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更新日:2025/03/03
すべての子どもたちが学べる「居場所」を!学生の力で創りませんか(大阪府門真市)
KADOMA中学生勉強会
基本情報
2018年10月門真市出身の大学生らが手弁当でスタート。全13大学31名の大学生が参加、大学生有志らが運営・企画をする市内中学生を対象にした居場所・学習支援です。2025年度大学生ボランティア募集!!
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
無料 謝礼:1000円(1回あたり) 交通費:支給(上限1800円) |
所属期間/頻度 |
活動頻度:月1回からOK 2025年5月末から活動をスタートします。 具体的な活動日: |
注目ポイント |
|
募集対象 |
この活動に関心のある大学生(大学院生含む) 一緒に活動する人の年齢層について24年度は全13大学31名の大学生がボランティア登録。 |
募集人数 |
8名 |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
2025年度新規学生ボランティア募集!!
2025年5月下旬より活動スタート予定です
【活動内容】
・経済的理由等で塾に通えない生徒への学習指導(大学生ボランティア1名に生徒1名~2名の個別指導)、
・進学モチベーションの向上や第3の居場所を目的としたイベント行事の開催
【開催回数】
年間全60回(勉強会・イベント行事)
<勉強会>
毎週水曜日:19:00~20:30(5月下旬から計40回程度)、対象者:中学1年~3年生(25名程度)
隔週土曜日:10:30~12:00(9月から計20回程度)、対象者:中学3年生(15名程度)
<イベント>
ボードゲーム大会(7月) 夏祭り(8月) 遠足(10月)
大学見学(11月) クリスマス会(12月) 卒所式(3月)
【学習支援の必要性(門真市の子どもたちを取り巻く環境)】※各種調査結果から
・子どもの貧困の指標となる就学援助認定率は全国平均の倍以上、約3割が子どもの貧困状況
・塾に通わすことができない割合が府平均より7ポイント高いなど、家庭の経済的事情等により家庭の子どもたちの学習や体験機会に影響を与えている
・保護者の大学進学が府平均を大きく下回っており、大学進学を希望する生徒の割合は府平均より10ポイント低い
・府テスト(中3)では、国・英・社で府内市町村最下位であるなど府内最低水準の学力レベル
・市内中学校生徒の不登校率は全国平均を大きく上回っており、クラスで3名が不登校の状況
【謝礼・交通費】
謝礼:1000円(1回あたり) 交通費:支給(上限あり)
【開催日程・場所】
日程:毎週水曜日(5月下旬から)19:00~20:30
日程:隔週土曜日(9月より)10:30~12:00
場所:門真市民文化会館ルミエールホール(京阪古川橋駅徒歩5分)
【活動ポイント】
●運営から企画・イベントまで全て「学生」主導で活動をしています。
●塾のような雰囲気ではなく、生徒たちの「居場所」になるよう活動しています。
●学力向上だけでなく、門真の子どもたちが多くの大学生と出会い、会話をすることで少しでも自身の選択肢や価値観が広がることを目指してます。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
【大学生ボランティアアンケートから ※アンケートより】
「勉強を教えるというのが門真中学生勉強会の名前の由来ではありますが、単にそれだけでなく、中学生から刺激を受けて大学生も楽しみながら活動しています」
「この活動をとおして、より一層子どもが好きになり、教えることが好きになりました。将来は中学校の教員を目指しているので、この活動をとおして自分の夢に向かって頑張りたいです」
「この活動に2年間参加して、学ぶチャンスを得られるありがたさと大切さを強く感じました。どんな環境に生まれても巡ってくるチャンスを同じ数にできるよう、誰一人取り残さない活動していきたいです。」
「この勉強会は、勉強意欲のある子どもたち、また、そのための居場所を必要とする子どもたちに対しての1つの選択肢として提供されていますが、同じ中学校で関わる同年代の仲間達以外の様々な人々や新しい考え方に触れられる場となっていると感じています」
「KADOMA中学生勉強会に参加したことによって、色々な境遇を持った人達と話したりできて、自分の中での知見が増えました。また生徒たちそれぞれにも色があり、どのような特徴を持った子かということを見抜く能力も増えたように感じました。」
「地域にこのような場があることは、中高生の子供たちにとって、また、大学生の私たちにとっても本当に大きな意味があると思っています。それは、日々の活動の中で子供たちが勉強に意欲を示すようになってきてくれたり、笑顔で学校や自身のことについて話しかけるようになってくれたりする過程で、いつも感じています。」
「私は門真にゆかりのない人間ですが、知人の紹介でこの活動に参加させていただきました。この活動に参加することで、勉強できる環境が当たり前でないこと、大学進学が当たり前でないことなど、本当にいろんなことを日々学んでいます。」
「子どもたちと一緒に勉強する中で、勉強会に来るのが楽しい、本当に感謝しているという声を聴き、参加できて本当に良かったと強く感じました。」
「ただ勉強を教えるのではなく、大学についての知識を伝えたり、時には生徒たちの学校での不満や不安なことについて耳を傾け、しっかりと話を聞くなど多くの経験をさせて頂きました。勉強は前向きに取り組めなくても来るのが楽しいと言ってくれた生徒の言葉がとても印象に残っています。」
「この勉強会で年齢の異なった人と関わることで中学生ならではの考え方を知ることができ、他の大学生と関わることで色々角度で物事を見れるようになりました。」
このボランティアの雰囲気
★生徒アンケート(2024)から
「あなたにとって大学生ボランティアはどんな存在でしたか?」(自由記述)
(中学3年生)
「分からないことを教えてくれる存在で休憩時間に話し相手になってくれる存在です」
「悩みや不安なことを話せる存在」 「友達みたいに楽しく過ごせる存在」
「話しやすい先生」 「話しやすい人」
「初めは緊張したけど、仲良くなったらたくさん話せたし、大学のこととか知らないことも知れて頼れる先輩のような存在になった。」
「勉強を教えてもらった大学生のように賢くなるために勉強を頑張りたいなと思える目標の存在でした」
「頭良くて憧れ」 「普段生活してる中では知ることが出来ない大学の事を教えてくれる存在」
「勉強を教えてくれる人と趣味などを一緒に話す人」 「頼りになる存在」
「近所のお兄さんお姉さんみたいな感じでした」 「心の支えになる存在」
(中学2年生、1年生)
「勉強を教えてくれる存在」 「接しやすい存在」 「楽しく勉強をする」
「とても優しい人」 「悩みを相談できる、勉強を教えてくれる」 「話す度にストレスを解消してくれる存在」
「信用できる人」 「勉強を教えてくれる人」 「私は人見知りだけれど優しく話しかけてくれた存在」
★保護者アンケート(2024)から
「勉強会を開催していただき、本当にありがとうございます。毎回、お菓子までいただき、無料でここまで子どもたちの為を思い、して下さることに感謝でいっぱいです。」
「塾に行く余裕がなく、こちらの勉強会の存在はすごく助かっています。ありがとうございます」
「勉強する場所、機会を提供してくださっているだけでなく楽しいイベントやお菓子などを準備くださり、子ども共々とても喜んでいます。また勉強も静かな環境で丁寧に教えてくださり感謝しております」
「ほんとうに大勢の方々が陰で支えていただいているおかげで楽しくいみのある勉強会に参加させてもらえたことに大変感謝しています」
「経済的な事情で塾に通わせられない我が家のような家庭にとって、本当にありがたかったです。皆様に支えていただいたおかげで息子に勉強をする環境を与えてあげることが出来ました。本当にありがとうございました。」
「子どもたちのために、とても素晴らしい環境、教材、そしてお楽しみのイベントやお菓子まで、たくさんのご支援を頂き、本当にありがとうございました。毎回楽しみにイベントにも参加させて頂き、なかなか出来ない体験をたくさんさせていただきました。厳しい世の中で、このような素晴らしい勉強会お世話になり、本当に感謝しかありません。」
特徴 | |
---|---|
雰囲気 | |
男女比 |
男性:40%、女性:60% |
団体情報
代表者 |
八上 真也 |
---|---|
設立年 |
2018年 |
法人格 |
任意団体 |
KADOMA中学生勉強会の団体活動理念
門真市では、「(経済的理由で)学習塾に通えなかった」と回答した中学2年生の保護者が20.9%(府平均12.3%※子どもの生活実態調査より)や就学援助認定率が30%を超え、厳しい厳しい家庭環境にいる子どもたちが多くいます。そんな中、2018年10月に門真市出身である大学生(当時、大阪府立大学教育福祉学類4年)が大阪府立大学後援会のチャレンジくん事業としてKADOMA中学生勉強会を企画。同時に門真市、門真市教育委員会にもご後援いただき、大学生主導による学習支援事業がスタート。今年度8年目を迎えることとなります。
KADOMA中学生勉強会では、単なる学習の場だけでなく居場所的視点も重視しながら、特に「大学」「大学生」という身近なモデルを生徒たちに見せてあげたい、決して先生と生徒のような上下の関係ではなく「ナナメの関係」で接することによって生徒たちの「居場所」にもなるよう心掛け活動をしています。そのため勉強会では、大学生と生徒たちとが学習だけでなく様々な会話をしており、遠足や大学見学、クリスマス会、卒所式などイベントも用意をしています。その理念に多くの大学生が賛同をしてくれ、2024年度は毎回15名前後の大学生が参加をしてくれました。
KADOMA中学生勉強会の団体活動内容
学習指導および中学生とのコミュニケーション(学生ボランティア1名に対して生徒1、2名で対応。宿題やワークなどの学習指導、生徒とのコミュニケーションなど。学校の授業についていけてないなど、学習の遅れている生徒が大半です。決して塾のような雰囲気ではありません) 遠足、大学見学、クリスマス会、卒所式などイベントもあり)
活動実績
2018年10月10日から活動スタート!
2018年10月10日
生徒20名大学生ボランティア10名で活動開始。
大阪府立大学学長顕彰を受賞
2019年03月23日
大阪府立大学より学長顕彰を受賞
参加生徒延べ1000名を超える
2020年12月31日
2020年度:生徒25名、大学生ボランティア30名
生徒定員過去最多の30名、大学生ボランティア40名に
2021年06月30日
2021年度:生徒定員30名、大学生ボランティア40名(全15大学)
近畿ろうきんNPOアワード奨励賞を受賞
2021年07月30日
近畿2府4県の数多ある活動から選出されました
令和3年度「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」内閣府特命担当大臣表彰を受賞
2021年11月25日
大阪府・大阪府立大学よりご推薦いただき、野田聖子内閣府特命担当大臣より表彰。
令和4年度「あしたのまち・くらしづくり活動賞」主催者賞
2022年11月03日