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更新日:2024/03/19

【募集中!】2024年遺児小中学生学習支援ボランティア / あしなが育英会

一般財団法人あしなが育英会
  • 活動場所

    フルリモートOK

  • 必要経費

    無料

  • 募集対象

    社会人 / 大学生・専門学生

  • 活動日程

    随時活動(活動期間:応相談)

  • 活動頻度

    週0〜1回

基本情報

遺児や障がい者家庭の子どもの教育支援をしているあしなが育英会では、「学習支援プログラム」を実施しております。

活動テーマ
活動場所

学習支援のセッションは原則オンラインのみで行っていただきます。

必要経費

無料

活動日程

随時活動(活動期間:応相談)

1年間(2024年4月~2025年3月)を基本としていますが、各々の状況に合わせて半年間等での活動も可能です。

活動頻度

週0〜1回

・原則週1回,1時間
・平日17時~21時、あるいは土日9時~21時の間で双方の予定を調整してマッチングします

募集対象

大学生・大学院生・20代社会人
(2024年4月~2025年3月の期間内に原則週に1回1時間の時間が確保できる方)
*各々の状況に合わせて半年間等での活動も可能です。

こんな方に特におすすめです!
  ・子どもとかかわりたい!
  ・勉強を教えるのが好き!
  ・教育系の仕事に興味がある!
  ・貧困や教育の課題に関心がある!
  ・他校の友達や幅広い仲間を作りたい!

※社会人の方は、子どもとの年齢差を考慮し30歳以下を対象としております。予めご了承ください

注目ポイント
  • 自分のペースや日時で参加OK!
  • 全国どこからでも参加OK!
  • 学習指導の経験がなくてもOK!
対象身分/年齢
特徴
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募集詳細

学習支援プログラム概要

小中学生学習支援プログラム(ラーニングサポートプログラム=LSP)」は、遺児小中学生らと大学生をはじめとしたボランティアが1対1のペアを組み、毎週1回1時間学習支援を行うプログラムです。年齢の近い先輩らが、学習における伴走者やロールモデルになり、継続的にオンラインで学習支援を実施しています。


家庭の経済状況を背景にした子どもの学力や生きる力の格差は顕著で、遺児や親が障がいをもつ子どもたちに教育面で大きな不利が生じています。あしなが育英会は、経済的支援だけでは埋められない問題にアプローチするため、2020年10月より本プログラムを開始しました。

プログラムを通して、学力面だけではなく、自己肯定感をはじめとした生きる力を養うサポートを行い、年上の先輩と関わることでロールモデルを見つけてほしいと考えています。


また、ボランティアとして子どもたちを支える大学生をはじめとする若者にとっても、子どもの貧困や教育格差について考え、コミュニケーション能力や課題解決能力を高める成長の機会とする為、各種研修や学びの場を提供しています。



★具体的な内容★


 ・毎週1回1時間オンライン(zoom利用)

 ・1対1が原則で、大人1名につき、小中学生1名

 ・学習内容は小中学生に合わせて実施(オンライン教材の使用や学校の勉強、受験勉強など)

 ・サポート実施後、毎回記録フォームへ主な内容を記入

 ※インターネット環境やデバイスの有無に左右されないよう、希望者にはタブレット等を無償貸与しています。

 ※学習サポートには、学習を個別最適化するAI 教材「atama+」等をオンラインで活用できます。


★2024年度事前説明会★

 以下の日程でオンライン(zoom)にて説明会を実施致します。

 ① 2月22日(木) 19:00~
 ② 3月 2日 (土) 19:00~
 ③ 3月24日(日) 19:00~
 ※詳しいURL等については、activoから応募頂いた返信メールにてお送りしております。まずは説明会に参加してみたい方は、activoの応募を済ませて返信メールより事前登録をお願いします。



あしなが育英会での学習支援プログラムに参加するメリット

・活動実績による信頼ある団体で活動ができる!

「あしなが」の遺児支援活動は50年以上の活動実績があり、あしなが育英会の予算規模も国内では最大級の団体です。



・全国の若者と交流ができる!

フルリモートで行うため全国津々浦々から学生や社会人が参加しています。

普段は出会うことのできない若者に出会い刺激を受けることができます。


・職員の手厚いサポートで安心して活動できる!

ひとりひとりにしっかりと職員のサポートがつくので初めてのボランティアでも安心できます。

分からないことや困ったことはすぐに相談することができます。


・単発ではなく継続的な活動ができる!

多くのボランティアは単発であることも多いですが長期的に活動できることで就活などにも活きる経験になります。


・教育格差是正の一助になれる!

目の前の子どもたちの変化が見れるボランティアなので、やりがいを感じます。

日々の支援から得られる喜びも大きいです。

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体験談・雰囲気

このボランティアの体験談

★ラーニングサポーター(学習支援ボランティア)S.Nさんの声★


Q. 毎週のLSPのセッションではどのようなことを行っていますか?


A. 最初の5分くらいは勉強に関係の無いことを話す時間を取ります。そこでコミュニケーションを取り、LRのその日の調子ややる気を汲み取って、その日に何をするかを相談して決めます。atama+を使いLRが1人で問題を解いているときは、ただ見守るだけではなく私も一緒に自分の勉強をしながらセッションを行っています。また、学校の宿題などでわからない問題があれば事前に写真を送ってもらって、一緒に問題を解くときもあります。


Q. セッションの中で工夫していることはありますか?


A. 最近の取り組みなのですが、最後の10分くらいを使って英語で話す時間を作っています。まだ小学5年生なので"My name is~"などの簡単な文章ですが、毎週反復して英語に触れることで、慣れや自信を持ってもらえるように工夫しています。



Q. とてもいい取り組みですね!英語を話す時間を導入してから、何か変化はありましたか?


A. 英語に関して自ら知ろうとしてくれるようになったのはとても大きいと思います。今までは、私が聞いたら答えてくれていたのですが、LRの方から、例えば、「りんごって英語でなんて言うの?」と、自分で興味を持って聞いてくれるようになったことはとても嬉しいです。英語に慣れていくことで、中学生・高校生になったときに自信を持ってみんなをリードできるような生徒になってくれたらと思っています。

また、英語だけでなく、何気ない会話でも、自分から興味を持って聞いてくれることが増えたと思います。例えば私が「今日は何していたの?」と聞くと、答えるだけで終わっていたのが、「S.Nさんは何をしていたのですか?」と聞き返してくれるようになったり、LRがジュラシックパークのTシャツを着ていたので、「ジュラシックパーク好きなの?」と聞くと、「S.Nさんはどんな映画が好きですか?」と聞いてくれたり。はい・いいえで終わらない会話ができるような関係になった気がします。


Q.これからどんなLSになっていきたいですか?


A. LRの子たちにとって、学校の先生より年齢が近いことで、友達感覚で頼りやすい部分もありつつ、尊敬できる部分もあるようなロールモデルになっていきたいです。

小中学生の間って、学校と家族以外の大人と関わる機会ってあまりないと思います。それに自分の小学生のときを思い返すと、自分から先生に積極的に関われるタイプではなかったなと思いました。でも、私の通っていた英会話スクールの先生に対しては、年齢が近かったので、大学で何を学んでいるかなどを聞いていて、自分の芯があるのがとてもかっこいいと思っていました。

その先生のように、私も勉強を教えるだけでなく、何気なく大学についての話を聞けたり、かっこいいなと思ってもらえたり、LRが将来なにか選択するときに学校や家族以外に相談できる、 LRにとっての会話相手のような、身近な存在になりたいと思っています。



Q. 最後に、LSに興味のある人にメッセージをお願いします!


A. アルバイトとかを除いて、大学生になると小中学生と関わる機会って結構少ないと思います。なので、LSPを通して小中学生と関わることで、私のように新しい価値観に出会うこともあると思います。それに、小中学生から頼ってもらえることは、純粋にとても嬉しい経験だと思います。週に1回1時間なら、負担にもならないので、迷っている方はぜひやってみてください!!




★ランナー(参加している小学生)Kさんの声★


Q. LSとのセッションで一番楽しいことは何ですか?


A. 勉強を始める前に、一週間の中で一番楽しかったことを伝え合うことが一番楽しいです。例えば今週は、ずっと憧れていた襟付きの冬用パジャマを買ってもらったことが嬉しかったので、その話をしました。



Q.LSとのセッションの中で、何か新しいことを学びましたか?


A. 英語の知らなかった発音などを教えてもらいました。発音以外にも、英語の物語を読んで、それがどんな話だったかを一緒に話すことも楽しいです!


Q. 英語の学習を通して、小学校や普段の生活で役に立ったことはありますか?


A. 小学校の英語の時間にみんなの前で自己紹介をしたのですが、その時に沼澤さんから教えてもらったことを思い出して、クラスの誰よりも一番上手く発表できました。その時は学校ではまだ習っていなかった、好きな食べ物とスポーツ、苦手な食べ物とスポーツを発表しました。またスピーチの最後に「Thank you」と言うと、発音がいいと褒められ、クラスの誰よりも拍手の量が多かったことが嬉しかったです。


Q. LSPを通して、自分の中で変わったと思うことはありますか?


A. はじめは算数が超苦手だったのですが、苦手くらいになりました。あと立体の体積の求め方や小数の計算が苦手だったのですが、LSPで算数の授業をするようになってから、少しだけ自信がつきました。



Q. 算数に自信がついたということですが、自分から勉強してみようと思うことは増えましたか?


A. 前に比べると、今のほうが勉強しようと思う回数が増えました。他にもLSPとは別に、おじいちゃんが僕の自主勉強のために大量の算数のプリントを課すので、自分で少しずつ頑張れるようになりました。








★参加している小学生の保護者の方の声★


Q. 保護者の方がLRから聞いた話で一番印象に残っていることはありますか?


A. いつもセッションが始まる3分前までゲームをしているのですが、時間になるとピタッと止めて、スキップするかのように部屋に歩いて行くんですよ。終わったらニコニコして部屋から出てくるので、本当に充実した時間を過ごしているのだなとありがたく思います。また、秋田で地震があったというニュースを見た時に、「LSさん大丈夫かな」と心配していて、息子の中でLSさんが大きな存在になっているのだなと実感しました。



Q. LSPに参加する前と後のお子さんに変化は感じられますか?


A. 息子の場合は火曜か木曜に1時間と規則正しくセッションが行われているので、勉強する習慣が自然とついているのではないかと思います。私がフルタイムで働いているので、家では1人でゲームをしていることが多いのですが、そんな中で決まった時間に学習をするリズムを付けてもらえることはとても助かります。勉強面では、はじめは算数を学びたいと言っていたのですが、途中から英語にも興味が出て、視野が広がっていっているなと思います。LSさんのおかげ以外何者でもなく、人との繋がりから生まれてくるものって大切だなと思います。



Q. LSPの大きい特徴ですね!保護者の方からみたLSPのいいところはありますか?


A. 親とか先生が縦のつながりで、友達が横のつながりだとすると、大学生とのつながりは斜めの繋がりだと思います。斜めの繋がりってなかなかできることではないと思っていて、息子の人生にとって本当に大事な時間になっていると思います。息子から無料だという話が出たと思いますが、今はどんどん勉強して、大きくなった時に同じ境遇の子どもたちに教えたいというPay It Forwardの循環が自然に生まれてくると思っています。



このボランティアの雰囲気

みんな優しくて明るく、個性豊かで、子供たちに真摯に向き合う仲間がいっぱいいます!!!

特徴
雰囲気
関連大学
男女比

男性:40%、女性:60%

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法人情報

一般財団法人あしなが育英会

代表者

会長 玉井義臣

設立年

1993年

法人格

一般財団法人

あしなが育英会の法人活動理念

理念

広く社会からのフィランソロピー(やさしい人間愛)精神に基づく支援によって、遺児(※)へ教育支援と心のケアを提供し、やさしさの連鎖を世界中に広げながら人間の尊厳が脅かされることのない社会をめざす
(※)保護者が死亡した、または保護者が著しい障がいを負っている子ども


私たちの使命

すべての遺児への物心両面での支援と教育をとおして、人類社会に貢献できるボランティア精神に富んだ人材を育成する


私たちが目指す社会

  • 世界中すべての遺児が平等に教育の機会をもてる社会
  • 世界中すべての遺児に対する心のケアが提供される社会
  • 遺児たちの連帯の輪が世界中に広がり、支え合いながら共生する社会

あしなが育英会の法人活動内容

国内

 遺児への奨学金貸与・給付(高校以上)

 遺児奨学生のための海外留学制度(大学生以上)

 遺児奨学生のための各種リーダー育成プログラム

 小中学生の遺児のためのグリーフケアプログラム

 小中学生のための学習支援プログラム


海外

 アフリカ遺児への海外留学奨学金プログラム

 海外遺児の日本留学プログラム

活動実績

1967年
遺児支援の社会運動を牽引し、50年近くの活動歴を誇る教育支援団体です。

1967年

交通事故遺児を励ます会として生まれた遺児救済運動から、1993年にあしなが育英会が発足。その後、病気・自死・災害による遺児、および片親または両親が重篤な障がいを抱えていて働けない家庭の子どもたちへと支援を拡大。2000年以降、現地NGOとしてあしながウガンダを設立。エイズ遺児のためのテラコヤ教育支援からスタートし、2014年以降はサブサハラ・アフリカの遺児を対象とした高等教育支援およびリーダー育成事業である「アフリカ遺児高等教育支援100年構想(Ashinaga Africa Initiative:AAI)」を開始。

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