NPO法人子育てネットワーク・ピッコロ
●個々を尊重する社会
●家庭の問題は社会の問題と捉え、子どもが安心して育つ社会を目指す
●地域で支え合う循環型の子育て支援を共につくる
●継続的な活動を可能にする「組織力」
・「子育て支援は、地域づくり、社会づくりである」ということを確認し合って活動する
・社会の動きやニーズに目を向け組織として取り組み、公的機関では対応しきれない部分をNPO活動によって補う
・行政に認知されていないニーズや課題を公的な問題として認めてもらう
・一歩先を行くサービスやシステムの構築を提案する
2023/09/25更新
・2020年6月~コロナ禍における子ども家庭支援「子ども見守り強化アクション事業」を受託。不登校や引きこもりになっている児童がいる要支援家庭に対して、訪問による学習支援(日本社会事業大学の学生の協力)を実施。また、要支援家庭に対して、訪問による育児、家事支援の実施。
・2021年4月~学童クラブ指定管理者導入に基づき、学童クラブの場を「子どもの最善の利益」が守られる場にすることを目的に、指定管理のプロボーザルに参加し3学童クラブの指定管理団体となる。再度プロボーザルに参加し、2022年4月~学童クラブを運営。4年生以上や1年生でも学童クラブに入れない児童もいることが明らかになる。以上の二つの事業から更に、放課後や日常の家庭にも居場所が無い子どもたちの実態が見えてきた。そのため、第三の子どもの居場所の必要性を強く感じ、2023年日本財団の助成金(ネットライフ財団寄付)「ピッコロのお家 たんぽぽ」を開設。その運営の中でまた、新たな要支援家庭と出会い、子どもたち、親子の参加人数には限界があり(30名)まだまだ、子どもの歩いていける距離、学区域ごとに子どもの居場所がないため、子どもを守っていくために、誰もが参加できる「子どもの居場所づくり」が課題となっている。
1998年01月
「困った時はすぐ手を差し伸べる」「預かる理由は問わない」2つに方針を掲げて、家庭訪問型の子育て支援をスタート。半年後100件の依頼があり、求められていた支援だったと確信。
2000年02月
東京都立清瀬市小児入院に働きかけて、入院しているきょうだいは病棟に入れないため、一時預かり(無料)を実施を開始。→現在の東京都小児医療センター保育スペース設置につながった。
2001年11月
当団体が地域で実施している、「介護サポート・ピッコロ」の実績をみとめられて、女子医科大学職員のための、生活支援のちょっよした介護を手助けして欲しいと委託された。
2002年02月
「清瀬市K・子育てK・キッズK」地域の他団体と子育てトークのイベントを男女共同参画センターで開催して、「居場所が欲しい」と言うママたちの声から「K-netひろば」を1~2回/月開催する。15分間のコーヒータイムでは、お子さんを預かってのリフレッシュになり好評。→常設の子育て広場の先駆けとなった。
2003年07月
特定非営利活動法人格取得
2005年07月
ピッコロの一時預かりの実績を活かし、時間外対応、(土)(日)祝日のコーディネート、事前打合せOK。お泊りの預かり、病児病後児保育も提供。全国どこよりも利用しやすいファミリー・サポ―ト・きよせ誕生。
2006年
1月:清瀬市育児支援ヘルパー派遣事業委託(産前産後支援含む・養育支援訪問事業)
6月:緊急サポートネットワーク事業受託(厚生労働省事業2006年~2009年)
11月:清瀬市ひとり親家庭ホームヘルプサービス事業受託
11月つどいの広場(市内元町・竹丘2か所)事業受託(地域子育て支援拠点事業)
2007年04月
独立行政法人福祉医療機構受精金受託(2007年・2008年)ギリスのホームスタートに活動を知った。家庭訪問の活動の中から見えてきた家庭の状況や親子に必要な支援として、ホームスタートの活動がぴったりだった。子育てのやり方に戸惑う養育者に寄り添い、話を聴き、いっしょに育児・家事を実施するホームビジターの活動に取り組んだ。
2009年04月
2007年・2008年の2年間で取り組んだきた、地域の子育て経験者が研修を修了して、ボランティアとして家庭訪問する子育て応援する事業の効果を行政に報告。その実績が認められて委託事業となった。
2010年
ピッコロ発足から、4万件以上の預かり実績が認められ表彰された。
2010年07月
ファミリー・サポート・センター事業の実績から(財)情勢労働協会からの紹介があり、医療従事者及び職員のお子さんをの一時預かりサポートの運営委託をされた。
2012年04月
2010年10月~朝日新聞厚生文化事業団「子どもの虐待プロジョクト」助成事業から「赤ちゃんのチカラプロジェクト・子育てサポーター養成出前講座に取り組み、小、中学校でのサポーター養成と地域の赤ちゃんとママとのふれ合う場を設定した。その実績が認められ、自治体の授業の中で実施する取り組みとなった。
2014年
事務所移転と共に、家庭訪問型の支援に馴染まない家庭等のために、ワンコイン500円/1時間の預かりの場を開設。障害のある子や保育園に入れなかった子、緊急時の預かりの受容があった。
2014年04月
東京医科大学女性研究者支援事業女子医大連携プログラムとして東京医科大と連携することになった。
2015年04月
家庭訪問子育て研究会を発足メンバーとなり、ピッコロとしても筆頭
2016年04月
女子医大・東京医大ファミリーサポートの実績が認められ、他の大学の職員のためのファミリ-サポート事業も委託をお願いされた。
2016年10月
自治体からの待機児童対策の一環の協力のお願いがあり、小規模保育運営を受託。
2017年
当時40歳で初産を控えている方から、「実母の認知症が始まり産後すぐに通院の付き添い等の必要がある。赤ちゃんと実母の世話の両立が不安。実母の世話を助けてもらえないか」と相談を受けたことで、「家族まるごと支援」が必要なことをあらためて実感し、地域包括支援センターやケアマネージャーの方々のご協力を得て、介護保険が適用にならない狭間の段階の家庭支援を実施している。
初回訪問時のコーディネートには、ケアマネージャーに同席していただき、家族にとっても安全・安心な支援になってる。
2017年04月
「ピッコロ20年のあゆみ」~家族まるごと支援をめざして~冊子作製。さまざまの方々との出会いああり、地域の皆さん、行政の皆さん、他機関、他団体の皆さんに育てられて発展してきた感謝を込めて、20年目を迎えても、初心を忘れず、研修を積み重ねながら安心・安全な支援を夢を抱いて、楽しみ、活動を次世代に担っていってもらえるようにしていきたい。
2020年04月
公益財団法人東京都福祉保健財団助成を受け、リスクマネジメントの視点を取り入れ、①特定非営利活動法人「子育てネットワーク・ピッコロ」が行ってきた家庭訪問型子育てサービスの記録におけるヒヤリ・ハット事例の分析により、自治体、委託団体と支援者が安全・安心かつ質の良いサービスを提供する仕組みづくりをするための指針を見出し、②自治体・委託業者・支援者対象の家庭訪問型子育て支援事業のモデル研修及びハンドブックとデジタル教材を開発した。(2020年度~2022年度助成)
2020年06月
コロナ禍における子ども家庭支援:不登校や引きこもりになっている児童やコロナ禍の影響でより支援が必要となった要支援家庭に対して、訪問による学習支援(日本社会事業大学の学生の協力)を実施。また、要支援家庭に対して、訪問による育児・家事支援の実施。
2021年04月
学童クラブ指定管理運営導入に基づき、学童クラブの場を「子どもの最善の利益」を守る場にすることを目的に、指定管理者運営選定のプロポーザルに参加し、選定された。
作業療法士が各学童クラブ1回/月コンサルテーション実施。おやつ献立表導入。各学童運営委員会発足。夏休み:専門家等によるイベント開催。職員の処遇改善、職員の修会の充実等に取り組む。
毎年、東京都認定事業者の第三者評価を受信。子どもアンケート、保護者アンケートの実施。年目は、現場訪問により実施、ヒヤリング、全職員アンケートを実施。評価は当団体ホームページに記載。
2022年04月
清瀬市の方針として全学童クラブの運営を指定管理者制度にするにあたり、2021年に再度プルポーザルが実施された。
2023年05月
メットライフ財団の支援を受けて、日本財団「子どもの第三の場所」コミュニティースペース開設助成事業を受託。(2022年度~2024年度の助成対象事業)
月・水・金13:00~19:00 地域の子どもたち、だれでも、自由に過ごせる場。
小学生より小さいお子さんは保護者の方と一緒にどうぞ。無料!お金はかかりません。こどもと夕ごはん⒙:15~19:00中学生まで無料。子どもといっしょに食べる保護者や家族は:500円
団体名 |
NPO法人子育てネットワーク・ピッコロ |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | https://www.piccolonet.org |
代表者 |
小俣みどり |
設立年 |
1998年 |