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恵方巻から考える『食品ロス』 有効活用も解決の一歩!

公開日 2023.01.24 更新日 2024.01.04
by activo編集部


恵方巻から考える食品ロス

1月は恵方巻の予約販売をスーパーやチラシで見かける時期ですね。

恵方巻から食品ロスの問題を考え、最後に募集中のボランティアをご紹介します。


「もったいない!!」

売れ残りの大量廃棄が食品ロスとして問題視された恵方巻。

恵方巻の販売は小売店にとって1つのビジネスチャンスで、欠品しないように販売予想数以上を製造し陳列します。特に恵方巻は季節商品で賞味期限も短いため、食品ロスを発生させやすい商品です。

そこで平成31年に農林水産省は事業者に対し、予約販売をはじめ需要に見合った販売をするよう呼びかけ、87%の事業者で廃棄率が下がりました。

出典:農林水産省「令和3年恵方巻きのロス削減に取り組む事業者の公表」


まだまだ多い食品ロス

ところで、日本で食品ロスはどの程度発生していると思いますか?

正解は令和2年度で約522万トン!全国民が毎日お茶碗1杯の食品を捨てている量に相当します。飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(約420万トン)も上回ります。もったいない!

出典:消費者庁「食品ロスについて知る・学ぶ」

食品ロスを削減するため、まずは一緒に小さなアクションから初めてみませんか?

例えば環境省の食品ロスポータルサイトでは、次の取り組みが紹介されています。

- 飲食店では食べ切れる量を注文する

- すぐ食べるものを買うときは、陳列棚の手前からとる

- 料理する時は食べ切れる分だけ作る

出典:環境省「食品ロスポータルサイト」


削減だけではない解決策

ゼロにすることは難しい食品ロスですが、それらをフードバンクや商品開発などに活かす活動もあり、activoでボランティアを募集している団体もございます。

オンラインの活動もあるので一度チェックしてみてください。


ここからはactivoに掲載中の活動をご紹介します(2023/01/24時点)

困窮世帯への支援を充実するために活動されている全国フードバンク推進協議会さん。活動のさらなる拡大に向けインターンスタッフを募集!

捨てられてしまう「おから」からレトルトカレーを開発。食品ロスと消費者、そして未来を繋ぐバトンのようなカレーを届けるため、マーケティング、プロモーション、営業、エンジニアを募集!

企業より食品ロスの寄付を集め、学校内などで「朝ごはんカフェ」を開催。カフェ開催、食品運搬、SNS運用などの活動ができる方を募集!

フードバンクポータル構想を掲げ、「あげたい人」「たべたい人」をオンラインでマッチングできるフードバンクポータルアプリ「Messhare(メシェア)」を運用中!

地域の余った食品や食事をこども家庭とオンラインマッチングを行うプラットホーム「OSUSOWAKE」。ユーザー拡大、事業拡大に伴うプロボノエンジニアを複数名募集!

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    この記事のライター

    activo編集部

    国内最大級のNPO・社会的企業のボランティア・職員/バイトの情報サイト「activo」編集部です。はじめてボランティアや社会問題に関心を持った人でもわかりやすい情報を発信します。