ひとり親世帯の増加は子供の貧困問題にも直結し社会問題化しています。加えてそれを支えるための「児童扶養手当」であったり、保険医療費といった社会保障費も問題視されます。

生活に掛かる目の前のお金が必要なこと、また小さな子どもがいる家庭では時間的に正社員として働くことが難しいため、パートやアルバイトが第一選択肢となっています。そのためキャリアアップにつながるスキルの習得が難しい現状があります。

保障に完全に依存せず、自立支援を重視し、IT業界特有のメリットを活かし、家庭と仕事の両立を可能にする環境を提供するため、ひとり親世帯向けのプログラミングスクールを提供しています。この取り組みは、ひとり親世帯が直面する課題に対処することを目指しています。また、プログラミングのスキル習得以外には、企業からバックオフィス業務を請負い、簡単なPC業務を受注して受講者へその業務を依頼し、ITスキルを学びながら収入を得る事業を取り入れています。加えて今後は、就職後に必要になるマネー教育プログラムも提供し、ひとり親家庭がより自立できる環境を作っていく予定です。