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更新日:2024/08/20
【募集終了】これからの教育を考える3日間~CFA社会教育家インターン~
特定非営利活動法人Chance For Allこの募集の受入法人「特定非営利活動法人Chance For All」をフォローして、
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基本情報
こどもたちが、今も未来も幸せを感じて生きていける社会を実現するには、どのような教育が必要なのでしょうか。「あそびこそ さいこうのまなび」を掲げる「あそび大学」を体験しながら、共に考えていきませんか?
活動テーマ | |
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勤務場所 | |
待遇 |
無料 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:頻度は相談可 8月19日(月)~8月21日(水)の3日間のみ。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
◎必須条件 一緒に活動する人の年齢層について
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募集人数 |
20名 |
特徴 |
募集詳細
〈社会教育家〉とは?
「社会教育家」とは、「従来型の教育ではない教育を通じて、社会を変えたいと考える人」のことです。
時代の流れによって、社会は大きく変わってきました。
その中でも変わらないのは、こどもたちが健やかに成長し、
今も将来も幸せに生きていくことを願う心です。
教育を通じて社会をより良くしていきたいと考える社会教育家が増えることによって、
少しずつ教育が、未来が、地域が、日本が、変わっていくと私たちは考えています。
なぜCFAが社会教育家インターンを実施するのか
特定非営利活動法人Chance For All(以下、CFA)は、「生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現」というビジョンを掲げて、2013年から活動している団体です。今まで、「もうひとつの家族」のような温かい居場所を目指している学童保育「CFAKids」を運営してきて、こどもたちや保護者、地域の方と関わってきました。根底にあるのは、日本のこどもたちを取り巻く環境への危機感、課題感です。少子化の中でこどもの自殺は過去最高を更新しており、いじめや不登校も増加しています。
CFAはそのような社会課題に対して、「社会課題予防」「個別課題解決」「未来創造」という3つのミッションを持って取り組んでいます。
★社会課題予防
私たちは「崖から落ちてから支援するのではなく、崖の手前で助けたい」とよく表現します。困難な状況に陥ってしまっては、本人も大変ですし、支援する側としてもなかなか成果が出にくく辛い思いをするということもあるのではないでしょうか。困難な状況に陥ってから手を差し伸べるのではなくて、実際に困るその前に、それぞれの困り事を未然に防ぐことができるよう働きかけていきます。
★個別課題解決
現在「社会課題」と呼ばれる課題は社会に山積しています。「こどもの貧困」「虐待」「いじめ」「不登校」など、課題ごとに切り分けて、その課題にあてはまるこどもたちを想定してアプローチすることが一般的かと思います。
私たちは「社会課題」を解決するのではなく、「個別課題」の解決を目指します。目の前のこどもたちやそのご家族、それぞれの困り事に寄り添うことです。私たちCFAだけでは解決がむずかしくても、学校や行政、専門機関など多くの大人とつながることで、こどもたちを見守っていきたいと考えています。
★未来創造
変化が大きく予測できないこれからの時代を生きていくこどもたち。これからの未来をつくるのは、ほかでもないこどもたちです。大人がよいと判断したものを、大人がプログラム化してこどもに提供するのではなく、こどもと一緒に作っていく活動が大切だと考えています。こどもたち自身が社会をつくっていくことを、大切にしています。
教育の考え方はいろいろなものがありますが、私たちはこどもたちの課題に対して本質的に向き合うために、これらの観点を大切にしています。CFAで実施する社会教育家インターンでは、実践を通してCFAの考え方を構造的に理解し、それをもとにそれぞれのアクションプランを考えていただきたいと考えています。
CFAが生み出してきた事業
CFAでは学童保育「CFAKids」のほかに、CFA学生チームが中心となって、"こどもたちが自分の意思で通える居場所"である「駄菓子屋irodori」、公園でこどもたちを見守りながら全力であそぶ「パークリーダー事業」、こどもたちの悩みに寄り添って生きる希望を与える「感情図書館hidamari」という事業を立ち上げてきました。どの事業も、その時々の課題に直面しながらも、精力的に活動を継続させ、そして少しずつ拡大させています。学生がやりたいことにチャレンジし、社会課題に向き合い、こどもたちのためになっている事業なのか常に確かめ続け、事業を立ち上げたりより良くしたりしていく。これもCFAの大きな魅力のひとつだと考えています。今もなお「こんな事業を立ち上げたい」という学生たちが、企画書を一生懸命書いています。
今回、現場体験する「あそび大学」も、CFAの大切な事業です。
こどもたちが無料で足を運ぶことができるあそび場として、毎月運営しています。
開催場所は、本物の大学キャンパス。墨田区の町工場からあそびの素材を提供していただき、こどもたちは自由に工作したり、あそびを作ったり、体を動かしたりして、楽しみます。
実践を通して、学ぶ
CFAでは、とにかく現場での実践を重視しています。こどもたちと関わる事業は、事業者が日々の実践の中でいかに成長していくかが大切です。今回のインターンでも、実際に「なつのあそび大学」を通してこどもたちのための価値ある事業とは何なのか、こどもたちとどのように関わることが大切なのか、あそび大学に携わる人たちはCFAの考え方をどのように現場の実践に落とし込んでいるのか、現場で体験することで本質的、かつ構造的に理解していただきたいと考えています。「なつのあそび大学」とは
毎月1回開催している無料のあそび場イベント「あそび大学」の特別バージョンです。
あそび大学に関しては、「あそび研究会」のホームページをご覧ください。
「なつのあそび大学」では、こどもたちが自分たちでひとつの「国」を作ります。
国を動かすために必要な銀行や交番、ハローワークなどが揃っており、働いたらキッズという通貨がもらえます。自分たちでお店を作ることもでき、こどもたちは互いの店を行き来し合ったり、仲間と一緒にお店を立ち上げたり、様々な楽しみ方でなつのあそび大学を自由に過ごします。
あそび大学のルールは、たったひとつ。
「自分自身やお友達を傷つけない」
ケンカが起こっても、どのように解決できるか、自分たちで考えます。
そんな場を通して、こどもたちは自分の人生を自分で豊かにすること、自分の責任で行動すること、仲間と一緒に協力して難しいことに挑戦することを、学びます。
3日間のスケジュール(予定)
■8月19日(月)[1日目]
9:30~10:00 オリエンテーション
10:00~11:00 CFA代表理事 中山勇魚によるトークセッション『社会課題への本質的な向き合い方』
11:00~12:00 「なつのあそび大学」とは?
12:00~13:00 お昼休憩
13:00~16:30 なつのあそび大学現場体験
16:30~17:00 振り返り
■8月20日(火)[2日目]
10:00~11:00 1日目の振り返り
11:00~12:00 ゲスト講師セッション
12:00~13:00 お昼休憩
13:00~15:00 なつのあそび大学現場体験
16:30~17:00 振り返り
■8月21日(水)[3日目]
10:00~12:00 2日間を通しての発表、フィードバック
12:00~13:00 お昼休憩
13:00~15:00 なつのあそび大学現場体験
16:30~17:00 3日間の振り返り
体験談・雰囲気
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 |
法人情報
代表者 |
中山勇魚 |
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設立年 |
2013年 |
法人格 |
NPO法人 |
Chance For Allの法人活動理念
「生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現」という理念を掲げ、真にこどもたちの未来のためになる放課後のありかたを模索し続けています。
Chance For Allの法人活動内容
代表理事 中山勇魚
早稲田大学教育学部卒業。18才の時に家庭の事情で家族が夜逃げ。東京都内のホテルやウィークリーマンションを転々とする。環境によって人生が大きく変わってしまう経験を経て「家庭や環境で人生が左右されないためにはどうしたらよいのか」を考え始める。大学在学中に様々な環境のこどもたちや教育のあり方について学んだり、学童保育の指導員として現場で勤務する中で放課後の可能性に着目。卒業後は保育系企業にて新規園の開発に従事。その後、IT企業でシステムエンジニアとして勤務しながら学童関係者とともに「こどものたちのための放課後」を実現するための準備を開始し、2014年にCFAKidsを開校。
代表理事 中山勇魚からのメッセージ
放課後は人生でもっとも大切な時間「放課後」や「夏休み」という言葉の印象を人に尋ねると、その答えは様々です。
野山を駆け巡った思い出や、小学生の社交場である駄菓子屋でのエピソード。
友達とのケンカや最新のゲームにワクワクした気持ち。宿題に追われた8月末や、大雪が降った次の日の雪合戦。
生まれ育った場所や年代、家庭によってさまざまですが、根底にあるのは「楽しい」という思いではないでしょうか。
現代のこどもたちも、生まれ育った環境は異なりますが、放課後をめいっぱい楽しみ、遊びや勉強、友達との関係性などから
人生にとって大切なことを全力で学んでいます。学校で学ぶこと以上に、小学生は放課後の時間から学んでいるのです。
しかし、残念ながら現代の日本では7人に1人のこどもが貧困状態にあり
しかも家庭によって貧困や格差が連鎖してしまっているという悲しい現実があります。
また、お金はあっても保護者が忙しくてほとんど関わりを持てなかったり、
十分な愛情を受けられずに育ってしまう子もいます。
日本には世界でも有数の義務教育制度があり、こどもたちは誰もが義務教育を受ける権利を有しています。
誰もが質の高い義務教育を受けられるのに、なぜ生まれ育った家庭によって
こどもたちの学力や将来に格差が生まれてしまうのでしょうか。
それは放課後の過ごし方に格差が生まれているからではないかとわたしたちは考えています。
多くの友人に囲まれ、休みの日はキャンプなどのイベントに積極的に参加している子がいる一方で
放課後家に帰っても誰もおらず、夏休みもどこにも行かず家でただゲームをしているだけの子もいます。
学ぶことのおもしろさや大切さを教えてくれる大人たちに囲まれて自然と知的好奇心を育まれているこどももいれば、勉強なんてしなくていいと、本も買ってもらえないこどももいます。
けれど、どんな家庭に育ってもこどもたちが不幸になっていいということはありません。
こどもたちには学ぶ権利が、遊ぶ権利が、そして幸せになる権利があるはずです。
わたしたちは放課後教育を通じてこどもたちの放課後格差を解消し
どんな環境で生まれ育っても、自らの意志と能力で自分の人生を切り開いていけるこどもを育てています。
わたしたちは高い志を持った私立の学童保育として、保護者、学校、地域、そして多くの団体や企業と連携して
すべてのこどもたちが価値ある放課後の時間を過ごせるような環境を整備し、
生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会を実現します。