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更新日:2015/05/19
障がい児と健常児が共に過ごす統合キャンプボランティア募集【2次募集】
NPO法人フレンドシップキャンプこの募集の受入法人「NPO法人フレンドシップキャンプ」をフォローして、
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基本情報
君のキャンプが こどもたちを育む
活動テーマ | |
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活動場所 |
YMCA 山手コミュニティセンター(山手線 高田馬場、副都心線 西早稲田) |
必要経費 |
無料 ※5月末から10回程度上記活動場所でトレーニングを実施します。その際の交通費はご自身でのご負担をお願いします。キャンプ場への移動や、食費、宿泊費、ボランティア保険加入費は、当NPOが負担いたします。 |
注目ポイント |
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特徴 |
募集詳細
現在、ボランティアの二次募集を行っています!男性ボランティアの方を募集中です。【フレンドシップキャンプとは】私たちは、NPO法人フレンドシップキャンプです。障がいのある子どもとない子どもが、夏の5日間を共に生活する「フレンドシップキャンプ」を運営しています。フレンドシップキャンプは、毎年8月の5日間(今年度は8月3日~7日)に山中湖で行っています。対象は小学校3年生~高校3年生の子どもたちです。そしてこのキャンプの大きな特徴は、健常児と障がい児(主に手足の不自由なこども)が共に参加するところにあります。自分とは異なった年齢、考え方、身体的特徴をもった仲間と自然の中で生活を送ることで、子どもたちは大きく成長します。キャンプの中で一貫している考えは自立型共生社会の実現、つまり「自分にできることは自分で、出来ないことは助け合う」ということ。そのため、障がい児も健常児もできることは自分で行い、できないことは助け合いながら生活をします。子どもたちは5日間を共に過ごすことで、お互いのペースやリズムをつかみ、“違い”と“個性”を感じとりながら、ひとりの友人として認めあうようになります。【キャンプボランティアについて】そんな子どもたちの生活をサポートするのはキャンプボランティア(リーダー)です。大学生を中心としたリーダーは、さまざまなフィールドから集まります。リーダーは子ども達と寝食を共にしながら、自分達が計画した野外調理、カヌー、クラフト作り等を子ども達と実施します。また、その生活の中で手足が不自由な子どもへの介助も行います。【キャンプボランティアトレーニングについて】5月中旬から7月末まで、土曜日を中心に約10回のキャンプボランティア(リーダー)のためのトレーニングが開かれます。内容は一緒に参加するリーダーとの関係性を築くことから始まり、介助のトレーニング、キャンプでのプログラムの企画立案等です。トレーニングは初めてキャンプに参加する方や、介助の経験がない方でも問題なく受けられるようになっています。実際にこれまでも福祉や教育関係だけでなく、様々な専攻の学生が参加しています。キャンプ終了時には、絆が深まったリーダーの仲間がきっとできていることでしょう。
【キャンプボランティアの募集】本年度、第38回フレンドシップキャンプのキャンプボランティアを現在募集しております。お申し込みフォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。質問も随時お受けしております。尚、キャンプに参加希望の方は、トレーニング開始前に、スタッフ側とボランティアの双方が活動の共通認識を持つための場として、簡単な面接をさせていただいております。詳細については、ボランティアご応募語に、こちらからご連絡致します。
【ボランティア募集特設サイトもご覧ください!】リーダートレーニングの詳しい内容や、写真、ムービーを公開中です。
今年のフレンドシップキャンプの実施概要は以下の通りです。【第38回フレンドシップキャンプ実施概要】■日程:8月3日(日)から8月7日(木)4泊5日■場所:東京YMCA山中湖センター()■その他:キャンプボランティアの方のキャンプ中の宿泊費・食費は支給いたします。
以上、たくさんの方のご応募をお待ちしております。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
大学2年の男性です。昨年、初めてフレンドシップキャンプのボランティアに参加しました。ボランティア経験や障がい者と関わる事が無かったので心配でしたが、実際に始まってみると、リーダートレーニングを通して、色々な事を学び、たくさんの仲間ができたので自信を持って参加することができました。キャンプでは、障がい児3人、健常児が3人の合計6人のグループを担当しました。初めは生活のペースが合わず、なかなかグループがまとまりませんでしたが、時間が経つにつれ、どんな事をしたら全員で楽しめるか自然に意見がが出てくるようになりました。初めは引っ込み思案だった子どもが、薪割りに挑戦したり、他の参加者に話しかえるようになった姿がとても印象的でした。大変な事もありましたが、仲間と協力して乗り越え、子供の成長を見れたときはとても感動しました。
特徴 | |
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雰囲気 | |
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
法人情報
代表者 |
大野 富巨 |
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設立年 |
2001年 |
法人格 |
NPO法人 |
フレンドシップキャンプの法人活動理念
自立型共生社会の実現
私たちは自立心と共に生きる力を育むキャンプを通して、一人ひとりが自立し、互いの価値観を認め共に助け合える社会の実現を目指し、3つの柱を大切にしています。
①インクルージョン
障害の有無に関わらず、参加する全ての人々がお互いに支え合い、個々の違いを
受け入れ、共に成長できるキャンプを目指します。
②次世代の育成
キャンプを通じて、子どもたちとボランティアの双方が、これからの共に生きる
社会の担い手としての意識を身につけることを目指します。
③レスパイト
4泊5日にわたるキャンプの期間中、ご家庭の負担を軽減することも目的の一つです。
同時に、子どもたちには学校や地域では経験できない貴重な体験を提供します。
フレンドシップキャンプの法人活動内容
私たちについて
心の成長と友情を育むキャンプ
NPO法人フレンドシップキャンプは、50年近くの歴史を持つ「フレンドシップキャンプ」の主催団体です。5日間のキャンプは小学3年生から高校3年生までの子どもたちを対象にしていて、山中湖のそばにある自然豊かなキャンプサイトで心の成長と友情を育めるようにと企画されています。障がいのある子どもたちと健常児が一緒にキャンプ生活を行うことが大きな特徴で「自分にできることは自分で、できないことはお互いに助け合う」という精神を大切にしています。その精神のもとで、子どもたち自身が自分の気持ちや苦手なことを伝えられるようにしたり、子どもたちが共同生活を通じて互いの違いを認め合い、支え合う体験を積めるようにしたりすることが、私たちの活動の大きな目標です。
ボランティアもキャンプを通じて成長
キャンプを通じて「協力することの大切さ」「コミュニケーションのすべ」などを学ぶのは子どもたちだけではありません。キャンプ期間中に子どもたちと寝食をともにする学生ボランティアにとっても、大きな気づきを得る場となることを目指しています。そのためにNPOでは学生ボランティアへの数ヶ月間の研修を行っています。内容は介助技術の習得、子どもたち一人ひとりの障害や性格の理解、キャンプ中の活動プログラム立案など多岐にわたり、キャンプが安全・安心で充実したものとなるように企画されたこうした研修を、チームで行っていくことを通じて学生ボランティア自身も成長をしています。このようにボランティアを育成し、社会に輩出することも私たちの大きな役割です。
多才なスタッフが支える組織
NPOとしての活動を支える運営スタッフも全員ボランティアです。普段はそれぞれに仕事を持っている社会人ですが、医療や福祉、教育、IT、製造業、マネジメント、メディアなどといった職業の専門性を生かしながら、年間を通じてキャンプの準備を行っています。例えば、医師や看護師でもあるスタッフは、キャンプ期間中に健康に関するチェックやアドバイスを行います。また、このホームページの制作もボランティアスタッフの職能をいかして自分たちで作っています。
ご協力に心から感謝いたします
私たちの活動は、企業や個人の方々からの寄付に支えられています。皆さまのご協力に感謝しながら、これからもより多くの子どもたちが仲間と共に成長できる機会を提供し続けてまいります。
取り組む社会課題:『バリアフリー』
活動実績
第1回フレンドシップキャンプ開催
1977年
"きょうだい児"も参加できるキャンプとして誕生
肢体不自由児のための野外活動「手足の不自由な子どものキャンプ」の20回記念の企画として、 手足の不自由な子どもと、健常児の交流をめざす「フレンドシップキャンプ」を初めて開催。 肢体不自由児のきょうだいの健常児も一緒に参加できるキャンプを、というねらいもありました。
第10回フレンドシップキャンプ開催
1986年
ボランティアが主体的に運営するスタイルが確立
この頃の肢体不自由児の参加者は独歩の子が多く、山中湖1周ハイキング等のチャレンジプログラムもありました。 大学生、若年社会人スタッフが自らキャンプを運営する今につながる組織体制が整っていきました。 東京青年会議所、日本肢体不自由児協会、東京YMCA、毎日新聞東京社会事業団の4団体による共催での実施でした。
第19回フレンドシップキャンプ開催
1995年
ボランティアの増加、キャンプ規模も最大に
1月に起きた阪神淡路大震災の影響で、空前のボランティアブームに。フレンドシップキャンプにも定員の倍以上のボランティア希望者が応募し、多くの方を断らざるを得ない状況でした。児童数も多かった時期で、小学生2ユニット、中学生、高校生各1ユニットの計4ユニットで子どもの参加が約100名と、規模も最大になりました。
第25回フレンドシップキャンプ開催
2001年
NPOフレンドシップキャンプ設立
2000年代に入り4団体の共催から、「NPOフレンドシップキャンプ」主催の新体制に。研修会場やディレクター 支援で東京YMCAから、手足の不自由な子どもの募集について日本肢体不自由児協会から、メンバー募集告知等で 毎日新聞東京社会事業団から後援を受けて開催。翌年のキャンプ本番には、日本テレビの取材を受け入れ、 5日間のキャンプに取材クルーが密着し、障がい児と健常児とのキャンプを通じた交流を紹介しました。
第40回フレンドシップキャンプ開催
2016年
「大思い出会」で歩みを振り返り キャンプを取り巻く社会環境が変化
フレンドシップキャンプ40周年を記念して、翌年2月に「大思い出会」を東京YMCA東陽町センターにて開催。 メンバー、リーダーのOBOGがたくさん集まり、フレンドシップキャンプの歴史を振り返り、キャンプでの出会いをお祝いしました。キャンプの規模は3ユニット体制に。肢体不自由児の障がいの重症化傾向、児童の減少、大学生を取り巻く経済事情が厳しくなるなど、社会環境の変化に対応した運営を模索していきました。
新型コロナウィルス感染拡大のため、2年間の中止
2020年
2020年2月から起こった、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、2020年、2021年はフレンドシップキャンプ初の「開催中止」となりました。 中止期間にも、理事会メンバーを中心に、キャンプ再開を想定した感染症対策のマニュアルを検討しました。 2022年に3年ぶりとなる「第44回フレンドシップキャンプ」を、規模を縮小して開催。感染対策を徹底するため、 1ユニット、子ども29名での開催になりましたが、久しぶりに山中湖のキャンプ場に、フレンドシップキャンプの旗が上がり、スタッフは喜びをかみしめました。
第46回フレンドシップキャンプ 開催予定
2024年
再開後3年目となるキャンプへ
2年間のキャンプ中止により、学生・社会人ボランティアのスキルの継承が危ぶまれましたが、徐々にスタッフ経験者が戻ってきてボランティアが主体的に運営する体制が再整備されつつあります。キャンプ規模も徐々に元の水準へと戻りつつあり、2024年は3ユニットでの開催を予定しています。
手足の不自由な子どもと健常の子どもが、一緒にキャンプを楽しむユニークな野外教育活動として、 「フレンドシップキャンプ」はこれからも歩みを進めていきます。