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更新日:2024/02/07
自分の力で世界を広げられるようになる。10代前半向け自然体験プログラムのメンター
一般社団法人asobi基地ユニバーシティ基本情報
子どもたちが興味・関心や好奇心に従って、自立・主体的に活動できる自然体験/アウトドアプログラム。子どもたちの活動を見守り、相談相手になる、メンター役のボランティアスタッフの仲間を随時募集しています。
活動テーマ | |
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活動場所 |
世界自然遺産(知床、奄美大島、小笠原)や、沖縄県・石垣島、新潟県南魚沼市etc. 国内最高峰の自然があるエリアを選び、日本全国で活動しています。 |
必要経費 |
初回〜3回目は、みなさんに交通費・宿泊費の実費をご負担いただきます(宿泊費:テント泊・寝袋レンタルは無料。布団付き室内泊は1泊6,050円)。滞在中の食事は現物支給します。 |
活動日程 |
随時活動(活動期間:応相談) 初回は、ボランティア参加にあたってのオリエンテーションを実施したり、コミュニケーションを取ったりする都合上、千葉県・御宿町で定例開催しているプログラム「パラダイスデー」にお越しいただいています。 |
活動頻度 | |
募集対象 |
asobi基地ユニバーシティでは、同じ目線で子どもたちを見守れるからこそ、子ども、スタッフ、ボランティアの全員が、居心地良く関われる特徴があります。よって、掲げる価値観に共感いただける方であることが条件となります。 |
注目ポイント |
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対象身分/年齢 | |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
プログラム紹介動画!
石垣島7日間生活
スキー&スノーボード&雪遊び合宿
世界自然遺産・知床|流氷ウォーキング
夏休み古民家生活
石樋シャワートレッキング&キャンプ
雪国古民家生活
asobi基地ユニバーシティの価値観
asobi基地ユニバーシティを知るための、4つのキーワード
1. 自己決定できる自由
asobi基地ユニバーシティのすべてのプログラムに共通する最大の特長は、「自分で決めてやってみる」。きちんとできるかどうかではなく、自分で考えて、自分の責任でやってみて、失敗したり、成功したりする中で、様々な「実感」や「気づき」を得る機会こそを大切にします。
2. 誰にとっても居場所
asobi基地らしく、一人ひとりの個性を大切に、自分らしくいられる場を、スタッフ・保護者・子どもたちみんなで作っていきます。そして、asobi基地がasobi基地であるための条件の一つは、「何をするか」「何をしないか」を、自分で決める自由が保証されているということ。どう関わるかは、常に子ども自身に主導権があります。何かに没頭するのも、逆に、いまは何もしないという選択も、あたりまえのように許される場です。
3. 自分の自由と、他人の自由
意見の違いや喧嘩を忌避せず、価値観・考えの違う他人と、「いったいどうやって共存すればいいのか?」を模索できる場を作っていきます。自分の自由は大切。一方で、価値観の違う他人の自由を尊重し、共存する方法を模索することも、同じくらい大切です。自分の権利だけを主張していれば、ルールが増えてがんじがらめになり、結果として自由を失っていってしまうからです。
4. 自分を知る
自分の考え・思いを言葉にしたり、誰かの話を聞いたりすることを通して、「自分」をよく知り、世の中との関わり方を探します。「自分がどう思っているのか」に目を向ける機会は、自分の考えをまとめ、伝える良い経験に。他の誰かの意見・考え方を聞くことで、価値観の違う他人がいる事実を知ることができます。相対的に、自分の立ち位置や、強み、弱み、好き嫌いなど、より深く自分を知ることに繋がります。自分の意見を持ったり、その輪郭が見えてくる手助けとなるような場作り、プログラム開発を進めていきます。
関わる私たち(大人)が大切にしたいこと
asobi基地の理念は、「大人も子どもも、みんな一人の人間として平等である」。キャスト(スタッフ)、そして保護者の皆さんも含め、asobi基地ユニバーシティにかかわるすべての大人は、「子どもたちと本音で向き合う」ということを大切にしたいと思っています。
「まだまだ未熟だから」「将来のためだから」「親としてはこうしてほしいから」私たちは時として、こうした思いに囚われて、理屈や正論で子どもたちに接してしまったり、本人の意思を無視してコントロールしようとしてしまったり、しがちです。
けれども、人生経験が短いとは言え、彼らも紛れもなく、一人の人間です。半人前扱いするのではなく、逆に子どもを不可侵な存在とするのでもなく、尊重し、誠実に向き合う。それでこそ、asobi基地ユニバーシティは、子どもたちにとっての、第2・第3の居場所となるはずです。
そして、asobi基地ユニバーシティは、なにかを教え込む場ではなく、自分の意志で選び、自ら学びを深めていく場所。私たち大人スタッフは、子ども自身が、自ら世界を広げていけるように、見守り、サポートする「友人」でありたいと思っています。
先生や講師ではなく、対等な関係性であり、親子ほど濃密過ぎない間柄であり、常に一緒にいるわけではないし、歳も離れているけれど、心を許せる存在であることが理想です。
「やってみたい」「気になる」から出発して没頭することを、当たり前の自分の武器に。
"asobi基地" とは、自由な発想や、「やりたい」という意欲が、豊かに引き出されている場。子どもたちは、好奇心の赴くまま、夢中になる体験を重ねながら、すくすくと育っていきます。
彼らは、年齢が上がり、思春期真っ只中の10代(小学校高学年〜中学生)に差し掛かっても、みずから様々なものに興味を向け、世界を広げることが、大の得意であるように見えます。
私たちは、学校を卒業して、大人になってからも、ずっと学び続ける必要があります。常に新しい状況に直面し、適応を迫られ、答のない決断を繰り返さなければならないからです。
新しいことを知り、学ぶことは、根本的に充足感のある体験ですが、すべてはその対象に興味を持てるかどうか次第。やらなければいけない勉強は捗らないけれど、おもしろいと思えば、睡眠時間を削ってでも熱中してしまうのですから。
asobi基地ユニバーシティは、小学校高学年から中学生の子どもたちが主体的に選び、「自分で決めてやってみる」を通して、みずから深めていく場所。
大人になりつつある子どもたちには、目の前の一瞬を全力で楽しみ、人生のターニングポイントとなるような、一生モノの体験をしてほしい。
大人があれこれ言わなくても、自分からおもしろそうなものを見つけ、驚くようなスピードで世界を広げ、いつしか自分らしく社会へ羽ばたいていく……そんな子どもたちの姿が見られるよう、asobi基地らしいプログラムを提供していきます。
募集詳細
活動内容
実施されるプログラム/イベントの中から、「関わりたい」と感じる活動の場を選んで参加してください。
※初回参加のみ、受け入れオリエンテーションを実施する都合上、千葉県・御宿町で開催している定例会「パラダイスデー」にお越しいただいています
ボランティアスタッフに依頼する、具体的な活動内容は、以下のとおりです。
- 1. 子どもの "自分の責任で決めてやってみる" 活動を見守り、必要に応じて相談役になること
- 2. 参加者が死亡、後遺症が残るような大怪我、遭難、行方不明など、致命的な事故が起きないように注意を払うこと
- 3. プログラム/イベントが滞りなく実施されるよう、運営を補助すること
- 4. その他、活動現場にてボランティア参加者が承諾したこと
これ以外にも、得意スキルを活かしてワークショップを企画したり、料理の腕を活かしてスタッフ用まかない係をしたり、自身の「好き」や「得意」、あるいは「個性」を活かして、自分らしく活躍していただければと思います。
守っていただくルール、禁止事項等
ボランティア参加にあたっては、プログラム/イベントの参加者(子ども、親子)の安心・安全を守ることはもちろん、ボランティア参加いただく皆さんが不利益を被ったり、リスクを負ったりすることのないよう、以下の内容をお守りください。◇子どもと1対1にならないように注意してください
子どもと、第三者の目がない場所や、死角で、1対1とならないように注意してください。また、子どもと、密室となる個室や同じテント等で就寝しないようにしてください。
性犯罪等防止はもちろん、ボランティアスタッフが、不慮の冤罪に巻き込まれる事態を防ぐ意味でも、とても重要なルールになります。
守っていただけない場合は、犯罪行為の有無に関係なく、ボランティア参加をお断りする場合があります。
※判断に迷う場合は、必ずプログラム/イベントの運営リーダーに指示を仰いでください。独断で行動した場合、どのような事態になってもすべて自己責任となります
◇写真・動画等の個人利用はできません
一般社団法人asobi基地ユニバーシティとしては、参加者およびその保護者のみなさんに対して、使用目的を限り、写真・動画等の撮影および使用の許可を取っています。
ボランティア参加時に撮影した、個人が特定できる写真・動画等は、以下にのみ送信・発信することができます。
- ・スタッフ間で使用する連絡用メッセンジャーグループ
- ・参加者および保護者間で使用する連絡用メッセンジャーグループ
- ・参加者および保護者間でシェアするGoogleフォトのアルバム
- ・asobi基地、asobi基地ユニバーシティ、asobi基地・関東 アウトドア部の各SNS、note、YouTubeアカウント等
- ・その他、一般社団法人asobi基地ユニバーシティが許可したもの
個人が特定できる写真・動画等を、自身のSNSに投稿するなど使用したい場合は、あらためて保護者の許可を取ることが必須となります。必ずお守りください。
◇子どもと連絡先の交換をする場合は保護者の許可が必要です
小学生、中学生の子どもがスマートフォンを所持しており、メッセンジャーアプリで繋がったり、連絡先を交換したりするケースがあります。
LINEの友だち追加をはじめ、SNSアカウントの相互フォロー、電話番号、Eメールなど連絡先の交換をする場合は、必ず保護者の許可を取ってください。
守っていただけない場合は、犯罪行為の有無に関係なく、ボランティア参加をお断りする場合があります。
待遇など
■初参加の方
はじめてボランティア参加する方については、みなさんに自己負担での参加をお願いしています。
《必要な経費の例:パラダイスデー(1泊2日|千葉県御宿町)》
- ・交通費(自宅最寄り駅〜JR御宿駅、またはマイカー)
- ・宿泊費(シェルターで野宿の場合は無料。ちよだ館泊の場合は6,050円)
※現地滞在中の食事は原則として現物支給いたします
※シェルターで野宿の場合、寝具は無償貸与が可能です
■本業や学業を優先しつつ気軽に参加したい方/ゆるやかに関わりたい方
asobi基地は、参加者もスタッフも、それぞれのやり方で自分らしく関わることができる場です。
毎週のように顔を出す人もいれば、数年ぶりにふらりと参加する方もいますし、つかず離れず「おもしろそう!」と感じるプログラム/イベントを選んで首を突っ込む人もいます。
就職・転職のために子どもと関わるボランティア経験を積みたい方や、asobi基地という場が好きだけれどゆるやかに関わっていたいという方は、初参加と同待遇で、そのまま活動を継続していただくことができます。
■自分の居場所として積極的に関わりたい方 - asobi基地キャスト待遇
条件:ボランティア参加4回目以降。かつ、向こう1年間に2回以上の参加が見込める方
待遇:交通費全額補助、宿泊費・滞在中の食費の負担なし
asobi基地に関わっているうちに、どハマリしてしまった。前のめりで首を突っ込みイベントの企画までやるようになってしまった!そんな方には、asobi基地キャスト待遇を用意しています。報酬はありませんが、原則として自己負担なく参加していただくことができます。
ボランティア参加の流れ
1. activoよりエントリーをお願いします。
2. エントリー内容を元に以下の選考をいたします。
・ボランティア活動の目的は明確かどうか
・asobi基地ユニバーシティの価値観に親和性のある方かどうか
選考を通過した方には、1週間以内にご連絡をいたします。
※以下のような場合は返信をいたしません
◇ボランティア活動の目的が不明瞭
◇記載内容が少なく、どのような方か判断がつかない
◇asobi基地ユニバーシティの価値観とは距離があると思われる方である
3. 守っていただくルール・禁止事項等に承諾いただき、身元確認を行うためのGoogleフォームをお送りします。子どもと近い距離で関わる役目ですので、トラブルを防ぐためにご協力お願いいたします。
4. 初回ボランティア参加(パラダイスデー)の日程調整をさせていただきます。
5. ボランティア参加(1回目)
6. ボランティア用LINEグループに招待
初回参加いただいた方には、ボランティア用のLINEグループへの参加URLをお知らせします(価値観が大きく乖離していると判断される方、ルール&禁止事項を守っていただけなかった方は除きます)。もし、今後も継続して活動したいと感じていただけた場合は、参加をお待ちしています。
7. 2回目以降のボランティア参加へ
ボランティア用LINEグループで、ボランティア参加を募ります。「関わりたい」と感じる活動の場を選んで、ご都合のあうタイミングで参加いただければと思います。
体験談・雰囲気
特徴 |
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法人情報
代表者 |
寄金 佳一 |
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設立年 |
2022年 |
法人格 |
一般社団法人 |
asobi基地ユニバーシティの法人活動理念
■大人も子どももみんな一人の人間として平等である。
asobi基地の最大のミッションは、大人も子どももみんな一人の人間として平等である、と胸を張って言える社会をつくることです。
私たち一般社団法人asobi基地ユニバーシティは、主に小学校高学年〜中学生の子どもたちに向けて、教育プログラムを提供しています。
10代前半の思春期真っ只中の子どもたちは、心身ともに急激に大人に近づきつつありながら、まだまだしっかりできないことも多いためか、半人前と見られがちです。
けれども、この世代の子どもたちに必要なのは、未熟だからとあれこれ口出しすることではなく、しっかり一人の人間として尊重し、自己決定できる裁量を用意して、見守ることです。
しっかり一人の人間として尊重し、自己決定できる自由を用意して見守る……これは実は、子どもの人権の問題だけではなく、子どもの成長の観点からもとても大切です。
なぜなら、人が最高効率で学び、吸収するのは、夢中になっているときだからです。
「やらなければいけないこと」「親(あるいは環境)に半ば強制されていること」これらに夢中になるのは、本当に難しいものです。
しかし、自分で興味をもって、自分で選んだことであれば、人は夢中になり、驚くようなスピードで伸びていきます。
「やってみたい」「気になる」から出発して没頭することを、当たり前の自分の武器にする――。
自由と自己決定というと、"ゆとり" あるいは "放任" と見られることもありますが、実は正反対。子どもが、人が、最速で学び、成長していくために、なくてはならないから、とても大切なのです。
東京23区の中には、3割から4割が私立中学へ進学する区もあります。クラスの大半の子が私立中学受験をするという話も聞きます。
明確な目的があって受験をする家庭はもちろん良いのですが、他に選択肢がなくて受験を選んでいる家庭も少なくないはずです。
一般社団法人asobi基地ユニバーシティは、10代前半の子どもたちの成長環境に、新しい常識を持ち込みます。そして、誰もが自分にあったスタイルを選べる社会を目指します。
私たちの母体である、任意団体asobi基地は、こうあってほしいという理想の未来を、「無いなら自分たちの手で作ってしまおう」という発想で、やりたい人が手をあげ、「それ、いいね!」と賛同する仲間たちが集まり、実現してきました。
一般社団法人asobi基地ユニバーシティは、まったく同じ価値観を抱きつつ、事業という手段を使って、「こうだったらいいな」を自分たちの手で実現していきます。
■なぜこの課題に取り組むか
私たち親世代は、受験戦争と言われた昭和・平成の時代を経て、学歴がすべてを解決してくれるわけではないと知っています。社会の中で、自分らしく、思うままに生きるためには、様々な能力や資質が必要だという強烈な実感があります。
また国も、旧来的なプッシュ型の教育には限界があると認識しています。文部科学省も2020年施行の新学習指導要領では、改訂のポイントとして「主体的・対話的で深い学び」をあげました。
アクティブラーニング(能動的学び)、非認知能力など、テストの点では計れない能力の重要性がクローズアップされています。世界で通用するような能力を育むには、テストの点だけでは足りません。
あるいはインターネット環境が発達し、いくらでも情報を取り、考え方を学び、成長していける世の中になりました。しかし、好奇心や学ぶ意欲がなければ、これを活かすことができません。
現代社会では、テストの点のとり方を教えてくれるサービス「学習塾」は、非常に多くの選択肢が存在しています。
しかしながら、10代前半のお年頃の子どもたちが、自分で興味を持って夢中になる――そんな力を育ててくれるサービスは、世の中にほとんど選択肢がありません。
また、闇雲に学力を追うのではなく、こうした方向性もあるのだと明確に知っている人も、まだまだ少ないはずです。
子どもを、しっかり一人の人間として尊重すること。自己決定できる自由を用意して見守ること大切であること。夢中になる力があれば飛躍的に成長していけること。
こうした考え方が、私たちの世の中で誰もが知る常識の一つになり、子どもたちが自分からおもしろそうなものを見つけ、驚くようなスピードで世界を広げ、いつしか自分らしく社会へ羽ばたいていく……そんな姿をたくさんみたいと思っています。