「SNS-少女たちの10日間」を見て
私はこどもソーシャルワークセンターさんでインターン活動に参加している学生の礒井です。この夏休みの期間に様々な活動に参加する予定ですが、はじめの活動として性的児童虐待についての映画を観ました。
この映画の内容は、大人の女性がネット上で12歳の少女になりきり、どのようなアプローチがくるのかということを実験したドキュメンタリーでした。その中で繰り広げられたやり取りは性的なものであり、犯罪の対象となるものばかりでした。その女性たちにも精神的な被害が被っているようなことばかりであり、その中で普通の人が現れただけで感動してしまうような状況でした。このような被害は少女だけでなく、少年にも起こっているそうです。
私がこの映画を見て、衝撃ばかりでした。なぜなら、今まで私はこのような世界を全くと言っていいほど知らなかったからです。性的なことを12歳にしてくる大人がいるということ、ネット上でそのようなやりとりが毎日いつでもされているということを初めて知りました。この社会が性的な問題がある世界と全く関係がない世界で、二分化されているのではないかと団体の方は考えられていました。この映画はチェコを題材としていますが、実際に日本でも多くのこのような事件が存在していると団体の方からお聞きしました。だから、映画の内容は他人事であると思ってはいけないなと感じました。このような問題は表にはっきりとは出ないですが、解決しなければならない社会問題であると感じました。また、この映画を見たインターンの学生と感想を共有したときに、映画で出てきた普通の人が逆に怪しくて、危険なのではないかという意見を聞きました。私はその意見を聞くまで、いい人であると思っていましたが、意見を聞いて、確かにそうだと納得しました。このような事件や犯罪を無くすためにも、他人事であると思わずに私たちでこの問題について考え、行動しなければならないと思いました。
このような性的の児童虐待を考えるイベントとして、私が見た映画の上映会を開催する予定です。そこで様々な方々と感じたこと、意見を共有することができるのではないかと思います。以下はそのイベントの詳細になります。
≪ イベントの詳細 ≫
9月20日(月)に、以下の3つを同時並行で行います。
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①「SNS-少女たちの10日間-」の上映会
◆場所:
スカイプラザ浜大津 スタジオ1(https://skyplazahamaotsu.jp)
※京阪びわ湖浜大津駅下車すぐ
◆時間:
1回目上映
11:00~13:00(開場 10:30)
2回目上映
17:00~19:30(開場 16:30)
◆定員:
各回40名
②深夜のネットアウトリーチ・夏休み明け前後の緊急支援活動報告会
◆場所:
大津市ふれあいプラザ 大会議室(http://www.fukusi-otsu.or.jp/publics/index/46/)
※京阪びわ湖浜大津駅下車すぐ
◆時間:
午前の部
10:00~12:00(開場 9:30)
午後の部
14:00~16:00(開場 13:30)
◆定員:
各回40名
③深夜のネットアウトリーチ・夏休み明け前後の緊急支援活動報告展示会
◆場所:
大津市ふれあいプラザ 中会議室(http://www.fukusi-otsu.or.jp/publics/index/46/)
◆時間:
10:00~16:00(自由に出入り出来ます)
全て無料イベントですが事前申込が必要になります。申込の詳細はこどもソーシャルワークセンターホームぺージ(http://cswc2016.jp)を参照してください。
特定非営利活動法人こどもソーシャルワークセンターの法人活動理念
この法人では、家庭や学校などの環境によって本来の力を発揮できない子ども若者たちに対してソーシャルワークを活用した事業を行うことにより、子ども若者のみならずその家庭や地域の福祉の推進に寄与することを目的としています。