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更新日:2025/06/03
【学生・国際インターン】日本支社立ち上げでインドネシアの環境問題解決をサポート
su-re.co(PT. Sustainability and Resilience)
2025年06月26日に応募受付を再開予定です。
この募集の受入企業「su-re.co(PT. Sustainability and Resilience)」をフォローして、
応募受付を再開した時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
気候変動と農家の貧困問題に取り組むインドネシア発の Think-Do-Be Tankで日本の法人立ち上げチームの一員として、バリ本社と連携し、日本でサステナブル・ビジネスを広げるプロジェクト
活動テーマ | |
---|---|
勤務場所 | |
待遇 |
無料 勤務に関わる交通費の支給有り。 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週3回からOK リモート+月(最低)2回程度 京都・大阪・鎌倉での対面ミーティング |
注目ポイント |
|
募集対象 |
必須スキル 一緒に活動する人の年齢層について日本人大学生が2人、オンラインでは現地のインドネシアスタッフ他、フランスやシンガポール等、世界各国からのインターン生とも繋がります。 |
募集人数 |
-3名 |
スキル | |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
大学生のうちに "社会課題をビジネスで解く" 体験をしてみませんか? インドネシアと日本をつなぎ、次の 10 年を一緒に描きましょう!
私たち(シュアコ)について
(sustainability & resilience)は、環境コンサルティングや再生可能エネルギーの導入を通じて、インドネシアの農村コミュニティの生活改善と環境保全に取り組む「Think-Do-Be Tank」です。JICAやNGO、政策立案者とも連携し、科学的研究(Think)を実践(Do)につなげ、持続可能な社会の実現(Be)を目指しています。
Climate Smart製品を日本に広げたい
私たちが扱う、コーヒー豆は、バリ島およびフローレス島の小規模農家さんから直接買い付け、通常のフェアトレードよりも高い還元率で購入しています。これらの製品は気候変動に配慮した農業方法で生産されており、売上げの一部がバイオガスキットの導入費用や、地元農家さんの教育活動に使われています。
また、地元農業の活性化のため気候フィールドスクールを実施し、地元農家さんに気候変動に関する教育と、クリーンエネルギーと有機肥料を生成するバイオガスキットの無料提供を行っています。私たちが購入している農家さんたちは、この気候フィールドスクールの卒業生の方々です。
つまり、このコーヒーやカカオを扱っていただくことが、バリ島の農家さんの生活向上と環境保全につながる仕組みとなっています。
さらに、私たちは環境に配慮したプロダクトも取り扱っており、パートナー企業様と共同で販売している、
オーガニックのバニラビーンズやクナリナッツといった商品も扱っています。
こんな方を待っています!
- ・英語で国際チームと議論しながら、関西発のサステナブルビジネスを拡大したい
- ・SDGs・スタートアップに興味があり、ゼロ→イチを実践で学びたい
- ・気候スマート製品を日本の市場に届け、インパクトを生み出したい
- ・大学生のうちに、実践的な学びに投資したい。
私たちと一緒に、新しい支社を立ち上げる最初のメンバーになりませんか?
未来のインターンへ
学生生活という"資本"を、学びに投じよう
アルバイトや遊びで一日が過ぎることも、もちろん学生時代の特権です。
けれど、その時間は "未来へ投資できる唯一の資本" でもあります。
今日の数時間を、気候変動の最前線での実践に振り向けてみませんか。
データ解析から農家の声を聴く現場まで、教室では出会えない問いが待っています。
日本支社インターンは、1・2 年生や休学中でも挑戦できるプログラムです。
「動きながら学ぶ」経験は、あなた自身の価値を何倍にも高めます。
学生時代を消費で終わらせず、次の社会をつくる学びへ。
私たちと一緒に、あなたの"最初の一歩"を踏み出してください。
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
明治大学 Rさん
もともとソーシャルビジネスに関心があり、インターンを始めました。インターンシップを通じて、気候変動やサステナビリティについての実践的な知識を深めることができました。現地のスタッフや国際的な仲間と協働する中で、多様な視点を得ることができ、自分自身の成長を実感しています。
広島大学 Aさん
元々興味のあったコーヒーやカカオ農家の貧困や、環境問題について学ぶことができるだけでなく、机上の空論に終わらせず、得た知識をビジネスとして形に落とし込むという実践的なビジネス経験を積ませてもらえます。インターン生でも社員と同等に扱われ、与えられたタスクをこなすだけではなく、オーナーシップを持って仕事に取り組む姿勢が身に付く、貴重な経験です。営業からマーケティング、教育事業等、部署横断的に携われるので、日々学びが多いです。
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
企業情報
代表者 |
高間剛 |
---|---|
設立年 |
2014年 |
法人格 |
株式会社・有限会社・合同会社 |
su-re.co(PT. Sustainability and Resilience)の企業活動理念
1|CEO 高間 x 創業ストーリー:研究だけではなく、行動で未来を変える。
▶創業者・高間剛の原点となったオーストラリア8ヶ月・6,000kmの大陸横断
高校卒業直後、19歳の高間は自転車でオーストラリア大陸を縦断。
インターネットも地図も乏しい1991年、"道がある"と信じペダルを漕ぎ続け、8 か月後に18,000 kmを走破。
"信じる → 継続 → 実現" を体で学びます。
また、旅で見た広大な原野と星空が、「人も自然もどちらかが犠牲にならない道を探したい」という終生のテーマを刻みました。
▶学びの頂点で突き当たった壁
ニュージーランドで環境学を学んだ後、オックスフォード大学へ奨学金留学し当時の日本人としては最速で環境地理学の博士号を取得。
その後、国際シンクタンクではアフリカ農業と気候変動の関係を研究しました。
成果は国連の気候変動レポートに引用されるなど、国際社会のお墨付きをもらいますが、
その頃から、高間は現地の暮らしに変化がないことに空虚感を抱くようになり、"研究が現場に届かない"現実を痛感します。
▶"Don't just study, do something."
現地調査で出会った女性農家に言われたこの言葉が決定打となり、「研究成果をリアルな解決策へつなぐ仕組みを作る」と決意し、Think(研究)× Do(実装)× Be(教育) を循環させる仕組みを構想しました。
▶"s u - r e . c o" 誕生(2014, バリ島)
JICA 専門家として気候政策に携わったバリで、気候変動の最前線にある農家とタッグを組み、
研究(Think)で課題を可視化 → 現地で小さく実装(Do)→ 知見を教育と政策へ還元(Be)し、スケールアップさせる 三位一体モデルの"Think-Do-Be Tank"を創業します。
2|取り組む社会課題
インドネシアの農村では、気候変動が暮らしのすべてに影を落とします。
「今年もまた、収穫が半分になった」
空を見上げても、いつ雨が来るのか誰にもわからない。
――そんな不確かな毎日を、私たちのパートナーである農家は生きています。
社会課題 | 農家の抱える悩み | 解決策 |
異常気象による 収量減少 | ・雨期と乾期のずれで収穫が不安定 ・家計の見通しが立たない | 気候スマート農法 × 気象データ ・気象庁(BMKG)との協働による Climate Field School で農家へ適応策を普及 |
薪依存 | ・室内の煙で健康被害 ・燃料コストが家計を圧迫 | PVC 製バイオガスキット ・家畜ふんや生ごみを資源に変え、クリーンな調理用ガスを自給 |
適性価格での取引不足 | ・仲介コストが大きく手取りが少ない ・設備投資の資金が得にくい | Climate Smart製品 ・農家からコーヒー豆やカカオを直接買い付け、公正価格を保証* |
*製品の売上の一部をバイオガス導入と農家研修へ再投資し、循環させることで、
「収入の安定」「健康の向上」「環境負荷の削減」を同時にめざしています。
3|数字で見る成果(2025 年3月時点)
- ・CO₂ 削減 :3.1 百万 kg(=乗用車 650 台分/年に相当)
- ・土地再生 :43,000 ha をリジェネ林業で復元中(バリ北東部)
- ・バイオガス :138+ 基設置(バリ・フローレス・ジャワ・スラウェシ)
- ・農家支援 :630+ 戸/平均収量 +15 %
- ・女性参画 :25 % の女性が再エネ・農業研修でリーダーに
- ・経済効果 :家計節約 IDR 260 百万(累計)/農家収入 +20 %
- ・50 t/日 の生ごみをコンポスト化し循環型農業へ
4|CEOプロフィール&未来ビジョン
高間 剛
- オックスフォード大学 PhD(環境地理学)
- SEI 研究員/Living in Peace 共同創設/JICA 最大気候プロジェクト Sub-Chief
- 創業者・s u - r e . c o CEO
▶次の挑戦
バリ州政府と 43,000 ha の森林再生・アグロフォレストリーを推進し、
科学とビジネスで「環境 × 豊かさ」の両立モデルを世界へ発信します。
「気候変動が進む世界で、どう美しく生きるか。私たちはその答えを農家と一緒に形にします。」
5|なぜ、今「日本支社」なのか ――事業をもう一段、スケールアップするために
インドネシアで積みあげた循環モデルは、
138 基のバイオガスキット、630 戸の農家支援へと広がりました。
けれど、私たちのビジョンは「ここで終わり」ではありません。
❶ 販路を広げ、再投資を増やす現在: コーヒーやカカオの販売先はインドネシア国内と一部(日本を含む)海外に限定。
- これから: 日本で B2B を中心とした新規流通をつくり、売上の一部をさらにバイオガス導入と農家研修に再投資。
- → 支援世帯数・CO₂削減量を倍増させる土台を築きます。
❷ 日本企業の CSR・サステナ戦略と連携
- 日本市場では、調達先の環境・社会インパクトを重視する企業が増加。
- フェアトレード+CO₂削減実績 は、企業の ESG 課題解決に直結。
- → 共同ブランド開発やカーボンクレジット活用の機会が拡大します。
❸ 人材循環
- 日本の若い人材がインドネシアの現場課題を学び、再び日本で発信する。
そんな往復運動が、長期的な支援コミュニティを育てます。- インドネシアで成果を上げるほど、日本での販売拡大が必要になる。
- そして日本での売上が増えるほど、インドネシアの農家へ還元できる。
日本支社は、この正のスパイラルを生む"加速装置"と考えています。
su-re.co(PT. Sustainability and Resilience)の企業活動内容
会社概要
代表者 | 高間 剛 |
設立 | 2014年 |
拠点 | インドネシア・バリ島 |
- 特徴 : 科学的研究=Think、実装=Do、教育=Be を一体で進める "Think-Do-Be Tank" 企業。
- エネルギー・土地利用・気候変動に関する国際プロジェクトを ADB、JICA、GIZ ほかと多数実施し、
- その成果を農家支援ビジネスと教育に循環させています。
現在は現地のインドネシア人スタッフ7~8名他、日本人1名、世界各国からインターン生を受け入れている、
グローバルな環境です。