誰もが自分らしく生きていけることが、 当たり前になる社会を目指して

一般社団法人 サステイナブル・サポート

活動理念

「誰もが自分らしく生きることのできる社会」を目指して活動しています。


【私たちが目指す社会】

発達障害・精神障害などの見えない障害を持つ方や何らかの生きづらさを抱える方が、自分の意思で人生を決断し、誰もがイキイキと働き、自分らしく生きることのできる社会の実現


【私たちのミッション】

・生きづらさを抱える人が自分らしい働き方や生き方の選択ができる支援をする

・働くことに障害がある方が 地域で生活するための就労支援と持続可能な支援

・地域コミュニティのダイバーシティを促進する

・「障害」という言葉のもつネガティブなイメージをアップデートする

活動内容

◎ 障害を持つ人たち・生きづらさを抱える人たちが、もっと自分らしく生きられる社会を作ることはもちろん、

すべての人があらゆる多様性を尊重できる、より豊かな社会を実現するために活動しています。
さまざまな事業を通じて、社会全体の価値観を変えていきます。


【精神障害・発達障害のある人への就労支援】

団体設立時より、発達障害・精神障害等の、見えない障害のある人の就労支援を行っています。

人生につまずいても、もう一度歩み出す勇気が持てるように一人ひとりに寄り添ったサポートを提供しています。

福祉事業の枠を超え、地域社会と力を合わせながら新しい価値を創造しています。


◆就労移行・定着支援事業所『ノックス岐阜

一般企業等へ就職するための準備・訓練を行う就労移行支援事業所です。就職に必要な知識・スキルを学び、企業での実習等を通して最大2年間での就職を目指します。個々に寄り添ったサポートで、岐阜地域では就職者数・定着率ともに、地域トップクラスの実績があります。






◆就労継続支援B型事業所『アリー』 ~ 伝統文化・観光×福祉

「大人の女性が安心して通える事業所」をコンセプトにしたB型事業所です。

岐阜市・川原町の古い町並みの中にあり、築150年の町家をリフォームしたカフェのような事業所です。

岐阜提灯や和傘などの伝統工芸品の制作や週末には一棟貸の宿【帰蝶】を運営します。

岐阜の伝統工芸や観光など、地域文化に触れる仕事です。

◆就労継続支援B型事業所『シャンツェ』 ~ 保護猫×福祉

猫とふれあい、猫のために。あなたの「やさしさ」を仕事にしませんか?

可愛い猫たちとの触れ合いを通して、将来的に一般企業への就職やA型事業所等へのステップアップを目指すB型事業所です。保護猫の飼育や譲渡活動や、保護猫カフェ【忍者ねこカフェ/猫影】の運営業務を行います。

可愛い猫と触れ合いながら、大切な命をつないでいくお手伝いをする仕事。


★ 福祉サービスを利用する人も、提供する人も、みんなが誇りを持てる社会を築くために、これからも「新しい福祉のかたち」を探求し続けます。



◎ 困っているけれど福祉支援が受けられない人たちへのサポート、予防的な支援なども行っています。


【若者や多様な働きづらさのある人への就労支援】

これまでの制度では支援ができなかった方や制度のはざまにある方などに寄り添いながら、自分に合った就職が

できるための支援を行っています。

ひきこもり状態にある若者や、その予備軍となっている就労困難学生や就職氷河期世代など20~50代までの福祉制度を受けられない方を対象に、福祉事業ではない形で就職に向けたサポートを提供しています。


◆『キャリプロ

大学/短大/専門学校の在学中から、コミュニケーションや就活に不安のある学生へ就職に向けたサポートを行います。

まずは「コミュニケーション」を大切にした居場所支援から、マッチングを含めた就職活動のサポートまで、当団体の強みを生かしたスキルで、学生の就職活動を支えます。


◆『ぎふキャリ

大学等を卒業・中退した若者が社会から孤立しないためには「働く機会」が必要です。

フリーターを対象に、単発のアルバイトや企業インターンシップ等、就職に向けたステップアップの機会を提供します。働くことをきっかけに、地域とのつながりができます。


♦『BA-SE

働くことに悩む若者が利用できるキャリア サポート スペース。


◆『WORK!DIVERSITY PROJECT in GIFU

ひきこもり・ニート・LGBTQ+・がんサバイバー・難病者・生活困窮者・刑余者・グレーゾーンといった働きづらさを抱える岐阜市民を対象とした、新しい就労支援モデルをつくるプロジェクトです。

既存制度を利用できない就労困難者にも、就労系障害福祉サービスを活用した就労支援を提供し、就職・職場定着までを全面的にサポートしています。

日本財団・岐阜市の助成・補助を受けた就労支援モデル事業です。


♦『就職氷河期世代応援プログラム

35~55歳の社会と関わることに不安がある方への個別相談・サポートです。

岐阜県の委託事業です。



◎ いずれは境界線を越えていくような新しい支援の仕組みを世の中に提案することで、社会全体の空気感を変えていきたい。


【ダイバーシティ就労の理解の促進】

地域コミュニティにおける多様性理解を促進するため、啓発イベントや研修等を実施し発信を続けています。

◆官公庁、自治体などへの提言。(2024.3.13 厚生労働省へ要望書を提出)


【ソーシャルアクション】

一般的な「障害啓発イベント」には、障害関連の支援者や当事者、家族等の参加が多く、広く一般に知ってもらうための啓発になっていないのでは…という疑問から、ダイバーシティ啓発を目的としたエンターテイメント性の高いイベントを開催。誰もが楽しめる内容のイベントとすることで、毎回多くの市民に参加頂き障害者や生きづらさを抱える人との交流の機会を創出しています。




わたしたちは、福祉事業の枠を超え、地域社会と力を合わせながら新しい価値を創造しています。
『地域社会の課題を解決する仕組みをつくり、地域全体をより良い方向へと導いていくこと』
それが私たちが目指す「新しい福祉」のかたちです。


取り組む社会課題:『だれ一人取り残さない社会の実現』

「だれ一人取り残さない社会の実現」の問題の現状

2025/01/17更新

現在、発達障害等の診断がある方への支援体制は充実しつつある一方で、何らかの働きづらさを抱えている就労困難者が障害者手帳、障害福祉サービス受給者証をお持ちでない場合、生きづらさ・働きづらさを抱えていても公的な手厚い支援を受けることできません。


「だれ一人取り残さない社会の実現」の問題が発生する原因や抱える課題

2025/01/17更新

現行の制度では"障がい者"しか支援を受けられない

手厚い就労支援を受けることのできる障害者の就労支援事業所(移行支援、A型・B型等)は全国に約15,000箇所あり、障害者はサービスを受けることが出来ます。

一方、障害福祉の支援対象外の就労困難者が受けられる公的支援はほとんどありません。

現行の制度では自助がメインであり、共助は地域によりばらつきがあり、公助システムは手薄い状況にあるというのが現状です。

適切な支援があれば働ける「働きづらさ」を抱える一人ひとりをサポートする仕組みがあれば、「働きづらさ」と上手に付き合いながら働き続けることができます。



「だれ一人取り残さない社会の実現」の問題の解決策

2025/01/17更新

既存の福祉制度を超えて、新たな取組みを創る。


WORK!DIVERSITY 実証化モデル事業

日本財団・岐阜市より助成・補助を受けて、「働きづらさ」を抱える岐阜市民を対象に就労系障害福祉サービスを活用した就労支援を提供し、就職・職場定着するまでを全面的にサポートするための相談窓口となるマネジメンセンターを設置し、行政や就労支援機関のほか、医療、教育、企業等との横断的連携をはかり、地域で包括的なサポートをするネットワークの構築を目指しています。このモデル事業は現在、岐阜市、千葉県、福岡県、豊田市、名古屋市、宮城県で行われています。モデル事業で得られた成果や課題は今後の制度設計に向けてのエビデンスとして活用されます。そして、制度の検証を進め、制度化を目指していきます。

サステイナブル・サポートと一緒に社会課題の解決に取り組みませんか?

職員/バイト募集

その他の支援・参加の方法

企業・団体、または個人事業主の方

ぎふハッピーハッピープロジェクト

"おもい"をハッピーにかえて"ねがい"に届けるしくみです。

みんなでできることを持ち寄って幸せに なっていこうという市民協働プロジェクト

ぜひ手にとって、あなたもハッピーハッピーの輪に参加してみてください!

https://hhp-gifu.com/join

活動実績

2024年
厚生労働省に若者支援の要望書を提出‼️

2024年03月13日

2024年3月13日、厚生労働省に「大学生から社会人になるまでの移行期には、困難を抱える若者に適切なサポートを提供して孤立させない「のりしろ」のある支援を社会全体で行っていく必要がある」と意見書を提出し、同日、厚生労働省にて開いた記者会見にて学生から社会人への移行期の支援を訴えました。



これは、「働きたい」と願うすべての若者が自分らしい働き方と出会えるよう、一人ひとりに寄り添いサポートしてきた「ぎふキャリアステップセンター」通称「ぎふキャリ」で取り組んできた活動から得られた成果をまとめたものです。



3月21日には、「ぎふキャリアステップセンター実践報告会」を開催し、本事業で取り組んできた実施内容、成果や今後の展望などについて発表します。また、ゲストコメンテーターとしてジャーナリストの津田大介氏をお招きし、本事業の背景にある社会課題の理解を深め、岐阜市におけるこれからの若者支援の在り方について、参加者の皆様と共に考えていきます。

シンポジウム 『「働きづらさ」を乗り越えるために、いま社会に求められるものとは』 を開催

2024年07月

就労支援をテーマとしたシンポジウムですが、支援機関が実践や成果を発表するのでは無く、政治や経済の視点からワークダイバーシティを考えていくという論点でした。

パネリストに国会議員、市長、大手企業担当者を迎え、第一部ではワークダイバーシティ実現に向けて、制度化の可能性や動きを国や自治体の立場や視点から議論しました。第二部では、企業の立場から多様な働き方の実現に不可欠な企業のダイバーシティ&インクルージョンの取り組みについて、岐阜市および全国の現状を企業の立場からお話しいただきました。

当日は支援者や事業に関わる関係機関の方、企業や議員の方、この議題に興味をお持ちいただいた方など200名を超える方にご参加いただきました。岐阜市内だけでなく他地域からもご参加いただき盛況に終えることができました。

岐阜県初の取り組み!岐阜エリアの企業とNPOの会議体「雇用施策検討会」が発足

2024年11月

岐阜県内の企業とワークダイバーシティを促進する仕組みをつくろうと議論

検討会は、企業とNPOの協働により企画・運営されます。

中小企業や上場企業など17社が参加し、"法的に雇用義務のない"就労困難者の雇用拡大に向けた仕組みを創ろうと議論を交わしました。

就労困難者への支援・訓練の充実だけでなく、企業の理解や受け入れ体制の整備などが必要となります。困難さが多様であるがゆえに、企業における就労困難者の受け入れには多くの課題がある一方で、そうした課題に対する議論・検討の機会は十分ではありませんでした。

そこで企業における就労困難者の雇用創出にむけた課題・必要な対応策や企業支援の在り方について議論をしていきます。

今後検討会では、多様な就労困難者が活躍できる雇用を生み出すために、どのような取り組みが必要か、またどのような 企業支援が必要かを明らかにすることを目指します。

最終的には、岐阜市等自治体への企業支援の拡充にむけた政策提言を予定しています。


中日新聞、岐阜新聞 、中部経済新聞などに掲載していただきました

法人概要

団体名

一般社団法人 サステイナブル・サポート

法人格

一般社団法人

HPのURL https://sus-sup.com/
代表者

後藤 千絵

設立年

2015年

Twitterアカウント sussup01
FacebookページのURL https://www.facebook.com/sustainable.support
職員数

30

サステイナブル・サポートと似ている団体