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更新日:2026-10-13
インドの現場で「課題解決」を学ぶ、実践型プログラム(2027年2〜3月)
株式会社PlanB
基本情報
【奨学金あり】現地NGOと30年以上の信頼関係があるインドのスラムで、「何が課題で、本当に必要とされているのか」を自分の目と対話で見極める大学生向け実践型プログラム。各日程8名の少人数制。
| 活動テーマ | |
|---|---|
| 活動場所 |
活動場所は、タージ・マハルのある街インド・アグラのスラム地域とその周辺です。首都デリーから電車で2時間弱、車で約4〜5時間です。 |
| 必要経費 |
※アグラまでの往復交通費(約9万)、宿泊費(約2万)、食事代(約0.5万)、は別途ご負担が必要です。 |
| 活動日 |
日本出国想定日時がプログラム開始日となります。プログラムDay1は開始日の翌日昼から開始するので、2/13,2/26,3/11の朝までにアグラのホテルにご到着ください。 |
| 注目ポイント |
|
| 募集対象 |
◎応募条件 一緒に活動する人の年齢層について
多様な専攻から熱意ある大学生・大学院生が参加します。 |
| 募集人数 |
24名 |
| スキル | |
| 特徴 | |
| 参加までの流れ |
活動への参加
|
| 応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
AIによる要約
募集ページに掲載されている情報をAIが自動で集約し、要約として表示しています。 詳しく
2027年2〜3月プログラム \参加者募集中/
A日程:2月12日(金)〜2月24日(水)
B日程:2月25日(木)〜3月9日(火)
C日程:3月10日(水)〜3月22日(月)
※いずれも日本出発日〜日本帰着日(13日間・現地11泊12日)
定員:各日程8名まで(少人数制)
一次募集締切:2026年11月10日(火)※早期特典あり
※奨学金3制度あり(本文後半をご覧ください)
※一次募集で定員に達した場合、募集を終了します。

Bootcamp in INDIAは、インド・アグラのスラム地域を拠点に、30年以上この地域で活動してきた現地NGOと一緒に動きながら、「何が課題で、何が本当に必要とされているのか」を自分の目と対話で見極める力を鍛える、大学生向けの実践型プログラムです。
ただ海外に行く、ただボランティアをする、ただ現地を見学するプログラムではありません。
現地の課題を「かわいそう」「助けてあげたい」で終わらせるのではなく、
「課題はあるが、そこにニーズはあるのか」
「自分が日本で立てた仮説は、現地の一次情報に耐えられるのか」
「支援とは、そもそも何を指すのか」
を、現場で問い直していきます。

私たちは、参加者を「お客さん」として扱いません。現地の課題に向き合う一人の当事者として関わってもらいます。
同時に、参加者を「支援する側」としても扱いません。
スラムの女性たちや子どもたちは、支援を待っている人ではなく、長年この地域で暮らし、自分たちの力で状況を変えてきた当事者です。
私たちが大切にしているのは、支援することではなく、現地の人の力が発揮されるように関わること。
そして、現地を「学びの材料」として消費しないことです。
最初から特別な知識や経験は必要ありません。海外経験が少ない方、英語にまだ自信がない方、社会課題について学び始めたばかりの方でも参加できます。
大切なのは完璧な準備ではなく、「壊れてもいい仮説」を持って現場に入り、壊れたら考え直す姿勢です。
現地では、貧困、教育、女性の収入、家計、栄養、保健衛生、生活インフラ、行政サービスなど、さまざまな課題に触れます。
それらを一方的に「問題」として見るのではなく、そこに暮らす人たちの声、価値観、背景、生活のリアルに触れながら、課題の見え方そのものを問い直していきます。

1. 現場で問いを立てる力
日本で想像していた課題と、現地で実際に見えてくる課題は同じではありません。
「自分は何に違和感を持ったのか」
「誰にとって、何が課題なのか」
を、観察と対話から自分の言葉で問いにしていきます。
2. 話を引き出す技術
通訳を介して、スラムの女性やNGOスタッフから話を聞きます。
一方的に質問を浴びせるのではなく、相手が語りたくなる聞き方、相手の話を途中で切らない姿勢、「みんなと同じ質問をしない」ための準備を、毎日の実践で身につけます。
3. 課題とニーズを見分ける判断
「課題がある」ことと「そこにニーズがある」ことは別です。
外から見えた課題が、現地の人にとっては優先順位の低いものであることも珍しくありません。
何が本当に必要とされていて、何が「こちらの思い込み」なのかを見分ける判断力を鍛えます。
現地では、インド・アグラのスラム地域を拠点に、地域に根ざして活動しているNGO・UHRC(Urban Health Resource Centre)と連携しながら学びを深めます。
主な活動は、以下のような流れで進みます。
Day 1|オリエンテーション
現地NGOのスタッフから、地域の暮らし、これまでの活動、守るべきルールを学びます。
事前研修で立てた自分の仮説を、チームで共有します。

Day 2〜3|現地を知り、探究の方向を決める
スラム地域での女性グループの集まり、子どもたちの活動、栄養・保健の取り組みなど、NGOの日々の活動に同行します。
見たこと・聞いたことから、自分が深く追いたいテーマの方向を決めます。

Day 4|中間発表・仮説の検証
「何を見たか」
「現地の課題は何か」
「その中でニーズのあることは何か」
をグループで発表します。
あわせて、事前に立てた仮説の合っていた部分・間違っていた部分、今後何を見て何を探究するかを一人ずつ発表します。
日本で立てた仮説に、現地の一次情報で反論する日です。

Day 5〜9|興味に従って動く
自分のテーマに沿って、NGOスタッフと相談しながら聞き取り・観察を重ねます。
必要があれば、現地の声を踏まえた小さな企画(啓発活動、既存の活動を伝わりやすくする工夫など)を提案・実施することもあります。
ただし、企画の実施がゴールではありません。
「やらない」という判断も含めて、現地のニーズを見極めることが目的です。

最終日|発表と振り返り
12日間で見たこと、仮説がどう変わったか、帰国後にこの経験をどう活かすかを発表します。
現地NGOの理事(医学博士)から直接フィードバックを受けます。

毎日仲間と見聞きしたことをシェア
全ての「仮説検証▶︎仮説の崩壊▶︎立て直し▶︎新たな学びへ」とすすむ際はいつも仲間がそばにいます。

完全オフ日もあります
期間中に完全オフ日を設けています。タージ・マハル観光などに使う方も多いです。
インドで自分の体調と時間を自分で管理することも、このプログラムの学びの一部です。

現地では、毎朝「今日の目標と行動計画」を宣言し、活動後に振り返りの時間を取ります。
日々の気づきはフィールド日誌に書き残し、仲間と共有します。
「なんとなくすごかった」で終わらせないために、
「今日、自分の仮説はどう揺れたか」
「相手の話のどこに、自分の思い込みがあったか」
「明日、誰に何を聞くか」
を毎日言葉にしていきます。
どれだけ小さな経験でも、どれだけ振り返れるかで学びの量は変わる。これが私たちの考えです。

「海外に一人で行くのが不安」
「英語に自信がない」
「現地で何をすればいいのか想像できない」
こうした不安がある方でも参加できるよう、渡航前と帰国後に学びの機会を設けています。
【渡航前】事前研修・準備
オンライン事前研修
インドの社会課題、UHRCの活動、現地で守るルールと安全を学びます。
ワークブック
「なぜインドに行きたいのか」「どんな社会課題に関心があるのか」「現地で何を検証したいのか」を整理し、現地に持ち込む仮説を立てます。
事前セッション
現地で取り組みたいことを言葉にし、本番に向けた準備を進めます。
参加者同士のオンライン事前交流会(任意)
【現地】実践・フィードバック
- ヒンディー語⇄英語⇄日本語の通訳を手配します。英語が完璧である必要はありません。
- 現地NGO理事(医学博士)からのフィードバックを受けます。
【帰国後】学びの言語化・次の挑戦
事後報告会・オンライン事後研修
現地での経験を振り返り、自分の言葉に落とし込みます。
筑波大学教授からのフィードバック
プログラムのアカデミック・アドバイザーである筑波大学 Randeep教授からフィードバックを受けます。
その他の機会(任意)
- メンターとの個別面談
- 翌年、希望者は次の参加者への講義やコンサルティングを経験することもできます。

- ・国際協力、社会課題、教育、貧困、ジェンダー、保健衛生に関心がある
- ・将来、JICA、NGO、国際機関、教育、社会起業、まちづくりなどに関わってみたい
- ・就活や進路で、自分の言葉で語れる「考え、動き、関わった経験」を持ち帰りたい
- ・海外経験を積みたいが、観光や語学留学では物足りない
- ・現地の人と対話しながら、課題について深く考えたい
- ・用意されたプログラムをこなすだけでなく、自分で問いを立てて動いてみたい
- ・その場で出会った仲間と、学びを分かち合い高め合いたい
正直にお伝えすると、向いていない方もいます
- ・すべて準備された内容を、受け身で体験したい方
- ・観光中心で、気軽に海外に行きたい方
- ・一人で自由に動きたく、チームでの共有や振り返りを負担に感じる方
- ・快適なホテルや日本と同じ水準の生活環境を前提にしたい方
どのホテルに滞在するかは自由ですが、宿泊・航空券・食事は参加者自身でご手配いただきます。
朝や夜の報告活動を主にするホテルは現地で一般的な水準のホテルであり、こちらを宿泊先とされる方が多く、スタッフも全員こちらに宿泊します。
慣れない環境で自分の体調を管理し、部屋のコンディションを自分で交渉し、居心地のよい場所を自分で整える。
このスキルは、途上国で学ぶうえで欠かせないものだと私たちは考えています。
応募の際には、「日本と比べて質素なインドのホテルで暮らす厳しさに、どう向き合うか」で認識をすり合わせできたらと思っております。
また、参加が決まった方全員に、仲間との協働と、資料・発表の共有についての誓約書に署名いただきます。

このプログラムで得られるのは、単なる海外経験ではありません。
現地で人と出会い、価値観の違いに触れ、自分の仮説を問い直し、チームで考え、必要なら小さく動いてみる。
その一連の経験を通じて、次のような力を育てることを目指します。
- 社会課題を表面的に見ず、背景と構造から考える力
- 現地の人の声を聞き、自分の仮説を問い直す力
- 「課題」と「ニーズ」を見分け、支援とは何かを自分の言葉で定義する力
- 正解がない状況でも、自分なりに考えて動く力
- 異なる価値観を持つ人と対話し、信頼を築く力
- 経験を自分の言葉で語る力
「海外に行ったことがある」という経験だけでは、将来につながる学びにはなりません。
大切なのは、何を見て、何を考え、そこから自分がどう変わったのかを言語化できることです。

経済的な理由で一歩を踏み出せない方のために、3つの制度を用意しています。
詳細な条件と応募方法は、個別説明会でご案内します。
① 社会的養護出身者向け 全額奨学金
参加費全額免除|募集1名
児童養護施設・里親家庭などの社会的養護のもとで育った方で、費用を捻出することが難しい方を対象に、参加費全額を免除し、航空券購入も補助します。
対象:学歴不問・23歳以下
これまでの実績ではなく、「今回の渡航で何を得たいか」「今後どうなりたいか」を重視して選考します。
② 渡航支援奨学金
10万円・5万円|若干名
経済的な事情で渡航が難しい方を対象とします。
2026年8月の実施時には、4名に支給しました。
【支給条件】
- ・事前研修課題の90%以上を提出
- ・事後報告会への出席
- ・事後インタビューへの協力
- ・SNSでの実名・写真つき投稿
・報告書の提出・インタビュー・報告会出席が揃った時点で、プログラム終了後にお支払いします。
③ アンバサダー補助
3万円|各日程1名まで
現地滞在中、毎日2回以上SNSのストーリーを投稿し、現地の様子を発信してくださる方への補助です。
【奨学金に関する注意事項】
※①以外はプログラム終了後の後払いです。
※奨学金の応募は、仮申込の段階でご案内します。
A日程:2027年2月12日(金)〜2月24日(水)
13日間(日本出発〜日本帰着)
B日程:2027年2月25日(木)〜3月9日(火)
13日間(日本出発〜日本帰着)
C日程:2027年3月10日(水)〜3月22日(月)
13日間(日本出発〜日本帰着)
3日程とも内容は同じです。春休みの予定に合わせてお選びください。
いずれも日本出発日〜日本帰着日で13日間、現地滞在は11泊12日です。
各日程8名の少人数制で、現地NGOの理事とスタッフがじっくり関われる人数にしています。

一次締切:2026年11月10日(火)
※定員に達し次第、募集を終了する場合があります。
※事前研修参加・事前インストラクション冊子・オリジナルサバイバルヒンディーレッスン教材などにあたる費用(5万円)のお支払いをもって申込完了となります。(返金不可)
海外経験が豊富である必要はありません。英語が完璧である必要もありません。
2026年8月に実施した初回プログラムには、14名が参加しました。
海外が初めての方、英語に自信がないと話していた方も多くいました。
これまでの個別相談でも、
「海外経験を積みたい」
「英語にまだ自信がない」
「貧困や教育に関心はあるけれど、何から始めればいいかわからない」
「将来、国際協力や教育に関わりたい」
「大学生活で、自分の価値観が変わるような経験をしたい」
という声を多くいただいています。
このプログラムは、そうした思いを持つ方が最初の一歩を踏み出すための場でもあります。
現地での経験は、きれいな答えがすぐに出るものではありません。
むしろ、わからないこと、迷うこと、自分の考えの浅さに気づくことのほうが多いと思います。
しかし、その違和感や問いこそが、将来につながる学びになります。
「いつか海外に行きたい」
「いつか国際協力に関わってみたい」
「いつか社会課題に向き合ってみたい」
そう思っているだけでは、現実はなかなか変わりません。
この春、インドの現場で、自分の仮説を壊される経験をしてみませんか。
少しでも気になった方は、まずは応募フォームから。
オンライン個別説明会(約1時間)で、あなたにとってベストな冬休みの経験となるかどうかを一緒に考えましょう。

このプログラムで得られること
・就活や進路で自分の言葉で語れる実践経験
・多様な価値観に触れたうえで考える力
・正解のない場面で動く力
・他者と対話しながら学びを深める力
・「自分は何を大切にしたいのか」を見つめる視点

体験談・雰囲気
この海外プログラムの体験談
※詳細な体験談は「Bootcamp in INDIA」公式サイトから
スラムの女性は支援を受けるだけの存在ではない(福島大学・4年生)
渡航前、私は勝手なイメージとして「支援を受ける側は受け身なのではないか」と思っていました。しかし、実際に話を聞くとそのイメージは大きく覆されました。女性たちは自分で何かできないかと積極的に考えていて、生活を良くするために行動し、家族のために努力し、コミュニティの中で支え合いながら前向きに生きていました。
この経験を通して、私は「本人たちから聞いてからじゃないと勝手なことは言えない」と強く思うようになりました。インドに行ってから、本人たちの声を聴かないと自分の考えを安直に言えなくなりました。現地で見たこと・聞いたこと・感じたことが、渡航前に持っていたイメージを大きく変えてくれました。
また、女性たちが語っていた「自分のやり方で何かを成し遂げたい」「子どもたちには自分の力で生きてほしい」という言葉を聞くことで、彼女たちが主体的に生きていることを強く感じました。支援を受ける側というよりも、自分たちで未来を切り開こうとしている姿勢が印象的でした。

エンパワメントの本質(秋田国際教養大学・1年生)
「エンパワメント」ということについてです。自分がエンパワメントと思ってるのが本当のエンパワメントではありませんでした。 自分ができることを考えてUHRCに提案してみてみたところ「与える」ことになってしまう、とUHRCから指摘をいただいた。(UHRCは支援を与える、与えられるの関係でいることではなく、女性たちが自分たちで動けるようにエンパワメントの考えを大切にしている。)エンパワメントが大事だとわかってはいたはずなのに、自分では気が付けていませんでした。自分は見ているものが違ったのだと気づかされ、「支援をしない」というのがどういうことなのか。と考えるようになりました。
私は、いま日本の秋田に帰っても何かを続けたいと思い、活動をしています。具体的には、Bootcamp in INDIAの秋田コミュニティの運営です。そして秋田からUHRCの支援をすること、今後は秋田からインドの貧困解決へのアプローチを思索、分析し模索していこうと活動し続けています。

共に考えることこそが唯一の支援ではないか(日本大学・4年生)
帰国を目前にした日、私はようやく、自分自身の言葉で「貧困支援」の答えにたどり着くことができました。
「人間は誰しも、自らの意思で変わっていくポテンシャル(主体性)を持っている。しかし、その変化や選択を可能にするための『選択肢(教育・制度・機会)』を提示することこそが、外部による支援の役割である」
私は、人はどんな状況からでも変われると信じています。しかし、人が変わるためには、目指すべきゴールへ導いてくれる存在や、その選択を支える環境が絶対に不可欠です。
例えば、私が今お金に困り、自力で働こうとしたとします。一見すると自分の意思と努力で働いているように見えますが、そこには雇用を生み出す人、働く場所を提供する環境、労働に対して対価を支払う仕組みが存在しています。食事一つをとっても、野菜を育てる人、家畜を育てる人、それを運ぶ配送者がいて初めて成り立ちます。
貧困に直面している人々に対し、ただ上から目線で物資や解決策を「与える」のではありません。また、「すべては個人の努力次第だ」と放任するのでもありません。
彼らが自らの意志で未来を選び取れるよう、選択肢となる環境を整え、どう歩むべきかを「共に考える」こと。
これこそが、私がインドの地で葛藤の末に見出した、「貧困に窮する人を助ける」ということの答えです。

自分の中で変わったこと(東京大学・1年生)
インドでの経験を通して、自分の中の「当たり前」や「ものさし」を疑うようになりました。渡航前の私は、子供たちにやる気がない、教育が受け入れられていない、子供たちの多くは軍隊を目指していることが問題であると考えていました。事前の1on1でも、子供たちのやる気のなさや、アーミーになりたいと言う子が多いことを「課題」だと思っていました。
しかし、実際にインドの子供たちに話を聞くと、選択肢が狭いからではなく、いろんな選択肢を持ったうえで選んでいるということがわかりました。好きな教科を聞くと元気に答えてくれたり、将来の夢を語る子も多く、私が思っていた「問題」は問題ではないと気づきました。
話しかけた子供たちは学校帰りの子供たちであったこともあり、学校に通っている子が多く、塾に通っている子もいました。インドに来る前から考えていたことでもあったため、問題ではないとわかってからきっぱり切り離すのは難しかったです。
切り離せた理由は、一日目で思っていたのと違ったこと、一日目だけかと思ったら二日目も同じ感じだったことです。自分の中で混乱はありましたが、あかねさんと夜に話し、翌朝UHRCのシダールスさんと話して次の方向に進むことを決意することができました。自分の中だけではなく、誰かと話すことで、きっぱり切り離し次に進む決断ができました。

課題発見の難しさ(叡啓大学・3年生)
渡航前の私は、「精神的な負担を軽減するためのコミュニティづくり」をテーマにしようと考えていました。しかし、実際に現地で話を聞くと、その考えは大きく揺らぎました。
男性の精神的負担は確かに大きいものの、彼らは「集まりに参加する時間がない」と言います。日中は遠方へ働きに出て、休日も合わず、コミュニティ活動を継続することが難しい。さらに、男性同士の関係性は仕事中心で、精神的な話題を共有する文化がほとんどありません。
女性の話からは、男性のプライドが女性の外出や活動を制限することがあるとわかりました。「女性に働かせるのは恥ずかしい」という価値観が、女性の社会的なつながりを妨げているケースもありました。精神的な負担は、個人の問題ではなく、家族や社会の構造と密接に結びついていることを痛感しました。
こうした現実を前にして、私は「精神的な健康をテーマにすることは難しいのではないか」と感じました。精神的な負担の原因は経済的なものが大きく、対処法は友人や恋人との交流、家族との時間など、個人の生活に深く根付いています。外部からの介入で解決は難しく、構造的な問題が大きすぎると感じました。
その一方で、私は「課題設定の難しさ」を強く学びました。自分が興味のあるテーマと、現地のニーズが必ずしも一致するわけではない。興味だけで突き進むのではなく、現地の声を聞き、何が本当に必要なのかを探ることが大切だと気づきました。

英語教育の「ニーズ」と「現実」(国際基督教大学・3年生)
英語教育は確かに重要ですが、子どもたちが英語を学ぶ理由は「将来の仕事のため」「必要だから」というものであり、興味や楽しさから学んでいるわけではありませんでした。
英語教育を提案することが本当に現地のニーズに沿っているのか、疑問を持つようになりました。
また、英語教育を通じて国際協力を行うという考えは、私自身の興味から出発しているのではないかという葛藤もありました。現地の人が本当に必要としているものは何か。英語教育は彼らの生活にどれほど影響を与えるのか。支援とは「自分がやりたいことを提供すること」ではなく、「相手が必要としているものを一緒に探すこと」だと気づきました。支援の姿勢についての気づき、支援の姿勢についても深く考えるようになりました。
ドクターとの対話の中で、「Interfere as little as possible(できる限り干渉しない)」という言葉が印象的でした。支援者が文化や言語を知らないまま介入すると、現地の人の生活を乱してしまう可能性がある。
支援とは「与えること」ではなく、「共に考えること」であり、第三者としての距離感が重要だと学びました。
支援者としての姿勢は、相手の生活や文化を尊重し、必要以上に介入しないことが重要です。
支援は「助けること」ではなく、「共に歩むこと」であり、相手の生活を尊重する姿勢が必要だと学びました。

この海外プログラムの雰囲気
挑戦したい、いつもの大学で出会う人とは違う仲間。
真面目に学びたい人が多い一方で、堅すぎず、現地での驚きや迷いも含めて率直に話せる雰囲気です。「海外で何か大きなことをしたい」という人だけでなく、「まだ言葉にできないけれど、何かを変えたい」という気持ちを持つ学生にも合う場です。考えることと行動することの両方を大事にする雰囲気があります。

| 特徴 | |
|---|---|
| 雰囲気 | |
| 関連大学 | |
| 男女比 |
男性:40%、女性:60% |
企業情報
| 代表者 |
小野茜 |
|---|---|
| 設立年 |
2024年 |
| 法人格 |
株式会社・有限会社・合同会社 |
PlanBの企業活動理念
善いことを、仕組み化する。
社会のために何かをしたい。
困っている人の力になりたい。
誰かの人生を少しでも良くする仕事がしたい。
そう願う人は、決して少なくありません。
けれども、どれほど素晴らしい活動であっても、誰かの自己犠牲や、一時的な熱意だけに支えられているのであれば、いつか終わってしまうかもしれません。
私たちは、社会に必要な活動が、無理なく、持続的に、そしてより多くの人へと広がっていく仕組みが必要だと考えています。
善意を、持続可能な事業へ。
一人の思いを、社会に残る仕組みへ。
それが、株式会社PlanBの原点です。
「助けてあげる」ではなく、可能性を引き出す私たちが教育や国際協力の現場で大切にしているのは、人を一方的に「支援する側」と「支援される側」に分けないことです。
経済的に厳しい地域に暮らす人にも、児童養護施設で育った若者にも、進路に迷う学生にも、それぞれの人生があり、経験があり、強みがあります。
必要なのは、誰かが一方的に正解を与えることではなく、その人自身が持つ力を発揮できる機会や環境をつくることではないでしょうか。
インドでの教育プログラムでも、現地の人々から学ぶことを出発点にしています。
知らなかった現実に出会い、自分の思い込みを疑い、他者と対話する。
その経験を通じて、自分自身の価値観や生き方が変わっていく。
私たちは、そうした学びの力を信じています。
社会貢献は、特別な知識や経験を持つ人だけが行うものでも、余裕のある人だけが参加できるものでもないはずです。
大学生が海外の社会課題に触れること。
社会人がもう一度学び直すこと。
高校生が、自分の関心から世界への挑戦を始めること。
異なる環境で生きてきた人々が出会い、同じ時間を過ごすこと。
私たちは、こうした一つひとつの経験が、人と社会を変えていく可能性を持っていると考えています。
教育、国際協力、福祉、地域社会。
一見すると異なる分野の活動も、PlanBにとっては、すべて同じ理念につながっています。
社会課題の解決には、思いや情熱が欠かせません。
しかし、それだけで事業を続けることはできません。
適切な対価を得ること。協力してくれる人たちに報いること。成果を検証すること。失敗から学び、改善を続けること。
理念と同じくらい、そうした事業運営の積み重ねが重要だと考えています。
だからこそPlanBは、株式会社という形を選びました。
社会的な価値と、事業としての持続可能性。
どちらか一方ではなく、両方を追求すること。
2024年11月に設立された小さな会社ですが、一つひとつの事業を通じて、この考え方を実践しています。
善いことを、仕組み化する。
その言葉を、単なる理念ではなく、実際に機能する事業として社会に残していきたいと思っています。
株式会社PlanB 代表取締役
教育・留学・国際協力・子ども若者支援を専門領域とする起業家。
明治大学文学部史学地理学科卒業。英国SOAS University of Londonにて歴史学修士号(MA History)を取得。中国・復旦大学高等教育研究所でも高等教育研究に取り組む。
香港への交換留学、文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」を活用したウズベキスタン留学、中国政府奨学金による中国留学など、計10回の海外留学を経験。英語・中国語を使用し、国内外の教育・研究・国際交流に携わってきた。
中学校・高等学校の教員免許を有し、教育委員会に関わる業務改善支援や、学校現場での探究学習の企画・運営を経験。延べ数千人規模の学習者を対象とする教育活動に従事してきた。
東京大学本部では、国際戦略・国際学術交流や産学協創に関わる業務を担当。研究者の国際交流や、大学における研究・教育活動を支える実務にも携わった。
また、児童養護施設でのボランティア活動を約5年以上継続し、子どもや若者の自立支援に関わる。東京都足立区のこども審議会公募委員も経験。
こうした教育・行政・大学・国際協力・社会福祉にまたがる経験を背景に、2024年11月、株式会社PlanBを設立。
現在は英国大学院進学支援、インドでの実践型教育プログラム、探究教育・若者支援等を通じて、社会的価値と事業の持続可能性を両立する仕組みづくりに取り組んでいる。
PlanBの企業活動内容
株式会社PlanBについて
「善いことを、仕組み化する。」
株式会社PlanBは、教育・国際交流・社会課題への実践的なアプローチを通じて、人と社会の可能性を広げることを目指す、2024年11月設立の教育・社会事業会社です。
大学・行政・教育現場・国際協力・民間事業など、異なる分野で培われた経験をもとに、「学ぶこと」と「社会に関わること」をつなぐ事業を展開しています。
私たちが目指すのは、単に海外へ行く機会や、社会貢献に参加する機会を提供することではありません。
一人ひとりが、自分自身の可能性に気づき、社会の複雑さを理解し、自ら考えて行動する力を育むこと。そして、その機会が一部の人の善意や熱意に依存することなく、継続して社会に生まれていく仕組みをつくることです。
現在、主に以下の事業に取り組んでいます。
「支援する」前に、知る。考える。そして、自分の答えを探す。
インド・アグラを拠点に、現地NGO「Urban Health Resource Centre(UHRC)」等と連携し、日本の大学生が社会課題の最前線で学ぶ実践型教育プログラムを企画・運営しています。
プログラムでは、インドの地域コミュニティを訪れ、女性や子どもたちとの対話、教育・保健・生活環境に関する活動への参加、現地NGOの取り組みの視察、課題の発見と企画提案などを行います。
2026年8月には、2日程にわたって計14名の学生が参加。経済的な事情により挑戦の機会が制約されないよう、4名に奨学金枠も設けました。
私たちが大切にしているのは、海外の貧困や社会課題を「かわいそうな人を助ける」という一面的な視点で捉えないことです。
現地には、すでに課題に向き合い、暮らしを築き、変化を起こそうとしている人々がいます。
何が本当の課題なのか。誰にとっての課題なのか。外部から訪れる自分たちに、何ができて、何ができないのか。
事前学習・現地での対話と実践・帰国後の振り返りを通じて、答えのない問いに向き合い続ける力を育てます。
2. イギリス大学院留学出願専門サポート|学びたい人の可能性を広げる
英国大学院への進学を目指す学生・社会人に対し、大学・専攻選びから出願戦略、Personal Statement、推薦状の準備、出願手続きまで、個別の伴走支援を提供しています。
代表自身が英国大学院で修士号を取得し、国内外の大学・研究機関で学び、働いてきた経験を活かした事業です。
大学側からの紹介コミッションを受け取らない独立した立場を大切にし、知名度やランキングだけで進学先を選ぶのではなく、本人の研究関心、経験、将来像に合った選択を重視しています。
社会人として働くなかで新たな専門性を身につけたい方、研究を深めたい方、これまでのキャリアを変えたい方など、それぞれの人生にとって意味のある大学院進学を支援しています。
中学校・高校等における探究学習、キャリア教育、教育プログラムの設計・実施支援にも取り組んでいます。
代表はこれまで、教育委員会に関わる業務改善支援や、学校現場における探究授業の企画・ファシリテーションなど、延べ数千人規模の学習者を対象とした教育活動に携わってきました。
特に大切にしているのは、知識の習得だけではなく、学習者自身が問いを立て、多様な意見に触れ、自分の考えを形成するプロセスです。
海外での学びと国内の学校教育を切り離さず、社会の出来事を自分自身の問題として捉える力を育む教育を目指しています。
4. 留学・海外挑戦を目指す若者への伴走支援
文部科学省の留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」への応募を目指す高校生等に向けて、留学計画の設計、探究テーマの整理、応募書類の作成、面接準備などを支援しています。
代表自身もトビタテ!留学JAPANを活用した海外留学を経験しており、留学を単なる語学習得や海外旅行で終わらせないための教育的な設計を重視しています。
「何を学びたいのか」「なぜその場所なのか」「帰国後、経験をどう活かすのか」。
一人ひとりが自分の言葉で挑戦の意味を説明できるよう、対話を重ねながら伴走します。
学生が社会課題や国際協力に関心を持つ最初の入口として、無料のオンラインイベントや対話型ワークショップを企画しています。
インドの教育格差や地域の暮らしを考えるワークショップ、実際に海外へ渡航した学生による帰国報告会、社会課題をテーマとした対話イベントなどを開催。
参加者が一方的に話を聞くだけではなく、自分の考えを言語化し、他者と異なる視点を共有できる場を大切にしています。
金銭的・時間的な制約があっても、社会課題について学び、対話し、次の一歩を考えられる機会をつくっています。
6. 社会的な取り組み居場所づくり| Bar CHEERS for GOOD
代表の小野は、教育事業とは別に、「飲みに行くだけの社会貢献」をコンセプトとする月1回のコミュニティバー「CHEERS for GOOD」も立ち上げています。
2026年10月、東京都江東区森下で初回開催。
児童養護施設での長年のボランティア経験を背景に、社会的養護を経験した人や、さまざまな立場の大人たちが、支援する側・される側という区別なく、自然に出会える場所を目指しています。
学びの機会をつくることも、人が安心して交流できる場所をつくることも、目指すのは同じです。
人と社会にとって意味のある営みを、継続可能な形にしていくこと。
「善いことを、仕組み化する。」という理念のもと、代表自身も教育事業以外の場で社会的な実践を続けています。
活動実績
株式会社PlanB 設立
2024年11月
教育・留学支援を基盤に、社会的価値と事業としての持続可能性の両立を目指す株式会社PlanBを設立。代表取締役に小野茜が就任。
英国大学院進学支援事業の法人事業化
2024年12月
英国大学院への進学を目指す学生・社会人向けに、大学・専攻選定からPersonal Statement、出願準備までの個別サポートを展開。
個人事業として数年間取り組んでいた事業を法人化。
インドの教育課題を考える無料ワークショップを開催
2026年05月
インドの社会・教育課題をテーマとするオンラインイベントを開催。国内にいながら国際協力を学ぶ機会を提供。
JICA PARTNER 団体登録
2026年07月
独立行政法人国際協力機構(JICA)が運営する国際キャリア総合情報サイト「PARTNER」への団体登録が承認。国際協力分野での活動・人材交流基盤を整備。
Bootcamp in INDIA 初回現地プログラムを実施
2026年08月
インド・アグラにて、現地NGOのUHRC等と連携した実践型教育プログラムを2日程で実施。計14名の学生が参加し、うち4名に奨学金を提供。現地住民との対話、地域課題の調査、企画提案などに取り組んだ
渡航者による帰国報告・学びの共有活動を展開
2026年09月
Bootcamp in INDIAの参加学生が、現地で得た経験や学びを共有するオンラインイベントを開催。海外での学びを帰国後の振り返りと次の行動につなげる取り組みを実施。