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更新日:2024/01/17
放課後の子どもの居場所サポーター募集。おいしい夕食も一緒につくろう!
一班社団法人はぐくみ共同体nalba基本情報
食べることをまん中に置いた、放課後の子ども第三の居場所。オーガニック食材にこだわり、一緒につくって一緒に食べ、片付けや掃除、雑巾がけまで子どもたちと一緒にします。他者と仲良く協働する力をはぐくみます。
活動テーマ | |
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活動場所 |
焼肉南山のビルの2階が活動場所です。3・4階は食育型保育園(0~5歳の乳幼児40名)。1階は焼肉店、地下は精肉・食料品・ワイン販売とレストランがあり、食のプロ、保育のプロともコラボしていろんなイベントや農業体験・職業体験もしています。 |
必要経費 |
●まずはゲストとして子どもたちと過ごしていただき、nalbaの雰囲気を体感してください(夕食をご提供します)。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週2~3回 ●月・水・金と、週3回放課後の子ども居場所活動をしています。15:30~19:00(前後1時間14:30~20:00に、必要な子どもの受け入れをしています) |
注目ポイント |
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募集対象 |
大学生や高校生も歓迎です。 |
募集人数 |
10名 |
スキル | |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
nablaは、南山とさとのやま保育園から生まれた「食と農と子育て」を応援するコミュニティです
食を通して健康な心身をつくり、
誰もが持って生まれた生きる力を発揮し、
自分らしく主体的に生きていけるよう、
大人も子どももいろんなやってみたいことにチャレンジできる場が、nalbaです。
自学自炊コミュニティnalbaは、New Active Learning based on Agriculture の略。
自ら学び、自分の食べ物を自分でつくれる、そんな自立への道を子どもたちと共に歩んでいます。
nalbaでボランティアしながら、さとのやま保育園や南山でプロの仕事に触れることも可能です。
食と農と子育ては、本当の豊かさと幸せに一番近い仕事です。
募集詳細
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
●学生スタッフは子どもたちに大人気。シルバー世代のスタッフからも我が子のように大事にしてもらい、おいしいご飯をお腹いっぱい食べられるのは、最高です。ついつい子どもたちから舐められることもるので、ノーはノーと言えるように子どもたちとの付き合い方を工夫しています。
●作ったことないけれど、食べたかった料理づくりに挑戦したときは、シルバー世代スタッフにずいぶん助けられました。そんな汗だくの姿、失敗をしてもまた次に挑戦する姿(食べたいものをつくってみたいから)を、子どもたちに見てもらい、子どもたちを料理の楽しさに巻き込みたいです。
●部活「マイクラ部」の運営を任せてもらい、子どもたちと相談しながら活動してみています。子どもの中から部活リーダーも選び、そのミッションはうまくできない子のフォロー。その訓練にシルバー世代スタッフにもマイクラに参加してもらって、子どもたちが忍耐強く大人を指導するのも面白いかも、と、話し合っています(笑)。
●嫌なことは嫌、と、大人の顔色など気にしないナルバの子どもたちは、大人をよく見抜いています。不慣れな新入りスタッフは、子どもたちからフォローしてもらい、育ててもらっている感じです。子どもたちからの信頼を得られることが一番大事と言われ、何かを教える前に子どもから信頼できる「友達」と認めてもらえるようがんばっています。
このボランティアの雰囲気
得意なことを持ち寄って、凸凹を補い合いながら、世代を超えてスタッフ同士も仲良く支えあっています。
子育てを終えた世代が、自分の未熟だった子育て経験を生かして、保護者さんを温かく応援。子どもと共に大人も育ちなおしているという感じです。
シルバー世代スタッフの率いるバンドの演奏が、ナルバ祭りを盛り上げてくれたり、プロの料理人がびっくりするほどおいしい料理をつくってくれたり、いろんな外部の方もやってきて刺激がいっぱいです。
子どもたちが、親には見せない子どもたちの素の姿「自分らしさ」を見せてくれるので、大人も自分らしさを発揮して、大人にとってもまた来たいと思える居場所になっています。
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:20%、女性:80% |
法人情報
代表者 |
楠本 貞愛 |
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設立年 |
2022年 |
法人格 |
一般社団法人 |
一班はぐくみ共同体nalbaの法人活動理念
当法人は、「食と農」をベースに子どもから高齢者までが世代を超えて学び合い、育ち合い、健全な心身と自学自炊力を高めることを目的としています。
一班はぐくみ共同体nalbaの法人活動内容
●放課後子どもコミュニティの運営
2021年に「あしたの寺子屋」パートナー校としてスタートし、2023年から日本財団の子ども第三の居場所コミュニティモデルとしての支援をいただいて運営しています。
「あしたの寺子屋」パートナー校が提供する「きっかけプロジェクト」に子どもたちが応募し、子どもの夢を叶えるはじめの一歩を生み出す支援も受けています。
●お料理コミュニティの運営
放課後子ども居場所事業を下支えする活動で、料理教室、子どもクッキングや様々な料理イベント、農家さんとのコラボイベントにも取り組み、活動で得た収益を子どもたちのために役立てています。
取り組む社会課題:『食と農と子育ての担い手がこれほどまで少なくなってしまった現代・・・。孤食や孤立が、他者と協働する力、家族をつくる力をそぎ落としてしまったのではないでしょうか。』
「食と農と子育ての担い手がこれほどまで少なくなってしまった現代・・・。孤食や孤立が、他者と協働する力、家族をつくる力をそぎ落としてしまったのではないでしょうか。」の問題の現状
動物の中でも特別に弱く、成長の遅い未熟児を産み落とす人間は、群れで子育てをしてきました。たくさんの他者と協働して食を確保し分け合って暮らしを豊かなものにしてきました。
ところが、核家族化と極端な分業で、食と農と子育ては、割に合わない仕事として不人気分野に追いやられ、食料自給率も出生率も下がる一方。食の安全は巨大企業によってブラックボックスに入れられてしましました。
経済合理性とは真逆な「いのちをはぐくむ仕事」には、他者の喜びを自分の喜びとし、他者から奪わず他者と喜びを分け合う幸せがあります。そこは経済の物差しを持ち込めない世界なのです。
「食と農と子育ての担い手がこれほどまで少なくなってしまった現代・・・。孤食や孤立が、他者と協働する力、家族をつくる力をそぎ落としてしまったのではないでしょうか。」の問題が発生する原因や抱える課題
戦後、お金がいくらあっても食べものと交換してもらえず、食べ物を得ることが難しかった時代、河川敷も学校の校庭も畑となって誰もが食べものをつくることに一生懸命でした。
ところが、高度経済成長と共に、お金があれば何でも手に入るという錯覚が生まれ、いつの間にか、「本当に大切なもの」が、お金の方が大切だと隅に追いやられてしまいました。
食と農と子育ての力を失った社会には、不安と不信と絶望が満ちています。
未来を担う新しい命の誕生も、豊かな大地も、心身の健康を維持する食も心もとない状態で、どうやって子どもたちに未来の希望を語れるでしょう。
「食と農と子育ての担い手がこれほどまで少なくなってしまった現代・・・。孤食や孤立が、他者と協働する力、家族をつくる力をそぎ落としてしまったのではないでしょうか。」の問題の解決策
nalbaは、焼肉南山から派生した非営利型社団法人です。私たちは、地球環境と食べる人の健康を第一に考える小さな農業者を支える食のコミュニティをつくり、健全な食を分け合っています。保育園運営もしているため、小さな子どもたちに安全な食をという切実な思いで、健全な食を買い支えています。
一方、群れで子育てをしなくなった現代のおかあさんのつらさは本当に大変なものです。子ども1人育てるのに村一つが必要という名言がありますが、たくさんの人たちとの関係性の中で子どもは育っていくものだのに、今はとても狭い世界に子どもが閉じ込められています。
みんなの子どもをみんなで育てる環境がどれほど大切なことか、子どもが、子ども時代を子どもとして健全に生きることのできる場をつくることはとても重要なことです。
親や教師の目から逃れて、子どもが子ども時代を自分らしく安心して過ごせる居場所の一つが、自学自炊コミュニティnalbaです。
nalbaでは、たくさんの多様な大人が子どもたちと関わり、子どもたちを広い世界に羽ばたかせようとしています。
多様な他者との中で自分らしさを大切に、自分の幸せを見い出せる居場所を目指し、子どもたちには協働する力と自学自炊力を培ってほしいと願っています。
活動実績
京都府立大学と連携し、京都社会的共同親プロジェクト立ち上げ
2013年
代表の楠本が、里親として児童養護施設の子どもたちとも関わってきていたことから、身内に守られない子どもたちのサポートを呼びかけ、京都中小企業家同友会のソーシャルインクルージョン委員会の活動として取り組み始める。代表の自宅で子どもたちの自立を支える「生活塾」を開始。居場所事業の元型となる。農水省フードチェーン食育活動推進事業「いただきます・ありがとう協働隊」活動展開
2014年
命をはぐくみ、いのちをいただく、畜産と食肉のフードチェーンについての理解と、食と農を通して子どもたちの生きる力をはぐくむ活動に取り組む
日仏連携「牛肉に精通した食のエキスパート養成事業」開始
2015年
放牧で地球環境にやさしい畜産が当たり前のフランスから学び、霜降りではない丈夫な筋肉を持つ牛の赤身肉を普及し、ブッチャーシェフの卓越した技術を継承する人材育成に取り組む
食肉の生産背景を伝えるミートカレッジ・ギューテロワールを開設
2016年
産直骨付き一頭仕入れ技術を伝える研修施設をつくり、ガラス張りの冷蔵庫とキッチンで、肉の熟成や解体・カット技術を公開
食育型の保育園「さとのやま保育園」設立
2018年
幼少期から食の生産背景に触れ、食事をつくることに参加できる保育園
「あしたの寺子屋」パートナー校として子どもの居場所事業開始
2021年
代表の自宅を活動場所として、あしたの寺子屋の教育活動に参加。どんな環境下にいる子どもにも教育格差をつくらない取り組みと子どもたちとのかかわり方についての研修を受け、その一環で本間正人先生からコーチングを学ぶ。
南山の2階の元宴会場を改装し、自学自炊コミュニティnalbaの活動開始
2022年
子どもたちが、やってみたいことに挑戦でき、また来たいと思える居場所として活動開始。
非営利型一般社団法人はぐくみ共同体nablaを設立し、日本財団の子ども第三の居場所に応募。
日本財団の「子ども第三の居場所コミュニティモデル」として活動開始
2023年05月