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更新日:2019/12/18
タイ山岳民族支援ボランティアとNGOでのインターンシップ 15日間6万円~
Sharing Eco Tour & Homestayこの募集の受入団体「Sharing Eco Tour & Homestay 」をフォローして、
新しい募集が始まった時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
海外からボランティアやインターンが集まるタイのNGO。山岳少数民族支援のために、学校の子どもたちへの教育活動や異文化交流、竹の家にホームステイをしながら村での道路補修、トイレ建設などを行っています。
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 |
国の最北端チェンライ県での活動です。 |
必要経費 |
1万8千バーツ~(約6万円~) |
活動日 |
1週間~1ヶ月間 ☆2019年受入指定日☆ |
注目ポイント |
|
募集対象 |
・15日間以上滞在可能な方。 |
募集人数 |
20名 |
特徴 |
募集詳細
タイの山岳民族を支援するNGOミラー財団では、長期ボランティアとインターン生を大募集!!
私たちは、タイに住む山岳民族(山地民)の生活の向上と文化・伝統の継承をサポートするNGOです。
現在山岳民族は、経済的な貧困、人身売買、麻薬の乱用、文化・伝統の侵食、無国籍、初等教育不足、差別や偏見など、多くの問題にさらされています。
グローバル化が進む現代の世の中。タイの山岳で暮らしている人々にも、その負の部分が影響しています。
ミラー財団は、最新技術とメディアを上手に利用しながら、村人の組織化を通じてのエンパワーメントを促し、これらの様々な問題を彼ら自身で解決できるよう尽力しています。
ミラーには、外国人ボランティア(日本、オーストラリア、イギリス、アメリカ、ドイツ、カナダ、シンガポール等)、外国人インターン生、タイ人のたくさんのボランティアが住み込みで活動しています。
現在、山岳民族が抱える問題は、タイだけの問題と別にして考えることは出来ません。先進国といわれる日本が、その問題の原因になっている場合があるからです。私たち日本人は、知らず知らずのうちに、彼らのような社会的弱者を搾取してしまっているのです。
世界がグローバル化している今、彼らの問題は国境を越え、1国だけでは解決することは困難です。
また、彼らが抱える同じような社会問題は日本を含め、様々な国や地域で抱えています。
実際に、現地で「見て」「聞いて」「感じて」「考えて」「実践して」ください。
あなたの知識や技術を生かし、私たちと共に豊かで平和な社会を築いていきましょう。
ミラー財団は、日本に事務所はありませんので、ご自分で航空券の予約や海外旅行保健等手続きをしなければなりません。
タイの現地NGOですので、日本の常識が通用しないときもあるでしょう。しかし、様々な苦労を通じての経験は、最終的にあなたの血となり肉となります。
私たちミラー財団に賛同してくださる方、一緒に活動しませんか?
インスタ名:homestay_volunteer_thailand
フェイスブック名:タイ現地NGOミラー財団
詳細は、団体のHPをご覧ください。
基本的な活動の例
―週に2~3回、小中高校、もしくは村で日本語と日本文化の授業を受け持ちます。 特に授業のメニューはありません。過去の日誌を参考にし、ボランティア自身に授業内容を考えていただきます。
☆田舎の学校で日本語の授業を受け持つ理由
―子どもキャンプを企画し主催します。
―子どもスポーツ大会を企画し主催します。
―コミュニティーやお寺で日本語のレッスンを受け持ちます。
―特別学級(障害をもつ子どもたちの学校)の授業を受け持ちます。
―山岳民族博物館やエコツアープロジェクトの日本語資料の作成を手伝います。
―あなたの関心、アイディア、経験、技術を活かし、他プロジェクト(物乞いの子ども防止キャンペーン等)を手伝います。
―古着の整理整頓をします。
―英語もしくは、タイ語の資料の翻訳をします。
―オーガニックの畑の手入れをします。(草刈、水やり等)
―幼稚園で子どものお世話をします。
―スタッフとミラーに来る子どもたちに日本語を教えます。
―村のトイレや橋建設作業のお手伝いをします。
―自然災害防止のための堰(小さなダム)建設や植林を行います。
※上記のすべての活動が、滞在期間中にできるというわけではありません。希望は考慮いたしますが、その時の現地の状況を第1に考えこちら側で決定いたします。
参加登録時に活動内容の希望をお知らせください。
特別な技術をお持ちの方は、異なる活動になりますのでご相談ください。
以下は過去の活動例です。
★看護士・・・子どもの健康チェック
★電気工事士・・・ミラー財団や村、学校の配線チェックと整備
★養護教諭・・・子どもたちに性教育の提供
★農業の専門家・・・有機農業の企画・実施
★ウェッブのプログラマー
その他滞在中に可能なこと
―山岳民族の村にホームステイしたり、彼らの生活を見て体験し理解することが出来ます。
―30人以上が暮らすミラーの敷地内で、タイ人ボランティアや、他の外国からのボランティアと共に生活をし、タイ文化やタイ社会、様々な国の事情を学ぶことができます。(部屋は1人~10人部屋)
―自由にチェンライの街のショッピングセンターへ必需品の買出しに行くことができます。
―基本的に、火曜から土曜まで活動をします。日曜と月曜は、ミラー財団がお休みです。お友達になったタイ人スタッフや他の外国人ボランティアと、自由にタイ観光へ行くことができます。15日間ボランティアの方は、日曜と月曜日は山岳民族の村ホームステイになります。
―お休みの日に自由に象乗り体験をすることもできます。
―他の外国(カナダ、アメリカ、シンガポール、イギリス、オーストラリア、ドイツ等)からのボランティアやタイ人ボランティア、山岳出身のボランティアもいますので、自由に彼らの言葉や文化を学んだり、様々な民族や国のお友達をつくることができます。
受け入れ日
1月4日(金)、18日(金)
2月1日(金)、15日(金)
3月1日(金)、15日(金)、29日(金)
4月12日(金)、26日(金)、29日(月)
5月10日(金)、24日(金)
6月7日(金)
7月5日(金)、19日(金)
8月2日(金)、16日(金)、30日(金)
9月13日(金)、27日(金)
10月11日(金)、25日(金)
11月8日(金)、22日(金)
12月6日(金)、20日(金)、27日(金)
※隔週受け入れ
☆11月11日は灯篭流しのお祭り(コムローイ祭り)に参加ができます。
☆灯篭流しのお祭りに合わせ、11月8日(金)~15日(金)7泊8日の短期ボランティアも受け入れています。
☆村でのクリスマスのイベントに合わせ、12月20日(金)~27日(金)7泊8日の短期ボランティアも受け入れています。
☆年末年始のイベントに合わせ、12月27日(金)~2020年1月3日(金)7泊8日の短期ボランティアも受け入れています。
☆2,000人の山岳民族の子どもたちのためのイベントプログラム☆2020年1月5日(日)~1月12日(日)7泊8日ボランティアも受け入れております。
☆4泊5日の短期ボランティアさんも募集しておりますのでお問い合わせください。
2020年の受入日はご相談ください。
インスタ名:homestay_volunteer_thailand
フェイスブック名:タイ現地NGOミラー財団
受け入れ可能な期間
2週間(15日間)~2年※2週間以下の短期ボランティアをご希望の方は、4泊5日の短期ボランティアを受け付けています。
参加費用 1タイバーツ≒3.3円 2回目以降は、約20%割引!
2週間(15日間)-18,000タイバーツ 4週間-24,000タイバーツ
6週間-30,000タイバーツ
8週間-36,000タイバーツ
10週間-42,000タイバーツ
12週間-48,000タイバーツ タイバーツへの両替レート
3ヶ月上のボランティアさんも受け入れ可能です。
1~2年間のボランティアさんも募集中!!
参加費に含まれているものは、食費、宿泊費、チェンライ空港もしくはチェンライバス停ミラー指定時間送迎費用、日本語・英語通訳費用、日本語での山岳民族についてのレクチャー・オリエンテーション費、ボランティア時に発生する移動費、ボランティア時に発生する建設材料費、山岳民族の村ホームステイ費、登山時のガイド費、チェンライ市内観光費用です。
活動がお休みの日の食事、日本からの航空券、海外旅行保険代は含まれません。
但し、土曜日から月曜日までホームステイが入る場合は、すべての食事が含まれます。
ミラーオリジナルボランティアT-shirt、山岳民族手作りの水筒入れ、ボランティアとインターン終了時には英語の修了書、山岳民族支援記念品をお渡しいたします。
ミラー財団に到着後に、タイバーツでお支払いをお願いいたします。
※年齢が18歳以下、中高生の場合は追加費用が発生します。
※特別なサポートを必要な場合も別料金が発生いたします。
チェンライまでの航空券、海外旅行保険取得が不安な方は、ご相談ください。
現地集合、現地解散です!
詳細は、ミラー財団のHPをご確認ください。
インスタ名:homestay_volunteer_thailand
フェイスブック名:タイ現地NGOミラー財団
植林作業
イベントでの活動
山岳民族の村ホームステイ中。ジャーンプ!
カレン族の儀式に参加
山の畑で収穫されたたくさんの野菜とバナナ
民族衣装を着たアカ族の女の子たち
ラフ族の村にホームステイ
子ども会
子ども会
ジャングルの中での作業にレッツゴー
様々な国からのボランティアとの作業
日本人の口に合う美味しい食事
民族衣装を着た山岳民族の子ども達
村人と一緒に道路補修
ジャングル体験!バナナを見つけたよ。
持参した寄付の配布
市場では見たことのないフルーツがいっぱい!
ホームステイでは蚊帳の中で寝ます。。
週末は象に乗りに行き村を散策
有機農場での作業
道路補修作業
小学校での異文化交流と日本語教育
小学校での異文化交流と日本語教育
保育園と幼稚園での保育補助
小学校での活動
5,6月はライチがたわわに実ります
仏教儀式時のコムローイ
チェンライ寺院の見学
山岳民族の儀式に参加
灯篭流しタイのお祭りに参加
保育園の子どもたちとお面作り
民族衣装を着たリス族の女の子
週末のチェンライ観光。
NGO内にある宿泊施設。夜は蚊帳の中で寝ます。で
子ども会の活動
山岳民族が栽培するコーヒーの収穫
体験談・雰囲気
この海外プログラムの体験談
①Hさん/女性 21歳
ホント素敵なところで、場所ももちろんいい人ばかりで楽しく過ごすことができました。
ミラーでの生活はとても楽しくて、普通なら食欲が落ちるのにもりもり食べてずっと元気に過ごすことができました。
今回は5日間だったので少し観光っぽく終わってしまいましたが、機会があればもっと長く滞在してミラーのこともタイのことももっと色々知りたいと思いました^^
明日から普段の生活に戻りますが、せっかくミラーのことを知ったんでまわりの人に伝えていけたらと思います。
本当にありがとうございました!
②Yさん/女性 32歳
帰ってきてまだ1週間と少し経ったばかりなのに懐かしくて、またすぐチェンライへ行きたくなりました。
チェンライのにおいが何故か好きでした。
ミラーの人達や、村の人たちの温かさが好きです。
私に何かできることはないでしょうか?
日本に帰ってからずーっと考えていました。
何かしてあげよう」という上から目線ではなく、どんな形でもいいからチェンライ・ミラーに関わりたい。そう思っています。
私の今まで学んできた歯科に関しての知識や、技術が何かに役立てば本当にうれしいし、それ以外でも協力できることがあればしたいです。
個人でできる事が少ないなら、日本の歯科友達に声をかけることも可能だと思います。
村の別れや、ミラーの皆さんと別れた時、私は泣きませんでした。普段は涙もろいのになんでだろう?と不思議に思っていましたが、多分その時から「日本に帰ってからも何かしら関わりたい!」という気持ちがあったからだろうと思いました。
これから、色々と相談させてください。
お役に立てるか分かりませんが、是非お手伝いしたいです。
③Kくん/男性 19歳
2週間のミラーでの活動を終え帰国しました。
個人で参加したので不安もありましたが、周りの方々に支えられながら大変貴重な経験ができました。この経験を今後の大学の専攻に活かしていきたいと思います。
皆さん本当にお世話になりました。ありがとうございました。
⓸Iくん/男性 26歳
2ヶ月ボランティアをしました。
ミラーでの活動は全てに意味があり、有意義な日々を送ることが出来ました。
また、各々別の世界を持った沢山の人と関われたことが、私の中で1番大きかったです。
知り、思い、感じたことを今後活かしたい所存です。
⑤Tさん/女性 22歳
タイ北部チェンライ県に存在する山岳民族に対し、現地NGOがどういったアプローチをしているのかについて関心を抱き、その活動を理解し、携わりたいと考えていました。実際、山岳民族はまだまだ複雑な暮らしや問題を抱える家庭が多くありながらも、一人一人が生き生きとしていて、人と人との繋がりがとても深く、温かさを感じました。
1回の支援活動でタイの生活の現状を全て理解するのは困難ではありましたが、実際に足を運ぶことで各国同士の相互理解、相互受容の大切さを強く感じることができました。
今回のプログラムでわたしは、「学び」と同時に「関わり」というものを大事にしてきました。一方的な支援や一方的な学びだけでなく、相互に成長し合えるものであったと感じています。
今後、ミラー財団の活動が少しでも多くの人の目に留まり、「関わり」が増えていくことを心から願っています。
受け入れをして下さったスタッフのさくらさんをはじめ、現地で出会い、関わった全ての方に感謝しています。
8週間、本当にありがとうございました。
⑥Jくん/男性 14歳
2週間ミラーでボランティアをしました! ミラーでは学校の授業や村のホームステイなどを通して、貴重な体験をた くさんさせていただきました。 生活環境の違いはありましたが、子供たちの元気や無邪気さは日本と変わらないのだと感じました。村やミラーでたくさんお友達ができました!一生懸命畑でお手伝いをしたり、様々な外遊びや手遊びをしているところを見て、逆にこっちがたくさん学ぶことも多かったです。スタッフにはたくさん助けられて、
本当に楽しく充実した時間を過ごすことができました。絶対にまた戻ってきます。次は1か月ぐらいボランティアをしたいのでよろしくお願いします。ありがとうございました!!
⑦Sくん❓/男性 20歳 今回3度目のボランティア
ミラーのスタッフの皆さん本当にありがとうございました。
またこの3週間をより充実なものにしてくださったインターン、ボランティアさん本当にありがとうございました。
毎回参加して学ぶのは皆さんとの一期一会の出会いへの感謝の気持ちです。
生まれた場所や育った場所は異なるものの、同じ時代にうまれ、同じ時期にチェンライの山奥で出会い、共存共栄の生活環境で暮らせることがとても幸せでした。
また今回の滞在期間は主に学校の活動、アウトドアを行いました。
その中でも印象にのこってる学校の活動では、ちょうど去年のこの時期にミラーのボランティアで学校の活動をしたので、去年授業をもった学校に行くこと生徒に会うことがとても楽しみでした。
とくに幼稚園生は1年の成長の大きさに驚きました。
去年まではヨダレを床に垂らしてたこどもが、クレヨンで汚れたところを自らスポンジと洗剤で洗ってくれたり、去年は座ってることががまんできなかったこどもが活動のお手伝いをしてくれたり、感動と成長の大きさに驚き、人の成長のすごさを改めて学ばさせて頂きました。
「人生は常に勉強」という言葉がありますが、まさにその通りだと考えさせられる3週間でした。
今後も謙虚に素直に貪欲に学ぶ気持ちを持ち続け、失敗を恐れず挑戦し続ける人生にしていきます。
また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
ありがとうございました。
この海外プログラムの雰囲気
各国からのボランティアたちが、和気藹々とした楽しい雰囲気の中日々活動しています!
特徴 | |
---|---|
雰囲気 | |
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
団体情報
代表者 |
Anunchai Usue |
---|---|
設立年 |
2019年 |
法人格 |
その他 |
Sharing Eco Tour & Homestayの団体活動理念
タイ社会の中でマイノリティーな山岳少数民族が偏見や差別にあうことなく豊かな可能性を発揮できる社会をつくり、人々がそれぞれの文化や価値観を認め合い共に学び共に生きることが可能な平和な社会をつくる。
Sharing Eco Tour & Homestayの団体活動内容
Sharingとは?
私たちは、チェンライの山岳エリアに存在するさまざまな深刻な社会問題を解決するため、この地域の人々と共に歩み、より良い社会づくりを進めるタイのローカル団体です。国からの補助金や外国からの助成金などの外部資金に依存せずに、継続的な地域支援のための事業を展開し、日々変化する社会問題に柔軟に対応していきながら社会貢献を目指しています。
"Sharing″とは、正式名"Sharing Eco Tour & Homestay"を省略した呼び名です。
Sharing組織代表
Mr. Anunchai Usue (Aso)
Asoはタイの山奥で生まれた山岳民族アカ族の男性です。山奥にある彼の家は経済的に貧しく、幼少期は親元を離れ、お寺で見習いとして働きながら、差別や偏見に負けずに必死に学校に通いました。時間はかかりましたが、村で最初に大学を卒業し、村の社会開発に携わる身となりました。
山岳民族が、無国籍であるがために病気や怪我をしても適切な治療が受けられず、経済的に貧しいがために学びたくても進学ができない辛さを、彼は身をもって知っています。
2019年に新組織Sharingを立ち上げました。この組織運営には、山岳民族を支援するNGOで12年間働き積み上げられたネットワークとスキル、アイディアが駆使されています。
Sharingスタッフ
スタッフ2名、タイ人研修生2~5名、コミュニティースタッフ25名
Sharingが解決しようとしている社会問題とは?
山岳民族独自の伝統手工芸技術や建築技術の衰退、それを取り巻く地域コミュニティの崩壊、安定した経済活動不足と貧困、山岳エリアの自然環境の変化と森林の減少、安全に暮らすためのインフラ整備の不足、マイノリティーへの差別や偏見、教育機会の格差など。
Sharingの使命とは?
・誰もが豊かな可能性を発揮できる差別や偏見のない多文化共生社会を創出する。
・持続可能な豊かさを探求し、人々の幸福度を最大限に高められるような学びの機会や場を提供する。
Sharingのプロジェクト
☆田舎の学校の活性化と教育プロジェクト
予算が足りず不足しているトイレや図書館などのメンテナンスと、文具や遊具の寄付、異文化に触れる機会の少ない生徒たちへの日本語と日本文化を使った多文化共生理解の推進と、生徒の学ぶ意欲向上を目指しています。
☆女性の自立と技術支援のためのフェアトレードプロジェクト
伝統手工芸に関心のあるお母さんたちに、子育てや村での農作業時間に合わせて、刺繍や機織り、ミシンを利用した可愛い手芸品を村内で作ってもらっています。また、無国籍者の多いアカ族の村でオーガニックコーヒーを育てています。
☆伝統文化の伝承と地域経済活性化による地域コミュニティのエンパワーメントプロジェクト
村の文化や伝統を守り、村内での経済活動促進として、持続可能な観光であるエコツアーを村人共に運営しています。
エコツアーでは、村内ホームステイや伝統技術を学ぶプログラムも準備され、彼らの伝統文化や日々の生活を学ぶことができます。村の子どもや若者たちが、伝統的な文化に触れ、学ぶことの機会の提供にもつながっています。
また、地域のイベントや伝統的なお祭りを応援しています。
☆人と大地にやさしい有機農業プロジェクト
農薬や化学肥料を積極的に利用した近代農業や、機械化した効率的な農業ではなく、山岳民族の伝統的な品種のお米を、年長者の知恵を利用しながら人の手を使い大切に育てています。畑では有機米だけでなく、その他の様々な野菜も育て、痩せてしまった地力の回復にも努めています。
☆自然環境保護・保全プロジェクト
山の小川にいくつもの小さな堰(小さなダムのようなもの)を作ったり、野生のバナナの植樹を行っています。一旦貯えられた水辺では、その地域の人々が食料にする魚やカニ、貝だけではなく、その他様々な動植物が生息し、木が育ちます。
地域の人々自身が森を守り、森からの恩恵を受けることができる、自然の摂理を利用した自然保護・保全活動です。
☆安全で衛生的な環境づくりと生活の質向上プロジェクト
道路状況が悪く、雨季時は外部と遮断されてしまうような行政機関の支援が行き届きにくい村で、衛生環境を整えるための上水道システムやトイレの設置、道路の補修活動を行っています。
☆古着販売プロジェクト
古着販売プロジェクトは、日本やタイ全土から寄付された古着や靴等を村内で格安に販売し、その収益で、交通事故や火事、自然災害に被災し、緊急支援が必要な人や地域を支援するプロジェクトです。
☆ボランティアプロジェクト
日本からのボランティアの受け入れをしています。Sharingや山岳民族の村にホームステイしながら、ボランティアや彼らの生活を学ぶ5日~14日間、1か月~3か月間の活動ができます。個人では中高生からシニア世代まで、小さなお子様連れのご家族も参加が可能です。
Sharingでのボランティアのポイント:
・現地の人々と深く交流し異文化を肌で感じ、多文化共生社会を考えるきっかけにつながる。
・自分で考え実行することにより、自分自身の成長につなげることができる。
・山岳民族やローカルなタイの社会問題を学びグローバルな視野を身に着けることができる。
・タイの社会的弱者たちと過ごし生活を共にすることで、人権と世の衡平を考えることにつながる。
・農を体験することにより、自然環境や生物多様性の大切さ、食べ物を生産する大変さを学ぶことができる。
・言葉が通じない相手でも、動じずにコミュニケーションを取る方法を学ぶことができる。
・他者を思いやる気持ちや協調性を育むことができる。
・異文化コミュニケーションの力をつけ、外国人だけでなく自分と異なる考えや性格の日本人同士のコミュニケーションの力がつく。
・仕事や勉強、学びへのモチベーションを高めることにつながる。
・「本当の豊かさと何なのか?」「幸せとは何なのか?」を考えるきっかけにつながる。
取り組む社会課題:『国際協力・貧困・SDGs・ジェンダー・教育・ボランティア・居場所づくり』
「国際協力・貧困・SDGs・ジェンダー・教育・ボランティア・居場所づくり」の問題の現状
山岳民族独自の伝統手工芸技術や建築技術の衰退、それを取り巻く地域コミュニティの崩壊、安定した経済活動不足と貧困、山岳エリアの自然環境の変化と森林の減少、マイノリティーへの差別や偏見、教育機会の格差など。