自死・自殺にまつわる苦悩を抱える方の「心の居場所」をつくる

認定NPO法人 京都自死・自殺相談センター

活動理念

現在の日本における自死に関する課題の背景には、一人ひとりの「感情、気持ち」を押し潰すような社会のあり方に、根本的な原因があるように感じています。私たちが自然と生きていられるには、生きている場に居心地の良さを感じていることが重要です。そして、その居心地の良さとは、まさしく「感情」によって感じ取るものです。私たちは、優しさ、温かさに触れられた時、はじめて、その温もりを実感することができます。そして、同時にその触れ合いの場がそのまま居場所として立ち現れます。


Sottoの担おうとしている役割は、自死の苦悩を抱える目の前の人の「気持ち」を大切に受け取ることによって、その人が心地良く居ることのできる場を提供することです。自死の苦悩を抱えるに人に、自分たちの持っている精一杯の温もりを提供する活動ともいえます。

活動内容

死にたい想いを抱える方のための相談事業として「電話相談」「メール相談」を中心に「居場所づくり」活動も行っています。


自死・自殺のご遺族や、大切な人を自死で亡くされた方に向けて個別面談による取り組みや、広く社会に対して自死・自殺にまつわる発信のためにシンポジウムを開催しています。あとは、Sottoで活動するための専門的なボランティアを養成する連続講座や、対人支援を学びたい方への出前研修を行なっています。


昨年度は、メール相談では過去最高の2,434件の相談を受けることができました。電話相談に関しても948件の相談を受け付け、合計で年間3,300件以上の相談活動を実施することができました。

取り組む社会課題:『自殺・孤独孤立』

京都自死・自殺相談センターと一緒に社会課題の解決に取り組みませんか?

ボランティア/インターン募集

職員/バイト募集

  

活動実績

2010年
団体設立

2010年

電話相談窓口開設

2010年

2011年
NPO法人格取得

2011年

大切な方を自死で亡くした方へ向けた「語り合う会」開始

2011年

2013年
死にたい気持ちを抱えた方を対象とした「おでんの会」開始

2013年

メール相談窓口開設

2013年

2014年
死にたい気持ちを抱えた若年層へ向けた「Cafe de Oden」開始

2014年

2015年
「出前研修たんぽぽ」開始

2015年

2016年
死にたい気持ちを抱えた若年層へ向けた「パジャマパーティー」開催

2016年

2017年
死にたい気持ちを抱えた方を対象とした「ごろごろシネマ」開始

2017年

2020年
認定NPO法人格取得

2020年

大切な人や身近な人を自死で亡くされた方を対象とした「そっとたいむ」開始

2020年

2022年
メンタルヘルスレコードアプリ「RECOR (リコル) 」ローンチ

2022年

法人概要

※ 認定npo法人とは、所轄庁により公益性を認められており、一般のNPO法人にはない「税制優遇」が適用されています。

団体名

認定NPO法人 京都自死・自殺相談センター

法人格

認定NPO法人

HPのURL https://www.kyoto-jsc.jp/
代表者

竹本 了悟

設立年

2010年

Twitterアカウント https://twitter.com/SottoKyoto
FacebookページのURL https://www.facebook.com/kyotosotto
職員数

3

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