地域や家庭内での健全な関係構築を支援する

ジョイフル子ども食堂

活動理念

人は存在そのものに価値があります。


または全員平等の価値があるとする風潮もあるが、実際多くの人が自分の達成、立場、スキル、地位、財産、評判、他者との比較などによって自分の価値をはかる文化になっている。それは世の中に強く根付いている結果主義がもたらしたものだと考える。
たとえば、子どもが悪気なくても親の基準を満たさないと怒ったり罰を与えるなどのしつけは、それによって子どもの行動は変わっていくかもしれない。しかし、子どもは親の気持ち、他者を気遣うという他者志向を学んだからではなく、自分が罰せられたり親から受け入れられないことを恐れて、それを回避するために良い子でいようとする自己志向的な考えになり、本当の意味でを他者を思いやる気持ちは育たない傾向にある。親が子どもの行動やその結果がどうあれ、努力のプロセスや、意見や気持ちを理解したり、クリエイティビティを適切に賞賛することがない限り、チャレンジ精神や自尊心が低くなってしまうことに繋がる。(=失敗を恐れるようになったり、完璧主義になることに繋がる)。
このような自己志向性は、人に合わせた行動をしているので、人を大切にしているように見えるが、実のところ自分の本心というものを分かっていなかったり、抑え込んだり、自分の意見や考えが無価値のように考えているため、無理をしたりするし、自分を大切にしていない傾向にある。自己志向性は、自己無価値感からきている。しかし、親がこのような教育を子どもにしてしまうのは、過去に同じような教育を受けてしまったからである。そしてそのような価値観が日本全体に広がっていると弊社は考えている。

弊社の使命は、そのような罰的教育(言うこと聞かないと子どもが損するよという脅し的な)アプローチではなく、行動や結果がどうあれ、人は存在そのものに本当に価値があり生きる意味があるということ、また、他者の気持ちを本当に思いやる他者志向の価値観と、それに沿った適切なコミュニケーションを啓蒙し、社会の文化にすることが使命となる。
よって、従業員にも健全な自尊心と他者志向性のマインドセットを育成していくし、顧客に対してもそのようなマインドセットで接していくように努めていく。
文化を変えるには、日本の教育界を変えなければいけないが、弊社の規模や長期的視点から、まずは家族に対してアプローチをはじめることが先決と考える。よって今後は、家族を対象にオンラインによるワークショップやカウンセリング事業を開始していきたい。

活動内容

私たちは以下のことができる人材を育成し、子ども食堂のお客様もそれができるようになるよう支えていきたいと思っています。
①自分の本心やニーズをよく知り、他者に適切にニーズを伝えたり、コミュニケーションする方法を学ぶ
②自分の価値を知り、確立していく
③人間関係の優先順位を定め、実行していく
④自分や他者を追い詰める固定観点を捨て、多様性と創造性を認める
⑤他者をさばかず、他者の行動の背景を知って、他者をゆるす
⑥コミュニティの中で互いに助け合う

  

活動実績

2021年
ジョイフル子ども食堂が活動開始

2021年02月26日

法人概要

団体名

ジョイフル子ども食堂

法人格

株式会社・有限会社・合同会社

HPのURL https://joyfullife.co.jp
代表者

天野 秀亮

設立年

2019年

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