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更新日:2013/12/20

カンボジア地雷被害の現状!第18次カンボジアスタディツアー 2014

一般財団法人カンボジア地雷撤去キャンペーン
  • 活動場所

    カンボジア

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基本情報

第18次 カンボジアスタディツアー 2014 春

活動テーマ
活動場所
必要経費

215,000円(福岡発着)
220,000円(成田・関西・名古屋発着)

注目ポイント
  • カンボジア現地の文化と触れ合える!!
  • 地雷原を視察し、カンボジアの現状を知ることができる!!
  • 孤児院などに訪問し、現地の子供たちと交流することができる!!
募集人数

15名

特徴

募集詳細

● 日程 2014年2月15日(土)~2月24日(月)10日間

●ツアー訪問箇所

1、カンボジアの歴史を知る● トゥールスレン虐殺博物館・キリングフィールド訪問 (向井理初主演映画「僕たちは世界を変えることができない」で訪問した場所)慰霊塔に納められている虐殺犠牲者の頭蓋骨● アキラの地雷博物館訪問● 戦場カメラマン 一ノ瀬泰造終焉の地訪問● 世界遺産アンコールワット遺跡群観光2、現状を知る● 地雷原の視察、ドネーション(撤去現場の見学~爆破処理の立ち会いまで)※安全の下、ヘルメットとプロテクターを装着します● 義足リハビリセンター訪問(地雷被害者インタビュー)demainer23、現地の人との交流● 当財団が建設・運営を行う小中学校3校● 日本語学校 夢に向かって学ぶ若者との交流● 孤児院訪問画像 448
 

~SCHEDULE~

 

Second Day

■ トゥールスレーン収容所、キリングフィールド訪問ポルポト派により実行された拷問や処刑の地を訪問し、カンボジアの負の歴史を学びます。

Third Day

■地雷原視察最前線の地雷撤去現場を視察、地雷爆破作業などにも立ち会います。 

Forth Day

■ CMAC地雷犬トレーニングセンターカンボジア政府直轄の地雷撤去団体CMACのトレーニングセンターで、地雷犬の訓練を見学します。 

Fifth Day

■ CMCが建設した小中学校訪問、子ども達との交流学校を訪問し、子ども達の授業見学や交流を行います。■エマージェンシー病院 訪問地雷被害者など戦争被害者を無料で治療している病院。手足を切断するなど被害に遭った地雷生存者から、事故当時の状況を聞き取ります。 

Sixth Day

■ アキラの地雷博物館 訪問子ども時代から少年兵として内戦を戦い、内戦終了後、木の棒片手に一人で地雷撤去を始めたカンボジア人アキラ。彼がこれまで撤去してきた1万個以上の地雷や不発弾の一部が展示されています。 

Seventh Day

■戦場カメラマン 一ノ瀬泰造終焉の地訪問ポルポト政権時代、クメールルージュが支配するカンボジアに入り、当時26歳の戦場カメラマンとして命を落とした一ノ瀬泰造の墓を訪問します。 

Eighth Day

■世界遺産アンコールワット観光日本人に人気NO.1の観光スポット。クメール文化を堪能します。
 

【参加費用詳細】

215,000円(福岡発着)220,000円(成田・関西・名古屋発着)※成田・関西・名古屋発着は座席数により金額の上下がありますので申込時にお問い合わせ下さい。ツアー代金に含まれるもの:往復航空券、燃油サーチャージ、空港税、宿泊費(2名1室)※追加料金でシングルへの変更可能)、ガイド費、現地移動費、観光代(アンコールワット)、行程表記載の食事代、現地コーディネート費※現地での飲み物代は含まれていません。※万が一、現地で何かあった場合に備えて、各自で海外旅行保険に加入して下さい。○キャンセル料①旅行開始日の前日から起算して30日目にあたる日以降4日前までツアー代の20%②旅行開始日の3日前から旅行開始前日までツアー代の50%③旅行開始当日、または無連絡不参加ツアー代の全額

〇申し込み方法

地雷原の現状などこのプログラムに興味のある方は、下記の応募フォームから詳しいことなどお問い合わせください。

体験談・雰囲気

この海外プログラムの体験談

○第14次スタディツアー参加者の感想I.Y.さん地雷被害が、今でもこんなに多いとは知らなかった。それより、地雷撤去が、これほど遅々としていることを知らなかった。知らないことは恥ずかしいことだけれど、 実際に現地で目にしなければ、分かりえない現実がそこにはあった。今回のCMCカンボジアスタディツアーに参加して、この年になって「知らなかった」ことの多さに、 あらためて気付かされた。そして、今「知らなかった」ことを知ってしまった人間の「責任」を考えている。知らないままで過ごせる、遠い国の出来事ではあるが、 目の前に、手足をもぎ取られてしまった彼らの「今」を見てしまった私は、何ができるか、何をすべきか、考えている。   とにかく、カンボジアは暑かった。日本の暑さには強いと思っていた私だが、日本の夏は、冷房設備という逃げ場所があることにあらためて気付かされた。 とにかく暑かった。逃げる場所のない暑さには、正直参った。そして、これだけの太陽が降り注いでいるのに、田畑には、おい茂る緑がなかった。「水」があれば、「水路」を引けれ ば、おそらく一年中作物は実り、収穫の喜びにあふれるに違いない。しかし、すぐに了解した。そうなるには、多くの資金と、技術と、そしてこの暑さの中での労働がどう しても必要になる。残念ながら、この国には、金も、技術も絶対的に不足しているのだ。そして、この暑さの中での労働に耐えられる体力も、人々のやせ細った体からは 感じられなかった。  食事には、参った。あの「香草」の香りと味には、どうしても慣れなかった。おそらく、この暑さの中で、食欲を喚起するための人々の知恵としての「香草」なのだろうが 、淡白な味付けの和食に慣れてしまった、私のような人間には、受け付けなかった。でも、次回の訪問時には、再度挑戦する。彼らが食べているものと同じものを食べてみ る。人々の「貧しさ」には、唖然とした。が、しかし「どこかで見た風景だ」と気付き、むしろ、「贅沢」から全く無縁な彼らの生活に、「爽やかさ」すら感じた。 「貧しさ」などは、恥ずかしいことではないのだ。そして、彼らの「笑顔」に、「感動」した。眼と眼があった相手は、必ず「笑顔」を返してくれた。そうだ、人と人とは、 笑顔で向かい合うものなのだ、とカンボジアの人々が教えてくれた。素敵な笑顔だった。  地雷が、人々の生活や、夢や、喜びを破壊する「悪魔」の兵器だと、実感させられた。  CMCの地道な、誠実な活動に心から敬意を感じている。また、カンボジアに行きたい。何度でも行きたい。被害にあった人たちに、少しでも役に立つことをしたい。 (日本に帰ってから、慌ただしい生活に追われ、記憶も不確かになってしまいました。ただ、今回の旅行は、私にとっては大切な出来事でした。そして今、知ってしまった人間の責任を考えています。何をすべきか考えています。お世話になりました。)○第14次スタディツアー参加者K.Mさん「地雷に遭って苦しんでいる人達にカンパお願いしまーす!」「百円で1㎡の地雷撤去ができます!」「ご協力お願いしまーす!」、事前研修の終わった後、天神の交差点前で行きかう人々に声を張り上げながら訴えた。見知らぬ人達に声を掛けてお願いをするなんて初めての体験で、気恥ずかしくて大きな声を出せないでいたが、友が慣れない言葉に始めもごもごしながらも一生懸命声掛けをしているのを聞いてとても励まされ、私も元気に呼び掛けていける様になっていった。まず、知らない人にカンパのお願いをするという関門を通ることからスタディツァは始まった。 '06年カンボジア訪問以来ガイドのピシット君によってカンボジアに関わる様になってきた。我々カンボチャの会としてこの国の本当のところをもっと広く深くみたい、その中で何か我々でも出来る事をしたいと思いながら、なかなかこれという手立てもなく手をこまぬいていたところ、折しも友が新聞の記事を持って来てくれたのがCMCのことだった。どんな働きをされているか、兎に角講演があると聞いて出かけて行った。その時の大谷氏の対応には気配りがあり明るく誠実さを感じた。もっとよく見、知る事、感じる事だという事にまず思いが一致。そこで今回のスタディツァにという話になっていった。 若い人たちに交じって年齢的に体力、のみならず記憶力、思考力にとハンディの不安を抱えての参加となったが、五人いれば怖くない・・でもないが、この機を逃したら本当のところを見、知る会はないだろう、今が一番若いのだからとお互いに奮い立たせ気持ちを高め合ってツァに臨んだ。 長い間戦いの連続だったこの国の悲しみは、さまざまの分野における指導的立場にあった人々を失ったことや負の財産地雷がまだまだ沢山残され、今尚被害が絶えず、終結していないところにある。生活の為やむを得ず、危険だと分って地雷の残っている地で働かざるを得ない現実、こんな悲しい事はない。イタリア支援の清潔感のあるエージェンシーホスピタルに、昨日運ばれて来たという片足を失った男性、自分の土地を耕していて被害に遭ったと聞いて、憤りを覚えた。弱者に皆そのしわ寄せがきている。トゥールスレーン収容所で僅か助かった内のお一人、チュンマイさんらが受けたポルポトによる残虐極まりない拷問、想像を絶するお話に身の毛もよだった。同じ収容所でもドイツでみたダッハウやブッヘンワルトとは全然違うがどちらがどうだとは言い得ない。言えるのは戦時下における人間の異常な心理行動の恐ろしさ。キリングフィールドで幼い子達が樹に叩きつけられ、あるいは銃で弾を使わず何ともむごいやり方で命を絶たれたと聞かされ、また人骨や衣服があちこちの地面から未だ出ている道を歩くのは、胸苦しくやり切れなかった。 小学校や孤児院を訪問して子供たちとのふれ合いが多かったが、ニッコリ笑う顔、澄んだ眼が輝いていていきいきしていた。親と切り離されて暮らす子供達が孤児院ではどんな生活をしているのか、日常の過ごし方をもっと見てみたかった。矢張り大事な事は人を育てることだと思うし、その日々の暮らし方がとても大切だと思うから。大人も共に育ち合う事がとても大事だと思う。 底辺にいる弱い立場の人、苦しんでいる人が多くおられる中何をし、どれだけ添えられるだろうか。大谷氏は、思った人が思った事をして下さいと言われる。今回のツァで色々なところで色々な人の話を直に聞け、現実の姿を多く見せて頂けた。その随所でCMCが、今迄カンボジアが本当に必要としているところにケアし、絶えず誠実に関わってこられた様子が窺えたし、カンボジアの現実を周りの人達、殊に若い世代に伝えることにエネルギーを注がれている事も知った。心動かされて行動を起こし、収益を得て届ける日本の子供たちのハートにも感動し、人と人とがつながって行く素晴らしさを覚えた。私もこれから具体的にどのようにカンボジアと関わるか、もう少し時間を要するかもしれないが、気長に気負うことなく、色々な形から考えて出来るところを、じっくり関わっていきたい。 日々忙しく過ごしている日常から離れ、全く違う世界に入ていき、参加者16名老若男女が初めて出会って10日間、非日常の行動をカンボジアで共に経験してきたことの不思議さを今思う。 今又元の生活に戻りじわじわとこの世界で見たこと、聞いたこと、感じたことの貴重な体験を、それぞれがこの一点で繋がり、根下ろしてしっかりと表していくことだ。 我々、今回の愛すべきメンバー!老年?の方々(おっと、私もそのお仲間か)の熱さもさることながら、若い人たちはしっかり志をもっていて素晴らしい!皆優秀な魅力のある若者で、この日本、満更でもないわ、と思えた。             ○第13次スタディツアー参加者T.U.さん二〇〇八年秋、CMCに取材を申し込み、小学生向けの本「戦争・紛争を考える感動物語」(学研)に、「左手がなくてもぼくは負けない!」というノンフィクションの短編を書かせていただきました。 主人公は、現地のラジオ番組、ボイス・オブ・ハートのポスターのモデルになった、ブンヘイン君です。 その後無事出版されたこの本ですが、戦争を題材にした出版物があまり多くない児童文学界では、大変ご好評をいただいております。 ただ、その時の取材では、時間の余裕もなく、大谷代表と電話でお話しし、多数の資料をご提供いただいて、なんとかまとめ上げただけでした。私自身、カンボジアに行ったことさえありませんでした。 そこで今回、今度は自分の目で、カンボジアの地雷被害の状況や子どもたちの様子を確かめたいと、ツアーに同行させていただきました。 一番強烈に感じたのは、MAGの地雷撤去現場の作業の過酷さです。当日持参した温度計は、三十五度近くを差していました。ヘルメットをかぶり、プロテクターを身につけると、暑さはそれ以上に厳しくなります。よく熱中症で倒れずにやれるものだと、感服しました。 また、農村部の子どもたちの衛生環境、教育環境も、予想通り、日本と比べると非常に厳しいものでした。 ただし、子どもたちの目は、未来に向けてキラキラと輝いていました。国を建て直したい、自分たちの手でよりより社会にしたい、という思いが、日本とは違うのではないかと思いました。 この子たちの目の輝きを、ぜひ日本の子どもたちに知ってもらいたい! いつかまたぜひ、カンボジアの地雷を題材にした物語を出版できればと、今も画策中です。 自分一人では絶対に行くことのかなわなかった村々まで、事前の入念な手配をし、連れていってくださった大谷代表とCMCのスタッフのみなさまには、心から感謝申し上げております。

この海外プログラムの雰囲気

CMCでは、カンボジアにおける地雷被害の現状や現地での活動を広く皆さまに知って頂くために毎年乾季にスタディツアーを実施しています。

特徴
雰囲気

法人情報

一般財団法人カンボジア地雷撤去キャンペーン

代表者

大谷 賢二

法人格

一般財団法人

カンボジア地雷撤去キャンペーンの法人活動理念

ご挨拶

1998年5月、カンボジアの地雷撤去、被害者救済を目指しカンボジア地雷撤去キャンペーンを立ち上げて今年で26年目に入りました。 1998年に1人からスタートし たCMCも、支援の輪は北海道から沖縄まで全国に広がってまいりました。これまで、多くの皆さまのご支援により、 小学校2校と中学校2校を建設・運営。地雷原に暮らす子どもたちの教育の場を提供することができました。 21世紀の今も、地球上に埋設された地雷により、被害は毎日のように続いています。多くは…何の罪も無い民間人で、 40パーセントは女性と子ども達です。しかし、 CMCが活動を開始した1998年と比べ2024年は約100分の1に減ってきており、地雷撤去および地雷回避教育等の進展が確実に見て取れます。
カンボジア地雷撤去キャンペーンは日本やカンボジアの子どもたちの笑顔に支えられて活動して参りました。何よりも忘れてならないのは、ボランティアとしてそれぞれの地でCMCの活動を展開し、カンボジアの厳しい現状、地雷被害の悲惨さを訴え運動を形作ってこられた全国の仲間、厳しい環境の中で文字通り身体を張って任務を遂行してきた現地駐在員の皆さんの愛と勇気と行動力です。これからも志を同じくする皆さんとともに新たな一歩を踏み出したいと思います。地球人として、アジアの日本人として、今後とも皆様のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

一般財団法人カンボジア地雷撤去キャンペーン 理事長/大谷 賢二

カンボジア地雷撤去キャンペーンの法人活動内容

・地雷危険回避教育プロジェクト

・講演会開催

・スタディツアー企画

・募金活動などなど

カンボジア地雷撤去キャンペーンのボランティア募集

カンボジア地雷撤去キャンペーンの職員・バイト募集