選考させていただく予定です
体験談・雰囲気
このアルバイトの雰囲気
現在参画しているメンバーは全員プロボノで、年齢も10~60代と幅広く、医師・看護師・薬剤師・救急救命士等の医療職、コンサルタント、エンジニア、ベンチャーの人事、営業職などなど、多様なバックグラウンドをメンバーがフラットに日々議論を重ね、楽しく活動しています!
現在は数か月に一度の対面会議の他、チームごとの週次会議、ネパール側との会議等が活動の中心で、日本側、ネパール側ともにとても仲の良いチームです。
特徴 |
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法人情報
代表者 |
任 喜史 |
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設立年 |
2015年 |
法人格 |
NPO法人 |
ASHAの法人活動理念
【Purpose(存在意義)】
"Basic Health Rights" for all
世界中の誰もが、健康でいる権利を享受できる世界を。
【Dream(目指す姿)】
Affordable and Sustainable Healthcare Access
コミュニティ×テクノロジーの力で、必要な医療が、必要な人に届く "しくみ"を構築し、
現地の人々がみずから維持できるよう支援する。
【Credo(行動指針)】
Commitment:真剣に向き合う気持ちを喜びに、生まれる充足感を活力に。
Collaboration:1人ひとりの経験・専門性が、チームの力に。
Creativity:多様なメンバーとのフラットな議論こそ、アイデアの宝庫。
Continuation:5年後、10年後を見据えて、共に歩み続ける道のりを。
ASHAの法人活動内容
私たちASHAは、コニュニティー×テクノロジーの力で、医療の仕組みづくりを現地(主にネパール)とともに行っております。
私たちが目指すのは、一時的なサポートではなく、あくまでも将来的に現地だけで自走できる仕組みを作ることです。ソフトウェアの構築や導入のサポートを行いながら、健康教育を広め地域住民のヘルスリテラシーを向上させることで、ASHAが離れた後も現地が主体となって中長期的に機能し続ける仕組みづくりを行っております。
主に以下の2つの内容を中心に活動を行っております。
~コミュニティ×テクノロジーによる医療提供の仕組みの創出~
問診アプリや情報管理用ソフトウェアの開発・導入、使用する人材の育成を通じて、医療体制の仕組みづくりを行っています。
①地域保健スタッフ×ASHA Connect
ケアを必要とする人の元へ定期的に訪問する地域保健スタッフを地域から雇用しています。スタッフが安定した質のサービスを提供できるよう医療機関との連携が容易なアプリ、ASHA Connectを使用しています。
②医療情報の適切な管理×Nepal EHR
治療・診断履歴をデータ化し保管する電子カルテ用ソフトウェアです。電子カルテを基に処方箋を出すほか、紙カルテ以外も情報を保存する文化をつくり、医療業務を効率化することができます。
③共通データベース×ニーズの可視化
情報の一括管理により地域全体の連携を可能にし、医療サービスを提供する体制を整備します。さらに、集約したデータから医療ニーズを可視化することで、医療サービスの提供拡大やケアの質の向上につながります。
~ヘルスリテラシー向上のための健康教育~
住民のヘルスリテラシー向上のため、中学生を対象に家庭医学や応急手当の研修会を行っています。
住民自身が応急手当や家庭医学の知識といった基本的なセルフケア能力を身に着けることで、医療アクセスが限られた地域においても自らの健康を守ることができる社会を目指しています。中学生を対象に、怪我への応急処置など、日常ですぐに使える実践的な研修を実施しています。
活動実績
任意団体としての活動開始 ~”ASHA Nepal Project"始動~
2015年10月
2015年9月のサッキャ・任のネパール渡航を受け、東京大学グローバル・クリエイティブ・リーダープログラム内のプロジェクトとして任意団体「ASHA Nepal project」発足
医療機器管理ソフトASHA fusion初版完成&第1号プロジェクト開始
2016年03月
ASHAオリジナルの医療機器管理ソフトASHA fusionの初期バージョンが完成し、ネパール南部のChitwanにて行われた出張診療で導入(Chitwan Project)
ASHA fusion v2.0完成&初の医療機関向けプロジェクト開始
2016年09月
Chitwan Projectを受け、出張診療だけでなく医療機関に対応したASHA fusionのバージョン2.0が完成。カトマンズより2時間の地域にあるTrishuli Clinicに導入実証開始
Dhlikhel Hospitalとのプロジェクト(Dhlikhel Project)開始
2017年04月
ネパール郊外の大学病院 Dhlikhel Hospitalが運営する簡易診療所においてASHA fusion v2.0を導入開始
NPO法人化
2017年10月
プロジェクトメンバーの大半が大学院から離れたため、東京大学内のプロジェクトから特定非営利活動法人としてスピンアウト
Pharping Project 開始
2018年04月
更にアップデートしたASHA fusionをカトマンズより2時間程度の場所にある地域の中核病院 Manmohan Memorial Community Hospital (Pharping)へ導入開始
Rajpur Project 始動
2018年09月
現地NGO・Karma Health代表Bishal Belbase医師と出会い、従来の医療機関向けの支援活動だけでなく地域全体の医療提供モデルを創るプロジェクトを開始
現地専従スタッフの初雇用
2019年
Rajpur Projectの本格的な実装を機に、初めて現地専従スタッフの雇用を開始。より現地との連携を取りやすくなる。
"Vision Hacker Award 2021"でASHAが大賞を受賞
2021年05月
国際保健・グローバルヘルス分野へ挑む、次世代リーダーを発掘・育成するアワード「Vision Hacker Awards 2021 for SDG 3」で大賞を受賞