社会福祉法人 致知会の団体基本情報
団体名 |
社会福祉法人 致知会 |
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法人格 |
社会福祉法人 |
HPのURL | http://shinwakan.sakura.ne.jp/ |
代表者 |
藤本 和彦 |
設立年 |
2002年 |
fax番号 |
096-279-1122 |
社会福祉法人 致知会の組織情報
組織規模(役員・職員合計人数) |
33名 |
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※組織規模30~99人であるこの団体は、activoのデータベースでは13179団体中、上位5275団体に入っています。やや規模の大きい団体です。
社会福祉法人 致知会の詳細な情報
FAXの連絡可能時間 |
8時30分~17時30分 |
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致知会の法人活動理念
多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として、次の社会福祉事業を行う(定款第一条)。(1)第一種社会福祉事業(イ)救護施設の経営(ロ)養護老人ホームの経営(2)第二種社会福祉事業(イ)生計困難者に対する相談支援地域社会に貢献する取り組みとして、無料又は低額な料金で次の福祉サービスを積極的に提供するものとする(定款第三条2項)。(イ)アルコール等依存症者に対する相談・支援(ロ)生活困窮者等に対する相談・支援(ハ)生活困窮者等に対する無料又は低額での宿泊支援
致知会の法人活動内容
救護施設は、1929年(世界大恐慌の年)の救護法の制定以来、その時代その地域で最も光の当たらない人のために手をさし伸べて来た施設であります。平成18年4月に救護施設真和館をオープンしてみると、入所者の半分近くがアルコール依存症者であり、その上に、地域で生活ができない方や精神科病院に長年入院されていた重い精神障害をお持ちの方も多数入所されて来ました。そのために、真和館の入所者処遇は、当然のこととしてアルコール依存症と精神障害に力を入れた取り組みをしなければならない状況にありました。1アルコール依存症等の専門施設をめざしてアルコール依存症につきましては、開設当初は「施設内で飲まない、飲ませない」いう取り組みから始まりました。苦労はしましたが、2~3年もすると施設で飲まれる方は一人もおられなくなり、さらに、2~3年もすると外出されてからも一人として飲まれなくなりました。真和館に入所されている限り、飲まれなくなりましたので、真和館を退所し、「地域に戻ってからも飲まない」取り組みに段々と力点が移って参りました。最近ではアルコール学習の効果も出始め、施設を退所し地域に帰ってからも飲まないという実績も出始めました。そこで、アルコール依存症からの回復に向けての取り組みをさらに、意図的・計画的にするために、施設開設から10年目の平成27年度末に、真和館で日頃取り組んでいるアルコール学習会などの支援内容を「真和館アルコール依存症回復プログラム(施設版)」として体系化しました。その内容は、朝は断酒の誓いから始まり、昼はAAの12のステップを中心とした学習会やアルコールミーティング、夕方に断酒の集いを開催し一日の学習を終わります。また、その合間に、外部で開催される様々なアルコール関連の学習会や行事、ミーティングなどにも積極的に参加しています。さらに、地域に出られる予定の方に対しては、地域のアパートをお借りし、そこで、1~2年間、居宅での生活と同じ環境の下、生活訓練をして頂いています。昨年度(平成28年度)は、「アルコール依存症回復プログラム」の実施初年度となるため、熊本地震という思わぬ障害もありましたが、このプログラムを1年間通して実施し、おおよそ、現在の真和館の力で対応できることが明確になりました。2精神障害に対する強い施設をめざして精神障害者の処遇につきましては、施設がオープンし11年とういう歩みの中で、精神障害に対する職員の支援力も高まり、重い精神障害の方の支援もできるようになり、精神科病院に長期入院されていた方の受け皿としての役割も果たしています。病院から送り出される時には、施設で大丈夫だろうかと大変心配をして頂くこともありますが、殆どの方が、真和館で課題を抱えながらも楽しく生活して頂くことが出来ています。ところで、真和館では、精神に障害を持たれている方に対して、①1分間ラポール(信頼)と称して、日常のちょっとした精神状況の変化を素早く捉え、病院受診に繋げたり、②10分間ケース会議と称して朝の朝礼後に、不穏な入所者の対応に関係職員が集まり知恵を絞ったり、③よろず相談と称して様々な相談に乗ったりしています。さらに、④30分間ラポール(信頼)と称してカウンセリングをしたり、⑤詳しい個人のヒストリーを作り上げ、職員みんなでその個人史を分析し、その人に合った支援手法を見つけ出しながら入所者の精神安定に努めて来ました。年に3回ではありますが、大阪在住の統合失調者の方をお招きし、ピアカウンセリングをして頂いたりもしています。確かに、このような支援手法や支援ツールに取り組むことで、それなりの効果は上がっており、措置を頂いている福祉事務所や入所者を送り出して頂いている病院からは、「よく施設でこんな重い方をお世話できるな」といった有り難い評価も頂いています。ただ、施設の認識としましては、精神障害者の支援につきましては、まだまだ、職員の知識も足りず、支援スキルも不足しています。
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致知会の概要(住所熊本県阿蘇郡西原村鳥子3072 電話番号・TEL 096-279-1121)や代表者(藤本 和彦氏)、活動理念、活動内容、従業員数、ジャンル(福祉・障がい・高齢者, その他)、関連する社会問題 、致知会が募集しているボランティアやインターン、求人などを調べることができます。関連する企業や団体、ボランティアや求人募集も満載!
団体のHPはこちら: http://shinwakan.sakura.ne.jp/