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更新日:2019/11/17
【11月16日(土)】「子どもの貧困」の実態を語る~子どもと家庭の抱える困難~
特定非営利活動法人Learning for Allこの募集の受入法人「特定非営利活動法人Learning for All」をフォローして、
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基本情報
日本では、7人に1人の子どもが貧困状態にある。この事実について知り、自分にできることを見つけたいと思っているあなたへ。問題への理解を深め、「今、自分にできること」を共に考えるイベントを開催します。
活動テーマ | |
---|---|
開催場所 |
(新宿御苑前駅から徒歩4分/新宿三丁目駅から徒歩6分) |
必要経費 |
無料 |
開催日 |
13:00~15:00(開場12:30) |
注目ポイント |
|
募集対象 |
社会人 |
募集人数 |
15名 |
募集詳細
■こんな方にオススメ!
LFA活動説明会は、そのような思いを持ったあなたに向けたイベントです。困難を抱える子どもたちと向き合ってきた職員や学生が、丁寧に、わかりやすくお話させていただきます。
■LFA活動説明会とは
日本では、7人に1人の子どもが貧困状態にある。この事実について知り、自分にできることを見つけたいと思っているあなたへ。「子どもの貧困」の問題への理解を深め、「今、自分にできること」を共に考えるイベントを開催します。
東京都に住む中学3年生の女の子。母親と弟2人との4人家庭で生活保護を受けながら暮らしています。小学校の時には両親の離婚により苗字が4回変わりました。苗字がコロコロ変わることで学校ではひどいいじめにあい、不登校気味になってしまいました。
そのため、読めない漢字や苦手な計算が多くあります。さらに、小学校高学年の時には同居していたおじいさんからのDVを受け、夜逃げ同然で今の家に引っ越してきました。自己肯定感も低く、「自分はダメな人間だ」「うちは貧乏だから」 と否定的な発言が多くなっています。
母親が精神的に不安定なため、 家事をしたり、 幼い弟2人お面倒をみなければならず、家庭で勉強する時間は取れません。このような生活が続く子どもは、中学3年間で学年最下位でした。
◆学習支援プログラム以前に受けた学力診断テスト
– 計算方法が全く身についていない。
– 中学校三年生にして、アルファベットを全て書くことができない。
このように現在、経済的な理由で様々な困難を抱えている子どもは約150万人います。そして、子どもが抱える困難は、保護者や家庭環境の問題、つまり「自己責任」として見過ごされています。生まれた環境により、子どもの人生が大きく左右されている。その子どもの多くが、社会から置き去りにされている。そういわざるを得ない現状が、確かに存在します。
Learning for All は、様々な困難を抱える子どもたちに、選抜・育成された大学生教師による「質の高い学習機会」と、「安心できる居場所」を提供しています。また、課題と直接向き合った経験を通じて、「社会課題を愛結する人材」を育成・輩出し、社会課題の包括的な解決を目指すNPO団体です。
イベントでは、本やメディアの情報だけではわからない「子どもの貧困」の実態について、実際に私たちが出会ってきた子どものエピソードを交えながら、丁寧に、わかりやすくお話させていただきます。また「子どもの貧困」の解決を目指す活動内容や、職員や学生の想い、私たちと共に解決を目指す「LFAサポーター制度」についてもご説明させていただきます。
「子どもの貧困」への理解を深め、未来の担い手である、可能性に溢れた子どもたちのために「今、できること」を一緒に考えましょう。
■プロフィール
コミュニティ推進事業部/江里口泰子「すべての子ども達が希望をもって暮らせる社会を実現したい」
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了。中学生時の授業で見た海外の映像をきっかけに貧困に関心を寄せるようになり、学生時代には貧困と子どもをテーマに学ぶ。卒業後大手小売業の会社に就職。店舗運営、新卒採用を経験の後、縁あって2019年6月よりLFAに入職。Learning for Allでは学生採用を主に担当。関わる人々を増やし、子ども達が将来を楽しみに暮らせる世の中を作っていきたい
■参加者の声
☑ 本やネットでは知ることはできない「子どもの貧困」の「実際」を知ることができました。☑ 現場で活動されている方の生の声と、熱量や本気度がストレートに伝わってきました。
☑ 今「生まれた環境」により苦しんでいる子どもたちのためにアクションを取ろうと思いました。
■NPO法人Learning for All とは
「すべての子どもたちが自分の可能性を信じ、自分の力で人生を切り拓くことのできる社会を実現する」ため、一人ひとりの学習進度や家庭環境に合わせた支援を提供し、自立するための力を育てる「学習支援事業」、及び低年齢のうちから、学習面だけでなく生活面を含めた包括的な支援を提供し、安心できる居場所をつくる「子どもの家事業」を提供しています。そして、課題と直接向き合った経験を通じて、「社会課題を解決する人材」を育成・輩出し、社会課題の包括的な解決を目指すNPO団体です。
《主な受賞歴》
東京都北区「改革プラン ベスト1」(2011年)、「第5回日本エクセレントNPO大賞」(2018年)
《主なメディア掲載歴》
NHK総合テレビ「ひるまえホット」「シブ5時」(2017年)、読売新聞(2017年)、Japan Times(2017年)、毎日新聞(2018年)、産経新聞(2018年)、毎日新聞社「AERA」代表の李が社会起業家54人に選出(2018年)、Forbes Japan「30 under 30 Japan(世界を変える30歳未満の30人)」に代表の李が選出
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当日の概要
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■日時:2019年11月16日(土)13:00〜15:00(開場12:30)
■場所:東京都新宿区新宿5丁目1−1ローヤルマンションビル404
■アクセス:新宿御苑前駅から徒歩4分/新宿三丁目駅から徒歩6分
■定員:15名
■対象:社会人
※学生の方には学生向けの説明会を開催しております!
■参加費:無料
■持ち物:筆記用具
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法人情報
代表者 |
李炯植 |
---|---|
設立年 |
2014年 |
法人格 |
認定NPO法人 |
Learning for Allの法人活動理念
Learning for Allは「子どもの貧困に、本質的解決を。」をミッションに掲げて活動しているNPO法人です。
そのために、
1.子どもの人生が変わる現場作り
2.人材育成
3.普及啓発・アドボカシー
を行っていきます。
Learning for Allの法人活動内容
困難を抱える子どもに対して質の高い学習機会を提供し、困難を抱える子どもに対して質の高い学習機会を提供し、課題に直接向き合った経験を通して、社会課題を解決する大学生を育成・輩出している。
取り組む社会課題:『子どもの貧困、教育格差』
「子どもの貧困、教育格差」の問題の現状
貧困、虐待、発達障害、いじめ、社会的マイノリティなど、
生きづらさを抱える子どもたち。
「安心」を奪われている。
「努力を信じられる環境」を奪われている。
「自分自身の可能性に気づく機会」を奪われている。
そこでは、諦めが日常化してしまっています。
2010年、学習支援からスタートした私たちLearning for All は、
現場の経験から、この問題を解決するには
「学び」を支えるだけでは足りないと確信するに至りました。
現在では、一人の子どもが自立するまで、
地域で連携して幅広くサポートできるモデルを構築。
全国へ広げるとともに、法・制度を変え、
子どものあらゆる「貧」と「困」をなくす社会をつくろうとしています。
「子どもの貧困、教育格差」の問題の解決策
今目の前にいる子どもに、どこまでも寄り添うこと。
社会の仕組みそのものを、本気で変えていくこと。
そのどちらが欠けても未来はつくれない。
私たちは、志を同じくする全ての人たちと力をひとつにし、
3つのアプローチで課題の本質的解決を目指しています。
アプローチ①一人に寄り添う
地域のあらゆる立場の大人たちのネットワークをつくり、支援の必要な子どもを見逃さず、早期につながる。
成長段階に合わせ、必要なサポートを6~18歳まで切れ目なく行う。
私たちは、そんな「地域協働型子ども包括支援」を展開しています。
アプローチ②仕組みを広げる
現在の日本では、子ども支援に関わる人・団体の努力にもかかわらず、
支援の「量」「質」ともにまだ足りていないのが現実です。
LFAでは、これまで培ってきた実践的な支援のノウハウを、全国の子ども支援団体や企業に提供。
日本中の子ども支援者がつながるネットワークづくりにも取り組むことで、
「地域協働型子ども包括支援」の全国展開を推進しています。
アプローチ③社会を動かす
目の前の子どもにどこまでも寄り添う。
その重要さは疑う余地がない一方で、問題を真に解決するためには世論の形成や、
社会の仕組みを変えていく必要があります。
LFA は現場での支援活動や、全国の子ども支援団体とのネットワークづくりを通して、
課題の普及啓発・人材育成・政策提言に取り組んでいます。
活動実績
学習支援事業を開始
2010年
現Teach For Japan内の一事業として、学習支援事業を開始
東京都北区における学習支援事業が 「北区改革プランベスト1」を受賞
2011年
NPO法人 Learning for All を設立
2014年
新事業スタート!「学習支援」と「居場所づくり」
2016年
・日本財団の子どもの貧困対策プロジェクト第1号拠点として「居場所づくり事業」を開始
・食事支援・保護者支援・普及啓発活動を開始
・代表 李が「全国子どもの貧困・教育支援団体協議会」の理事に選出
地域や他団体など、”共に”支援していく仕組みづくりに着手
2018年
・6〜18歳まで切れ目なく支援する「地域協働型子ども包括支援」モデル構築に着手
• 第5回エクセレントNPO大賞および課題解決力賞を受賞
• 代表 李がForbes「30 UNDER 30 JAPAN 2018」に選出
• LFAの知見を他団体へ共有するノウハウ展開事業を開始
中高生向けの居場所づくり事業を開始
2019年
コロナ禍の子ども支援
2020年
コロナ禍における支援家庭を対象にした ニーズ把握調査を開始・発表
培ってきたノウハウをメディアで発信
2021年
• 「地域協働型子ども包括支援基金」を設立
• 東京大学大学院教育学研究科と 教育・研究交流連携事業に関する協定を締結
「認定NPO法人」の取得、さらなる支援の強化へ
2022年
・認定NPO法人を取得
・代表 李が「内閣官房のこどもの居場所づくりに関する検討委員会」検討委員に選出
・代表 李がこども家庭庁「こどもデータ連携ガイドライン検討会」メンバーに就任
・代表 李がつくば市こども政策推進アドバイザリー会議のアドバイザリーに就任