NPO法人スマイルバトン

活動理念

私たちの拠点である岐阜市では、約1,100名の児童・生徒が不登校と報告されています。1,100人を多いと感じるのか、それほどでもないと感じるのかは人それぞれかもしれません。しかし、私たちはこれを「異常なことが起きている」と強く感じています。


それは、子ども一人ひとりの持つ素敵な笑顔や計り知れないエネルギーを知っているからです。だからこそ、1,100人もの子どもたちが、苦しさや悲しさを一時的ではなく、ずっと抱え続けていると思うと、胸が締めつけられる思いです。


社会課題解決において、よく「大きな数値」がインパクトとして語られますが、私たちは「目の前の困っている一人を救うこと」の重みを大切にしたいと考えています。


岐阜市内の1,100人全員を私たちだけで支援することは難しいかもしれません。でも、同じ志を持つ人たちが、それぞれの地域で『学藝の森CoE』のような「経済的負担を抑えた学びの場」をつくることができれば、一人でも二人でも、救われる子どもたちは確実に増えていくはずです。


だからこそ、私たちは取り組みのノウハウや資金調達(ファンドレイジング)の仕組みを、すべて発信・共有していきます。そうして、こうした場が全国に広がれば、やがて自治体や国の制度が変わるきっかけになると信じています。


これは、単なるオルタナティブスクールの開校ではなく、笑顔に溢れる「今」と「未来」をつくるプロジェクトです。

ぜひ、「今」必要な新しい選択肢を一緒につくる仲間になっていただけるとうれしいです。

活動内容

初めまして、NPO法人スマイルバトンと申します。私たちは、2025年4月に不登校児童・生徒のためのオルタナティブスクール『学藝の森CoE(こえ)』を岐阜市に開校します。


文部科学省の統計によると、全国で34万人を超える児童・生徒が不登校となっており、岐阜市でも1,100人以上の小・中学生が学校に通えていない現状があります。


日本の初等教育は約98%が公立学校で、どうしてもその環境にフィットしないと、学びの選択肢が限られてしまうという大きな課題があります。また、アクセスできる学びの選択肢を見つけても、経済的な理由で断念する方が多いことも分かってきました。


公立学校に近い経済負担で、一時的に利用するもよし、ずっと過ごすことを選択しても、未来に不安を持たなくていいオルタナティブな場所を作れないか、が大きな問いでした。


今ないなら、つくるしかない。なければ、つくる。

そんな思いで、スタートしています。


このスクールの大きな特徴は、「公立学校と近い経済負担で通うことができること」です。公立学校と近い経済負担で通える仕組みを整え、自主事業や寄付、助成金を活用した持続可能な教育モデルの構築を目指しています。


また、『学藝の森CoE』岐阜校をモデルに、経済的な負担を抑えた不登校児童・生徒向けのオルタナティブスクールを全国に広げていきます。その実現のため、岐阜校の取り組みを公開し、知見を発信することで、他の地域でも同様のスクールが開校できるよう支援していきます。

取り組む社会課題:『不登校』

スマイルバトンと一緒に社会課題の解決に取り組みませんか?

ボランティア/インターン募集

その他の支援・参加の方法

法人の方、寄付で支援したい方

公立学校と同等の経済負担で通えるオルタナティブスクール『学藝の森CoE』は、「今、必要な学びの場」をつくるプロジェクトです。皆さまの寄付で、より多くの子どもたちを受け入れ、全国へ広げていくことができます。寄付する・受け取る関係を超え、子ども向けコンテンツやプロジェクトを一緒に創り、市民先生として参加するなど、共に新しい学びを育むパートナーになっていただけたらうれしいです。「今」も「未来」も期待できる「今」を一緒につくりましょう!

法人概要

団体名

NPO法人スマイルバトン

法人格

NPO法人

HPのURL https://www.instagram.com/gakugeinomoricoe/
代表者

三原 菜央

設立年

2024年

職員数

2

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