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2022/03/28

【学生スタッフインタビュー】LFAに参加して大学生の自分であっても社会課題に向き合ってできることはいくらでもあることに気付いた

皆さんこんにちは、学生採用インターンの坂佐井です。
今回は2021年の春プログラムからボランティア教師として関わり始め、その後は教室運営スタッフとしてインターンとして参加していた吉賀希さんにインタビューを行いました。
Learning for All (以下、LFA)に関わる前まで指導経験やボランティア経験は無かったものの、プログラムを通して「自信を持って教師として子どもに向き合い続けることができるようになった」と語る吉賀さんの声をお聞きください。
 

LFAに参加した理由を教えてください

元々、私は子どもの貧困の中でも海外で多く見られる絶対的貧困に関心がありました。
しかし、子どもの貧困について調べていくうちに、日本にも相対的貧困という、見ようとしなければ見えない貧困があり、日本の子どもの7人に1人はそれに苦しんでいるという現実を知りました。
様々なボランティア団体がある中、LFAは「子どもの貧困に、本質的解決を。」というミッションの元、子どもの貧困という問題を多角的に捉えた上で、一人一人の子どもに常に寄り添い、理想と現実のギャップを埋めるためにアクションし続ける、そんな貪欲な姿勢に大きな可能性を感じ、自分もその一員として子どものためにできることを精一杯やりたいと強く思い、参加を決めました。


LFAに参加する前と後で一番変わったのはどのようなところですか?

LFAでの活動を通じて一番変わったのは、社会に対する課題意識だと思います。LFAに参加する前は、自分が社会のためにできることがあるかについて考えることはおろか、社会の抱える課題に目を向けることもありませんでした。
しかし、LFAでの活動を経て、たかが大学生の自分であっても社会課題に向き合ってできることはいくらでもあることに身を以て気づかされました。
そして、それと同時に、貧困、教育という自分が最も関心のある分野に限らず、幅広い視点から社会を見つめていきたいと考えるようになりました。これからの社会の担い手の一員として、私にできることが少しでもあるのであれば、やらなくてはならないし、やりたいと今では心から強く思います。


担当していた子どもについて教えてください

私が担当していたのは、小学4年生の男の子です。
静かで控えめで自分の考えや自信を表にはっきり出さない男の子でした。


担当していた子どもに対してどのような対応をしていましたか?

その子は学校の勉強に遅れをとっていたものの、計算のスピードがとても速い子でした。
私自身、小学生の頃、計算が早い方でそれを強みにして算数を得意科目にしたという経験があったので、その子には計算が早いことを自信にしてほしいし、もっとその力を伸ばしてほしいと思うようになりました。
そのため、「計算とっくん」という名のプリントを作り、制限時間内では到底終わらないくらいの問題量があるそのプリントを毎回の授業前に解き、何問正解できたかを書いてもらうようにしました。
最初の方は問題が解き終わらないことが多く、問題を解く前に「できそう?」と私が聞くと、首を振ったり、「わからない」と返したりすることが多かったです。しかし、その子は毎回、真剣に、かつ主体的にそのプリントに向き合ってくれて、回を追うごとに、解ける問題量が増えていきました。
途中から「できそう?」という私の質問に対して頷きながら「できる」と答えてくれるようにもなりました。その子が初めて制限時間内で全問正解できた時に見せてくれた嬉しそうな表情を私は忘れられません。あの時、最初は上手くいかなくても、諦めずに努力し続ければ必ずいつか報われることを確かに実感してもらえたのではないかと思います。
そして、そんな大切なことを私がその子のひたむきに頑張る姿から改めて教えてもらったような気がします。

ご自身がLFAに参加して成長したと思うことがあれば教えてください。

LFAでの活動を通じて、私は「努力の仕方」において最も成長できたと感じています。
LFAには、第一にビジョンを描くという文化があります。
目の前の子どもの20年後の笑顔を守るために、プログラム終了後のあるべき姿としての理想状態を描くのです。
そして、子どもに指導をした後のリフレクションでは、必ず現状から振り返り、理想状態とのギャップを認識した上で次回に向けた具体的なアクションを考え、実行していきます。これらを繰り返し行うことで、現状をビジョンへと着実に近づけていくことができるのです。
私は子どもと向き合う中で、常に子ども主語の理想状態から降ろして考え、行動し続けた結果、このサイクルが自分の中でも習慣化するようになりました。
LFAに限らず、バイト、サークルなど様々な場面において、努力をする際に、まず最初になりたい自分を描き、現状と理想状態のギャップを見つめた上でアクションを修正、実行していくことができるようになったのです。何も考えずにがむしゃらに頑張るよりも、成果の出るスピードや成果そのものの質が前よりも向上したと実感しています。

最後に、参加を迷っている学生に一言お願いします!

私はLFAで活動をするまで、指導やボランティアの経験は一つもありませんでした。
しかし、充実した事前課題や研修、仲間と切磋琢磨できるリフレクション、そして何よりもメンターの方の手厚い指導を通じて、自信を持ってボランティア教師として子どもに向き合い続けることができました。
そして、経験や学年を問わず、その人だからこそ目の前の子どもに届けられるものがあることを実感しました。また、プログラムに参加している人は一人一人様々なバックグラウンド、目的を持っており、一緒に活動する中で、今まで出会わなかった考え方、価値観に沢山触れることができ、とても刺激を受けました。
目の前の子どもに笑顔と結果を届けることは簡単なことではないと思いますが、その子の未来を明るく照らすことに繋がるはずです。少しでも参加を迷っている方は是非思いきって参加してほしいと心から思います。

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