海外武者修行🇵🇭『ビジネス』と『自己成長』に挑む/販促アイデアを英語で提案せよ!
- フィリピン[Bacolod, P...など3地域
- 1週間~1ヶ月間
- 75,000〜495,000円
このページでは、発展途上国とはどういうところで私たちは何ができるのかについて説明します。
途上国は自分たちとは関係のない遠くの国だと思われるかもしれませんが、日本とのつながりが強く、彼らの生活を苦しめる原因の一部は私たちの豊かな生活のために起こっています。
国連の開発計画委員会が、GNP(その国の国民が国内外を問わず1年間で生み出した価値の合計)や栄養不足人口の割合、5歳以下乳幼児死亡率、中等教育就学率、成人識字率の数値、経済がどれだけ安定していないか(経済的脆弱性)をもとに審議し、当該国の同意の上で国連総会で認定された国のことを言います。
つまり、収入が他の国と比べて少なく、医療や衛生環境、教育制度、産業などに問題を抱えている国だといえます。
日本と途上国の繋がりは、大きく分けて3つあります。
1.途上国の生産が日本人の生活を支える
2.日本人が途上国への支援
3.日本企業の進出
途上国では日本に輸出する食料が栽培されてたいたり、衣類の生産が行われたりしています。また、日本は途上国から多くの資源を輸入しています。
日本では、政府機関のみならずNPOやNGO、学生団体などが主体的に途上国の支援を行っています。
また、今後日本の少子高齢化が進めば、市場と労働力を求めてさらに多くの日本企業が人口が多く発展中の途上国に進出していくでしょう。
途上国では、風邪から肺炎になってしまったり、下痢が続いて脱水症状になっていしまったりしたことが原因で、1年間に590万人の子どもたちが5歳をむかえる前に亡くなっています。
また、食糧不足や親の知識不足による栄養の偏り、親が忙しく料理する時間がないことが原因で、4人に1人が栄養失調で成長が遅れたり病気になりやすく治りにくくなっています。
そして、小学校に行きたくても行けない子供が約5700万人います。
世界には、学校や先生が足りていない地域、子供が一緒に働かないと家族が生きていけない地域、親が教育の大切さを知らない家庭、差別や偏見で学校に入れてもらえない子がいる地域があるのです。
詳しく知りたい方は、ユニセフいろいろQ&A をご覧ください。
ここで、すべての問題を取り上げることは難しいですが、主に以下のような問題があります。
世界にはきれいな水を飲めない人が7億8千万人ます。
また、途上国では往復に3・4時間以上かけ歩いて水汲みに行く子供たちがいます。彼らは十分に学校に行くことができません。
また汚い水が原因で病気になり亡くなる人たちがいます。
世界では8億7千万人のが飢餓に苦しんでいます。地球全体では全員が食べられる量の穀物が生産されているにも関わらず、先進国に輸出する家畜の飼料に使われたり、インフラが整わず食料を運ぶのが困難な村があるためです。
先ほど、途上国の子供達でも取り上げたように、貧困や差別・偏見が原因で教育が受けられない子供たちがたくさんいます。
彼らは仕事につくことが難しく、貧困の連鎖が生まれてしまいます。
貧困が原因で生きていくために強盗をしてしまう人がいます。また理不尽な世の中に腹を立て、暴力をしてしまう人がいます。
また、賄賂が横行し警察官や裁判所などが正しく機能しないことも原因の一つです。
私たちは何ができるのでしょうか?
子供たちの労働力を搾取して価格をおさえた商品を買うのか、生産者の生活が守られた価格の商品を買うのか、または安さのために遠い国から運ばれた商品を買うのか、地元で生産された商品を買うのかなど、私たちの毎日の選択が巡り巡って途上国の人を苦しめているんかもしれません。
時間があまりない人でも、支援団体のチャリティーイベントに参加したり、無理のない範囲でためたお金を自分が賛同できる支援団体に寄付したりすることができます。
途上国のために何かしたい日本人のために説明会を開いている団体もあるので、まずは自分が興味のある団体のHPをチェックしてみてください。
支援団体のなかには、現地のことを知ってもらうためのスタディーツアーを開催しているところや、一緒に集めた支援物資を届けたり、現地の人と一緒に行動するボランティアツアーを開催しているところがあります。
スタディーツアーの中には、年末やGWに開催しているものがあり、ボランティアツアーも1週間のものからあるので、普段忙しい方もぜひ検討してみてください。
参加するツアーを決める際には、開催時期や活動期間、活動内容、活動にかかる費用などを比較する必要があります。
ボランティア情報 まとめサイトを利用することがおすすめです。 ACTiVO海外ボランティア/ツアー募集