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更新日:2022/06/24
遺児小中学生への学習支援ボランティア募集/あしなが育英会
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基本情報
遺児や障がい者家庭の子どもの教育支援をしているあしなが育英会では、
2020年より新しいプログラムとして「学習支援プログラム」を開始しました。
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 |
学習支援のセッションは原則オンラインのみで行っていただきます。 |
必要経費 |
無料 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週0~1回 |
注目ポイント |
|
募集対象 |
大学生・大学院生・20代社会人 |
特徴 |
募集詳細
学習支援プログラム概要
「小中学生学習支援プログラム(ラーニングサポートプログラム=LSP)」は、遺児小中学生らと大学生をはじめとしたボランティアが1対1のペアを組み、毎週1回1時間学習支援を行うプログラムです。年齢の近い先輩らが、学習における伴走者やロールモデルになり、継続的にオンラインで学習支援を実施しています。
家庭の経済状況を背景にした子どもの学力や生きる力の格差は顕著で、遺児や親が障がいをもつ子どもたちに教育面で大きな不利が生じています。あしなが育英会は、経済的支援だけでは埋められない問題にアプローチするため、2020年10月より本プログラムを開始しました。
プログラムを通して、学力面だけではなく、自己肯定感をはじめとした生きる力を養うサポートを行い、年上の先輩と関わることでロールモデルを見つけてほしいと考えています。
また、ボランティアとして子どもたちを支える大学生をはじめとする若者にとっても、子どもの貧困や教育格差について考え、コミュニケーション能力や課題解決能力を高める成長の機会とするため、各種研修や学びの場を提供しています。
★具体的にやってもらうこと★
毎週1回1時間オンライン(zoom利用)で、小中学生への学習サポートを行います。
※インターネット環境やデバイスの有無に左右されないよう、希望者にはタブレット等を無償貸与しています。
※学習サポートには、学習を個別最適化するAI 教材「atama+」等をオンラインで活用できます。
あしなが育英会での学習支援プログラムに参加するメリット
・活動実績による信頼ある団体で活動ができる!
「あしなが」の遺児支援活動は50年以上の活動実績があり、あしなが育英会の予算規模も国内NPOのなかでは最大級の団体です。
・全国の若者と交流ができる!
フルリモートで行うため全国津々浦々から学生や社会人が参加しています。
普段は出会うことのできない若者に出会えます。
・公務員志望や教職志望が多い!
参加してくれている学生には同じ目標の仲間と出会うことができます。
・単発ではなく継続的な活動ができる!
多くのボランティアは単発であることも多いですが
長期的に活動できることで就活などにも活きる経験になります。
・教育格差是正の一助になれる!
目の前の子どもたちの変化が見れるボランティアなので、やりがいを感じます。
日々の支援から得られる喜びも大きいです。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
★ラーニングサポーター(学習支援ボランティア)M.Yさんの声★
A. まずは、とにかく計算のスピードが上がいました。2人で頑張っている計算特訓の成果が目に見えるかたちで出ているのをとても感じます。
加えて、LSPを始めてから勉強机に向かう時間が増えたと聞きました。週に1回1時間という時間しか私はペアの子の様子を見ていないので、その中での変化しか分からなかったのですが、ペアの子の生活にそんな変化があったというのはとてもうれしい報告でした。
A. 自分には見えないハードルが相手にはあったり、逆に相手には見えないハードルが自分にはあったりすることを気づかされました。
私は、以前、できないことがあると自分のことを卑下してしまうことが多かったんです。でも、誰にでもできないことがあることを知り、できない自分も認められるようになりました。
だから今は、人に勉強を教えるのが得意な知り合いを頼りながら、わかりやすい説明をするためにノートを作ることで、人に勉強を教えるのが苦手というハードルを越えるようにしています。
また、人によってハードルが違うことを知ってからは、前よりもおおらかな気持ちで人と向き合えるようにもなったなと思います。私の周りの人から「LSPを始めてから大人になったね」と言われてます。始めたころはわかりませんでしたが、今は、LSPは 私自身も成長できる場所で、 "give and take" だと気づきましたね(笑)。
A. 実は一度だけ、ペアの子が機械トラブルで普段LSP内で使用しているオンラインツールのzoomに上手く入れない時があったのですが、その時のことは今でもとても印象に残っています。
ペアの子の家族が総出で接続ができるように頑張って下さっていたのですが、私としては、家族がサポートして下さったことと、ペアの子がそれだけ真摯に向き合ってくれていることがうれしかったんです。だから、私も何とかして実施するべくありとあらゆる方法を考えました。
結果的に、1時間分のうち30分経ってしまっていましたが、何とか別の方法で学習サポートをしました。今思えば、振替という選択肢もあったのですが、あの時はお互い必死でしたね(笑)。でも、それだけお互いLSPにかける思いが強いということを感じた日でもありました。
A. 私はラーニングサポーターとして参加したはじめのころは、「こんな私が人に勉強を教えて良いのか?ただの自己満足なだけじゃないのか?」と思っていました。
しかし、あしながスタッフや、私の友人、そしてLSPに参加する他のラーニングサポーターの方と話し、自分でも試行錯誤していくうちに、少しずつ自信がついてきて、「なんか大丈夫かも」と思えるようになりました。成功体験はたくさん積めば、人間自信につながっていきます。だから、そんな成功体験がたくさん積めるLSPには、今まだ自信がなくてもぜひ一度参加してみてほしいです。
LSPはひとりじゃないです。学習サポートをするときの空間は1人かもしれませんが、頼れる大人や同じ悩みを持っている人など、いろんな人とのつながりがあるのできっと大丈夫です!
特徴 | |
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雰囲気 | |
男女比 |
男性:40%、女性:60% |
法人情報
代表者 |
会長 玉井義臣 |
---|---|
設立年 |
1993年 |
法人格 |
一般財団法人 |
あしなが育英会の法人活動理念
理念
広く社会からのフィランソロピー(やさしい人間愛)精神に基づく支援によって、遺児(※)へ教育支援と心のケアを提供し、やさしさの連鎖を世界中に広げながら人間の尊厳が脅かされることのない社会をめざす
(※)保護者が死亡した、または保護者が著しい障がいを負っている子ども
私たちの使命
すべての遺児への物心両面での支援と教育をとおして、人類社会に貢献できるボランティア精神に富んだ人材を育成する
私たちが目指す社会
- 世界中すべての遺児が平等に教育の機会をもてる社会
- 世界中すべての遺児に対する心のケアが提供される社会
- 遺児たちの連帯の輪が世界中に広がり、支え合いながら共生する社会
あしなが育英会の法人活動内容
国内
遺児への奨学金貸与・給付(高校以上)
遺児奨学生のための海外留学制度(大学生以上)
遺児奨学生のための各種リーダー育成プログラム
小中学生の遺児のためのグリーフケアプログラム
小中学生のための学習支援プログラム
海外
アフリカ遺児への海外留学奨学金プログラム
海外遺児の日本留学プログラム
活動実績
遺児支援の社会運動を牽引し、50年近くの活動歴を誇る教育支援団体です。
1967年
交通事故遺児を励ます会として生まれた遺児救済運動から、1993年にあしなが育英会が発足。その後、病気・自死・災害による遺児、および片親または両親が重篤な障がいを抱えていて働けない家庭の子どもたちへと支援を拡大。2000年以降、現地NGOとしてあしながウガンダを設立。エイズ遺児のためのテラコヤ教育支援からスタートし、2014年以降はサブサハラ・アフリカの遺児を対象とした高等教育支援およびリーダー育成事業である「アフリカ遺児高等教育支援100年構想(Ashinaga Africa Initiative:AAI)」を開始。