- ホーム
- 福岡のボランティア募集一覧
- 福岡でのこども・教育系ボランティア募集一覧
- 親を頼ることが難しい児童養護施設等に暮らした若者のスピーチ&発表会
- 募集終了
- イベント/講演会
更新日:2024/10/28
親を頼ることが難しい児童養護施設等に暮らした若者のスピーチ&発表会
NPO法人スマイリーフラワーズこの募集の受入法人「NPO法人スマイリーフラワーズ」をフォローして、
新しい募集が始まった時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
福岡県内の児童養護施設等に暮らした経験を持つ9名の若者たちが、施設を出たその後の人生や、これからの夢や目標について、またカンボジアでのスタディーツアーに参加した体験談を発表します。
活動テーマ | |
---|---|
開催場所 | |
必要経費 |
無料 |
開催日 |
12時 開場 |
注目ポイント |
|
募集対象 |
[児童福祉][児童養護施設]に関心のある方。 参加する人の年齢層について
|
募集詳細
①海外体験奨学事業「ステップパスポート2024」体験報告
今年の夏(8月末)に、福岡県内の児童養護施設等から公募選考した5名の奨学生(卒園生も含む)とともに、カンボジアの首都プノンペンを訪問。歴史的な場所(虐殺博物館など)をはじめ、孤児院訪問、スラムでの炊き出し、日本語学校での交流と様々な体験をした奨学生による報告会です。
②カナエール福岡卒業生トークセッション
(※カナエールの主催団体は、認定NPO法人ブリッジフォースマイルであり、当団体はカナエール福岡の運営事務局の受託団体として活動)
③Myみらいスピーチ
児童養護施設等で暮らした経験を持つ2名の若者が、自分たちの夢についてスピーチします。
主催者からのメッセージ
困難な環境の中でも前を向いて踏み出そうとする若者たちの声は、いつも私たちの心を力強く揺さぶります。親や環境に恵まれなくても、社会には恵まれた「社会はあたたかい」と言える子を、皆さんと共に育んでいきたいと願っています。皆様のご参加を心よりお待ちしています。
体験談・雰囲気
このイベントの雰囲気
社会全体で子どもたちを見守り、育んでいこうという方々が集まる「あたたかい」会です。
雰囲気 |
---|
法人情報
代表者 |
窪田広信 |
---|---|
設立年 |
2011年 |
法人格 |
NPO法人 |
スマイリーフラワーズの法人活動理念
私たちはこれまでの10年以上の活動を通じて、児童養護施設を始めとした社会的養護の元に暮らす子どもや若者に対して、2つの大きな可能性を感じています。
1つ目は、純粋にその能力や次世代を担う人材としての可能性です。私たちが関わる子どもたちの中には、非常に優秀で、適切なチャンスや機会が与えられれば、素晴らしい能力を開花させる可能性を持つ子どもたちが多く存在します。
私たちはそういった子どもたちに対して、独自の職場体験や海外体験など、様々な機会提供を行うことで、一人ひとりの可能性が開花できるよう支援しています。
2つ目は、社会的還元性の可能性です。もし皆さんがご自分の親にとても良くして貰って幸せな大人になれたとしたら、きっと親を大切にして親孝行をしたいと思うはずです。であれば社会的養護の元に暮らし、そこから社会へ巣立つ子どもや若者を、社会が親代わって本当に大切に育てることで、その子どもたちは必ずや社会を大切にする大人に育つと信じています。
親や環境に恵まれなくとも、社会(人)には恵まれたと言える子を、一人でも多く社会全体で育てていきたい。それが私たちの想いです。
スマイリーフラワーズの法人活動内容
・社会的養護の元に暮らす高校生向け自立準備セミナーの実施
・社会的養護の元に暮らす又は暮らした若者向け海外体験プログラムの実施
・社会的養護の元に暮らす又は暮らした若者向けキャリア支援(職業体験/職場体験)
・社会的養護の元に暮らす又は暮らした若者向け海外体験プログラムの実施
・社会的養護の元に暮らす又は暮らした若者の体験発表会の開催
・社会的養護経験のある若者の集い場ランチ会の開催 など
取り組む社会課題:『生れた環境による、機会格差や教育格差の是正』
「生れた環境による、機会格差や教育格差の是正」の問題の現状
社会的養護のもとで暮らす子どもや若者たちの多くには、施設退所後に頼れる「セーフティーネット」(親や実家)がありません。
児童養護施設等での生活においても、親代わりにあたる職員さんは子ども6人につき1人ほど。
子どもたちとゆっくり話したり、一人一人と時間をかけて向き合うことが難しいと言われています。
そのような中で、子どもや若者たちが「自分らしさ」と向き合い、夢のある将来を自ら描き、目標に挑戦しながらキャリア形成を行うサポートをしたい。
私たちは、社会全体で子どもたちを育み「社会は温かい」と言える若者を、一人でも多く増やすことを目指して活動しています。
「生れた環境による、機会格差や教育格差の是正」の問題が発生する原因や抱える課題
生まれた環境による機会格差や教育格差は、経済的不平等、社会的背景、教育システムなど、様々な要因が複雑に絡み合って起きていると考えていますが、私たちはその中でも親の経済的貧困や虐待などにより、家庭で暮らせず、社会的養護の元で養育を受け、そこから社会に巣立っていく若者の機会格差や教育格差に焦点を置いています。
活動実績
任意団体結成
2011年11月
当時の社会的養護に課題感を持った代表・窪田が福岡にて任意団体を結成しました。
NPO法人設立
2012年12月
法人格を取得しました。
「ステップパスポート」実施開始
2014年
児童養護施設等(自立援助ホーム含む)に入所する児童を主な対象として、海外体験を提供するプログラム。
事前の準備期間及び現地での語学研修・ホームステイ体験などを通じて、海外での異文化体験の機会を提供し対象児童の国際性や自信を養うと共に、将来への夢を描く機会を提供することを目的としています。
「カナエール福岡」実施開始
2014年
児童養護施設を退所した後、専門学校や大学等へ進学する子どもたちを支援する(返済不要の)奨学金支援プログラムとしてNPO法人ブリッジフォースマイルが創設・運営していた「カナエール」の福岡事務局として活動を展開。
一般財団法人ベネッセこども基金「経済的な困難を抱える子どもたちの学習支援助成」採択
2015年
「ワンステップセミナー」実施開始
2017年
児童養護施設に在籍する高校3年生を対象に、一人暮らしや社会生活に必要となる知識やスキルについて社会人サポーターと共に学ぶ機会を提供しています。
参加児童には、参加回数に応じて新生活に必要となる生活必需品を寄贈します。
「しごと里親事業」開始
2021年
児童養護施設をはじめとした社会的養護の子どもや若者たちが
施設を卒園した後にも社会で自立し、また安心して活躍できるよう彼らの理解者を増やすと同時に社会への定着を応援するプログラムです。
「JOBステップ」実施開始
2022年
児童養護施設卒園後の仕事への定着及びドロップアウトした後の「再出発」が最大の課題となっていることを踏まえ、たくさんの仕事を体験し、またたくさんの社会人と出会う機会を提供することを目的に職業体験・職場体験事業を展開しています。