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更新日:2021/11/09
子どもたちのよりどころ「みちくさハウス」のスタッフ募集
特定非営利活動法人ウィーズこの募集の受入法人「特定非営利活動法人ウィーズ」をフォローして、
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基本情報
今向き合っている現実がつらい・・・
親と、友達と、学校と、少し距離を置きたいなって思うこと、きっと誰にでもある。
今いる場所から少し離れて静かに過ごせる場所を子どもたちに用意しました。
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 | |
必要経費 |
無料 交通費は支給いたします。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:頻度は相談可 |
募集対象 |
小学生~高校生までの子どもたちが訪れます。子どもたちと触れ合う方が好きな方大歓迎です! |
募集人数 |
5名 |
特徴 |
募集詳細
NPO法人ウィーズでは2016年の設立当初より、誰もが最初に所属する組織である「家庭」が安心で安全な基地として健全な自尊心を育める場所となるように、家庭環境に悩む子どもたちの支援に取り組んでいます。
2019年には親の不和、離婚や虐待など家庭環境に不安を抱える子どもたちを対象としたLINE相談アカウントを開設し、これまで3万件を超えるメッセージに対応しました。
虐待を受けて家出をしたら
親が喧嘩ばかりしていて「家に帰りたくないな」と夜道を歩いていたら
非行と見られて通報されたり、悪い子のレッテルを貼られたり。
そうして大人や未来を信じられなくなった子どもたちがたくさんいます。
自分には生きる価値がないという子も少なくありません。
大人だって、今所属している組織に疲れたときは
帰り道にカフェに寄ったり、本屋に寄ったりしますよね。
いいみちくさは、明日への活力を養ってくれます。
みちくさハウスでの充電が、子どもたちの心を癒し、子どもたちの周りの人々にとっても
和やかな光と相成りますように。
そんな思いを込めて、ウィーズは子どもたちがいつでも来られる居場所として「みちくさハウス」を開設しました。
みちくさハウスでは来てくれた子どもたちには『チェックイン・チェックアウトシート』の記入をお願いしています。
開設から1か月の時点での状況ですが、36人の子どもたちが記入をしてくれ、33人の子どもたちがポジティブな気持ちをもって帰ってくれました。
来所時には36人全員がなにかしらネガティブな気持ちをもっていると回答していました。
帰る時のチェックアウトシートには『きたときと変わらない』という選択肢もあるにもかかわらず、それを選んだ子はいませんでした。
『楽しかった!』と言ってくれる子が多いのですが、『またきたい』『げんきになった』『はなせてよかった』と回答してくれる子もいて、嬉しいなぁと思います。
相談したい!という強い思いでなくても、ふらっと立ち寄ったり、遊びに来たりしたりしたときに、ポロッと家族や家庭のことを話してくれます。
子どもたちが元気に家に帰っていく姿を見ることはとても充実感を得ることができます。
子どもたちの悩みを聞いて寄り添ったり、ある時はボードゲームやジェンガをしたり、ある時はおしゃべりをしたり…
子どもたちが心の充電をできる居場所を一緒に作っていきましょう!
体験談・雰囲気
このボランティアの雰囲気
子どもたちはそれぞれ好きなことをして過ごしています。和気あいあいとした雰囲です。
特徴 |
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法人情報
代表者 |
光本 歩 |
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設立年 |
2016年 |
法人格 |
NPO法人 |
ウィーズの法人活動理念
団体名のウィーズとは雑草(weeds)の意味。
雑草というと聞こえは悪いかもしれませんが、どんな環境でもそこに根を張り、たとえ踏まれてもまた立ち上がる強さを秘めています。そして太陽を信じ、光に向かってまっすぐに生きようとするのです。
私たちは家庭に居場所がなく苦しむ子どもたちに自分たちが生きる意味を感じてもらい、明るい未来に向けてまっすぐ生きてもらえるよう「今」 必要なサポートを 「今」 提供することに全力を注いでいます。
ウィーズで出逢う子どもたちや親は、自己否定に満ちていることが多いです。
「私のせいでこうなった」「私なんていらない存在なんだ」
…そんな声が多くあります。
こういった子どもたちの希望になるのは、寄り添ってくれる第三者と、生きていくために適切な知識・情報です。
しかし社会の現状は、こういった人やもの、こととの接点が手に入るかどうかが運で決まるという、悲しい状態です。当たり前に自己価値を理解できる社会にしていかなければならないと、私たちは心から思っています。
子どもたちに向き合い、その声を拾い、大人たちに届け、良好な親子関係と健全な自尊心を育むための支援活動を、これからも続けていきたい、そしてより多くの子どもたちを救いたい、と思っています。
私たちは理念に賛同してくださる方との出逢いに、心から期待しています。
ウィーズの法人活動内容
●経済的問題や家庭環境に悩む子どもたちからのLINE相談対応
2023年は2,000人を超える子どもたちからのLINE相談に対応しました。
(2,500~3,000通/月、125人前後/月)
●子どもたちのよりどころ「みちくさハウス」を運営しています。
2021/7/22に運営を開始しました。
家がごたごたしている、親やきょうだいとの関係がうまくいかず家に居場所がない…
そんな子どもたちがふらっと来れて心を休めることができる、そんな居場所を用意しました。
2016年から累計延べ一時利用者332人、緊急保護86人が利用してくれました。
●離婚後離れて暮らす親子の面会交流支援
離婚後に離れて暮らす親と子どもの交流に付き添ったり、お子さんの送迎をしたりしています。両親の葛藤を調整し、子どものケアまでを行うことで子どもの立場に立った支援を行っています。
2016年から累計1,584名の親子を支援しました。
●パランパルミルとはフランスの半里親制度であり、愛情を注ぐ心の準備のある大人と子どもの橋渡しをする制度です。地域の大人が地域の子どもを支えるこの仕組みを日本版にアレンジして導入することにチャレンジ中です。
●小中学生を対象に法律を学ぶ「法教育プログラム」を実施しております。
●親の離婚を経験した子どもたちを集めた「子どもふれあいキャンプ」を実施しています。
●親の離婚を経験した子どもの立場として、講演活動をしたり、メディア取材を受けたりしています(2024年5月13日NHKあさイチに出演、2023/10/29 TBS NEWS DIG 久保田智子のSHAREで理事長光本が対談等)。
→大人の役割として、子どもの声を聴く必要性を伝えました。
取り組む社会課題:『家庭崩壊』
「家庭崩壊」の問題の現状
日本では今、結婚をしている3組に1組がさまざまな事情を抱え、別居や離婚の選択をしています。
両親の離婚を経験する未成年の子どもは年間約18万人。
また、日本のひとり親家庭の約8割が離婚によるものです。
お父さんとお母さんの笑顔が消え、当たり前だった日常が崩れていく様子を子どもはよく見ています。
離婚による様々な問題は、その狭間にいる子どもの心に大きな影響を与えます。
「家庭崩壊」の問題の解決策
NPO 法人ウィーズでは 2016 年の設立当初より、誰もが最初に所属する組織である「家庭」が安心で安全な基地として健全な自尊心を育める場所となるように、家庭環境に悩む子どもたちの支援に取り組んでいます。
2019年には親の不和、離婚や虐待など家庭環境に不安を抱える子どもたちを対象としたLINE相談アカウントを開設し、2023年は3 万件を超えるメッセージに対応しています。
虐待を受けて家出をしたら 親が喧嘩ばかりしていて「家に帰りたくないな」と夜道を歩いていたら 非行と見られて通報されたり、悪い子のレッテルを貼られたり。 そうして大人や未来を信じられなくなった子どもたちがたくさんいます。自分には生きる価値がないという子も少なくありません。
ウィーズ支援員の多くが、自身も子ども時代に家庭環境に悩んだ当事者であり、そのしんどさを負のものとして引きずらないようにし、癒しに至るプロセスを体系化した、この「支援者養成講座」を受けることで、子どもの視点に立ち、適切な関わりを第三者として持てるよう意識しながら活動しています。
彼らが幼少期に感じた「もっと子どもの気持ちをきいてほしかった」といった多くの声を参考に、子どもたちの心の声を聞き、真剣に向き合うことで、適切な関わりを第三者として持てるよう意識しながら、毎日届く子ども達の声に真摯に向き合い、心の負担を少しでも減らして生きる力を取り戻してもらえるよう、心をこめて伴走支援しています。
活動実績
千葉県船橋市にてNPO法人ウィーズ設立
2016年03月
静岡県静岡市・浜松市より面会交流支援事業行政委託開始
2016年04月
親の離婚を経験した子どもの立場10名を集めたトークイベントを日本初開催
2017年06月
面会交流支援を民間初の無料化
2019年04月
家庭環境に悩む子どものLINE相談事業スタート
2019年08月
親の離婚を経験した子どもの法教育プログラムスタート
2020年12月
家庭に居場所がない子どものヨリドコロ「みちくさハウス」を千葉県松戸市に開設
2021年07月
フランスの半里親制度を参考にパランパルミル・ジャパン(仮称)事業開始
2024年04月