トルコ大地震への寄付に託された『親日国トルコへの想い』

トルコが親日国であることはご存じでしょうか?
日本とトルコの絆は 1890 年から始まり、数多くの出来事や危機を乗り越えながら、深まってきました。 特に、エルトゥールル号遭難事件やテヘラン空港事件など、 困難な状況下でお互いに助け合ったことは、両国民の友好関係を築く大きな要因となっています。 また、2011 年の東日本大震災においても、 トルコは迅速かつ積極的に救援活動に参加してくださりました。

トルコが親日国であることは、日本人にあまり知られていない事実かもしれません。
しかし、1890 年に起きたエルトゥールル号遭難事件の際に、和歌山の漁村民がトルコ人を救援したことをきっかけに、トルコは 95 年後のテヘラン空港事件の日まで、命を懸けるほどの想いを持ち続けてくださり、日本の危機を救ってくださりました。そして、【133年】経った今も、忘れず、親日国として日本 のことを想い続けてくださっているのです。このチャリティプロジェクトでは、こんなにも日本のことを、日本人のことを深く愛してくださるトルコの方々の「力になりたい」「恩返しをしたい」「感謝の気持ちを循環したい」という私たち Choice の想いが届くことを願っております。

■全国学生マーケティングサークル Choice の想い

このプロジェクトを通して、私たち Choice は 2つのことを日本の若者に伝えたいと考えています。

■第一に、先行き不安のこの時代でこそ、改めて、【世界の国々から愛されてきた日本人】としての姿を知って、誇りを胸に、不安を吹き飛ばして、思いっきり生きてみませんか？ということです。 トルコが親日であることや、そのきっかけを多くの学生は知りません。しかし、トルコの方々は当事者の日本人が忘れてしまった話を 100 年以上も語り継いでくださっています。しかも、その話は、たった 69 名の生き残ったトルコ人から伝えられたのです。 69名の【命】は決して少ない数ではありません。 しかし、あえて言えば、【わずか】 69名という少ない数から、伝えられた話が、トルコの国という単位へ、100年以上もの間、『命を懸けるほどの想い』として、トルコで語り継いでいただいたという事実は、胸を熱くさせます。
実は、トルコだけではありません。台湾やパラオの人々も、日本人が忘れてしまった想いを大切に紡いでくださっています。ですが、現代の私たちは、その様に世界の人々に想っていただけるような、向き合い方が、出来ているのでしょうか?

この清水寺貸切り&トルコ大地震学生チャリティプロジェクトを通して、トルコ、台湾、パラオをはじめとする世界の国々から愛されていた過去の日本人が、世界に対してどのような向き合い方をしてきたのか?という歴史に私たち学生自身が、目を向けるきっかけを作りたいと思います。そして、そのきっかけから、1人でも多くの若者に、「誇りをもって、自信を持って、思いっきり生きてみよう」と、感じて頂けたらと思います。

第二に、 「私たち学生だからこそ、若者だからこそ、できることがある」ということです。 多くの学生や若者は、未熟な自分たちでは、何もできないと感じているかもしれません。 だからこそ、私たち Choice は、学生、若者だからできることがあること、 特別な能力が無くても「想い」をもって行動することで、 素敵な大人の方々が手を差し伸べてくださるということを、若者に行動や成果で示していきます。