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尼崎地区BBS

一般社団法人enGrab(えんぐらぶ)
  • 活動場所

    フルリモートOK, 兵庫

  • 必要経費

    無料

  • 募集対象

    社会人 / 大学生・専門学生

  • 活動日程

    随時活動(活動期間:応相談)

  • 活動頻度

    週0〜1回

基本情報

BBSでのボランティアは完全単発参加型ではなく、若者の更生保護や子どもの社会孤立防止の考え方のゆるやかな拡散が目的です。尼崎地区では、その手段として子どもの居場所づくりを行っています。

活動テーマ
活動場所
必要経費

無料

活動日程

随時活動(活動期間:応相談)

活動頻度

週0〜1回

注目ポイント
  • 、地域のイベントへの積極的な参加を通して、周囲の非行防止活動についての理解を時間をかけて少しずつ広げられる団体になれることを目指しています。
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生
  • 高校生
  • 小中学生
  • シニア
  • [現在会員募集中]
    現在尼崎地区BBS定例会で定められた基準に基づいてボランティア人材の募集を行っております。会員の種類は2種類あります。※要件を全て満たしている必要はございません。

    運営会員(活動時間は週5時間から)

    ・更生保護活動の必要性に共感いただける方
    ・非行防止活動・社会孤立防止活動の活動に既に携わっている、または関連のイベントに参加経験がある方
    ・社会福祉関連の実務経験のお持ちの方
    ・高いプレゼンテーション能力・言語運用能力をお持ちの方
    ・大学で臨床心理学や犯罪心理学を専攻中・または関連の学位を有する方

    一般会員(イベントへの参加がメインになります)
    ・更生保護活動の必要性に共感いただける方
    ・非行防止活動・社会孤立防止活動の活動に興味がある方
    ・社会福祉にご興味がある方

    〇BBSとは?
    BBSとはBig Brothers and Sisters Movementの略称で、保護司の方々の協力しながら、「ともだち活動」を中心に更生保護・非行防止活動をしています。「ともだち活動」とは、様々な問題を抱える少年たちに対し、兄や姉のような身近な存在として接し、相談相手となり、彼らの自立を支援する活動です。この活動は青年ボランティア団体によって行われており、全国に約500の支部があり、その団体には約4,500人の会員が参加しています。現在は様々な年齢・専攻問わず様々な大学生が更生保護・非行防止活動に参加してくれています。BBSは法務省の所管の民間協力団体であるため、通常の民間ボランティアでは体験できない刑務所・裁判所見学などの機会もあります。(ただし新型コロナ感染症の流行状況を見ながら)

    〇BBSの基本理念:更生保護と非行防止
    更生保護とは、犯罪や社会的な問題を抱える人々に対して支援や指導を行い、再犯や再社会化を防ぐための取り組みです。具体的には、教育・職業訓練、カウンセリング、雇用支援、住宅の提供などの支援を通じて、個人の自立や社会復帰を支援します。
    非行防止は、若者の犯罪や問題行動を予防するための取り組みであり、教育、支援、啓発活動などを通じて、健全な価値観の醸成、適切な行動選択、社会的な結びつきの促進を図ることです。これは、若者が犯罪に巻き込まれる要因を未然に減らしていくことを重点に支援を行うことも含みます。若年層の犯罪の原因は重複化しており、一概に割合を出すことができませんが、大人との人間関係が絡む組織的な犯罪が最近では多発しています。そのような環境下でBBSは非行防止予防策として、若者の社会孤立抑制を目標に掲げ、定期的に居場所づくりをしています。

    〇現代の更生保護活動の取り組み
    少子高齢化やデジタル技術などの複数の要因から、日本の犯罪率は年々低下しています。警察庁によると、2020年の段階で犯罪率は前年比で約18%低下しており、この傾向は現在も続いているということです。しかし、個別の犯罪項目や地域によっては変動があり、犯罪の完全な撲滅にはまだ課題が残されています。犯罪認知件数の母数も減っていますが、我々は更生保護の活動の意義を引き続き主張し、どのような時代でも地域で温かい社会づくりができればよいと考えています。
    2021年より、尼崎BBSは一般社団法人えんぐらぶと協働し、去年から再犯防止のために若者の社会的孤立を予防する地域活動を行っています。これは、実際にカウンセリングなどの処置を行うのではなく、若者の幸福のために居場所をセッティングすることを目的としています。ボランティアのみなさんには、定期・不定期のイベントに参加してもらい子どもと流行りのお菓子を食べたり、地域貢献活動などを行っていただきます。
    その他、BBSが他のボランティアと異なる点がいくつかあります。1つは保護司の先生方との交流が盛んで普通の民間では難しい刑務所や寮などの訪問ができることです。BBSは法務省にもその必要性を認められており、他では得られない経験が得られるでしょう。もう1つはオンライン上でもボランティアに参加することが可能です。現在、こどもの居場所のニーズは多様化しており、オンライン上でも様々なツールを活かして居場所づくりの支援を行っています。ご興味がある方がいらっしゃれば、後述の「運営会員」に募集してみてください。

    〇活動例
    ・ともだち活動の参加(保護観察対象者との交流)
    ・保護司との交流
    ・Yokaでの若者の居場所づくり(つかしんの近く)
    ・アマたまカフェでの子どもやスタッフ同士の交流
    ・2,3か月に1回のBBS会議の参加

    応募画面へ進む

    法人情報

    一般社団法人enGrab(えんぐらぶ)

    “もうひとりにしない。行政の手が届かない ” 困難 ” を抱えるこども若者に、適切な医療・保健支援を!”
    代表者

    代表理事 桑原 陣(思春期保健相談士、保健師、公認心理師、養護教諭、看護師、保護司)

    設立年

    2019年

    法人格

    一般社団法人

    団体の活動を支援しませんか? 支援方法を確認する

    enGrab(えんぐらぶ)の法人活動理念

     一般社団法人enGrab(えんぐらぶ)は、10代の若者に対し、地域の多様な人々とのつながりの場を提供することで、彼らが自己肯定感を育み自身の未来を主体的に選択して生きていくことができる地域環境づくりに寄与することを目的とします。

    enGrab(えんぐらぶ)の法人活動内容

    具体的には、Twitterでの相談事業中高生の居場所づくり事業に取り組んでいます。

     Twitterでの相談事業では、「@engrab_ama」というアカウントを使用し、10代のための相談窓口を運営しています。思春期保健相談士、保健師、看護師、公認心理師、養護教諭の資格を有するスタッフが対応しています。全国各地の悩みを抱えた10代の方々から相談が寄せられています。

     中高生の居場所づくり事業では、「アマたまカフェ(Twitterアカウント:@engrab_ama2)」という名称で、月2回、原則、第1・3土曜日(午後1時~5時)に塚口南地域学習館(尼崎市南塚口町2丁目31-26)で活動をしています。中高生が気軽に立ち寄れる遊び場です。子どもたちとお菓子を食べながら、ボードゲームなどをして楽しんでいます。学習支援も行います。対象は、尼崎市立大成中学校の生徒を中心に、近隣の尼崎市立立花中学校・塚口中学校、尼崎市立尼崎高等学校・尼崎双星高等学校、兵庫県立尼崎北高等学校、兵庫県立尼崎小田高校、及び園田学園中学校・高等学校の生徒です。


     中高生は自分の悩みを言語化することが難しい子も多く、困りごとを悩みと自覚せず耐えている子もいます。私たちは、遊び場という楽しい場所での出会いをきっかけに中高生とつながり、たわいない会話から困りごとを探ってサポートします。また、いつか悩みができた時に相談できる大人がいるという環境づくりをしています。

     活動詳細は、Facebook(「えんぐらぶ」で検索)をご覧ください。



     ただ相談窓口をつくって待っていても、10代はなかなか利用してくれません。

    僕もそうだった。相談するのはハードルが高いし、知らない人に相談するのって受け入れてもらえるか勇気がいるし、まずそんなとこどこにあるの?ってなかなかたどり着かないし、電話も緊張する。

    そこで、SNSを使っています。twitterでは、FF外匿名でDMできるようにしています。

    関係ができ会って話を聞いてほしいといったリクエストにも、尼崎市内であれば対応しています。


     いろいろな機会を利用して、いつか困ったときにあの人に聞いてみようというつながりづくりに取り組んでいます。


    取り組む社会課題:『若者の社会的孤立』

    「若者の社会的孤立」の問題の現状  2022/11/22更新

    頼りたいけど、身近に頼れる大人がいない。
    「こども・若者の社会的孤立」という社会課題があります。

    貧困、児童虐待、不登校、高校中退、10代の妊娠。

    子どもの生きづらさの背景にある「孤立」。

    特に、思春期になると親や先生、友だちなど身の回りの人には相談しにくい問題を抱えることがあります。

    それは大小問わず、命に関わることから、ほんの些細なことまで。

    そんなときに、「あの人に聞いてみよ。」と頭に浮かぶ、頼れる大人になりたい。

    実は日本では、虐待を受けていると考えられる子どもは12万人以上いて、不登校の児童生徒数は約12万人もいます。

    日々悩みを抱え、そんななかでも懸命に生きる子どもたちがたくさんいます。

    「若者の社会的孤立」の問題が発生する原因や抱える課題  2022/11/21更新

    それらの課題の背景には、「孤立」が影響しています。

    あのとき、誰かに助けを求めていたら、結果は変わってたかもしれない。

    けど、誰に助けを求めたらいいのか、何を助けてほしいのか、わからずつらさにただ耐えている子どもがいます。

    私たちは、孤立には3種類あると考えています。

    家庭での孤立。学校での孤立。地域での孤立。

    家族がいても、一緒に過ごす時間がなくて会話がなく寂しい思いをしていたり、虐待を受けて苦しんでいる子どもたち。

    学校のなかで、信頼できる先生や友だちがいなかったり、いじめられていたり、不登校の状態にある子どもたち。

    貧困や非行などが原因で、地域とのつながりが薄れ、頼れる身近な大人がいない子どもたち。

    子どもは孤立してしまうと、「自分なんて何で生まれてきたんだろう。」「生きていても意味がない。」「自分はひとりぼっちなんだ。」「誰も助けてくれない。」と思い、だんだん自分に自信をなくし、明日への希望を失っていきます。

    自分に自信がなくなり、自分を大切にできなくなると、人に助けを求める力が弱くなってしまいます。

    助けを求められないくらい元気がなくなると、さらに孤立し、困難が大きくなっていきます。

    「若者の社会的孤立」の問題の解決策  2022/11/21更新

    だから、僕たちはその子をみつけ、つながりをつくり、離さない。その子がまた元気を取り戻し、明日への希望をもてるように並走したいと思っています。 

    活動実績

    2020年
    もうひとりにしない。 社会的孤立を防ぐため、困難を抱える若者を支援するためのシェアハウス開設に向けて準備を進めています。

    2020年06月13日

    一般社団法人enGrab(えんぐらぶ)では、10代のための相談窓口をTwitter(@engrab_ama)で運営しています。相談には保健師や看護師、思春期保健相談士などの専門資格を持つスタッフが対応しています。開設から3年、これまで北は秋田県から南は大分県まで、全国各地の10代の若者からの相談に応じてきました。メッセージのやりとりは7000件を超えています。なかには1年以上、毎日のようにメッセージのやりとりをしている子もいます。

    私たちが大切にしていることは、つながり続けることです。児童虐待や若年妊娠、家庭不和などの困難を抱える若者に共通していることは、家庭にも学校にも地域にも頼れる人がいないという社会的孤立という問題です。彼らを支えるためには、単発の悩み相談では不十分だと痛感しています。そうした課題意識から、私たちは彼らが新たな居場所をみつけることができるまでつながり続け、彼らの一時的な居場所になることを大切にしています。

    相談窓口で出会った19歳の少女は、親に虐待を受けているにもかかわらず、親のことを好きで親を悪者にしたくないという思いから児童相談所などへの相談をせずに苦しさに耐え続けています。心の中ではこのままではいけないとわかっているようですが、家族以外に頼れる人はおらず、虐待をするような家族でさえも失ってしまえば、完全にひとりぼっちになってしまうという孤独感や不安感から行動を起こすことができず、苦しさに耐えています。残念ながら、今の私たちは、少女の気持ちを尊重したうえで、苦しみから救い出す術を持っていません。

    そこで、私たちは新しい試みの実現に向け、準備を進めています。それは、若者を支えるためのシェアハウス開設です。場所は兵庫県尼崎市を予定しています。そこで、困難をかかえる若者に、衣食住と安心できる居場所を提供します。公的機関ではできない若者のニーズに応えることができる支援を提供し、彼らと伴走していきたいと考えています。ただ、シェアハウスを運営するためには、お金と人手が必要になります。この活動に共感していただける方々にはさまざまなかたちで応援いただけると幸いです。応援よろしくお願いします。

    enGrab(えんぐらぶ)のボランティア募集

    enGrab(えんぐらぶ)の職員・バイト募集

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