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更新日:2025/09/24
大募集!!求む、フリースクールこらんだむ前橋校 ボランティアスタッフ(不登校)
特定非営利活動法人ターサ・エデュケーション
基本情報
子どもたちの安心安全な居場所つくりを前提に、多様な学びを実現する場所。伴走支援や学習プログラムをとおして、一緒に子どもたちを応援しませんか?
| 活動テーマ | |
|---|---|
| 活動場所 |
フリースクールこらんだむ 前橋校 |
| 必要経費 |
無料 交通費 昼食費 |
| 所属期間/頻度 |
活動頻度:月1回からOK 運営時間は、月・火・木・金の10時から15時です。午前・午後のみの参加もOKです。 |
| 注目ポイント |
|
| 募集対象 |
子どもと同じ目線に立ち関われる方、保育士や教師を目指している方、寛容な精神をお持ちの方、自分が得意なことを子どもに教えたい方 一緒に活動する人の年齢層について
|
| 募集人数 |
20名 |
| 特徴 | |
| 応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
こんにちは。
フリースクールこらんだむ代表の市村と申します。
私たちの活動にご関心をいただき、誠にありがとうございます。
■私たちが目指すもの
フリースクールこらんだむは2016年9月に群馬県前橋市で初めて開校したフリースクールです。主に不登校の子どもたちを対象に居場所と学習機会を提供する活動を行なっています。安心安全な居場所つくりを前提に、子ども一人一人に寄り添い、伴走支援を行いながら、「やってみたい!」を一緒に形にしていく――そんな温かなコミュニティをつくり続けています。
■ボランティアの役割
皆様にお願いしたい関わり方は2パターンあります。1)伴走支援スタッフ
フリースクールに訪れる子どもが安心して楽しく過ごすお手伝いです。子どもの話を聞き、一緒に遊んだり学んだり。
先生という縦の関係ではなく、友達という横の関係ではなく、「先輩」というナナメの関係で関わっていただければと思います。皆様一人一人が子どものロールモデルとなれる可能性があります。是非多様な方々のご参加をお待ちしております。
2)プログラムスタッフ
皆様の好きなこと、得意なことってなんですか?きっと1つはお持ちだと思います。是非あなたの好きなこと、得意なことを子どもに共有してください。あなたの得意なことや好きなことを教えてもらうことは、子どもたちにとって視野を広げる学びになります。是非子どもたちに教えてくれませんか?
ボランティアで手に入る "3つのいいコト"
- 1)ぐっと伸びるコミュニケーション力
- 子どもたちのペースに合わせておしゃべりしたり、一緒にゲームや勉強をしたり――。「聞く・受けとめる・寄り添う」をくり返すうちに、自然と傾聴力や対話力がアップ。気づけば "みんなと話すのがもっと楽しい自分" になっています。
2)自分の新しい一面を発見できる!- 子どもたちの「やってみたい!」を後押しするうちに、「あ、私ってこんなことが得意だったんだ」と自分の強みも再発見。活動証明書や推薦状も出るので、就活や転職のアピール材料にも◎。
- 3)頼れる仲間とワクワクの輪が広がる
- 教育・福祉・IT・クリエイティブ――こらんだむには色んな背景の大人が集まっています。ボランティア同士でイベントを企画したり、新しい趣味が見つかったり。「ここに来ると元気がもらえる!」そんな居場所と仲間が手に入ります。
子どもたちのそばで、あなた自身も一歩成長してみませんか?
気軽に見学からどうぞ。お待ちしています!
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
■体験談① 大学3年生・ゆうたさん(教育学部)
「子どもたちは本当に素直で、こちらが助けられることばかりでした。」
毎週金曜、前橋校に朝10時の開館と同時に入ると、まずはみんなで「おはよう!」。フリータイムではカードゲームや Switch で遊び、午後のプログラムタイムでは一緒に和菓子づくりや工作に挑戦します。こらんだむはやりたいことを子どもが自分で決められる場所"なので、僕は先生でも友達でもなく"ちょっと年上の先輩"として寄り添うだけ。すると——
漢字が苦手だった子が、自分からプリントを持って来て「見て!」と満点を見せてくれた日
人前で話せなかった子が、全員参加のミーティングで自分の意見を発表できた日
そんな小さな成長の連続に立ち会えました。
こらんだむで過ごす時間は、僕にとっても大切な"居場所"。ここで身についた傾聴力と対話力は、将来どんな教育現場に立っても必ず役に立つと感じています。
■体験談② あやこさん(40歳/病院勤務・看護師)
「子どもたちに"ありがとう"と言われるたび、私のほうが救われています。」
週1回の夜勤明け、仮眠をとってから前橋校へ。看護師という仕事柄、"支える側"でいることが多いのですが、ここでは子どもたちの笑顔に逆に支えられる時間が流れています。
最近は折り紙好きの小5の女の子と一緒に、巨大なユニット折り紙を制作中。失敗すると「じゃあ次はこうしたら?」と彼女が前向きに提案してくれて、会うたびに挑戦の幅が広がっていく姿に私も元気をもらいます。
"伴走"は医療現場と似ていて、相手のペースを尊重しながら寄り添うことが大切。こらんだむで身についたゆっくり待つ姿勢は、病院に戻ってからの患者さん対応にも良い影響が出ています。
そして何より、スタッフや他のボランティアと交わす「お疲れさまです!」のひと言が心地よく、ここが自分にとってのセカンドホームになりました。
このボランティアの雰囲気
フリースクールこらんだむ・前橋校の一日は、とても "ゆるやか" で "いきいき" しています。
- キッチン組がクッキーを焼きながら数学プリントを広げています。隣のリビングではカードゲームの歓声。奥の本棚の前ではスタッフと中学生が肩を並べて参考書をめくり、「この公式ってどこが面白いんだろう?」と小さなディスカッション。勉強も遊びも、始まりはすべて子どもの "やりたい" から。大人は先生でも友達でもなく、**少し先を歩く「伴走者」**として隣に腰かけるだけです。
- 昼前の"おひるミーティング
- ゲーム組も読書組もいったん集合。子どもがホワイトボードに「今日やりたいこと」を自由に書き込みます。ピザ作り、ギター練習、百人一首大会――提案が出そろうと、参加するかどうかは各自の気分次第。強制はゼロ、でも誰かの「やってみたい!」に周囲が自然と手を貸す光景は、まるでキャンプファイヤーを囲むような温かさです。(こらんだむ)
- 午後は 選択プログラムタイム
- ボランティアが持ち込む得意分野がそのままミニ授業になります。Scratchでゲームを作ったり、石窯でピザを焼いたり、巨大折り紙に挑戦したり――幅も深さも無限大。途中で疲れた子がソファに寝転べば、スタッフがそっとブランケットをかけてあげる。ここでは「休む」ことも立派な選択肢です。
こらんだむは "子どもを育てる場所" ではなく "子どもが育つ場所"。
だから大人は、子どもの "やりたい" に耳を傾け、伴走するだけで充分。いつの間にか自分自身の「やりたい」まで見つかってしまう――そんな不思議な居心地の良さがここにはあります。
もしあなたが
- ・子どものアイデアにワクワクする人
- ・誰かの「やってみたい」を応援したい人
- ・自分も成長できる"第2の居場所"を探している人
であれば、こらんだむのドアはいつでも開いています。まずは見学から、気軽に遊びに来てください。
| 特徴 | |
|---|---|
| 雰囲気 | |
| 男女比 |
男性:50%、女性:50% |
ボランティア参加までの流れ
STEP 1|オンラインでエントリー
本ページの「応募する」ボタンをクリックし、氏名・連絡先・簡単な自己紹介と希望曜日を送信します。送信後すぐに自動返信メールが届き、スタッフから見学日程調整の連絡が入ります。STEP 2|来所して活動説明&ミニ面談
指定日に前橋第一ビル4階の校舎へお越しください。校舎ツアーで子どもたちの過ごし方を見学し、スタッフから伴走支援ボランティアの役割(「一緒に遊んだり会話を楽しむ、子どもと同じ目線で過ごす」)を詳しくご説明します。疑問点があれば何でも質問してください。STEP 3|参加可否のご連絡
面談内容とスクールの受け入れ状況を踏まえてスタッフ間でマッチングを確認し、3〜5日以内にメールまたはLINEで結果をお知らせします。参加決定の場合、誓約書(守秘義務・安全配慮)の電子署名リンクも同封します。STEP 4|初回日程の調整 → ボランティアデビュー
ご都合と開校日を照合して初回参加日を決定。初日は60分程度のミニ研修で「子どもへの声かけ」「緊急時対応」を確認し、そのまま現場に入ります。先輩ボランティアが横につくので、まずは見守り中心でOK。2回目以降は、ゲームや学習サポートなど、あなたの得意なスタイルで子どもの"やりたい"に伴走してください。オンライン応募→校舎見学→合否連絡→活動開始まで、最短2週間ほどでデビューできます。
「ちょっと覗いてみたい」という見学だけでも大歓迎です。気軽に一歩を踏み出してみませんか?
法人情報
| 代表者 |
市村 均光 |
|---|---|
| 設立年 |
2015年 |
| 法人格 |
NPO法人 |
ターサ・エデュケーションの法人活動理念
「すべての子どもたちが未来にときめく社会」を実現することをビジョンとし、子どもたちが育つ環境や状態に関わらず、一人一人の子どもたちが自分らしく人生を歩む社会を目指しています。ビジョン実現のために、「子どもたちの可能性をフェアにする」をミッションとし、主にひとり親家庭児童や不登校児童を対象に居場所と学習機会を提供する活動を実践しています。
ターサ・エデュケーションの法人活動内容
1)協育学習動画サイト「Note Movies 〜 ノートムービーズ 〜 」の運営
学校の先生や教員免許を保有したボランティアが作った無料学習動画サイトです。
ノートの上で問題の解説や考え方を教える動画です。
現在は小学校の算数のみの動画サイトです。先生方そして教員免許保有者の方、是非一緒に動画を作りませんか?
総再生回数206,107回(令和6年4月末時点)
2)フレーベン - 大人に頼りたい子どもたちがいる -
群馬県内の児童養護施設に居住する子どもたちを対象に、家庭教師型の個別学習支援を実施しています。
学習支援ボランティアは、学生や社会人などさまざまな方に登録いただいております。
子どもの希望と登録ボランティアの希望をマッチングし、win-winな学習支援サービスを展開します。
実施回数500回以上
自分だけを見てくれる大人を求めています。子どもの未来を一緒に作りませんか?
3)フリースクールこらんだむ - こらんだむは子どもを育てる場所ではありません。でも育つ場所です -
平成28年9月1日に前橋市にオープンした不登校を対象としたフリースクール。令和4年9月からは太田校も開校し、100名を超える不登校児童が利用しています。
安心安全な居場所つくりを前提に、子どもたちの笑顔と自信を育む活動に取り組んでいます。
平日日中のボランティア熱烈絶賛募集中!!
4)セイムボート - あなたは決して一人じゃない -
平成28年より実施している不登校の保護者や子どもを対象とした野外交流イベントです。当事者同士だからこそ、言えることがあり、分かり合えることがある。そんな想いから企画・実施したイベントです。毎年30組以上の親子が参加しており、30名以上のボランティアの方にご協力いただいています。
毎年大変賑わいのあるイベントになっています!


取り組む社会課題:『不登校、引きこもり、発達障害、貧困、居場所作り、生活支援、学習支援、自立支援』
「不登校、引きこもり、発達障害、貧困、居場所作り、生活支援、学習支援、自立支援」の問題の現状
不登校児童生徒数は少子化が進行する中でも年々増加傾向にあり、私たちが活動を開始した2015 年は126,009人でしたが、2021年には244,940人と約2倍に増加しています。特に2020年から 2021年にかけての増加率は過去最大(※1)であり、歯止めが効かない状態となっています。


放置すればひきこもりは長期化し、将来社会的自立を果たすことが困難になってしまいます。
そうならないためには、不登校になった子どもが安心して訪れ過ごすことができる居場所をつくることで、彼らが安心して学習し、他者と交流できる機会を提供する必要があります。

「不登校、引きこもり、発達障害、貧困、居場所作り、生活支援、学習支援、自立支援」の問題の解決策
そこで私たちターサ・エデュケーションは、不登校になった子どもたちへ居場所と学習機会を提供するため、2016年9月に群馬県でフリースクールである「こらんだむ」を開校しました。

開校当初はフリースクールという言葉自体の認知度が群馬県内では低く、なかなか利用者が集まりませんでしたが「こうした場所を必要としている子どもはたくさんいるはず!」その一心で不登校の親子向けイベントの開催や高卒認定試験・就業体験プロジェクトの実施、そして何より多くの方と出会い想いを伝え続けました。

その甲斐もあってか、開校より6年経った現在では、群馬県内各地から30名を超える不登校児童生徒がこらんだむを利用しています。多様性を尊重し個性を受け入れる安心安全な居場所つくりを前提に、一人ひとりの興味関心に寄り添い、彼らがやりたいことを見つけるサポートや自立に向けたやりたいことの実行をサポートし、子どもの状態に応じた支援に段階的に取り組んでいます。

こらんだむを最初に訪れたときには無気力だった子どもたちも3ヶ月も経てば笑顔になり、能動的に他者と関わり様々なプログラムをとおして学びを深めていきます。卒業後には9割以上が学校復帰や高校進学を果たし、社会的自立に向け歩み始めます。
また、こらんだむは各市町村の教育委員会や各小中学校との連携も大切にしており、月ごとに報告書を作成・提出し情報共有に努めています。その結果、子どもが所属する学校より出席認定許可もいただくことができ、子どもの学び場の選択肢として認めていただいています。
