広島を政治の目線からカフェ感覚で手軽にチェック!

Youth Vote! HIROSHIMA

活動理念

最近は、選挙での不正であったり、少子齢化の影響であったりと私たち若い世代の選挙への関心は薄れがちではないでしょうか。しかし、その一方で政治やその担い手を選ぶ選挙というのは私たちの生活に大きな影響を及ぼすというのも事実です。

そんな中でも、各政策について影響を受けたり報道を見て何か思うことはあっても、それと選挙とは別、どうせ選挙に行っても変わらないから、という思いが根付いているのではないか。

そんな思いから始まったのがYouth Vote! HIROSHIMAです。

ただ、私たちは「絶対選挙に行こう!」という姿勢はとっていません。これは、コンセプトの「広島を政治の目線からカフェ感覚で手軽にチェック」という中にも盛り込んでいます。

誤解を恐れない言い方をすれば、選挙に行くかどうかまで含めて個々人の自由だと考えています。その上で、選挙に行くかどうかを決める上でも、情報を持っていることは重要だという思いから、立ち上げたメディアです。

自分たちが住んでいる広島はどのように動いているのか、政治に関する視点から気軽に触れられるような機会が提供できたらいいなと思っています。

なお、Youth Vote! HIROSHIMAは特定の政党や団体に対して支持や否定といった何らかの姿勢を持つわけではなく、あくまで中立的に、広島の政治や選挙について発信していくメディアとなっています。

活動内容

私たちYouth Vote! HIROSHIMAでは、若年投票率の向上及び若年層の選挙・政治への関心の向上のためにオンライン・オフライン両方での活動を行っております。

主軸とするオンラインメディアとしての活動では、選挙や政治に関する、広島県内の若年層に直接関わるような情報をSNSではイラストや図解を交えて視覚的にわかりやすく発信し、気軽に情報に触れられる環境づくりに努めています。また、Webサイトでは、より詳細な情報が知りたくなったときにすぐに情報にアクセスできるような記事を設置しているほか、政治や選挙の現場に携わる人々の人柄やきっかけなどを集めたインタビューコンテンツにより、実際の現場の人々の多くは、街のために努力している、自分たちと変わらないごく普通の人たちであることを発信し、政治・選挙への距離感の是正に努めています。

取り組む社会課題:『若年投票率・若者の選挙関心の低迷』

「若年投票率・若者の選挙関心の低迷」の問題の現状

2024/12/14更新

若年層の投票率は、2016年に行われた18歳選挙権の施行以降も変わらず低く、総務省の発表によれば2021年の衆院選では投票率が55.93%に対し、10代は43.23%、20代は36.50%と低迷しています。

「若年投票率・若者の選挙関心の低迷」の問題が発生する原因や抱える課題

2024/12/14更新

原因としては、制度のわかりにくさに起因する知識がないゆえの無関心や、少子高齢化と現状の若年投票率の低さにより自身の投じた票の意味を疑う自己効力感の低さ、報道などで目にする金銭や議場での態度などといった要因に基づく政治への不信感などの声が挙げられています。

「若年投票率・若者の選挙関心の低迷」の問題の解決策

2024/12/14更新

Youth Vote! HIROSHIMAによる大規模選挙時に複数回にわたり独自に行なった若年有権者への投票意識調査に基づくと、いくつかの問題点及び解決策が想定されます。

まず、選挙に関する知識・情報を、若年層がアクセスしやすいSNSなどのWeb媒体で発信することにより、知識不足ゆえの無関心さや、難しそうというハードルを下げることが解決策の1つになるとの考えです。

加えて、選挙や政治への接点を増やす試みとして、大学祭など身近な場所での啓発活動及び投票所の設置や、投票することによりなにか目に見える恩恵があるような社会の醸成が有効だと思われます。

また、政治や選挙に対する距離の遠さを払拭するために、政治家や選挙・政治の現場に携わる人たちの生の声・人柄などを積極的に発信することで、良くない・触れたくない印象を持つ層にとっても、実際の現場の人の多くは、街や国の貯めを思って一生懸命働いている普通の人だということを明示し、親近感を持てる状態を作ることも重要でしょう。

Youth Vote! HIROSHIMAと一緒に社会課題の解決に取り組みませんか?

ボランティア/インターン募集

活動実績

2021年
SNSメディアを運営する任意団体として、共同代表の武本・高橋が設立

2021年09月01日

同世代の選挙への関心や投票率の低さを問題視し、自分たちに密接に影響する政治・選挙について、無知・無関心から触れないのはもったいないという思いから、同世代が気軽に触れやすい媒体としてSNSメディアを設立。

2022年
求めている情報によりアクセスしやすい状態を作るためにWebサイトを開設

2022年09月

求めているタイミングより詳細な情報にアクセスできる環境が必要だと感じたタイミングで、実際の現場の声を聞き、触れる環境がないことへの問題意識もあり、比較的情報量のあるコンテンツを発信する場としてWebサイトを開設。

2023年
2023年の統一地方選挙にて、広島の若年有権者に投票意識調査を実施

2023年04月

「選挙に行こう」と言われるだけではある種の押し付けに近い状態であるという感覚を持つ。

そこで、実際に投票をしている同世代の声を可視化することで、選挙に関心が無い層にも、同世代が何を考えて投票するのかという点に触れることを通して、選挙を身近に感じる機会になるのではないかという考えで実施。

選挙管理委員会などを始めとする選挙の現場からも、「実際の若い世代の声を吸い上げる場が必要である」との声が有り、本企画を実施。

東広島市選挙管理委員会と合同で、広島大学大学祭に選挙啓発ブースを出展

2023年11月

関心の無い層が、選挙に気軽に触れられる機会を作るとの目的から、東広島市選挙管理委員会と合同で、模擬投票を行う選挙啓発ブースを出展。500名を超える来場者にアプローチ。

2024年
広島大学で、大学生向けの選挙啓発×イベント・デザインのワークショップを実施

2024年08月14日

東広島市選挙管理委員会・広島大学起業部1st Penguin Clubとともに、8月の14日・15日の2日間にわたりワークショップを開催。

東広島市内の3大学の大学祭にブース出展を東広島市選挙管理委員会とともに行うとの話から、せっかくなら企画内容から大学生に一緒に関わってもらうことで、より接する幅が増えるとのことで企画・提案し実施。

1日目は出展ブースの内容を、2日目は配布するノベルティの企画・デザインを実施。

イベント企画やグッズ制作・デザインなどに関心のある層にアプローチできるイベントにより、選挙啓発を選挙との関連を薄めた文脈で実施し、より無関心層に広く主体的に関わってもらえる場作りを行った。

東広島市明るい選挙推進協議会に共同代表の武本が理事として参画

2024年09月

若年層の選挙啓発に関する活動内容を評価され、東広島市明るい選挙推進協議会及び東広島市選挙管理委員会事務局より誘いを受け、東広島市明るい選挙推進協議会の最年少理事に就任。

衆院選2024にて広島県内の若年有権者に投票意識調査を実施

2024年10月

2023年の統一地方選挙に引き続き、若年有権者の投票意識について、独自に調査を実施。合計347件の有効回答を集め、分析を実施。この数は特定県内の10代・20代に対して選挙に関連して行っった調査としては大規模であったと言える。

広島国際大学 東広島キャンパス「地域まるごと健幸フェス」への選挙啓発ブースの出展

2024年10月20日

8月に実施したワークショップで企画した選挙啓発ブースを、広島国際大学東広島キャンパスで大学祭とともに行われた「地域まるごと健幸フェス」にて出展。

模擬投票などを実施。

法人概要

団体名

Youth Vote! HIROSHIMA

法人格

任意団体

HPのURL https://www.youthvotehiroshima.com
代表者

武本裕紀

設立年

2021年

Twitterアカウント @youthvote_h
FacebookページのURL https://www.facebook.com/youthvotehiroshima

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