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更新日:2025/06/02
【有償ボランティア】松本市 で新しい ゲストハウス創り ★宿泊費無料★
hacobune株式会社
基本情報
長野県松本市に、昔ながらの日本家屋を改装した小さな宿がオープンします。「自分らしく、暮らすように旅をする」をコンセプトに、旅人が街の一部として過ごせる空間を目指します。
活動テーマ | |
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活動場所 |
駐車場は3台程度可能です。 |
必要経費 |
1日稼働時の報酬は2,000円(8時間)、半日勤務の場合は1,000円となります。時間に応じて支給されます。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:数ヶ月に1回でもOK ◎ 活動の頻度について |
注目ポイント |
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募集対象 |
hacobune株式会社では、空き家や古民家を再生し、地域の魅力を発信していくプロジェクトに参加してくれる方を募集しています。地域に根ざした循環型の社会づくりに共感し、仲間とともに前向きに取り組める方を歓迎します。 一緒に活動する人の年齢層について
20代メンバーが多いです。 |
募集人数 |
5名 |
スキル | |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
空き家再生ボランティアに参加すると、大工やDIYなどの実践的スキル、地域との交流、達成感や社会貢献の喜びが得られます。非日常の体験を通じて、新たな気づきやリフレッシュも。
空き家再生ボランティアで学ぶ・つながる・生まれ変わる体験
空き家再生ボランティアは、増え続ける空き家という社会課題に対して、実際の作業を通じて向き合える貴重な活動です。全国で約850万戸もの空き家がある今、放置された建物は、防犯や景観、地域の活力に影響を与えています。そうした現場で、掃除や解体、修繕などの手を動かす作業に取り組むことで、地域の課題解決に直接つながる実感を持つことができます。DIYの技術がなくても大丈夫で、誰もができる作業を分担しながら進めていきます。建物が少しずつ生まれ変わっていく様子を、自分の手で支える達成感は特別です。自然の中で体を動かすことで、日常とは違った時間を過ごせるのも魅力のひとつ。高校生から大人まで、世代を問わず誰でも参加でき、手を動かすことそのものに価値がある活動です。
空き家を再生する意味
古い空き家のリノベーションプロジェクト。かつて地域の暮らしを支えてきた日本家屋に新たな命を吹き込み、今の時代に合った空間へと再生させる試みです。伝統的な建築様式や素材を活かしつつ、若者ならではの感性やアイデアを取り入れることで、古さと新しさが調和するユニークな"場"が生まれます。完成した空間は、ただの住まいにとどまらず、地域とのつながりを育む場所として、また新しい暮らし方や働き方を提案する実験的なフィールドとしての役割も担います。
このプロジェクトの魅力のひとつは、「自分の手で何かを創る」という実体験にあります。壁を塗ったり、床を張ったり、道具の使い方を覚えたりと、普段の学生生活では得られない実践的なスキルを学ぶことができます。また、現場での協働を通して、チームワークやコミュニケーション能力、課題解決力など、社会に出てからも役立つ力が自然と身につくのも大きな魅力です。こうした経験は、就職活動の自己PRや面接で語る上でも非常に有効であり、自らの行動力や柔軟性を具体的に示す材料となります。
空き家の再生という行為そのものにも、大きな意味があります。日本各地で深刻化する空き家問題は、地域の衰退やコミュニティの分断とも密接に関わっています。そうした問題に対して、若者たちが自らの手でできることに取り組み、地域に新たな価値を生み出す――このプロジェクトは、社会課題への感度を高めると同時に、「地域で生きる」「地域に関わる」ことの面白さや可能性に気づくきっかけにもなります。
「自分らしい生き方を見つけたい」「手応えのある経験をしたい」――そんな思いを持つ学生にとって、このプロジェクトは単なるリノベーションにとどまらず、自らの未来を形づくる第一歩となるはずです。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
20代の若者たちが中心となって、長年使われていなかった古い空き家をリノベーションするプロジェクトが、長野県松本市で始まっています。歴史ある街並みや自然の美しさが魅力の松本。だけど一方で、中心市街地から少し離れると、空き家が目立ち、地域の活気が失われつつあるエリアも少なくありません。そんな場所に、もう一度人の流れや笑い声を取り戻そうと、若い世代が立ち上がりました。
舞台となるのは、昔ながらの木造日本家屋。古いけど、どこかあたたかみのあるその空間を、現代の感性を活かして新しい場所に生まれ変わらせるのがこのプロジェクトの目標です。ただ「直す」のではなく、「今の自分たちが本当に心地よく過ごせる空間」にアップデートしていく。DIYで壁を塗ったり、家具をつくったり、外構を整えたりしながら、仲間と一緒に少しずつ形にしていきます。
そしてこの場所は、完成すればただの住まいではなく、松本を訪れる観光客が立ち寄れるような、地域と人をつなぐ「場」になる予定。ゲストハウスやカフェ、イベントスペースなど、いろんな使い方を想定しています。観光地として人気の松本だけど、ガイドブックに載っているようなスポットだけじゃなく、もっと地元の日常や人の温かさに触れられるような「裏松本」を体験できる拠点があると、旅はもっと面白くなるはず。そんな場づくりを、地元の人たちと一緒にやっていけたらと思っています。
一方で、今の世の中はAIやテクノロジーが急速に進化していて、チャットで済む会話、スマホひとつで完結する仕事も増えてきました。それは便利だけど、人と人が顔を合わせて一緒に何かをつくる時間や、言葉にしにくい空気感を共有する機会は、確実に減っています。そんな時代だからこそ、このプロジェクトのように「人と一緒に、汗をかきながら何かをつくる」経験は、今まで以上に価値があると思うんです。
実際、壁を塗ってるときにぽろっと出た誰かの言葉でハッとしたり、予定通りにいかない現場でチームワークの大切さを痛感したり、自分の手で何かを成し遂げたときの達成感を仲間と分かち合ったり。そういう、文字にもデータにも残らないような「人間っぽい瞬間」が、このプロジェクトには詰まっています。
また、こういった経験は、就職活動でもしっかり活かせます。「自分で考えて行動した」「人と協力して何かを作り上げた」みたいな話は、どんな業界でも評価されやすいし、何より自分の言葉で語れるエピソードがあるって強いんですよね。
「地方で何かやってみたい」「ただの観光じゃなくて、もっと深く地域と関わってみたい」「人とのつながりを大事にしたい」――そんな思いを持っている人にとって、この松本のリノベーションプロジェクトは、きっと心に残る体験になるはずです。
古い空き家が、新しい価値を持つ"場所"へと再生していくその過程は、実は地域の未来をつくっていくことでもあり、自分自身の生き方を見つける旅でもあるのかもしれません。
このボランティアの雰囲気
「なんかやってみたい」「誰かと一緒に、何かをつくってみたい」――そんな気持ちが、すべてのはじまりです。この松本市のリノベーションプロジェクトでは、20代を中心とした若者たちが、昔からある空き家を手作業で直し、今の暮らしに合ったかたちに再生しています。特別なスキルや経験はいりません。道具の使い方も一から覚えながら、仲間や地域の人と協力して、ひとつの場所をつくり上げていきます。
最近は、AIやテクノロジーの進化で、情報を探したり、文章を書いたり、デザインを考えたり――ほとんどのことがスマホやPCでできるようになりました。便利で効率的。でも、その反面、どれも似たようなものに見えてくる瞬間ってありませんか? 観光のパンフレットやSNSの投稿、サービスや商品――どこかで見たような言葉や、同じようなビジュアルばかりで、「どこも同じ」に感じてしまう。
でも、たとえば松本のまちを実際に歩いてみると、違いはすぐにわかります。風の匂い、古い木造の家のぬくもり、路地を歩くときの音、通りすがりの人のあいさつ。その「場の空気」には、他のどこにもない、ここだけのリアルがあります。
AIにはできないこと。それは、人と人の関係や、体を動かして得られる感覚です。たとえば、壁に塗料を塗りながら交わすたわいない会話。工具の使い方を教えてもらいながら、少しずつ慣れていく手の感覚。完成した空間をみんなで眺めて、ふっと笑い合う瞬間。そういう体験は、どれだけ技術が進んでも、画面の中では得られません。
このプロジェクトでは、最新の技術やマーケティングに頼るのではなく、「今あるもの」「昔からあるもの」を活かして、もう一度新しい価値をつくり出していきます。古い建物も、使い方や視点を変えれば、新たな居場所になります。デザインや機能はもちろん大事。でも、それ以上に、「手をかけること」「時間をかけること」そのものに価値があると、私たちは思っています。
松本市には、歴史のある町並みや豊かな自然が残っています。それを未来につなげていくためには、私たち若い世代が動き出すことが必要です。自分の手でつくる、自分の目で見る、自分の言葉で語る。その積み重ねが、「自分らしさ」や「松本らしさ」につながっていきます。
今だからこそ、人とつながりながら、何かを一緒につくることに意味がある。そんなリアルな体験を、この松本の空き家再生プロジェクトで、ぜひ味わってください。
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:30%、女性:70% |
企業情報
代表者 |
滝吉右 |
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設立年 |
2021年 |
法人格 |
株式会社・有限会社・合同会社 |
hacobuneの企業活動理念
hacobune株式会社は、長野県松本市から生まれたベンチャー企業です。
私たちは、"クリエイティブの力で地方創生に挑む"ブランドカンパニーとして、地域の中に眠る資源や想いに光を当て、
そこに新たな物語と価値を吹き込む取り組みを続けています。
中核となるのは「パーパスブランディング」。
空き家や空きビルといった使われなくなった建物の再生、地域資源の再発掘、社会課題の解決に向き合いながら、その土地が持つ"過去"と"これから"をつなぐプロジェクトを展開しています。
光、色、音、言葉、時間──。
五感に響く感覚の中にある"懐かしさ"と"未来への可能性"を丁寧に編み、
忘れられかけたモノやコトに新しい息吹を与える。
そしてその魅力を、ブランディングという手法で丁寧に外へ届けていくことが、
私たちの使命です。
hacobuneが何より大切にしているのは、「人」という財産です。
地域に根ざす人々の想い、そこに流れる空気感に耳を澄まし、
まだ世に知られていない価値をすくい上げる。
個人やコミュニティの声を尊重しながら、
地域が自らの未来を描いていけるよう、土台を整え、支えています。
"オフライン・ブランドカンパニー"として、私たちは単なる空間づくりにとどまらず、そこに流れる時間や記憶、感情までもを含めてデザインしていきます。
「古さが新しさになるカタチ」を表現していきます。
はじまりは、小さな船。でもそのひとつひとつが、未来の波をつくっていく。
hacobuneは、そんな仲間の集まりです。
hacobuneの企業活動内容
◎ 今後の活用について【空きビル活用プロジェクト in 松本市】
私たちは現在、長野県松本市にある空きビルを活用し、地域に新しい価値を生み出す拠点づくりを進めています。単なるリノベーションではなく、地域の人々や訪れる人たちが自然と集まり、つながり、発信していける「交流と創造の場」を目指しています。
具体的には、以下のような用途を想定しています:
- フォトスタジオ
松本の自然や街並み、地元の人々の魅力を写真で切り取り、内外に発信していく場所。プロ・アマ問わず活用できるスタジオとして、観光や文化のPRにも貢献します。 - ウェディングプランニング
このビルの個性的な空間を活かし、型にはまらない新しいスタイルの結婚式を提案。地域密着型のブライダルサービスとして、記憶に残る一日を演出します。 - 異業種交流会
世代や業種を越えて、人と人がつながる交流の場。新たなコラボレーションやアイデアの創出が生まれるきっかけの場所として活用していきます。 - 国際交流会
松本に住む留学生や外国人と、地域の人々が気軽に交流できる場所。言葉や文化の壁を越えて、お互いの理解を深めるきっかけをつくります。
この空きビルが、日常的に人が集い、出会いや学び、挑戦が生まれるような"地域のハブ"になればと考えています。単なる貸しスペースではなく、関わる人たちのアイデア次第でどんどん進化していく、そんな自由度の高い場を目指しています。
地域をもっと面白くしたい方、新しい活動の場を探している方、自分のスキルや情熱を形にしたい方——ぜひ一緒にこの空間づくりに関わってみませんか?
【ボランティア募集について】
このプロジェクトに関わってくれる方を募集しています。
- 就職活動にもつながる実践的な経験ができます
- 有償ボランティアのため、安心して参加していただけます
- 興味のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください
取り組む社会課題:『空き家』
「空き家」の問題の現状
松本市では、使われなくなった家、いわゆる「空き家」が年々増えています。2023年の調査によると、市内にはおよそ1万戸以上の空き家があり、その割合は全国平均を上回っています。少子高齢化や人口減少の影響で、住む人がいなくなった家がそのまま放置され、傷んだまま残っているケースも少なくありません。こうした空き家は、防犯や火災のリスクが高まるだけでなく、地域の景観を損なったり、町の活気を失わせる原因にもなります。空き家を解体するにも多くの費用がかかるため、持ち主が手をつけられずに放置してしまう現状もあります。今、松本市では、こうした空き家を再び活用する取り組みが求められています。古い家を直して住まいや交流の場として生まれ変わらせることは、地域の未来につながる大切な一歩です。
「空き家」の問題が発生する原因や抱える課題
松本市で空き家が増えている主な原因には、人口減少や高齢化、そして住まいに対する価値観の変化があります。市内の多くの地域では、若い世代が進学や就職を機に都市部へ移り住み、地元に戻らないケースが増えています。その結果、実家が空き家となり、そのまま放置されることが少なくありません。また、松本市には昔ながらの木造住宅が多く残っていますが、修理や維持管理にはお金や手間がかかります。相続した人が「使う予定もなく、壊すにも費用がかかる」と悩み、何も手をつけられないまま放置されるケースもあります。さらに、山間部などでは住宅が不便な場所にあることも多く、借り手や買い手がつきにくいことも課題です。こうした背景から、松本市では空き家が年々増え、地域の課題となっています。
「空き家」の問題の解決策
松本市の空き家問題を解決する一つの方法として、空き家をゲストハウスに転用するアイデアがあります。松本市は観光地としても有名で、松本城や美ヶ原高原など、魅力的な観光地が多くあります。空き家をゲストハウスにすることで、観光客の受け入れがスムーズになり、地元経済の活性化にも繋がります。
空き家をゲストハウスに変えるためには、まず改修やリフォームが必要です。宿泊施設として使いやすいように、共用スペースや個室、シャワールームなどを整備し、快適な環境を提供します。また、ゲストハウスを開業するためには、地域の許可や安全基準を満たす必要があります。
地域との協力も重要です。ゲストハウスの運営には、近隣住民や観光協会と協力し、地域の魅力を観光客に伝える活動が必要です。地元の食材を使った料理や、地域の伝統文化を紹介することが、他の宿泊施設との差別化にもなります。
ゲストハウスの運営は、空き家の再利用だけでなく、観光業の発展にも寄与します。観光客が地元の商店や飲食店を利用することで、地域経済が活性化し、新たな雇用も生まれる可能性があります。このように、空き家をゲストハウスに活用することは、松本市の持続可能な発展に貢献できる有効な手段です。