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任意団体 ブラッカー博士顕彰会紹介ページ

更新日:2018/01/21

任意団体 ブラッカー博士顕彰会

任意団体 ブラッカー博士顕彰会の団体基本情報

団体名

任意団体 ブラッカー博士顕彰会

法人格

任意団体

代表者

石橋 慶晴

設立年

2012年

似た条件の団体のボランティア募集

似た条件の募集がみつかりませんでした。

任意団体 ブラッカー博士顕彰会の組織情報

組織規模(役員・職員合計人数)

4名

※組織規模1~5人であるこの団体は、activoのデータベースでは13120団体中、上位12817団体に入っています。

ブラッカー博士顕彰会の団体活動理念

前項で触れたように、当団体の事業は、故カーメン・ブラッカー博士の功績を顕彰し、次世代がそれを指針として継承していくために、ブラッカー博士をよく知る研究者と、博士と親交のあった人々に執筆を依頼して、博士の学術的成果と人間像を総合的・包括的に論ずる論文集『世界と日本の架け橋ーーカーメン・ブラッカー博士の足跡』(仮題)の編集刊行を目的とする。ブラッカー博士の日本研究は、福澤諭吉の啓蒙思想を通して日本の近代化を論じた初期の研究から出発した(The Japanese Enlightenment: A Study of the Writings of Fukuzawa Yukichi, Cambridge U. P., 1964.)あと、日本文化の基層を探るべく行われ、実地踏査と哲学的思索とが融合された日本の山岳信仰、修験道、シャーマニズムの研究へと展開を遂げた(The Catalpa Bow: A Study of Japanese Shamanism, Allen & Unwin,1975.)。天性に加えて、幼少期における知的家庭環境と、オクスフォード、ケンブリッジ両大学で培われた合理主義的知性とともに、神秘に対する直観的洞察とを兼ね備えた博士は、日本と世界との間の最良の架け橋となった。それは、第一には博士が西欧による最高の日本理解者であるだけでなく、第二には日本を照らす西欧の鏡を通して日本が自らの姿を直視することができ、第三には西欧が日本を見る態度から、日本が世界を観る態度を学ぶという、三重の効果を意味する。グローバル化が進む今日、越境する文化のボーダーレス化をもっとも先鋭な形で実践したブラッカー博士の先駆性は、どれほど強調してもし足りない。これらのことを当団体は事業を通じて明らかにしようとするものである。

ブラッカー博士顕彰会の団体活動内容

当団体の活動・業務は故ブラッカー博士を知り、その顕著な業績と功績の顕彰と継承を願う多くの人々の強い意思に端を発した。背景が多岐にわたる厚い層の人々の思いをいかにして結集して方向性を与えるかが代表者石橋慶晴を筆頭とする世話人の責務であるが、分業と協業の形をとりながら活動・業務を行う。当団体の代表者である石橋慶晴は上野学園大学理事長として、石橋裕前理事長がつくり上げたブラッカー博士との強い絆を守ってきた。上野学園大学においては、生前に日本文化論を講じたブラッカー博士に加えて、ドナルド・キーン教授を客員教授として迎え、ブラッカー博士が残した伝統を強化するとともに、ブラッカー博士に列なる海外の研究者との交流をはかり、当団体の事業活動に不可欠な役割を果たしている。生前にケンブリッジ大学クレア・ホール(1965年創立)の創立以来のフェローであったブラッカー博士の紹介により、クレア・ホールに所属し恩恵を受けた日本人研究者の数は計り知れない。これらの人々が、ブラッカー博士から受けた恩恵に報いるべく、当団体の事業に賛同することは自然であり、クレア・ホール日本同窓会会長として立石弘道が事業への参加を呼びかけた。この中には、ブラッカー博士と学術的交流を深めた原實教授(インド哲学・梵文学)や伊東俊太郎教授(科学史、世界比較文明論)などが含まれる。すでに前項で触れたように、ブラッカー博士の功績を顕彰し成果を継承する具体的企画として論文集『世界と日本の架け橋――カーメン・ブラッカー博士の足跡』(仮題)の編集・刊行の業務がある。往年のブラッカー博士は、福澤諭吉研究遂行のために慶應義塾大学から学術的恩恵を受けたことに因んで、自身も慶應義塾大学大学院で学んだ立石弘道は、論文集の刊行のために最適と考えられる慶應義塾大学出版会に可能性を打診した。2012年8月1日、立石弘道は山内久明を伴って出版会に坂上弘社長を訪ね、幸いにも好意的反応を得ることができた。その後、実務担当者より、論文集の製作経費は、「仕様A5判、上製、224ページ(400字×400枚)、400部(仮部数)」とする場合、150万円(400部より部数が少ない場合も変わらない)との試算を得た。出版の条件として、経費は当団体の自己負担とされる。任意団体として財政基盤を持たぬ当団体としては自ら出版経費を捻出することは不可能であり、出版経費に対する助成を日本財団に申請する。申請結果の成否が未知数である状態で企画を進めることには不安を伴うが、申請結果が判明後の限られた時間内では事業推進が困難となるため、主だった執筆予定者に対しては、財務見通しが不確実なまま執筆寄稿の打診と依頼をすでに行っている。当団体の事業としての論文集の刊行と並行して、英国においても記念論文集の刊行がマイケル・ローウィ博士によって計画されている。ローウィ博士は、ドナルド・キーン教授ならびにサー・ヒュー・コータッツィ元駐日英国大使とともに、当団体の事業としての日本版論文集の共同編者兼執筆者でもある。これら3人は、日本版論文集と英国版論文集の両方に寄稿する。これ以外にも、英国版の論文で日本版の読者にとっても有益と考えられる少数の論文は、日本版にも翻訳・再録することを考慮する。その中には、以下の2点が含まれる。P. F. Cornicki, “Carmen Blacker (1924-2009) and the Study of Japanese Religion” in Britain & Japan: Biographical Portraits compiled and edited by Hugh Cortazzi, Volume VII, pp.216-229, Global Oriental, 2010.James McMullen, “Carmen Elizabeth Blacker 1924-2009”, Biographical Memoirs of Fellows of the British Academy XI, pp.27-52, The British Academy, 2012.日本版論文集(日本語)と、英国版論文集(英語)との調整に関しては、マイケル・ローウィ博士と連絡をとりつつ、山内久明がその任に当たる。

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ブラッカー博士顕彰会の概要ならactivo!

ブラッカー博士顕彰会の概要(住所東京都台東区東上野4-24-12 上野学園大学 電話番号・TEL 03-3844-5575)や代表者(石橋 慶晴氏)、活動理念、活動内容、従業員数、ジャンル(国際, スポーツ・アート・文化)、関連する社会問題 (国際交流)、ブラッカー博士顕彰会が募集しているボランティアやインターン、求人などを調べることができます。関連する企業や団体、ボランティアや求人募集も満載!