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- 【インターン募集】不登校生むけ授業プランを教育ベンチャー経営者と一緒につくる!
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更新日:2020/02/10
【インターン募集】不登校生むけ授業プランを教育ベンチャー経営者と一緒につくる!
学習支援塾ビーンズこの募集の受入企業「学習支援塾ビーンズ」をフォローして、
新しい募集が始まった時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
ビーンズは「子どもたちのやりたいことを見つけて、子どもたちの未来を『カタチ』にする塾」です。
今後の事業拡大・よりよい授業を提供することを目指し、一緒に事業をつくっていくインターンを募集します。
活動テーマ | |
---|---|
勤務場所 | |
待遇 |
無料 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週2~3回 子どもたちとビーンズの状況変化に追いつくために週2~3回の活動参加をお勧めしています。 |
募集対象 |
大学生・大学院生・社会人(高校生は不可) |
募集人数 |
2名 |
特徴 |
募集詳細
●活動内容:塾代表と共に塾運営に参加
【授業プラン作成】
・先輩インターンとともに子どもたちの「居場所支援」や「集団授業」のプランを作成
【事業戦略】
・代表、先輩インターンとともに事業課題の把握、課題解決案の検討
・子どもたちの現状把握や、教育プランを創り上げるのに必要な情報の収集・分析・整理・考察
【事業計画書作成】
・経営層の提示する事業計画に関する書類・資料の原稿づくり(PowerPoint、Wordソフトを使用)
・各種助成金の申込書式の執筆
・起業家育成プログラムへの申込書式執筆
・その他、新しい業務の企画を代表、先輩インターンとともに検討・立案
【渉外】
・各種会議・打ち合わせへの同行、参加
●学べること・経験できること
【組織運営面】
・代表直轄のインターンチームでの活動となるため、「経営者視点で活動」をする経験を積むことができます
(経営者の日々の活動に触れていただきます)
・理念や理想を形にしていくことに加え「会社経営を支える」実務に触れる経験を積むことができます
・経理責任者との協働作業の機会もあり、会社運営の核となる経理・労務の基礎や金融機関との
折衝の経験を積むことができます
【コミュニケーション力・スキル面】
・チームの仲間となる先輩インターンから、資料作成の方法を学ぶことができます
・塾代表の直接指導のもと資料作成する場合もあります
・PowerPoint、Wordソフトの基本的な使い方をお伝えします
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●必須条件「子どもが好きなこと」
活動場所は、学習支援塾ビーンズです。塾のど真ん中でタスクを進めていくことになるため、常に子どもと触れ合いながらの作業になります。また、自分たちの作っている事業計画が本当に子どもたちの抱えた問題に寄り添ったものになっているかを考えていただくためにも、子どもと接することが好きな方に参加していただきたいです。
●必須スキル「パソコンを問題なく扱えること」
①Google系サービスを多用しますので、IT系にアレルギーがないこと
※初心者でも安心してください。ヤル気があれば、どんどん教えます!
②タイピングの速さがある程度あること・ブラインドタッチができること
③文章作成能力
④Excelなど表計算ソフトで簡単な関数をつかえること
なお、パソコンに関しては備え付けのものがありますので、基本的にはパソコンの持参は求めませんので、
ご安心ください。
●歓迎スキル「デザイン系のスキル」
①Adobeソフトを使った経験があること(illustratorでチラシを使ったことあるなど)
②動画制作ソフトを使って経験があること
※資料作成・広告制作に活用していただきます。
●採用の基準「インターン経験で求めるものがはっきりしていること」
今後インターン採用を進めるにあたり候補となる方に対してには、
・インターンで、どんなことをやりたいか
・インターンに関わらず、これからの時間をどう過ごしたいか、どんな学びを得たいのか
という意思表示をしていただきます。
・インターン参加日数の頻度は週2回以上をお勧めしています。また参加への動機、取り組みへの真摯さを確認します。詳しくは面談時にワークシートをお渡しした際にお伝えします。
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●インターン活動までのステップ
1.フォーム入力
⇓
一次選考(合否に関わります)
⇓
2.面談(会社説明を含む・合否に関わりません)
以下のような内容について話します。
・ビーンズのインターンでやりたいこと
・日本の教育にあなたが感じる課題について
また、面接で使う課題(ワークシート)をお渡し、記入方法をお伝えします。
⇓
3.面接(合否に関わります)
「書き上げたワークシートと履歴書」をお持ちください。
ワークシートには、
・今後のご自身の成長プラン、インターンで経験したいこと
・インターンで成長したいポイント、得たいスキル
をお書きください。
⇓
4.採用・活動開始
採用はメールにて通知いたします。
その後、インターンの採用書式を記入いただきます。
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●参考:今までのビーンズが獲得した助成金や通過したプログラムなどの実績
助成金の例
・東京都 創業助成事業
融資の例
・西武ソーシャルビジネス成長応援融資「CHANGE」
・東京都 女性・若者・シニア創業サポート事業
アクセレータープログラムの例
・花王社会起業塾(社会起業イニシアティブ)
・東京都アクセレータープログラム(TOKYO STARTUP GATEWAY)
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
卒業インタビュー! 瀬戸さんにビーンズ・インターン活動の感想を伺いました
ビーンズでインターンをしようと思った理由は何ですか?
中高生の自己効力感を上げられるような教育がしたいという思いがあり、何か面白いことをやっているところはないかな~と探していると、ビーンズを見つけました。「学び治しの授業」「エンカレ」など、塾としてとてもユニークな取り組みをしているので、その取り組みを自分の目で見て、自分の将来の活動に活かしたいと思い、インターンを志望しました。
どんなビーンズを目指して活動していましたか?
「ビーンズに来たばかりの子が、すぐに馴染んでいきやすいビーンズ」を目指していました。
基本的にやったことは、生徒とおしゃべりすることと、生徒が取り組むプロジェクトに伴走をしたことです。
基本、生徒に信頼してもらわないと何も始まらないので、インターンへ参加した当初はとにかく雑談をしました。
生徒はそれぞれ好きなことがある場合が多いので、それをたくさん聞いて、一緒に面白がることを心がけました。
雑談を続けていると、生徒の方から「今進路のことでちょっと悩んでて…」みたいなことを相談してくれる場合もあり、雑談をして信頼関係を築くのはとても重要だと思いました。
ビーンズの子どもの印象は?
とても優しい子が多い印象です。
また、ビーンズの子どもたちは「誰かを否定する」ということを基本的にしないので、とても居心地の良い空間になっていると思います。
将来の夢は?
日本の公教育において、受けることのできる教育の選択肢を増やすことです。
僕の親は経済的に余裕がなく、基本的には公教育のみを受けて育ちました。
しかし、大学に入り、様々な教育の実践を見ていくと、世の中には、特に民間教育にはもっとおもしろい教育がたくさんあったのだということに気づきました。親が教育にアンテナを張っていない、もしくはお金がない子供たちはそうした教育にアクセスできません。僕自身もそうでした。そんな経験から、公教育ををもっと魅力的なものにしたいと思うようになりました。
インターン活動で越えた「課題・カベ」について
僕は子どもたちにとってビーンズが「社会とつながる練習をし、自信をつけていける場所」になればいいなと思っています。
ビーンズには既に居場所機能があり、生徒同士でのコミュニティもできています。
しかし、なかなかそこに積極的に入っていけない生徒もいます。そこで、インターンが生徒と生徒の間に立って、生徒同士をつないでいくということを、仕組みづくりの段階から、試行錯誤しながらやってきました。また、生徒が自分がやりたいプロジェクトを走らせる「ビーンズ学級会」にて、生徒に伴走し、話し合いに参加していきました。
「カベ」としては、学級会のメンターとして関わっている時に、どこまで自分が関われば生徒が主体的に動けるのかわからなくなることがありました。生徒に任せすぎると、なかなか議論が前に進まず、行き詰ってしまい、やる気がなくなっていってしまうことがありました。一方で、自分が関わりすぎると、生徒は自分で発案して議論を進めていくことをやめてしまいます。その間の絶妙なラインがとても難しく、何度も失敗をしました。
しかし、トライ&エラーを繰り返す中で、「ここでこういう声掛けをするべきだな」とか「ここでこういうツールがあることを紹介したらどうかな」など、生徒の主体性を損なわないながらも、放置しないファシリテーションが身についていったと思います。
これからビーンズはどんな塾・居場所になってほしいか
ビーンズの良さは「否定されないこと」、「挑戦をした子はそれだけでとことんほめられること」だと思います。
今、子どもたちの中で、いろんな子が新たな挑戦をし、それに他の子が影響を受けて挑戦するという、"チャレンジの循環"が生まれてきています。それをどんどん増やしていってほしいです。
これからビーンズにくるインターン生に一言
ビーンズのインターン活動は自分で作り上げていける部分も多く、やりがいはすごくありました。
塾長や他のインターン生との関わりも自分にとって刺激的でしたし、とても濃密な時間を過ごすことができました。
これからますます面白くなっていくと思うので、ぜひビーンズでのインターン活動にチャレンジしてみてください!
【自己紹介】
ビーンズインターンリーダーの長澤と申します。
大学では経済学を学んでおり、今は大学3年生ですが、高校の同級生の多くは既に大学を卒業して就職しております!
(詳しい事情はビーンズのHPで…)
ビーンズには当初、科目授業を教える講師として採用されました。その後、インターンとしての活動も開始しました。
【ビーンズのインターンに参加したきっかけ】
代表の塚崎が参加していた花王社会起業塾というアクセレータープログラムの事業計画書の一部を書く機会を頂いたのがきっかけです。
【事業計画書をつくるのは楽しい】
ロジックの甘さが許されないという点においては事業計画書は論文と同じです。
しかし、事業計画書にはさらに、熱いパッション・一目で分かるほどの簡潔さが求められます。
この2点を盛り込むのには大変苦労しましたが、同時に新鮮でもありました。
また、分かりやすく熱い思いを伝えるという作業の過程で自分の思想がさらに完成されていくのには、
大変興奮しました。
【アクセレータープログラムで出会う人がアツい!】
そして、完成度の高い事業計画書が出来上がったこともあって(?)無事に社会起業塾の選考を通過することができました。
そこで、塚﨑さんにプログラムの現場に連れて行ってもらったのですが、そこには普通の大学生生活の中では見ることができない刺激的な光景が広がっていました。
具体的にどのような人間がいて、どのようなことを喋っていたのかを説明する余裕はありませんが、
とにかく「社会起業家の熱意ってすごいし、クセがありすぎる人間が多すぎる!」と感じました。
この経験もインターンに参加しようと思ったきっかけの一つです。
【最初は教育に関心なかった。インターンの経験を通して日本の教育課題に気づく】
実は、ビーンズへ参加した当初は教育に対して今ほど興味関心がありませんでした。
自分自身は少なくとも教育面では恵まれた環境で過ごしていたので、参加当初は「海外旅行に行くためのお金の足しにできたらいいな」くらいの何とも軽薄な動機でした(笑)。
しかし、ビーンズにくる子どもと触れ合い彼らが抱える課題を肌で感じ、先述のように事業計画書の作成を手伝うという現場と思考を往復する日々の中で
「日本の子どもの現状はかなりやばい。子どもの未来=みんなの未来なんだからどうにかしなくては」という気持ちが私の中で芽生え始めたのです。
私がビーンズを通して気づいた教育の課題は
①子どもの自尊心が低すぎること
②子どもが社会を知る機会が少なすぎること
③子どもに自分がやりたいこと・やっていることを発信する力や機会がないこと
の3点にまとめられると思います。
現状のビーンズのリソースでは上記3点の課題を解決することはできません。
ですから、この課題の解決に共に取り組む仲間がもっと欲しいと思っています。
【もっと仲間を増やして、教育の課題を解決したい!】
私(とビーンズ)が考える教育の課題を解決するためには、ビーンズはさらに外部に飛び出していきます。
そして多くの組織や人にビーンズの理念や、解決したい課題を共感してもらい、
「仲間が多くて影響力のあるビーンズ」を目指していきたいです。
現在、私の活動はインターンの採用、エンカレと呼ばれる集団事業の企画、子どもたちの企画の伴走など多岐に渡ります。自分が感じている教育の課題や、解決への思いを実地へ落とし込む過程で自分の勉強不足やスキルのなさを痛感することも多いですが、自分が作った採用計画でこれからビーンズの仲間が増えるかもしれないと思うと、相当なやりがいを感じます。
そして、このような取り組みにやりがいを感じられるような人はビーンズのインターンを楽しめると思っています。
ぜひ仲間になってください!
特徴 | |
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雰囲気 | |
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
塾長 塚﨑からのメッセージ
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ビーンズの仲間になる人に求める3つのこと
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僕がビーンズの仲間になる人に、求めていることは3つあります。
ひとつめが「心が安定してて・テンションの上げ下げが少ない」こと
ふたつめが「多様な価値観を受け入れられる」こと
そして「変化することを恐れない」ことです。
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「心が安定してて・テンションの上げ下げが少ない」こと
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ビーンズは職員室がないオープンな環境で、常に子どもたちが周りにいます。ナイーブな子もいるので、僕ら大人がどんな立ち振る舞いをしているかでダイレクトに影響されてしまう子もいます。子どもへイライラしない・感情をむき出しにして怒らないのは当然のことですし、スタッフ・インターンで議論するときも、子どもたちにみられていることを意識する必要があります。
僕自身、教育に関しては、つい熱くなりやすいのですが、塾内では「say it with flowers(「花もて語れ」何か議論するときは花と一緒に)」、「ちくちく言葉ではなく、ふわふわ言葉を!」を合言葉にしています。
新しくビーンズに来る人にも、この価値観を大切にできる人にきてほしいです。
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「多様な価値観を受け入れられる」こと
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僕は、「人はみんな、それぞれ違う教育の価値観を持っている」と思っています。
なぜなら、その人の教育における価値観は、その人が生きてきた経験や受けた教育によって形成されると考えているからです。
時に、自分が持っている教育の価値観が、一緒に働いている仲間、あるいは目の前の子どもたちと合わないこともあります。
そんな時には、自分が持っている教育観を一旦、相対化できるかどうかを大切にしたいです。
相手の価値観に全面的に納得できなくても、その考えを聞けるかどうか。
相手の価値観は自分のそれと、どこかどう違うかを冷静に見つめられるかが非常に大事だな、と思っています。
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「多様な価値観を受け入れ、組織も個人も変化していく文化をつくりたい」
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もちろん、ビーンズで一緒に働く上では「進学や復学を絶対視しない」「子どものペースに合わせる」といった、ビーンズの基本方針に賛同する人に来てほしいです。そのうえで、僕は敢えて異なった教育の価値観を持った人たちに、ビーンズへ集まってほしいと思っています。
同じような価値観の人ばかりだとイノベーションも生まれませんし、個人の成長もないと思っています。
なぜなら、誰か一人の教育の価値観・哲学だけで、今の日本の教育問題が解決できるとは思わないからです。
僕は、複雑でこんがらがった日本の教育問題を解決するためには、様々な視点からアプローチを仕掛けていく必要があると思っています。ですので、多様な価値観を受け入れられ、様々な経験と教育価値観を持った方にビーンズの仲間になってもらいたいと思っています。そして、一緒に成長したいと考えています。
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「変化することを恐れない」こと
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最後に求めるのは、「変化することを恐れない」こと。
ビーンズは小さい塾ですので、毎日が変化の連続です。
2019年の1年とっても、塾へ来る子どもたちの層が変化し、僕たちの対応も変化していきました。
不登校や発達の特性を持つ子どもたちをメインに対象とし、個別指導と学習支援を軸に活動していたビーンズで、最近では子どもたち主催のイベントが次々におこり、ついには「行けなかった修学旅行へ行きたい」と子どもたちが主体的に企画するまでになりました。
もちろんタフな状況もありました。ビーンズでは、その都度スタッフ皆で話し合い、よりベターと思われるほうに舵を切ってきました。
スタッフ皆で活発に議論をするために必要な前提が
「心の安定」、
「自分とは違う多様な価値観を受け入れられる」、
そして「変化を恐れない」ことです。
ビーンズを昨日とは違う環境にしていくこと。
昨日とは違うやり方にトライしていくこと。
それを楽しめる人に、ぜひ仲間になってほしいです。
子どもたちがタフな状況にあっても、安定してドライに笑顔で対応できる人。
自分と違う意見に接しても「こういう意見もあるんだなぁ」と思って聞ける人。
チームと一緒に自身が変化し続けることを楽しめる人。
僕は、こういう方がビーンズに向いていると思いますし、このような方に来てほしいと思っています。
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課題の多い業界だからこそ、笑顔で仕事したい!
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ここまで読んでくださった方の中には、日本の子どもの置かれている状況について課題を感じていたり、使命感を持たれていたりする方も多くいらっしゃると思います。その時大事にしてほしいのは、日本の子どもが置かれている状況を共有しながら、悲壮感ではなく笑顔で一緒に働いていけたらいいなということです。
今、日本の教育や保育の現場は悲壮感に溢れていると思います。
それは、現場の多くが課題に溢れているからではないでしょうか。その現状は、ビーンズも一緒です。
ビーンズに来る子どもたちは、様々な問題やトラブルを抱えていることが多く、子どもたちと同様に、僕らも頭を抱えたくなるときがあります。
それでも、ビーンズでは常に前を向いていきたい。
いつも前に「進める」かどうかは分かりませんが、常に前を「向いて」いたいなと思っています。
今、ビーンズに来る子どもたちは毎日笑顔だし、働く僕らも笑顔であることが多いです。
この環境はとても貴重だと思っています。だから今の現状を大事にしたいですし、この環境をより楽しくしていきたいです。そして子どもたちも、働く僕らも、より笑顔になれるビーンズを一緒に作っていける人に来てほしいです!
企業情報
代表者 |
塚﨑 康弘 |
---|---|
設立年 |
2015年 |
法人格 |
株式会社・有限会社・合同会社 |
学習支援塾ビーンズの企業活動理念
□ビジョン:なんだかんだで毎日楽しく生きていける人があふれる社会をつくる
「なんだかんだで毎日楽しく生きていける」とは、今、この瞬間の自分に寛容に、「至らない自分もオッケー」
「まあ、明日もできるだけ楽しく生きていくか~」といった思いで日々を過ごせている状態のことです。
なんだかんだで毎日楽しく生きていくために必要なものは生徒(人)によってそれぞれ違います。
成績を上げることが必要な生徒もいれば、友達との付き合い方を学ぶことが必要な生徒もいれば、とにかく遊ぶことが必要な生徒もいるでしょう。
ビーンズの講師は、生徒それぞれで違う「なんだかんだで毎日楽しく生きていけるために必要なもの」と向き合います。最終的には生徒をビーンズがなくても毎日なんだかんだで楽しく生きていける状態にまで導いていきます。
▢ミッション:2030 年までに「悩める 10 代 100 万人とその横で泣いている保護者をサポート」するビーンズメソッドを完成させ、2040 年までに社会全体に広められる存在になる
【今目指しているゴール】
ミッションの達成に必要な、「人材・ノウハウ・社会からの信頼・資金」の「4つの資本」を獲得するための戦略が確定し、実行できている状態。もっと具体的には、「ビーンズメソッド」の全国展開への道筋が確定できている状態を目指しています。
【最終的なありたい姿・ゴール】
基軸メソッドである、ビーンズメソッドを開発し、全国に普及させるだけの力をつけ(上記、「4つの資本」を集めて)、悩める10代100万人課題を解決し、ビジョン(パーパス)である、「なんだかんだで毎日楽しく生きていける人であふれる社会をつくる」を実現する
学習支援塾ビーンズの企業活動内容
学習支援塾ビーンズは、不登校・中退・発達の特性など様々な背景をもつ、小学校高学年、中学生、高校生向けの塾です。
子どもたちに共通する「自分に自信が持てず、進路を想像できない」という悩みに向き合い、子どもたちの「心のケア」と「社会性・主体性の獲得」のために、マンツーマン授業と集団授業、子どもたちへの居場所支援をミックスさせた独自の教室づくりをしています。
私たちの使命は、第一に、そんな彼らの悩みに寄り添い、居場所となること。
第二に、彼らの好きや得意を引き出し、目標を見つける手助けをすること。
そして第三に、定めた目標に向かって走ろうとする彼らの伴走者となることです。
子どもたちのためにできることは何か、私たちと一緒に考えていきましょう!
取り組む社会課題:『不登校』
「不登校」の問題の現状
日本財団の調査では不登校及び不登校傾向にある中学生は全国で約43万人(内10万人が文科省定義の不登校)と推計されています。また東京都だけを見てみても、不登校の生徒の数は増加の一途をたどっています。
不登校の状態から学校への復帰率も3割を大きく超えることがないまま、推移しています。
※「不登校児童・生徒数の推移」の図の出典は
東京都教育庁資料:『令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査』について より
まずビーンズは、「不登校」の問題=子どもが学校に行かないことそのものが問題である……という立場をとっていません。学校に通っていない中高生で、楽しく「青春」謳歌している人もビーンズにはいます。こういう生徒たちは、自分の進路について前向きに考えることができますので、情報ときっかけがあれば、自分のやりたいことへ向かうことができるのです。
一方、「不登校」をトリガーとして、家庭での親子関係が急速に悪化したり、本人が自尊心を失い、社会に出ることに不安を感じ、ひいては自身の進路について悲観的な考えを持つことは解決すべき課題と捉えています。
この「本人が自尊心を失い、社会に出ることに不安を感じ、ひいては自身の進路について悲観的な考えを持つ」プロセスは、「不登校」状態にあるかどうかにかかわらず、日本の多くの中高生の課題だと感じています。
つまり、ビーンズは不登校の子どもたちが抱える問題は、不登校の子どもたちだけの問題ではない。と考えています。
日本財団の調査結果には"学校には通っているものの、学校の通うことが苦痛だ、ツラいと感じている"「仮面登校」という、子ども像が提示されていますが、同じようにビーンズにも一見学校に問題なく通っていても、本人の中で悩みや、自尊心の低下があり、特に自分の進路を考える際に「こんな自分では何もできない」「将来を考えるのが怖い(不安になる)」といった生徒たちが珍しくありません。
(もしかしたら、この記事を読んでくれている方の中にも、中高生時代にそういった感情にさいなまれていたこともあったかもしれません)
ビーンズは、不登校の中高生を元気にする「ビーンズメソッド」より多くの中高生に届け、全国に広げることで、多くの日本の子どもたちを元気にしたいと考え、活動を続けています。
「不登校」の問題が発生する原因や抱える課題
「不登校」になる理由は個人により千差万別であるという前提はありつつ、
・子どもたちの「ふつう」を求める気持ち ・子どもたちの「令和なのに昭和的な価値(キャリア)観」 ・受験や進学塾で、勉強は恐ろしいものだと刷り込まれた経験 ・学校という市民社会からみて特殊な環境への適応がうまくいかない/強いネガティブな経験 ・子どもが感じる「人間の集団の中」での生きづらさ (中学生以降になると、集団内での振舞い方のコツを教えてくれる教育プレイヤーがほぼ皆無) |
こういったものを、ビーンズでは原因として挙げる場合が多いです。
(ここに挙げたものはあくまで一例です。詳しくは、採用後の研修でお伝えします)
「不登校」の問題の解決策
■ビーンズは「子どもたちを元気にするメソッドの開発と普及」を目指しています
ビーンズには、不登校・無気力などの課題を抱える中学生・高校生、50名ほどが通っています。
「ビーンズメソッド」と呼ばれるノウハウ体系を基盤として、"マンツーマン授業" "グループ授業" "青春ラボ(生徒居場所)" を実施し、中高生の心のケアから目的意識づくり、職業観育成、受験対策を一手に引き受けています。
活動実績
新宿区立高田馬場創業支援センターにて学習支援塾ビーンズが開業
2014年07月
新宿区立高田馬場創業支援センターにて学習支援塾ビーンズはうまれました。
開業当初からインタビューをいただいたり、講演の機会をいただいたりしました。
TOKYO STARTUP GATEWAY 2014 に代表塚﨑が参加。セミファイナリストに選出
2014年09月
新宿区・東京商工会議所共催『新宿ビジネス交流会』に登壇
2014年09月
公益財団法人 東京都中小企業振興公社から『創業助成事業』に採択
2015年09月
東京都の「創業助成事業」に採択されました。
活動を評価いただき、のちに事例集への掲載もしていただきました。
高千穂大学経営学部・経営学科 起業・事業承継コースに出張授業
2015年12月
『月刊私塾界』に代表 塚﨑のインタビューが掲載
2016年06月
新宿区より取材を受け、学習支援塾ビーンズのPR動画を制作・公開
2017年03月
ビーンズ×日本財団CANPAN共催授業 「寄付ってなに?」を実施
2017年12月
『東京都創業NETインタビュー』に代表 塚﨑が掲載
2018年09月
東京都、一般社団法人東京都信用金庫協会、一般社団法人東京都信用組合協会が実施する『女性・若者・シニア創業サポート事業』に採択
2019年02月
都内公立中学でビーンズへの通塾が“出席扱い”となる。以降フリースクールとしても活動開始
2019年04月
日本財団、ETIC.、西武信金による『西武ソーシャルビジネス成長応援融資 CHANGE』に採択
2019年06月
(お世話になっている)日本財団さんと(いつもお世話になっている)西武信金さんに大きく応援してもらいました。頑張ります!
新宿区立高田馬場創業支援センター創業スクール「Practice Fields」に代表 塚﨑が登壇
2019年11月
日本教育新聞でインタビューが公開
2019年11月
『花王社会起業塾』の支援起業家として代表 塚﨑が選出
2019年12月
NPO法人ETIC.さん 花王さんによって開催されている社会起業家の登竜門「花王社会起業塾」のメンバーとして採択されました。社会起業家の先輩の皆さんとの出会いが、ビーンズを大きく変えていきました。
オデッセイ コミュニケーションズに代表 塚﨑のインタビューが掲載
2020年02月
J-WAVE「STEP ONE」で学習支援塾ビーンズを紹介していただく
2020年02月
J.P. Morgan および BLP Network によるプロボノプログラム開始
2020年02月
NPO法人「二枚目の名刺」のプロボノメンバーとのプロジェクト開始
2022年04月
集英社新書『不登校でも学べるー学校に行きたくないと言えたとき』にて、ビーンズメソッドが取り上げられる
2022年08月
『不登校でも学べるー学校に行きたくないと言えたとき』の第2章 居場所・塾・ホームスクールにて、悩める10代を傷つけることなく、無理なくサポートできるビーンズメソッドの内容を端的にかつ、分かりやすく説明していただいています。
日本IBM有志のボランティアの皆さんとビーンズ生徒とで特別授業を実施
2022年08月
PayPal社主催「PayPal テクノロジーチャレンジ」プログラムに参加
2022年10月
「ソクラテスのたまご」にて、児童精神科医三木先生と塾長 長澤の対談が掲載
2022年10月
「花まる子育てカレッジ」にて、花まる学習会代表の高濱正伸先生・教育ジャーナリストのおおたとしまささんと塾長 長澤による鼎談。 不登校になっても大丈夫 ~自分で学べる子どもになる支援〜として公開
2022年11月
「花まる子育てカレッジ」にて、「子育て1問10答 自己肯定感」を公開
2023年07月
10代・20代と向き合う大人たちのメディア「ワカサポラボ」を公開
2023年11月
専修大学 三宅秀道先生のゼミへ出張授業
2023年11月
「ゆりかのラジオ」にて塾長 長澤が準レギュラーに
2024年01月
堀 瑞絵さん・藤井道子さんとの鼎談が公開
2024年01月
ちくまプリマー新書『学校に染まるな! ――バカとルールの無限増殖』にて、ビーンズメソッドが紹介される
2024年01月
認定NPO法人全世代、早稲田大学公共政策研究所共催「THE MINKAI 2024」に実行委員会として参加。 塾長 長澤が講演
2024年07月
集英社 LEE 2024年10月号"行き渋り」「不登校」その後の選択" に学習支援塾ビーンズが紹介されました
2024年09月