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更新日:2025/10/29
【高・大学生】こどもだけで未来を考える・まちづくり×教育を企画するインターン募集
PLAY-WORK実行委員会
基本情報
こどもの試行錯誤を支えながら、社会の解像度をアップデートしてみませんか?教室では学べない“社会の教科書”.
遊ぶように働くPLAY-WORK TOWNづくりを通し、企画・運営・対話を体験しよう。
| 活動テーマ | |
|---|---|
| 活動場所 |
打ち合わせはオンライン、本番はオフラインで開催 |
| 必要経費 |
無料 オフラインで開催するイベント時に、1日5000円が支給されます。 |
| 活動日 |
5ヶ月間~ 11月17日(月)20:40~22:00にzoom説明会を行いますので、必ず参加できる方。 |
| 注目ポイント |
|
| 募集対象 |
▶︎高校生〜大学生対象 社会体験イベントの企画をしてくれる人 一緒に活動する人の年齢層について
|
| 募集人数 |
5名 |
| スキル | |
| 特徴 | |
| 応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
こどもがまちを作ったらどうなるか?という実験
公園でのボール遊び禁止、大きな声を出したら怒られる。
怪我をしないように、危なくないように、服を汚さないように遊ぶ。
お友達に嫌な思いをさせないように気を配る。
大人優先のルールで作られたこの社会は、自由に遊ぶ時間や空間だけでなく、こどもにとってもっと大切なものを奪っていないでしょうか?
私たちは春休みに「こども優先ルール」社会を作ることを通して今の社会常識を疑う目を持ち、この事業を一緒に育ててくれるメンバーを募集しています。
インターンの皆さんにお願いしたい仕事内容
ミーティングを通して事業全体の仕組みを理解し、議題に沿って企画のブラッシュアップ、それを広報していきます。
春休みの本番ではブースを担当し、こどもたちのリーダーとして目標設定をしていただきます。目標に向かい、PLAY-WORK TOWN!を盛り上げる会社を運営していただきます。

こんな学びが得られます
1.ファシリテーションの基礎を現場で学べる!
子どもたちのアイデアを引き出し、対話で場をつくる力を磨けます。
▶︎ わかりやすい言葉でこどもに説明する難しさ
▶︎ 混乱の中でチームをまとめるリーダーシップ
▶︎ 思い通りにならない状況をどう捉えるか
これらを通して、「教育」よりも広い“社会で生きる力”を実感できます。

2.「社会の見方」が変わる!
“教える側”ではなく、“共に学ぶ人”として関わる新しい教育体験ができます。
たとえば社会主義国にしたらどうなるのか。
たとえば、身分制度を作ったら何が起きるのか。
たとえば、総理大臣を決めたらどうなるのか。
こどもたちのアイデアは私たちが当たり前だと思っていたことに疑問を持つきっかけを与えてくれます。
この社会の当事者になると、皆さん自身の政治経済歴史などあらゆる学びの記号接地につながっていきます。
3.自分の才能を見つける
SNS広報・デザイン・動画制作・運営など多様な役割を担えます
学生社会人の垣根はなく、得意な人が得意を伸ばす活動方法です。
自分の得意分野を活かして、チームに貢献できるフィールドがあります。
どのようにやるか
オンライン+リアルのハイブリッド活動!
ミーティングはオンライン、本番は豊島区のまちでリアルに関われます。
ミーティングの頻度は月に2~4回オンライン開催で、全て参加できなくても大丈夫ですが
AO・推薦入試や就活に、自分の言葉で語れるガクチカを作りを応援します
イベント後には4月のリフレクション(振り返り会)で、経験を言語化・ポートフォリオ化までサポート。また団体からインターン修了証を発行いたします。団体視点であなたがどう活躍したのかのコメントの記載もあります。
|PLAY-WORK(あそぶように働く)のこどものまちとは?
ミニミュンヘン(下記参照)に比べると、1日約150人、お仕事は30種類弱と規模は大変小さな事業ですが、期間が7日間と、日本では珍しい長期開催です。
ターナーギャラリーという屋内会場と、隣接する公園会場を使っています。ターナーギャラリーにはあらかじめ議会やものづくり工房といった仕事があり、こどもたちは最初にハローワークで仕事を探し、働き、給料を稼ぐことができます。
公園では更地から大工さんがまちを建設します。7日間の目標はこの公園にできる新しい街をゼロから考えて面白いまちに仕上げることであり、職業体験にとどまらない価値を生み出すことを目標にしています。

↑2025年は東京新聞と朝日新聞にご紹介いただきました。

↑2025年は高校生大学生のスタッフがこどもたちをサポート

↑最終日にまちの完成を祝って何をする?これまで運動会やライブ、お祭りなどをやってきました
↑2024年ははじめて住宅が売れました!

↑2023年にはド派手なアートカー誕生

↑2023年に設計段階で生まれたアイデア「強盗用銀行作ったよ」がYahoo!ニュースになりました
|事業概要
こどもだけのまちづくりは、自分で道を切り開く小さな一歩
子どもは、建物や商品を作って売ったり給料をもらって買い物をしたり、遊んだり、みんなと協力して問題を解決したり、あったらいいなと思うビジネスを立ち上げたりと、他ではできないリアルな社会を体験できます。
(スケジュール)
【インターン説明会】2025年11月17日(月)20:40~22:00※参加必須です
【オンラインミーティング】(月)(金)中心に月に2〜4回のオンラインミーティング
※必要があればリアルミーティングも開催します
【活動期間】2025年11月〜2026年4月
上記のうち、1月〜3月にプレイベント3日間、3月24日〜4月6日頃に本番を開催します。(準備後片付け含め10日間程度)インターンの方は本番中全ての日程にご参加ください。
(後援)豊島区、豊島区教育委員会、新宿区、中野区教育委員会(予定)
(助成)アーツカウンシル東京 [地域芸術文化活動応援助成]
(主催)PLAY-WORK実行委員会
|PLAY-WORK TOWNの元になっている「ミニミュンヘン」「こどものまち」とは?
1979年(国際児童年)に社会の仕組みの体験の機会を提供する目的で、ドイツではじまったミニ・ミュンヘンを皮切りに、世界に広がるこどもの社会体験イベントで、日本でも約300のこどものまちがあると言われています。
ミニミュンヘンは1日約3000人のこどもが世界から訪れ、100を超える仕事がある、3週間だけの仮想都市です。
この街に入れるのは7歳から15歳の子どもで、仕事をしたり勉強をすることで給料がもらえ、その給料で食べたり遊んだり、議会に参加したり選挙も、結婚もありと、大人の真似事ができます。
よくキッザニアに似ていると言われますが、実際にはまるで異なる世界観です。
こどものまちには社会課題があり、それをこどもの手で解決する必要があります。
またキッザニアのような十分なサービスが受けられないため、受け身でいると楽しめないという特徴があります。

↑ミニ・ミュンヘン会場周辺で待つ子ども達。ミュンヘン市内からバスやトラムを乗り継いてこどもだけで会場まで来る子の多さに驚きます。

↑有名な喧嘩アカデミー。他人の気持ちを考えて話し合うための方法を学びます。喧嘩アカデミーで学ばないとミニ・ミュンヘンでは市民になれません。

↑建設現場。事前に建築を学んだ子ども達がプランを作り、コンペを勝ち抜いた作品を建てています。

↑本格的な設備のキッチンで食べ物をつくる子ども達。

↑勉強することでも給料がもらえます。
発起人・副理事 さかたともえ

2014年、「大人のいない遊び場をつくろう」とドイツ・ミニミュンヘンを訪ねました。そこで出会った保護者たちは口をそろえて言いました。「子どもの主体性を育てるために参加している」と。その言葉が、今も心に残っています。
日本ではまだ、子どもの声が後回しにされることが少なくありません。けれど、若者の生きづらさや、急速に変わる社会を見ていると、今こそ変わるときだと感じます。変化の時代だからこそ、「自分はどう感じるか」「何を選びたいか」を自分の手で掴み取る力が大切です。こどものまちでは、子どもや若者が“自分で決めて動く”ことを何より大事にしています。失敗しても、寄り道してもいい。
その子のペースで「学び」と「挑戦」が生まれるのを、私たちはじっくり見守ります。
その小さな一歩が、次の社会をつくる力になると信じています。
まちをつくる大工さん
まちをつくる大工さん
木工房で商品をつくります
ニュース制作社は動画を制作
粘土工房
ファッション工房
木工房
議会ではまちのルールについて話し合い
ベンチをつくる大工さん
ゲーム屋さん
役所の窓口
高学年の話し合い
美容院
木工房
お金、仕事、自由を求めて
スタッフの年齢層は幅広いです
土地の販売
アーティストとコラボ作品
プログラミングでゲーム制作
作ったベンチで一休み
まちの雰囲気
ちびっこ大工さん
アーティストとコラボ作品
革工房の商品
新しい仕事も生まれます
最終日はお祭りです
ヤグラを建築中
アーティストとコラボ作品
まちの雰囲気
粘土工房
デパートとの買取交渉?
ヤグラからお菓子まき
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談

PLAY-WORK実行委員会の代表を務めることになった高校2年生の堀内 翔(そら)です。
|子どもが自分で考えて、自分で行動することを大事にしたい
最近、子どもたちが「どうしたいか」を自分で考える前に、大人が決めたり、先回りしてしまうことが多くなっているように感じます。でも、本当は、自分で選んで、自分でやってみて、うまくいかなかったらまた考えて…という経験こそが、一番大事なんじゃないかと思っています。僕自身、小学生のころから地元の子どものまち「ミニカワサキ」に関わっていて、今では運営としても活動しています。あの場所が、自分の「やってみたい」を本気で応援してくれて、たくさんの挑戦をさせてくれました。
だから今度は、自分が企画する側に回って、今の子どもたちが「自分で考えて動ける経験」をできるようにしたいです。
|参加者が運営者になり、学生が主体になる仕組みをつくる
これまでは大人が中心となって企画を考えることが多かったけれど、僕が代表になった今、これまで一緒にやってきた大人の方々に加えて、学生たちも一緒になって運営していきます。また、僕と同じように参加者だった子どもたちが高校生・大学生になって、今度は「まちをつくる側」として関われるような仕組みを広げていきたいです。
僕たちは一番、「子どものころ何が楽しかったか」「どんなときにワクワクしたか」を覚えている世代です。ただ楽しいだけじゃなくて、楽しさの中で自然と成長できるような企画をつくれると思っています。高校生である今だからこそ、子どもたちにとって一番近い目線で、一緒に考えたり悩んだりできることが強みです。
また僕は、地元でも学生だけで青少年の居場所づくりを進めているチームで副代表をしており、子どものころから「自分たちで場をつくる」ことに関わってきたからこそ、これからは「誰かがやってくれる」のを待つのではなく、自分たちが動く側になっていきたいです。子どもが「自分で決めていい」と思えること。そして、その選択がまちの中でちゃんと形になること。そんな場所を、仲間たちと一緒に作っていきます。
そのためには、大人や地域の方の協力がどうしても必要です。僕たちの挑戦を見守り、ときには支えてもらえたら嬉しいです。
ぜひ、僕たちの活動に力を貸してください。PLAY-WORKはこれからもっと面白くなっていきます。
皆様の応援をよろしくお願いします!
| 特徴 | |
|---|---|
| 雰囲気 | |
| 男女比 |
男性:20%、女性:80% |
団体情報
| 代表者 |
株式会社ティンカリングタウン さかたともえ |
|---|---|
| 設立年 |
2018年 |
| 法人格 |
任意団体 |
PLAY-WORK実行委員会の団体活動理念
当団体は前例のない未来で活躍できる人材を育むため、子ども・若者が主体性と多様性を発揮し、「自由に遊ぶ権利」「意見を尊重される権利」「失敗を許される権利」を保障することを主要な理念として掲げる。
この団体は前条の目的を達成するため、次に掲げる種類の事業を行う。
(1)子ども・若者が主体性と多様性を発揮できる体験型イベントの企画開発
(2)前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業
PLAY-WORK実行委員会の団体活動内容
こどものまち運営
取り組む社会課題:『こどもの権利』
活動実績
2015年07月
任意団体こどもDIY部による「こどものまちをつくろう」初回開催
2016年~2019年まで5回開催
2018年 こどものまち実行委員会設立
2022年 3年ぶり6回目の開催
2023年 春7回目の開催予定
