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更新日:2024/11/09
虐待サバイバ―のサポーター募集(福岡市内在住必須)
NPO法人LOCUS・虐待サバイバーをつなぐ会この募集の受入法人「NPO法人LOCUS・虐待サバイバーをつなぐ会」をフォローして、
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基本情報
虐待サバイバー、アダルトチルドレンを対象にしたSOS電話の相談員を募集しております。虐待や機能不全家庭の知識を有する方を募集しております。
活動テーマ | |
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活動場所 |
当法人に繋がった虐待サバイバーの伴走支援(傾聴カウンセリング、行政機関や病院への同行支援、虐待環境脱出のサポート支援~有償(時給1,100円:交通費、食事代支給)などにご助力頂ける方大歓迎。(要:カウンセラー資格~民間資格可、傾聴歴3年以上) |
必要経費 |
【SOS電話相談員】時給1,200円×4時間 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週2回からOK 【SOS電話相談員】と【SOS受信後】の「後日詳細聴き取り」「支援要請へのサポーター業務:行政機関との連携および同行支援、弁護士への同行支援、虐待環境からの脱出支援(全て時給1,100円+交通費+食事代支給)正会員に実施する月1回1時間(1時間1,200)のカウンセリングなど」の伴走を行ってくださる方を募集致します。基本平日勤務です。但しSOSを求めて来た当事者、関係機関担当者や弁護士さんとの時間調整を行った上での従事となります。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
カウンセラー有資格者(初心者歓迎) 一緒に活動する人の年齢層について
30代~60代まで活躍しています。 |
募集人数 |
4名 |
スキル | |
特徴 |
募集詳細
【SOS電話相談員】のみならず、【理事、サポーター】としてご協力頂ける方には、SOS受信後の伴走支援(後日の詳細聴き取り、虐待環境からの脱出支援、公的機関との連携および同行支援、正会員に実施する月1回のカウンセリング等1h1,200円)にもご助力をお願い致します。(福岡市内在住の方のみ、SOS電話相談員は1時間1,200円×4時間、サポーターは時給時間1,100円+交通費支給+食事代支給)
●理事の方に役員報酬はお出しできませんが、理事が事業に従事していただいた場合の人件費(SOS電話、サポーター、カウンセリング)は有償です。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
これまで公助の掌からこぼれ落ちてしまった虐待サバイバーの相談業務と伴走支援に携わって来ました。精神疾患を患いながら治療に専念出来ない方、成人しても尚、虐待環境に留まる他なかったサバイバーに「今ここからの未来は変えられる」を合言葉に、同じ経験を持った仲間との共助、自助を目的とした自助会の活動を中心に活動して参りました。昨今「あれは虐待だったのか?だから生きるのが容易くないのか?」と気づきに至る方が増えています。そんな方々の拠り所となる運営を目指しています。
このボランティアの雰囲気
当法人の代表者はじめ理事達の殆どが虐待サバイバーであり、アダルトチルドレンからの回復者です。
カウンセラー、または傾聴経験を有しています。
虐待サバイバ―への禁句、様々ケースへの対応等は何なりとお尋ねください。
特徴 | |
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雰囲気 | |
男女比 |
男性:20%、女性:80% |
SOS電話受信の様子
2024年度の新事業として、定期的にSOS電話(虐待サバイバー、アダルトチルドレン対象)を実施しています。可能なら2025年度も継続したいと考えております。
法人情報
代表者 |
杉山佐和子 |
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設立年 |
2021年 |
法人格 |
NPO法人 |
LOCUS・虐待サバイバーをつなぐ会の法人活動理念
当法人の代表理事は虐待サバイバーでありカウンセラーです。
また理事やスタッフもトラウマケアを学習したカウンセラーです。
私が虐待を受けていた頃、社会に「子ども虐待」という概念はありませんでした。
自分の子どもをどうしようが親の自由!という考えの親御さんが相当数存在します。
ひと様の子どもに同じ事をすれば「犯罪」です。
しかし、自分の子どもには何をしても許されていた時代でした。
その悲しい時代は今も続いています。
「躾」と称して行われる暴力、暴言、文化的虐待、教育虐待に晒されながら
周囲の理解は得られず、私の声は「子どもを愛さない親はいない」という神話に掻き消されていきました。
家出という手段で虐待環境から脱出し、
大量の抗精神薬を服用しながら必死で生きてきました。自殺も考えました。
顧みられるどころか、社会の無理解の荒波を真っ向から被り
ひとり孤独に生きているサバイバーが沢山います。
昨今「毒親」という言葉が認知され、SNSなどでサバイバーやACが声を上げ始めました。
当法人は現在進行形で七転八倒しながら生きているそんなサバイバーやACの、心の拠り所をつくりたい。
安心して体験を語れる場を提供したい。虐待環境から逃げるお手伝いをしたい。
何より、虐待そのものがなくなる方法を考えたい。
このような思いから法人格を取得し、活動範囲の拡大を図っていこうと決意しました。
LOCUS・虐待サバイバーをつなぐ会の法人活動内容
◆孤立したサバイバーやACが、虐待後遺症からの回復を目指して集うミーティング(自助会)の定期開催。
◆誰にも共感して貰えなかった虐待体験や感情体験を聴く、「傾聴カウンセリング」。
◆虐待後遺症を周知する為の講演会活動
◆虐待環境から脱出する為の伴走を行っております。
◆虐待環境や機能不全家庭を避けて、公園に集う「警固キッズ」に居場所を提供。
取り組む社会課題:『児童でなくなった子供たちへの虐待』
「児童でなくなった子供たちへの虐待」の問題の現状
社会的擁護(公助)のからこぼれ、成人した虐待サバイバーとの伴走。
カウンセリング、相談業務、自助会、病院や役所などの関係施設への同行支援。
「児童でなくなった子供たちへの虐待」の問題が発生する原因や抱える課題
日本は昔から家父長制を重んじてきました。(一家の主が一番の権限を持っている)
続いて明治時代に「教育勅語」が発布されました。教育勅語には「孝心」が説かれ、家父長制に続き親に服従し、親に絶対的権限が与えられる文化が形成されてきました。
そして戦争。空襲を逃げ延びた「焼け跡世代のPTSD」戦場から復員した「復員兵のPTSD」による家庭の荒廃がありました。
親は絶対的な存在である、という家父長制や教育勅語の世代の意識が今なお引き継がれ、親は子に不当な権力を行使し、子どもはそれに甘んじるしかありません。
そこで起きるのが虐待です。
暴言暴力を始めとして、過干渉、宗教2世(文化的虐待)、教育虐待、ネグレクト、親子逆転家庭。親による子の人生乗っ取り等々、子どもの権利が蔑ろにされています。
「児童でなくなった子供たちへの虐待」の問題の解決策
現在、虐待児童の児相による保護措置は、虐待児全体のおよそ2割にとどまっています。
つまり、保護されなかった8割は、虐待環境の中で成人し、複雑性PTSDを始めとする様々な精神疾患(虐待後遺症=マルトリートメント症候群)に苦しみながら、常に希死念慮や自己無価値観、フラッシュバックと隣り合わせに生きています。死ぬこともできない、そして生きることもできず、もちろん就労もままならず、治療も進まない中で日々を過ごしています。
経済的自立が困難な虐待被害者は、成人しても尚、親に支配され暴力暴言を受ける虐待環境に居続けるしかありません。
私達LOCUSは彼らを虐待環境から脱出させ、治療が必要なサバイバーは医療につなげ、福祉につなげます。
同時に、同じ体験を持つ仲間たちに繋げ、共感と支え合いの場を提供し、ご希望があればカウンセラー有資格者(トラウマケア学習)がカウンセリングを実施しています。
活動実績
任意団体としてスタート。
2017年05月
2020年6月:特定非営利活動法人の設立を検討開始
2020年 8月 7日:発起人会を開催し、定款などの案を審議
2020年 10月24日:設立総会を開催
2021年 2月15日:福岡法務局より非営利活動法人の登録認可を得る
2017年4月:若者の避難カフェ・フリースペースYURUYURU開設(継続中)
2022年11月19日:毒親アート・フェス開催
2023年11月11日:フォーラム「虐待はなぜ連鎖するのか」開催
2024年9月:虐待サバイ―、アダルトチルドレン対