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更新日:2020/09/01
新型コロナウィルスの影響により飢餓に陥っている スラムの緊急支援
国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」この募集の受入団体「国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」」をフォローして、
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基本情報
新型コロナウィルスCOVID-19により、ずっとロックダウン状態で、経済活動が停止しているフィリピンで、今日明日の食糧がなく、飢えに苦しみ、生命の危機に陥っているスラムの人々への、日本から今できる支援
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 | |
必要経費 |
任意 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:頻度は相談可 |
募集対象 |
|
募集詳細
「感染して死ぬか飢え死にするかどちらかだわ」
NGOで支援をしているフィリピンは、今、もう二ヵ月以上ロックダウン状態が続き、外出禁止・移動制限等の措置が続いています。
日本のように自粛要請ではなく、禁止命令です。制限を破ったら罰則があります(下手したら撃たれます)。
もちろん多くの人が職を失ったり、休職になったりしています。
そして、自分がふだん現地で生活しているスラムの人たちは、ほとんどの家庭がその日暮らし、トライシカット、いわゆるチャリンコタクシーや、露店等で日銭を稼いでいます。
しかし外出禁止の今、それもできず、ウィルスへの恐怖と同時に、これからの生活に大きな不安を抱えています。
「お金もお米ももうないよ」
「私たちはこれからどうしたらいいの?」
「今はもう一日二食で、スープだけしか食べられない」
「子どもたちのご飯も、赤ちゃんのミルクももうなくて、どうしたらいいのかわからない」
「もうみんな限界よ」
「このままじゃ、ウィルスに感染して死ぬか、飢え死にするかどちらかだわ」
と、貧困層の人々は、日々、悪化していく現状の厳しさを訴えてきます。
政府から、お米や缶詰等の支給はありました。
しかし、地域によって差もあり、また、それ以前に、その配給だけで生きていかなければならない家庭(おまけにスラムの家庭は基本、大家族です)にとっては、絶望的な配給の量です。
おおまかに言ってしまうと、家族が一週間、なんとか暮らしていける食糧が、月に一度、配給されるかされないか、という状態です。
そして、その少量の配給で、また、それだけで生きていかなければならない家庭と、貰えれば生活の助けになるという家庭とでは、もちろんぜんぜん状況が違います。
日本の10万円給付と一緒です。「どうしようかな?とりあえず貯金かな」という人もいれば「これでなんとかもう少し生き延びられる」という人だっているでしょう。
「明日の命への不安と恐怖」
スラムの人々は、もう、「今既に飢えている」状態なのです。
今日明日の不安でいっぱいな貧困層は、とにかく目の前の危機への恐怖にパニックモードになっています。
小さな騒ぎや、不平不満や疑心暗鬼も溢れています。
食糧の配給に行列を作る時など、ソーシャルディスタンスどころじゃありません。
ウィルスへの恐怖もあり、STAY HOMEもわかってはいます。
でも、この切羽詰まった状況の中、「家にいるのはわかったけど、で、どうするの?そのまま死ねばいいの?」そんな状態な家庭がたくさんあります。
ある程度、生活に余裕がある層の人たちは、もっと社会的な考えをして、ロックダウンを受け入れることができるでしょう。
それは感染抑止のために今、必要なことだから、みんな我慢しなければならないと。
同時に、この後にやってくる世界、いわゆるニューノーマルを考えなければならないと。
おそらく、いや、もちろん、この危機を乗り越えるためには、その方がいいと思います。
しかし、「今日食べるものがない」「明日死んじゃうかも」、そんな人たちの叫びを無視することはできません。
今後、餓死や自殺が世界で問題になるかもしれません。
生活の苦しさや、飢えへの恐怖から、暴動や犯罪が増えたりもするでしょう。
個人が悪いのか社会が悪いのかわかりませんが、現実は現実です。
今ある目の前の危機を乗り越えていかなきゃならない。
現時点で、お金も食べ物もなくて死んじゃいそうな家族に対して、
自分は、現地を支援する国際協力NGOの代表として、いったい今、何ができるのか、現地の声を聞きながら、状況を判断しながら、試行錯誤しています。
同時に、自分のあまりの無力さにうちひしがれています。
「もう限界よ」
「もう少しこんなんが続いたら飢え死にしちゃうんだけど」
スラムの人々は今、切羽詰まった救いを求めています。
そんな社会の底辺の目線から物事をとらえることも必要だし、社会は、そして人々の意識は、そんな暗闇の中でもがいている人々をも、切ってしまってはいけないと思うのです。
それに、コロナウィルスへの感染がもう他人事でないように、飢え死にだって、まったくの他人事ではないはずです。
「自分はとりあえず大丈夫」だから言える大人な意見と、「それどころじゃない」から言ってしまう個人のわがまま(?)と、そのどちらにも理解ができたら、寄りそうことができたら、と思っています。
そして、今、
おそらくそのどちらも間違ってはいないのです。
「戦う相手は政府や制度ではなくウィルスだ」
「今はみんなで我慢して耐えよう」
「STAY HOME」
それはもちろん正しいです。
ただ、その言葉も影響も結果も重みも、人それぞれ、違うのです。
今、実際に、飢えに苦しみ、その命を失いかけている人々がいます。
それは、
ただの遠い国で出来事ですか?
自分には関係のないことですか?
そんなことないですよね、
それは、、、
同じ時代を、同じこの地球で生きる、誰もが同じように大切な、かけがえのない生命の叫びであり、まぎれもない、世界のひとつの現実なのです。
「自分の周りの当たり前は、すべての人たちにとっての当たり前ではないのです。」
例えば日本では、学校の休校が始まった頃、子どもたちがゲームのやり過ぎが問題になったりしました。
また、ネット依存症とかも常に言われています。
STAY HOMEということで、日本では、TVとかでコメンテーターが、「まあ、今の時代はネットもTVもあるから、何とかそれを活用して」とか、サラっと言い、芸能人がYoutubeで動画をアップしたり、Webでの会議や飲み会が奨励されていたりします。
しかし、フィリピンのスラムでは、まず、そのネット環境がありません。
当たり前の話ですが、インターネットにだってお金がかかるのです。
食糧も文明的な娯楽もなく、ただ家族が寄り添って、この危機に耐え、苦しんでいます。
日本では、在宅での時間が増え、家庭ごみが増えていると言っています。ですが、ここでは、ゴミを拾って生活する子どもたちがいます。
そうです。
自分の周りの当たり前は、すべての人たちにとっての当たり前ではないのです。
「命を守りたい」
幼い子どもたちは、おそらく、今、世の中で何が起きていて、どうして毎日のご飯がちゃんと食べられないのか、よくわかってもいません。
世の中の流れに取り残され、支援も届かず、
何も起きないまま、飢えて死んでいくとしても、人々は、ここでは、それを、受け入れるしかないのです。
その中で、私たちは、とにかくできる限りの支援活動を行っています。
そして、同時に、
今、自分はただ、ただ願っています。
みんな、
生き延びて下さい。
お願いします、、、
と。
感染の恐怖と飢えに苦しみながら、
それでも賢明に生きる、
そんなスラムの人々の、
かけがえのない、その命を守りたいのです。
「飢えに苦しむ人々のために」
NGOでは、現在、フィリピン・セブ島にて、飢えに苦しむスラムの人々への支援をしています。
下記に添付した動画「飢えに苦しむ子どもたちへ」は、先日の、山奥のスラムでの炊き出しの様子です。
このような炊き出しや、困窮家庭への食糧支援を行っています。
主催のNGO「HOPE~ハロハロオアシス」は、2004年より、フィリピン・セブ島の貧困層が多く住む村の、スラムの真ん中に現地事務所を構え、スラムの人々と手を取り合いながら、草の根の支援を続けています。
飢餓に苦しみ子どもたちや、人々のための緊急支援として、今後も、いくつかのスラムで、このような炊き出しや、食糧の配給を行います。
スラムの人々の命を、そして、子どもたちの笑顔を守るために、
もしよろしければ、ご支援・ご協力お願いできましたら、とても助かります。
私たちには、ほんの小さな力しかありません。
特別なことも、奇跡も、何も起こすことなんかできません。
こんな小さなことしかできません。
でも、こんなことしかできなくても、
こんなことが、この、飢えた人々にとって、とても、必要なのです。
とても、とても、大切なのです。
目の前で消えていく命を、少しでも、できるかぎり、救いたい。
ただ、それだけです。
子どもたちの、何かにすがるような、こんな寂し気な瞳を、もう、見たくないのです。
だから、
ずっと、そばで、寄り添って、
手を、差し伸べ続けます、、、
「スラムの片隅からのメッセージ」
皆様にお願いがあります。
ぜひ、この動画を見て下さい。
コロナウィルスの影響で、今、とても困難な状況に置かれている、スラムの片隅からのメッセージです。
(動画再生について)
動画を再生すると、動画の下部に、「Youtube」という文字が出ます。
そこをクリックしますと、この埋め込みの動画ではなく、Youtubeにて直接、動画を視聴して下さい。
そうして頂いて、もしよろしければ、チャンネル登録をして下さい。
(現在、Youtubeアカウントがない方は、作成が必要ですが、Youtubeアカウントを作成しても、今後、Youtubeの使い方は今まで同様に、好きな動画を普通に見るだけです。)
チャンネル登録が1000に達しますと(まだだいぶ先ですが)、動画に広告が流れ、そこから広告収入が発生し、
そして、その収益は、すべてスラムの人々への支援に使われます。ご協力お願いします。
支援金の募集
NGOでは、現地の支援のために、支援金の募集をしています。
募金の使途は、スラムの人々への食糧と生活物資の配給です。
現在、既に支援は始まっていますが、今後、継続していく資金が不足しています。
生活が困難な家庭、100世帯に対し、お米や缶詰等の約一週間分の食糧、洗剤や石鹸等の生活支援物資の配給を、とりあえず今後、5月中旬と6月に2回、予定しています。
また、動画のような炊き出しを、定期的に毎週行います。
予定しております支援費用は、おおよそ以下のようになります。
①米6~10kg(世帯人数によります)を100世帯:90000円×3回
②缶詰5~8個(同)、石鹸や洗剤等、100世帯:80000円×3回
③炊き出しのお米と具材(約300人分):10000円×10回
合計、費用が約60万円かかり、今、なんとか集めているところです。
そして、その後の支援につきましては、現地のロックダウンの継続の状況から判断し、行っていきます。
まずは、現在行っている、「今、必要な、緊急支援」を続けていきます。
もしよろしければ、ご協力頂けましたら、幸いです。
募金のご協力をして頂ける場合、
お手数おかけしまして申し訳ございませんが、
下記のNGOの口座までお振込みを、お願いします。
その際に、こちらのサイト(activo)の応募フォームにて、ご連絡を頂けましたら、年末になってしまいますが、現地フィリピンのスラムにあるNGOの施設の子どもたちより、お礼のカードを送らせて頂きます。よろしくお願いします。
皆様のご支援・ご協力お待ちしております。
【支援金の振込口座】
ゆうちょ銀行(郵便局)
{名義 : HOPEハロハロオアシス }
(1)「郵便局以外の金融機関(ゆうちょ銀行以外の銀行など)よりのお振り込みの場合」
支店名→ 〇三八(ゼロサンハチ)
店番→ 038(もし支店名がカナのみ選択肢の場合は、「セ」を選択・入力して頂ければ、番号の選択肢がでます。)
普通預金口座番号→ 6081854
(2)「郵便局(ゆうちょ銀行)よりのお振り込みの場合」
記号→ 10380
普通預金口座番号→ 60818541
※(1)(2)の、郵便局(ゆうちょ銀行)以外の金融機関からのお振り込みか、もしくはそ郵便局からのお振り込みか、で振込方法が異なりますので、ご注意下さい。
よろしくお願いします。
団体情報
代表者 |
松沼裕二 |
---|---|
設立年 |
2004年 |
法人格 |
任意団体 |
国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の団体活動理念
今も 世界にはたくさんの戦禍や貧困が 渦巻いています。
私たちが今すべきことは何なのでしょうか?
私たちに今できることは何なのでしょうか?
そして 本当の幸せとは何なのでしょうか?
私たちは、同じ地球の仲間として、
現在、フィリピンを中心としたアジアの国々の貧しい地域の人々と、
人間として大切な何かを分かち合いながら、共に手をとりあい一緒に歩んでいます。
そのために、ほんのささやかなものかもしれませんが、今できる限りの支援をしています。
そして、私たちの活動によって、現地のスラムの現状や、貧困、紛争等の現実を知り、関心を持って頂き、
自分なりに何かを感じ、それをきっかけにして、
少しでも多くの方々が、私たちと、また、現地の人々と共に、協力し、助け合い、
一緒に、新しい一歩を踏み出していければ、と思っています。
国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の団体活動内容
アジアの貧困・災害・紛争に対する支援活動を中心に、現地の人々とのふれあいを重視した、心の通った活動を続けていくNGOです。
活動実績
2004年
国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」設立。
アジアを中心に、貧困・災害・紛争等への救済・支援活動を行う国際協力NGOです。
「インドのマザーテレサの施設」「ネパール、カンボジアなどの孤児院ボランティア」「フィリピン・セブ島のスラムの支援」「フィリピン・マラウィ内戦の難民キャンプ救済」「スマトラ沖地震・津波時のスリランカにおける復興支援」、「モンゴル自治区での黄砂・砂漠化視察・緑化支援」、「マレーシアにおける不法滞在スラムでのフィールドワーク」等の活動を実施しています。また、「国内外における動物愛護・保護活動への協力」等の活動を行っています。
海外に拠点を置くNGOではありますが、国内においても、2011・3・11東日本大震災他、各地の災害復興支援活動のために、被災地への継続的なボランティア派遣や復興支援イベントの開催・参加等を実施しています。
近年は、フィリピン・セブ市の貧困地域(スラム)に現地事務所を設け、スラムの支援のために「スラムの子どもの施設の運営」「海外ボランティア・スタディツアー」「チャイルドサポーター(スカラシップ)プログラム」「医療支援プロジェクト」「フィーディング(給食)プログラム」「スラムの環境対策活動」「支援物資援助」「フェアトレード、就業・自立支援」「学習支援」「スラムの子ども図書館の運営」「都市、海、山岳等のスラムの生活支援」「ダンピングサイト(ゴミ山)におけるフィールドワーク・支援活動」「災害・紛争・飢餓・疫病に対する復興支援や援助(台風ハイエン、フィリピン中南部地震、スラムの大規模火災、内戦による避難民キャンプ、新型コロナウィルスによる飢餓、等)」「動物愛護活動」等を主な活動としています。
また、フィリピンでは上記セブ市と共に、長年、戒厳令下に置かれたフィリピン・ミンダナオ島・マラウィにおける、イスラム過激派と政府軍の内戦、その被害により、避難している人々の難民キャンプの救済活動を行っています。
現地の人々のためになる本当の支援とは何か、と常に試行錯誤し、現地スラムの方々と協力しながら、草の根の、継続的な、そして、その生活の自立につながるような支援活動をしています。
スラムの子どもたちの明日への夢の架け橋となれるよう、その純真な笑顔を守っていけるよう、今できる精一杯の支援を続けています。