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更新日:2021/10/12
たてやま村づくりプロジェクト 第1期村人募集
特定非営利活動法人Chance For Allこの募集の受入法人「特定非営利活動法人Chance For All」をフォローして、
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基本情報
東京にある学童保育CFAKidsと連携してこどもたちと無肥料無農薬の米作りを行ってきました。
この春から田んぼだけでなく住居、畑、畜産などを含めた村作りを行っていきます。その第一村人を募集します。
活動テーマ | |
---|---|
勤務場所 | |
待遇 |
無料 男性…住み込み |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週4~5回 農作業に合わせて活動します。 |
注目ポイント |
|
募集対象 |
農作業を行いますので、健康的な方。 |
募集人数 |
3名 |
スキル | |
特徴 |
募集詳細
一緒に村作り、事業づくりを行っていける仲間を募集しています!
館山事業統括の雨宮正樹です。館山で田んぼに関わって7年、移住してから4年。これまで、学童保育CFAKidsのこどもたちと一緒に田植え、稲刈り、田んぼや畑の手入れをしたり、一ヶ月間の田舎暮らしを体験してもらったり、鶏をさばいて食べたり、現地のこどもたちと一緒に学校の授業を受けたりと。教育と農業に主眼をおいた事業を行ってきました。おかげさまでこどもたちや保護者にも喜んでもらえ、地域の方々とのつながりも増えて個人としては満足できる事業に育ってきました。
しかし、現実的には田舎の状況は深刻です。高齢化が進み、小学校には20人しかこどもがいません。耕作放棄地が増えて人よりイノシシの方が多いような状況です。もともと美しい田んぼや果樹園だった土地は荒れ果て、若者は都会へと出ていってしまう悪循環が続いています。
一方でもともと自分が働いていた東京ではリモートワークが進み、たべること、はたらくこと、いきることがどんどん希薄になっているような気もしています。
僕を受け入れてくれ、成長させてくれた館山、神余の土地を再び豊かにしたい。都会で働く人達にももっと農業や狩猟、自分の生活を自分で作っていくという経験を通じて人生の豊かさを感じて欲しい。
そんな想いで、新たに法人を立ち上げて村作りを始めます。
現在既に田んぼでの米作りは行っていますが、米作りや野菜作りと同時進行で自然暮らしや自給自足も加味した村づくりプロジェクトを行っていきます。
材料や指導者がいて体験する単発のイベントではなく、集まった人たちが何が必要かイチから考えてイチから作っていくプロジェクト。「何を作るか?」は集まった人たちの考えに沿っていきたいと思いますが、導入段階の道しるべとし
「廃屋を買い取ってのゲストハウスづくり」「バイオトイレ作り・小屋作り・発電」「動物を飼うための設備作り」や「新たな耕作地の開墾」などを考えています。
一年間住込みで村づくりを行ってくれる村人の他に、CFAKidsのこどもたちや保護者のみなさん、My田んぼオーナーのみなさん、これから行うクラウドファンディングにて支援してくれた特別村民のみなさんなど多くの人を巻き込んで、ワイワイにぎやかに楽しく村作りを行っていきたいです。
きっと一生の中で思い出深い一年間になると思います。
一緒に新しい村を立ち上げましょう。
体験談・雰囲気
特徴 | |
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雰囲気 |
法人情報
代表者 |
中山勇魚 |
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設立年 |
2013年 |
法人格 |
NPO法人 |
Chance For Allの法人活動理念
「生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現」という理念を掲げ、真にこどもたちの未来のためになる放課後のありかたを模索し続けています。
Chance For Allの法人活動内容
代表理事 中山勇魚
早稲田大学教育学部卒業。18才の時に家庭の事情で家族が夜逃げ。東京都内のホテルやウィークリーマンションを転々とする。環境によって人生が大きく変わってしまう経験を経て「家庭や環境で人生が左右されないためにはどうしたらよいのか」を考え始める。大学在学中に様々な環境のこどもたちや教育のあり方について学んだり、学童保育の指導員として現場で勤務する中で放課後の可能性に着目。卒業後は保育系企業にて新規園の開発に従事。その後、IT企業でシステムエンジニアとして勤務しながら学童関係者とともに「こどものたちのための放課後」を実現するための準備を開始し、2014年にCFAKidsを開校。
代表理事 中山勇魚からのメッセージ
放課後は人生でもっとも大切な時間「放課後」や「夏休み」という言葉の印象を人に尋ねると、その答えは様々です。
野山を駆け巡った思い出や、小学生の社交場である駄菓子屋でのエピソード。
友達とのケンカや最新のゲームにワクワクした気持ち。宿題に追われた8月末や、大雪が降った次の日の雪合戦。
生まれ育った場所や年代、家庭によってさまざまですが、根底にあるのは「楽しい」という思いではないでしょうか。
現代のこどもたちも、生まれ育った環境は異なりますが、放課後をめいっぱい楽しみ、遊びや勉強、友達との関係性などから
人生にとって大切なことを全力で学んでいます。学校で学ぶこと以上に、小学生は放課後の時間から学んでいるのです。
しかし、残念ながら現代の日本では7人に1人のこどもが貧困状態にあり
しかも家庭によって貧困や格差が連鎖してしまっているという悲しい現実があります。
また、お金はあっても保護者が忙しくてほとんど関わりを持てなかったり、
十分な愛情を受けられずに育ってしまう子もいます。
日本には世界でも有数の義務教育制度があり、こどもたちは誰もが義務教育を受ける権利を有しています。
誰もが質の高い義務教育を受けられるのに、なぜ生まれ育った家庭によって
こどもたちの学力や将来に格差が生まれてしまうのでしょうか。
それは放課後の過ごし方に格差が生まれているからではないかとわたしたちは考えています。
多くの友人に囲まれ、休みの日はキャンプなどのイベントに積極的に参加している子がいる一方で
放課後家に帰っても誰もおらず、夏休みもどこにも行かず家でただゲームをしているだけの子もいます。
学ぶことのおもしろさや大切さを教えてくれる大人たちに囲まれて自然と知的好奇心を育まれているこどももいれば、勉強なんてしなくていいと、本も買ってもらえないこどももいます。
けれど、どんな家庭に育ってもこどもたちが不幸になっていいということはありません。
こどもたちには学ぶ権利が、遊ぶ権利が、そして幸せになる権利があるはずです。
わたしたちは放課後教育を通じてこどもたちの放課後格差を解消し
どんな環境で生まれ育っても、自らの意志と能力で自分の人生を切り開いていけるこどもを育てています。
わたしたちは高い志を持った私立の学童保育として、保護者、学校、地域、そして多くの団体や企業と連携して
すべてのこどもたちが価値ある放課後の時間を過ごせるような環境を整備し、
生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会を実現します。