特定非営利活動法人 予科練の灯を守る会紹介ページ

予科練の灯を守る会の法人活動理念

この法人は、太平洋戦争末期に、国のため直接戦争に参加すべく少年ながら中途進学を断念し、予科練等の軍機関に入隊した志願兵を特別少年志願兵と呼称し、当該集団の中で山梨予科練十四期会が中心となって、その特別少年志願兵を太平洋戦争時の重点調査対象として、その関連諸資料を収集し、整理し、併せ保管し、活用する等の活動を展開し、太平洋戦争における特別少年志願兵の実態と存在意義を探り、同時に広く太平洋戦争の真相を究める諸調査活動にも協力し、以て日本近代史解明の一端を担いつつ、歴史学の振興に寄与するを主目的とする。加えて、この法人の活動によって、少年志願兵の共通した特性、特にその厳しい訓練そのものが、自由放任傾向の強い今日の社会では得難いものとして、その長所を広く世に伝え、後世にも残す活動を展開することによって、社会教育の健全な発展に寄与することも目指す。