特定非営利活動法人 3.11こども文庫の団体基本情報
団体名 |
特定非営利活動法人 3.11こども文庫 |
---|---|
法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | http://www.311bunko.com/ |
代表者 |
蟹江 杏子 |
設立年 |
2012年 |
職員数 |
7 |
特定非営利活動法人 3.11こども文庫の組織情報
組織規模(役員・職員合計人数) |
20名 |
---|---|
(常勤)職員数 |
3名 |
(非常勤)職員数 |
4名 |
(有給常勤)職員数 |
3名 |
(無給常勤)職員数 |
0名 |
(有給非常勤)職員数 |
4名 |
(無給非常勤)職員数 |
0名 |
役員数 |
13名 |
(有給常勤)役員数 |
0名 |
(無給常勤)役員数 |
0名 |
(有給非常勤)役員数 |
0名 |
(無給非常勤)役員数 |
13名 |
※組織規模6~29人であるこの団体は、activoのデータベースでは13179団体中、上位10342団体に入っています。
※非常勤の割合が多いです。
※無給の割合が多いです。
特定非営利活動法人 3.11こども文庫の詳細な情報
法人番号 |
1380005010641 |
---|---|
会計基準 |
NPO法人会計基準 |
3.11こども文庫の法人活動理念
この法人は、東日本大震災により被災した子どもたちを対象とした「こども文庫」の設立、運営を目的とする。具体的には、1)呼びかけにより日本・世界各地から集まった絵本や画材を子ども達に届け楽しんでもらうこと、2)子ども達の絵に触れてもらえる機会をつくって、被災地の様子を感じとってもらうこと、3)絵本の文庫を設立することで、笑顔とコミュニティーと雇用を創生し、復興のランドマークとすること、4)震災の影響により、活動を制限されている子どもたちの文化やアートを通じた体験活動を支援することを目的とする。
3.11こども文庫の法人活動内容
。特定非営利活動に係る事業としては、「こども文庫」事業、「こばこ文庫」事業、絵本の管理・配布事業、「ふくしまそうまの子どものえがく大切な絵展」等の展覧会事業、講演会等講師派遣事業、この法人の広報・情報発信事業、子どもの生活・学習支援の拠点となる地域密着型の学童保育事業などを実施した。同時に「こども文庫」事業に充てるための寄付金などを集めた。具体的には、次のとおりである。本部は、東京都練馬区など、被災地以外の自治体等から業務を受託し、被災地と各地をつなげる事業やこどもたちを対象としたアートワークショップを行った。東京都練馬区の「こどもアートアドベンチャー2021」の企画は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から昨年に引き続き今年度も、「おうち de こどもアートアドベンチャー」となり、そのプロデュースを受託した。アーティストがプロデュースする2つの工作キットを開発し、8月に実施し、各1,500個、抽選で無料配布した。また東日本大震災・被災地支援展覧会「3月11日の、あのね。」展は、昨年度まで展示してきた福島県相馬市の当時小学校3年生たちが描いた絵は全て作者である子ども達に返却したので、第11回目となる今年度は、内容を変え、原発事故の影響で帰還困難区域だった大熊町の子ども達9名(会津若松市にいまだ避難中)が描いた原画展を中心に、にじ文庫ほか各文庫の活動紹介などを行った。さらに、シュピリ育英基金を新設した。あらゆる事情で心身共に健全な暮らしをすることができず、経済的にも恵まれない困難な環境にある子ども達の希望や才能を見逃さず、そっと寄添い支援することを目的とした事業に着手した。にじ文庫は当団体の事業の柱として2012年9月に福島県相馬市に開設した。当該文庫の運営業務は相馬市現地のスタッフが中心となり、年間通して週3日(日曜、火曜、木曜)ペースで通算152日の開館を行い、利用者数は年間約420人であった。新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮しながら通常の運営を継続した。にじの運営については、今年度も助成金を獲得できたので、これをもとに現場スタッフの献身的な貢献により、運営を滞りなく行うことができたが、これまで開催してきた絵本のつどいやアートワークシショップは自粛した。昨年度は2月に「3月11日のあのね。#10」を開催し、大震災当時に描いた子ども達への絵展を地元相馬市で実施した。そして、作者である子ども達に全国を巡回した絵を返却できた。今年度は相馬でも新型コロナウイルス感染症患者が増加したため、ワークショップも実施することができなかった。しかし、12月12日(日)には何とかクリスマス会を開催できた。仙台市のサックス奏者名雪祥代さん、郡山市のベース奏者吉田大陽さんのご協力で久方振りのイベント開催となった。会はお二人の演奏、そしてリクエストに応えてのものや子ども達を動かしてのものと、子ども達の表情は見る間にうちとけて活発な動き、そして目を輝かせていた。「みず」文庫は、自動車を使った絵本の移動文庫の特徴を活かし、福島県を拠点に栃木県、山形県、茨城県にも活動範囲を広げて、各地で開催されるイベント会場で絵本の広場を開設し、ワークショップを行っている。また、5月に福島県白河市にある南湖公園内にアトリエと常設の絵本図書館をオープンし、旧美術館・博物館であった建物を改修した内装なのでその特徴を生かしてアートギャラリーやアートスクールを展開した。「おひさま」文庫は、子ども達が本を読んだりピアノを弾いたり庭を走り回ったりと安心して自由に遊べる場となるように設備を整え活動してきた。おひさま放課後クラブの利用は、1年間で平日2046人・休日360人(合計2,406人、一日平均11人)であった。新型コロナ感染症拡大防止の影響を考慮して、前年度まで毎月開催していたおひる食堂(こども食堂のこと)やアーティストを招いてのワークショップは中断となったが、12月の餅つき会は感染症対策をしっかり行い、大人も含めると80人以上の規模で開催できた。こうした取組みと併行して、大変厳しい状況にある子どもやその家庭に対しては生活・学習支援を積極的に実施してきた。これらの事業の運営には、東金市支援対象児童等見守り強化事業補助金、ゴールドマン・サックス緊急子ども支援基金、株式会社丸山製作所をはじめ個人の方からの寄付金やおひさま放課後クラブみまもり隊会費を活用した。このような子ども達が安心して過ごせる居場所づくりをより発展させるため、今年度は日本財団が実施している「こども第三の居場所」事業(コミュニティモデル)の助成を得て、2022年3月28日に「おひさまの家」建設の着工となった。
3.11こども文庫に似ている団体
3.11こども文庫の概要ならactivo!
3.11こども文庫の概要(住所福島県相馬市中野字桜町38番地の1 電話番号・TEL 0244-26-3197)や代表者(蟹江 杏子氏)、活動理念、活動内容、従業員数、ジャンル(地域活性化・まちづくり, スポーツ・アート・文化, 中間支援)、関連する社会問題 、3.11こども文庫が募集しているボランティアやインターン、求人などを調べることができます。関連する企業や団体、ボランティアや求人募集も満載!
団体のHPはこちら: http://www.311bunko.com/