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更新日:2024/12/21
【名古屋】外国にルーツをもつ中学生に日本語を教えるボランティア募集!
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基本情報
名古屋市中村区で毎日金曜17:00〜開催している日本語教室のメンバーを募集します!支援対象は主に15歳前後でネパールや中国から来日し、日本の高校進学を目指す若者です。一緒に楽しみながら活動しましょう!
活動テーマ | |
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活動場所 |
教室の場所は、名古屋市中村区佐古前町にあるDiVE Cafeです。名古屋駅から徒歩20分! |
必要経費 |
無料 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:月2回からOK ◎頻度 |
注目ポイント |
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募集対象 |
日本語教育、学習支援、国際交流などに興味のある人なら誰でもOK!ボランティア未経験の人も大歓迎です! 一緒に活動する人の年齢層について
代表者は40代女性です。サポートメンバーは、大学生よりも高校生の方が若干多いです。 |
募集人数 |
5名 |
特徴 |
募集詳細
「外国にルーツをもつ子」が急増中!
日本に住民票がある人のうち、どれくらいの人が"外国籍"が知っていますか?
全国では、2023年12月末の時点で340万人以上!...それでも今は総人口の2.3%です。
政府はこの比率を2070年までに12%程度まで増やす方針です。
では、外国籍の人のうち子ども世代はどれくらいいるのでしょう?
17歳以下の人は、2023年時点で約33万人。10年前と比べると約7.6万人増えています。
日本に働きに来た人たちが母国の家族を呼び寄せたり、日本で結婚・出産したりしているからです。
文科省によると、公立の小中学校でも、この10年間で"日本語指導が必要な児童生徒"が 1.5倍増えているそうです。
外国人住民が多い地域では、「クラスの半分以上が外国人」という学校もあるほど。
子ども達の間でも急速に多文化化が進んでいるのです。
日本語が分からないまま中学卒業!?
外国籍の子どもが幼稚園または小学校1年生から日本の学校に通った場合、日本語能力は比較的早く身に付く可能性があります。周りの友達と同じスピードで言葉を覚えていけるからです。
でも、10歳頃〜15歳頃の間に来日し、日本の学校に通い始めた場合、その子が日本語の基礎を集中的に勉強できる期間は1〜6ヶ月に限られます。自治体によって対応できる期間や体制がまちまちなので、その子の学習環境は、たまたま住むことになった市町村によって大きく変わることになるのです。
そして、その日本語学習期間("初期指導"等と呼ばれています)が終わると、学校によっては「国際クラス」等と呼ばれる取り出し授業があります。国語や社会など日本語能力が必要な教科の時に、外国人の児童生徒だけを特別に集めて日本語を教えるというもの。しかしこれも、学校によって対応が全く違います。
日本人でも同じことですが、転校した先で友達をつくれるかどうかは、その子の運と性格にかかっています。
外国出身の子ども達は、それに輪をかけて言葉の壁が立ちはだかる...という状況になるので、最初に日本語の基礎を教えてもらえるかどうかは、その後の学習や進路だけでなく学校生活全体にも大きく影響します。
そして(しかし)、残念ながら、非常に多くの子ども達が適切な日本語指導を受けられないまま中学校を卒業しています。ある調査によると、外国籍生徒の高校進学率は40〜60%だそうです。
しかも、私たちが活動している愛知県は、"日本語指導が必要な児童生徒数"が、全国ダントツ1位という課題先進県。3位の東京都が約4500人、2位の神奈川県が約6000人のところ、愛知県はなんと11000人以上が"日本語指導が必要"と判断されています。
現在、夜間定時制高校などでは日本語能力が小学2〜3年生のレベルでも入学できるケースが多いのですが、それでも、進学できない生徒が多数いるのです。(おそらく進路指導や情報提供にも課題があります)
日本語は「教え方」より「マインド」が大事!!
そんな中、学校で適切な日本語学習が受けられない子ども達は、地域の日本語教室を探してやってきます。
学校で日本語を教える先生には資格が必要ですが、地域の日本語教室では資格の有無を問いません。
それよりも、学習者の気持ちを考え、分かりやすく、楽しく、柔軟に接することができるかどうかがとても大切です。つまり、教育スキルよりもコミュニケーション力が大事。
特に小学校高学年から中学生の頃に来日した子どもは、学校に馴染めるようになるまで不安と混乱が大きいので、そうした心境を受け止め、ジェスチャーや英語で会話したり、その子の母語を教えてもらったりしながら仲良くなることが何より大切です。
日本語を正しく教えようとするよりも、近所のおにいさん・おねえさんのような存在になってもらえたら、その方がずっとずっとありがたいです!
実際にやっていただくこと
各学習者さんの日本語レベルに合わせ、教室担当スタッフが学習プリントを用意します。
サポーターさんには、教室当日、スタッフからお願いされた相手と一緒にプリントをやっていただきます。
基本的には学習者さんの質問に答えたり、補足説明したり...ですが、慣れてきたらプリントとは別の例文をつくってみたり、レベルを合わせて会話を膨らませたり...といろいろ工夫していただいてOKです。
文法の説明が必要な時は、いつでもスタッフにヘルプを求められます。
また、3ヶ月に一度くらいは交流会をしています!
簡単な料理(たこ焼き、冷やし中華、ちらし寿司など)をつくったり、書道や折り紙をしたり。
それにまつわる日本語を覚えることも目的のうちなので、単に楽しい"だけ"ではありません笑
応募から活動開始までの流れ
まずはactivoの「応募・お問い合わせフォーム」からご応募ください。返信メールにて実際に来られる日をお聞きしますので、初回活動日を決めましょう。
初日は、最初に5分程度オリエンテーション(全体の説明)をします。
そして、できるだけベテランのサポーターさんと一緒に学習支援に入っていただけるようペアリングします。
2回目からはお一人で学習支援をしていただきますが、必要に応じていつでもスタッフがヘルプに入りますのでご心配なく。学習者さん達はすでに慣れていて、アットホームな雰囲気なので、すぐに馴染んでいただけると思います!
まずはご応募をお待ちしています;)
体験談・雰囲気
このボランティアの雰囲気
カフェの各テーブルで、4〜5組のペアがプリント学習します。
それほど広くないので隣のペアの声が聞こえますが、逆にとてもアットホームです。
特に中学生の子たちが盛り上がっていると、全体的に活気付いて楽しい雰囲気になります。
特徴 |
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法人情報
代表者 |
牧野 佳奈子 |
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設立年 |
2015年 |
法人格 |
一般社団法人 |
DiVE.tvの法人活動内容
私たちが現在取り組んでいる活動は、
1、日本語教室の運営(知立市、名古屋市、オンライン)
2、在日ブラジル学校での日本語教育とキャリア教育
3、若者を対象とした交流&体験イベント(キャンプ、ツアー)
4、スペースレンタル(名古屋市、知立市)
5、ビデオ制作
です。
今後は、多様な背景をもつ若者への進路情報の発信を強化していきたいと思っています。
取り組む社会課題:『ダイバシティ』
「ダイバシティ」の問題の現状
近年、日本で働く外国籍の人が増えており、今後もどんどん増えていくことが予想されています。しかし、生活シーンでは様々な困難があり、日本に馴染みたくても馴染めないという外国籍の人は数多くいます。
一方、日本人で国際交流をしたい人はたくさんいますが、近所に住んでいる外国出身の人と出会える場は限られており、"外国人の友達をつくる"のは未だハードルが高い(もしくは特別なこと)のように感じられます。
このような現状で、ダイバーシティ社会は実現するでしょうか?
「ダイバシティ」の問題が発生する原因や抱える課題
日本はすでに"外国人労働者"を受け入れており、しかも人口減少を補う存在として絶対的に必要だと認めているにも関わらず、移民政策や多文化国家を目指す方針を打ち出していません。特に日常生活に必要な日本語教育と文化体験をボランティアに頼る状況が続いているため、その内容や質に地域間格差が大きく、各地の活動発展の程度もボランティア有志の力量に大きく依存してしまっています。これでは今後ますます増えていく外国籍者の人数には対応できません。
「ダイバシティ」の問題の解決策
国の法整備を求める一方で、活動内容を充実させるためのノウハウやコミュニティをコツコツと増やすことが必要だと思っています。「人の問題は人でしか解決できない」といわれるように、多文化 / ダイバーシティの価値を誰もが実感できるような社会にするためには何より仲間づくりが大切です。