Hitotoki
私たちは、共働き家庭を中心に50組以上の子育て家庭にインタビューを実施し、仕事や家事に追われて子どもと過ごす時間を十分に確保できていないことが、生活満足度の低下につながっていることが分かりました。さらに、外食や家事代行サービスといった既存の手段は、金銭的負担や栄養面での不安が大きいだけでなく、外食のために子どもを連れ出すことが忙しい日常の中では難しいことや、家事代行を利用する際の来客準備や自宅に他人を招き入れる心理的ハードルがあることも分かりました。こうした課題を踏まえ、私たちは単なる家事の時短にとどまらず、親子が心に余裕を持ち、安心して共に過ごせる時間と空間を提供することが、生活満足度の向上に不可欠であると考えています。特に、家事の中でも最も負担の大きい「食事」に着目し、準備や片付けの手間を省き、外出せずに利用できる仕組みを集合住宅の共用スペースに整えることで、親子が栄養ある食事を安心して囲み、親子アクティビティを通して、親子がゆったりと関われる環境を実現したいと考えています。
代表の石崎は、妻と共に共働きで5歳と3歳の子どもを育てており、日々、家事・育児と仕事に追われ忙しい毎日を送っています。そうした中で感じるのは、「子どもを産んだのだから、大変でも自分たちで頑張るべきだ」という社会の雰囲気が強く、共働きや子育てが自己責任として扱われ、社会全体で支える仕組みが十分に存在しないという現実です。本来、共働きで子育てを担う家庭は、少子高齢化が進む日本において社会の基盤を支える極めて重要な存在であり、社会全体で支えていく必要があります。しかし現状では、日々の生活があまりに大変で「働きたいのにフルタイムで働けない」「子どもが欲しいのに産もうと思えない」と感じる家庭が少なくありません。これは国として持続可能性を失いつつある危機的な状況だと考えています。次の世代を担う子どもたちが明るい未来を期待でき、少しでも豊かな生活を送れるようにすることが、今を生きる大人の使命だと思います。そのためには、子育て家庭を社会全体で支える仕組みを作ることが重要だと考え、この活動を企画しました。
共働き子育て家庭を主な対象とし、集合住宅の共用スペースを活用した食事提供と親子向けアクティビティの提供に取り組みます。食事は栄養管理士の監修のもと、集会所内のキッチンスペースで調理した栄養バランスの取れた温かい食事を提供して親の家事負担を軽減するとともに、親子アクティビティの提供により親が子どもに関われる時間の創出を図ります。親子アクティビティでは「お米の重量当てクイズ」、「野菜の切れ端を使ったお絵描き」などの食育体験、生成AIを活用したキャラクター作りといった学びにつながるアクティビティを実施します。現在、豊中市内の集合住宅1拠点にて月2回のペースで実施しており、今後他拠点への展開も行います。また、地域飲食店や教育関連企業との連携を図り、持続可能な運営体制の構築に取り組みます。
| 団体名 |
Hitotoki |
|---|---|
| 法人格 |
任意団体 |
| HPのURL | https://sites.google.com/view/manshon-syokudo/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0 |