SFC-IFC
誰もが安心して自分の人生を全うすることができる社会を。
障がい・引きこもり・失業・病気・怪我・現状の法制度に当てはまらず苦しむ人など、社会には多くの社会的立場が不安定な人がいる。これは経済的な観点のみならず、そういった人々が社会の中で自分だけが取り残されて孤独だと感じる大きな原因になっている。人々が運や環境によって過剰に苦しむ社会を脱却し、誰もが安心して温かい人生を歩める社会にしなければならない。
SFC-IFC ( Solve / Facilitate / Cooperate - Inclusive Future Creation )は、「真のインクルーシブな社会創造」を掲げて活動する全く新しい福祉コミュニティ型ラボです。ミカンベイビー合同会社によって運営されているコミュニティで、入会審査を通過した会員は月額1000円(学生は300円)で所属してそれぞれの好きな方法で活動できます。
活動の内容・方法はメンバーそれぞれにある程度委ねられています。
具体的には、
1. メンバー交流会
2. 各種イベントの参加や運営
3. オンライン交流会(IFC BAR)
4. プロジェクト活動
5. 企業・施設等の見学
主に、上記5つが日々行われています。
SFC-IFCは組織として様々な福祉団体や人と繋がっているので、そのつながりでイベントの運営にボランティア等で入ったり、施設の見学をしたり、お話を聞いたりする機会があります。
活動場所は東京都と神奈川県が多いですが、オンラインでも活動はできるため所属メンバーは全国各地にいます。
2022年12月
事業活動で休学していた慶應義塾大学環境情報学部に戻ってきた寺澤は、学生たちの有意義な活動や研究を目の当たりにすると同時に、継続性の低さと行動できる人の少なさを実感。
地域や行政、さまざまなコミュニティと築き上げた取り組みや繋がりが学生の卒業を機に失われて振り出しに戻ってしまったり、熱量はあるが行動力はない人の想いを形にする場所が無かったりすることは大きな社会の損失であるという思いから、SFC-IFCを設立した。
2023年01月
SFC-IFCにとって重要な意味を持つ活動の一つ「障害の未来を考えるゼミ」は慶應義塾大学の授業がきっかけで生まれた。このイベントに際して協力した学生の中から、SFC-IFCの初期メンバーが集うことになる。
2023年03月
SFC-IFCにとって重要な活動の一つであるYouTube等による映像制作・発信は、代表の寺澤にとって最優先の肝入りプロジェクトだった。横長の長尺動画を中心に、企画を始めた。
2023年03月
発足から3ヶ月もしないうちに、次々にメンバーは集った。メンバー数は15名を超え、「団体」「コミュニティ」としての形を強固なものにしていく。
2023年12月
オフラインの対面で初めての障害の未来を考えるゼミを開催。学生や社会人、障害の有無を問わず、多様な総勢30名以上の方が慶應大学の講義に集まった。
2024年02月
SFC-IFCとして初めて、2泊3日で春の合宿を行った。場所は高尾山の近く。障害の種別、有無を問わず多様な人が所属するSFC-IFCの合宿はあらゆる可能性が秘められている。
レクリエーションやバーベキュー、夜通しの語り合いなど合宿ならではの思い出がたくさん詰まった3日間となった。
2024年03月
誰もが安心して気軽に外出できる日々を。
SFC-IFCが取り組むプロジェクトの一つである介助マッチングプロジェクトは、重度身体障害当事者でIFCメンバーである篠田翔太郎の切実な思いや体験から生まれた。
このコンテストでは、過去最多177件の応募の中、12組の最終選考に選ばれ、<一般社団法人十勝うらほろ樂舎>賞と、オーディエンス賞の2賞を同時受賞した。
2024年06月06日
設立から1年半。SFC-IFCは目まぐるしく活動を展開し、メンバー数は50名を超えるまでになった。障害や福祉業界からの注目も増していき、組織内の障害当事者からも「心理的安全性」の高さを評価され、あらゆる面で組織的な成長が見られた。
このような活動・居場所の継続性をさらに高めるために、代表の寺澤は法人の新規立ち上げを決定した。これにより、SFC-IFCは所属メンバーの活動はほとんど変わらないが、形としてはミカンベイビー合同会社が運営する「福祉コミュニティ」へと変身した。
設立されたミカンベイビー合同会社では、SFC-IFCの運営のほか、企業からのWebサイトの開発やデザイン、映像制作、イベント開催などを行っている。
2024年08月
まだ見ぬ「障害の未来」へ。「障害」を見て、聞いて、試して、考える。全く新しい体験型ミュージアム。
2024年8月22日から25日の4日間、東京竹芝にあるダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」にて「障害の未来を考える文化祭」を開催。
「障害」と一口に言っても実はとても幅広くて奥深いテーマ。これを多様な側面から見たり体験したりする体験型ミュージアム。有料イベントにもかかわらず、232名もの来場者が体験した。
純度100%の暗闇で目以外の感性を使い楽しむことのできるダイアログ・イン・ザ・ダークで有名な「対話の森」とSFC-IFCは日に日にさまざまな形で連携を深めており、本企画においても会場提供をはじめ、数えきれない協力があった。
団体名 |
SFC-IFC |
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法人格 |
株式会社・有限会社・合同会社 |
HPのURL | https://www.sfcifc.org/ |
代表者 |
寺澤裕太 |
設立年 |
2022年 |
Twitterアカウント | @sfcifc |