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更新日:2023/11/18
【11月23日~26日限定企画】東日本大震災スタディ&復興ボランティアプログラム
三陸復興観光コンシェルジェセンターこの募集の受入団体「三陸復興観光コンシェルジェセンター」をフォローして、
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基本情報
被災地で復興に向けてのボランティア活動
語り部ガイドと震災遺構を巡るスタディプログラム
おいしい楽しいがいっぱいの復興観光ガイド
これら3つが詰まった盛りだくさんの10月3連休限定企画です!
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
宿泊費・活動場所までの交通費は各自ご負担をお願いします。 |
活動日 |
【2日間】でもご参加いただけます! |
注目ポイント |
|
募集対象 |
*ボランティア初心者大歓迎! |
募集人数 |
7名 |
スキル | |
特徴 |
募集詳細
】
限定企画では、①東日本大震災で被害を受けた町に再び笑顔と元気を戻したい!という思いのもと始まった小泉ふるさと村づくりボランティア、
②あの時何があったのか。語り部さんのお話を聴きながら震災遺構を巡る、スタディプログラム、
③震災で悲しいことだけではない、地元の魅力をたっぷり体験できる復興観光ガイド
普段はそれぞれ別々のプログラムなので、この3つのプログラムを全て経験できるプログラムになっております!
「生きていること。命があること。」これがどんなに尊いものなのかをこのプログラムを通して感じられます。
今、「明日も学校か〜」と明日があることが当たり前だと感じている方も、このプログラム終了後には、普段の日常がこんなにも有難いことなんだ、と思えるとはずです。内容は、ボランティアや東日本大震災のスタディ、復興観光ガイドなのにどうしてそんなこと感じるの?と思うかもしれませんが、これら3つ全てのプログラムは、「一人でも多くの人に次の震災で命を守ってほしい」という現地の方の想いから成り立っています。
地震が起きた時、あなたはどう行動しますか?
「自分は大丈夫だろう。」
多くの人が考えることだと思います。
語り部さんが私たちに伝えたいことは…?東日本大震災の震災遺構を巡りながら、当時ここでは何があったのか、私たちにできることは何か、を学べるスタディプログラムです。
東日本大震災で大きな被害を受けた、宮城県気仙沼市小泉地区南三陸町
では、震災前までは人と人との繋がりが強かったのですが、震災後の集団移転によりその繋がりがほとんどなくなってしまいました。そのため、その地域から笑顔と元気が少なくなっていってしまったのです。そんな中、一人の男性が、誰もが気軽に来れて、「ここに来たら元気になれる」という居場所を作りたい、と立ち上がりました。現地の木材を使い、自然いっぱいの中でボランティア活動をします!
開拓した山に小屋を立てたりピザ窯を創ったり…一から村づくりをしていきます!また、全国から集まるボランティアさんや、地元の方とのコミュニケーションをとりながら、楽しく活動ができます!(ボランティア活動の内容は変更の可能性あり)
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
●このプログラムについて
災害が起きた時、1番守らなくてはならないのはやはり、自分の命である。自分の命を守るために災害に備えることが大切であり、それを家族や友人と考えれば、共助にもつながる。そして、その考え方を広めていくことで、互いに命を助けることとなり、災害をより多くの人から守ることが出来る。そういった命をどのように守るかを学べる体験プログラムであると思う。
●まずは命を守る自助、その守った命を守り抜く共助、そしてお互い様にやっていく互助、この三つと「命」がどれだけ大事かを気づかせてもらえる場所。
日常の中で暮らしていたら、あれもこれもとなるけど、命がないと何もかもできないし、生きていけない。でも、実際にそんなことを教えてもらえる機会なんてないし、これまでもなかった。だから、このプログラムに参加するまでは、全くここで学ぶことに無関心であったとしても、隊長がずっと自分たちに本気で向き合ってくださるうちに、最終的には何があっても「命が一番」ということを感じれる。
命が一番だから、その命を守るための方法として、自助・共助・互助があって、その全てが自分ったちにとって、周りの人たちにとって必要なもの。大川伝承の会さんから自助を教えてもらい、海森で共助を体験させてもらい、隊長からお互い様の精神を教えてもらって、全国の自分たちの命を守るためにしてくださってるプログラム。
●震災のこと、人とのつながりやご縁の大切さ、命を何よりも大切にする意識、様々な災害を自分事として捉える力、あたりまえはあたりまえじゃなくてありがたいこと、そんな数えきれないほどのこれから生きていくうえで大切なことをいろいろな方からのお話、さまざまな場所での実際のものの見学、海森での活動を通して全身で体験できる貴重なプログラムです!!!!
●自分自身を守る方法、他人を守る方法、災間にしなければならないことを全部繋げて考えて、震災だけでなく、これから直面するかもしれない全ての災害に自分なりに対応する術を身につける時間。また、一人で頭に叩き込むのではなく、ご縁のある人と意見を共有しながらみんなで進んでいけるプログラム。いのちの大切さに再び気付く貴重な場。
●プログラムを通して感じた現地を訪れる意義は、一つ目は語り部さんにお会いできること。初日、伊藤さんのお話を聞けたことがとても嬉しかったです。ずっとお会いしたかった敏郎さんのワークショップを受けられて感激でした。大川小学校の鈴木さんからものすごく力強い言葉をいただきました。
もともとプレゼンやスピーチに興味がある私は、みなさんの話すごく上手いなぁと思ってました。でも「そうじゃないんだよ」と伊藤さんご自身もおっしゃっていました。伊藤さんの話に惹き込まれたのは、語り部の方が私たちに「伝えよう」と自分の言葉で話してくださってるから。語り部さんが語り部活動をするのは当たり前ではないし、相当な覚悟を必要とすることは理解しているつもりだけど、本気で東日本大震災と向き合い、次の災害で命を守るために、語り部さんや現地の方と触れ合うことを今後の目標にしていきたいと思いました。
二つ目は今は無き11年前の3.11を被災地に投影できるということ。②でも書いたように、私は聞いた話を映像に起こすことをずっと取り組んでいました。よく、現地に行くことの意味として「被災地の独特の雰囲気がある」という言葉を聞きます。私はそれがどうも抽象的で「被災地独特の雰囲気ってなんなんだろう?」と自問していました。私なりの答えは、現地に行くからこそ大震災当日の様子が五感で理解できるということ。大震災当日の、津波の音や人々の表情が、今は何もない空間に見えてきたんです。その光景を目の前にして恐怖や不安、後悔を感じてそれが次の行動につながると思います。自分の感情が動く瞬間だと思うから。うまく言葉にできないけど、「無かったことにしない」ために必要なことはやっぱり現地に訪れて当時の様子を今は無き空っぽの空間に見出すことなんじゃないかなと思いました。
このボランティアの雰囲気
なんと言っても人と人との繋がり、温かさを感じることができます!
近年、コロナウイルスの感染拡大によって、これまでにあった人との関わりが制限されています。そんな気が休まる場がない今日ですが、現地に足を運び、現地の方や全国からのボランティアさんと関われることで、人のあたたかさを実感できます。
また、ボランティア活動では、慣れない作業や初めての作業でも、現地の方が一から優しく教えてくださるので、ボランティアが初めて、であったり、体力に自信がない…という方でも安心してご参加いただけます!
私も全くの初心者なので、何度も失敗をしましたが、その度に「間違えても大丈夫!自分たちでやったことに意味がある」とおっしゃってくださいました。常に「笑顔と元気で」「楽しむことが大事!」という雰囲気なので、皆さんで楽しく活動できます。
特徴 | |
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雰囲気 | |
男女比 |
男性:10%、女性:90% |
団体情報
代表者 |
阿部寛行 |
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設立年 |
2011年 |
法人格 |
任意団体 |
三陸復興観光コンシェルジェセンターの団体活動理念
東日本大震災で被災した宮城県本吉郡南三陸町の町民有志による『海の見える命の森』は2016年にスタートしました。この森は我々が本震災を通じて『学んだ事』『後世に伝えねばならない事』『祈りたい事』『残したい風景』を伝える場所として整備を開始しました。
本震災で生きることの根底には自然の支えがある事を学びました。南三陸町は分水嶺を境に山と海に囲まれた町で1次産業を基幹とする地域です。そしてこの森の立地は、人間はこの自然の中でのどの様に生きていくべきか?を考える絶好の地理環境にあります。
こうした場所に震災を伝え・考える場所を創生する利点は下記の三点に集約されます。
第一に志津川湾と山岳地・市街地の全体を見渡すことができる台地上の展望は、震災と自然を伝承・学習するのに最適の地理環境である事、小・中学生の"総合学習"や、高校生・大学生の"地域社会との連携教育"や"地域に根ざした学習活動"が可能な『総合的な学習の場』である事です。(伝承の場創出)
第二に台地上の展望に桜や紅葉などの植物を計画的に植樹育成することで、自然に人が訪れたくなる絶景の創出が可能である事です。(絶景観光資源)
第三に上記の二点を踏まえて本震災において亡くなられた方々の御霊に祈りを捧げるのにふさわしい場所になり得る事です。
以上の点から我々はこの森を有志とボランティアとの手作りで整備しています。最終的にこの場所を桜と海の絶景として整備することができれば、世代を超えて南三陸に風景という資産と被災伝承の想いを残すことができると考えています。
本震災から我々が得た学びと気づきは後世への大切な資産であり、その伝承は当世代の重要な責務です。その意味合いから、この森に人々が集い継続的な活動に必要不可欠な小屋を是非建設したいと考えています。皆様が賛同され資金を捻出し目的を達成すべくお願いいたします。
•沢山の被災者を受けいれ東日本大震災の1000年に一度の教えを風化させないために継続的な語り部バス運行や自然との共生できるまちづくりとして真の復興に尽力している南三陸ホテル観洋と南三陸町民有志で構成された実行委員会です。
三陸復興観光コンシェルジェセンターの団体活動内容
志津川湾の中央に位置する展望に優れた森を整備し、新たな慰霊と伝承の場所を創生する『海の見える命の森創り』は2016年にスタートしました。本企画は震災伝承と慰霊の場所そのものを『桜と海の絶景』として計画的に創生することにより、震災伝承の補助をし、絶景が呼び込む交流人口の増加などを狙い企画いたしました。2018年度は3年目に入り、2017年度設立された南三陸ホテル観洋と南三陸町民有志で構成された海の見える命の森実行委員会が組織されました。観光客の方や、子ども達の環境学習の場としても気軽に訪れられる海の見える森とし、散策路のコースを整備拡充には尽力できました。更に今年度はたくさんの人が集まるために必要不可欠な拠点施設、自然にやさしいバイオトイレの設置、地元素材に拘った天然小屋等の拠点施設の整備をし利便性を高めつつも観光エコの推進も視野にいれて活動を展開します。
活動実績
宮城県南三陸町に町民有志により海の見える命の森創りがスタート
2016年04月
■2016年4月~2017年3月
●海の見える命の森整備ボランティアプログラム開始年間1200名参加
●3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
■2017年4月~2018年3月
●海の見える命の森整備ボランティアプログラム二年目年間1800名程度参加
●3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
●命の森バイオトイレ設置作業準備
■2018年4月~2019年3月
●海の見える命の森整備ボランティアプログラム三年目年間1400名程度参加
●3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
●命の森バイオトイレ設置、手作り小屋設置
●ミャンマーから東日本大震災慰霊の大仏プロジェクト発足
■2019年4月~2020年3月
●海の見える命の森整備ボランティアプログラム四年目年間1600名程度参加
●3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
●減災体験伝承プログラム用の炊事場にセルフビルド掘立小屋ボランティア500名と2年間かけて
設置※全て完成は2021年7月
●減災体験伝承プログラム用の炊事場にボランティアとピザ窯創り設置
●減災体験伝承プログラム用の炊事場にボランティアと竈創り設置
●海の見える命の森手作り小屋準備開始※クラウドファンディング準備開始
●ミャンマーから東日本大震災慰霊の為に大仏設置、建立■2021年4月~2021年8月
●海の見える命の森整備ボランティアプログラム5年目現時点で500名程度参加進行中
●減災体験伝承プログラム用の炊事場にセルフビルド掘立小屋ボランティア500名と2年間かけて
設置※全て完成は2021年7月
●自助共助体験伝承プログラムしてピザ窯、竈を使用して避難所訓練熱源プログラム開始
●自助共助体験伝承プログラムとしてセルフビルド井戸創り開始
●自助共助体験伝承プログラムとして海の見える命の森小屋創りボランティア80名と設置
※全て完成は2023年3月