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更新日:2019/07/02
【宮城県】冬休み♡春休み 海の見える命の森しかできない命考え学べるボランティア
三陸復興観光コンシェルジェセンターこの募集の受入団体「三陸復興観光コンシェルジェセンター」をフォローして、
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基本情報
震災からニュースでは復興を遂げた場所が映し出されたり活字に掲載されております被災した沿岸部には未だに復興どころか復旧さえしていない現実がまだまだ至るところに見受けられ来なければわからないことばかりです
活動テーマ | |
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活動場所 |
■集合場所 |
必要経費 |
無料 ※別途発注下記料金有 |
活動日 |
1日限り 各日9:00~16:00 |
注目ポイント |
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募集対象 |
・平成 30 年 12月現在、満 6 歳以上(小学生以上)の方で心身共に健康な方 |
募集人数 |
100名 |
特徴 |
募集詳細
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
海の見える命の森ボランティアの2日間で自分のボランティアに対する見方が180度変わった。今まではテレビ越しに被災地の様子を知り、それで終わってしまっていた。もちろん被災者の方の気持ちも知る由もなく、ボランティア活動によって皆が笑顔になる そんな風に考えていた。けれども、時にはそれがかえって感謝されない事もあるという事も知った。百聞は一見に如かずという言葉があるが、まさにその通りだと思う。未災者が言う復興という言葉は軽い気持ちで使わないで欲しいということや、街の人達の本当の想いや考えを知ることが出来た。唯一の反省は、東北に来る前にもっと調べておくべきだったということだ。そうすれば、理解ももっと深まったと思う。復興しているように見えるけれど、実際はまだ震災の爪痕が残っているところがたくさんある。この事は現地を訪問して自分の目で直接確かめないと絶対に分からない。この事を周りの人皆に広めて行こうと思った。
海の見える命の森ボランティア活動を通じて1番強く感じた「学び」の部分。現地の人に聞かないと分からなかった、現地に訪れて自分の目で見て自分の耳で聞く必要がある。「知らないは罪」という隊長の言葉が1番ずしっときた。知らないではすまされない。真実を次に次に伝えていかないといけないと強く思った2日間の活動だった。震災の被害が大きいことで知っていた地域も場所も、それぞれ想像以上の大きな問題を抱えていた。特に行政や教育委員会の身勝手さには苛立ちを覚えるほど、なんでこんな国なんだろうって、なんでなんだろうっていくつもの疑問が浮かんだ。同じことを二度と繰り返さない。そのためにも真実をたくさんの人に伝えなきゃいけない。真実は見え隠れしている。想像を上回るほど苦しくて、でもその真実を知らない人がいないように、みんなが本当のことを知って次に繋げていかなきゃ、って強く思った。
ボランティア隊長への一言
→短い間でしたが本当にお世話になりました!本当に時間がすぎるのが早くて、いっぱい学べたようでまだまだ学んだり知るべきだと感じました。
隊長の話を聞いたことにより、本当の真実を知ることができたけど、まだもっとたくさんの真実が隠れていると思いました。まだまだ知らないことがたくさんあると思いました。現地に足を運び、声を直接聞く、自分の目と見ることの大切さ。周りに絶対行くべき、聞くべき、見るべきだと伝えたいと感じました。本当にたくさんの人に知ってもらいたいので、学長へ相談頑張ってみます!承諾がおりたら、ぜひみんなに現状を想いを伝えていただきたいです。
今回みんなで事前に勉強会する時間がとれなかったし、各自もあまり勉強できていなかったので、もっと深く知るためにもこれからは理解を深めた上で参加するようにしたいと思いました。またリーダーとしてまだまだだとも感じたので、これからもっとたくさん考えて自分から動いて、みんなを引っ張っていけるようになります!
学びの深い時間でした。
隊長に出会えて良かったです。
本当にありがとうございました!!
このボランティアの雰囲気
今まではテレビやyoutubeからの映像で3.11の様子を見ていただけでした。百聞は一見にしかずで、被災された方のお話を直接聞くことでより現実に起きたものとして3.11を捉え直すことができました。
今日の活動では、海の見える命の森を作ろうとした経緯や目的のお話を伺いながら作業をしました。被災された方が今こうやって未来に向かって考え、行動している姿を見ると、私自身が励まされました。海の見える命の森は阿部さんの想像力から始まったわけですが、これは自分が仕事で必要とされることだと感じました。社会人になったら想像力を持って働いていきたいと思います。自分の働く企業は地域の発展のために経済を回していく仕事なので、自分がこれから支えていく地域のことはもちろん、せっかく今日こういった活動に参加できたので、この縁を大事に今後も講演会を設けたりなど絆を深めて繋がっていけたらと思います。
災害も戦争も同じで実際に体験した人が少なくなってしまうとあっというまに風化して、その当時の人たちの気持ちや辛さを忘れてしまうものです。ついこの間、初めて原爆ドームや平和記念資料館に行ってきました。そこでは被爆者のインタビューや衣服の展示、当時のエピソードの掲示があり、戦争をまったく知らない私でも心が痛くなる時が多々あり、原爆について学ぶことができました。災害においても同様に、災害について詳しく知ることができる後世に残るツールをもっと作り、それを世に広く知らせていかなければと思います。そういったことに私は関わって協力していけると思いました。
今日作業をしてみて、足場も悪く殺風景な感じではあったけど、未来予想図を見たり桜が咲いている様子を想像すると、とても達成感を感じました。これからも多くの人にこの活動を知ってもらって全国からこの地を訪れる人が増えていって欲しいと思います。自分は、資金繰りや私の地元の人とこの地域の人を繋げることであったり、SNSでこの活動を広めていくことに協力していけると思う。そして海の見える命の森がこの地域の復興のシンボルとして今もなお苦しんでいる人たちの希望になることを願います。
特徴 |
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団体情報
代表者 |
阿部寛行 |
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設立年 |
2011年 |
法人格 |
任意団体 |
三陸復興観光コンシェルジェセンターの団体活動理念
東日本大震災で被災した宮城県本吉郡南三陸町の町民有志による『海の見える命の森』は2016年にスタートしました。この森は我々が本震災を通じて『学んだ事』『後世に伝えねばならない事』『祈りたい事』『残したい風景』を伝える場所として整備を開始しました。
本震災で生きることの根底には自然の支えがある事を学びました。南三陸町は分水嶺を境に山と海に囲まれた町で1次産業を基幹とする地域です。そしてこの森の立地は、人間はこの自然の中でのどの様に生きていくべきか?を考える絶好の地理環境にあります。
こうした場所に震災を伝え・考える場所を創生する利点は下記の三点に集約されます。
第一に志津川湾と山岳地・市街地の全体を見渡すことができる台地上の展望は、震災と自然を伝承・学習するのに最適の地理環境である事、小・中学生の"総合学習"や、高校生・大学生の"地域社会との連携教育"や"地域に根ざした学習活動"が可能な『総合的な学習の場』である事です。(伝承の場創出)
第二に台地上の展望に桜や紅葉などの植物を計画的に植樹育成することで、自然に人が訪れたくなる絶景の創出が可能である事です。(絶景観光資源)
第三に上記の二点を踏まえて本震災において亡くなられた方々の御霊に祈りを捧げるのにふさわしい場所になり得る事です。
以上の点から我々はこの森を有志とボランティアとの手作りで整備しています。最終的にこの場所を桜と海の絶景として整備することができれば、世代を超えて南三陸に風景という資産と被災伝承の想いを残すことができると考えています。
本震災から我々が得た学びと気づきは後世への大切な資産であり、その伝承は当世代の重要な責務です。その意味合いから、この森に人々が集い継続的な活動に必要不可欠な小屋を是非建設したいと考えています。皆様が賛同され資金を捻出し目的を達成すべくお願いいたします。
•沢山の被災者を受けいれ東日本大震災の1000年に一度の教えを風化させないために継続的な語り部バス運行や自然との共生できるまちづくりとして真の復興に尽力している南三陸ホテル観洋と南三陸町民有志で構成された実行委員会です。
三陸復興観光コンシェルジェセンターの団体活動内容
志津川湾の中央に位置する展望に優れた森を整備し、新たな慰霊と伝承の場所を創生する『海の見える命の森創り』は2016年にスタートしました。本企画は震災伝承と慰霊の場所そのものを『桜と海の絶景』として計画的に創生することにより、震災伝承の補助をし、絶景が呼び込む交流人口の増加などを狙い企画いたしました。2018年度は3年目に入り、2017年度設立された南三陸ホテル観洋と南三陸町民有志で構成された海の見える命の森実行委員会が組織されました。観光客の方や、子ども達の環境学習の場としても気軽に訪れられる海の見える森とし、散策路のコースを整備拡充には尽力できました。更に今年度はたくさんの人が集まるために必要不可欠な拠点施設、自然にやさしいバイオトイレの設置、地元素材に拘った天然小屋等の拠点施設の整備をし利便性を高めつつも観光エコの推進も視野にいれて活動を展開します。
活動実績
宮城県南三陸町に町民有志により海の見える命の森創りがスタート
2016年04月
■2016年4月~2017年3月
●海の見える命の森整備ボランティアプログラム開始年間1200名参加
●3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
■2017年4月~2018年3月
●海の見える命の森整備ボランティアプログラム二年目年間1800名程度参加
●3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
●命の森バイオトイレ設置作業準備
■2018年4月~2019年3月
●海の見える命の森整備ボランティアプログラム三年目年間1400名程度参加
●3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
●命の森バイオトイレ設置、手作り小屋設置
●ミャンマーから東日本大震災慰霊の大仏プロジェクト発足
■2019年4月~2020年3月
●海の見える命の森整備ボランティアプログラム四年目年間1600名程度参加
●3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
●減災体験伝承プログラム用の炊事場にセルフビルド掘立小屋ボランティア500名と2年間かけて
設置※全て完成は2021年7月
●減災体験伝承プログラム用の炊事場にボランティアとピザ窯創り設置
●減災体験伝承プログラム用の炊事場にボランティアと竈創り設置
●海の見える命の森手作り小屋準備開始※クラウドファンディング準備開始
●ミャンマーから東日本大震災慰霊の為に大仏設置、建立■2021年4月~2021年8月
●海の見える命の森整備ボランティアプログラム5年目現時点で500名程度参加進行中
●減災体験伝承プログラム用の炊事場にセルフビルド掘立小屋ボランティア500名と2年間かけて
設置※全て完成は2021年7月
●自助共助体験伝承プログラムしてピザ窯、竈を使用して避難所訓練熱源プログラム開始
●自助共助体験伝承プログラムとしてセルフビルド井戸創り開始
●自助共助体験伝承プログラムとして海の見える命の森小屋創りボランティア80名と設置
※全て完成は2023年3月