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2024/02/09

子どもたちが地域の人を「お・も・て・な・し」

朝早く小学生の子どもたちが登校します。

登校するなり、「家で試しにつくってみたんだけれど、うまくいったよ!」
と、A君は自信満々に話していました。
今日は地域子ども食堂の日。トーカの子どもたちが地域の人を「おもてなし」するため、料理やお菓子づくりを計画し、買い物と調理まで担当します。第6回目の開催でした。
今回も事前に行う話し合いは白熱しました。
「僕は餃子の皮でピザをつくりたい!」「肉をテーマに毎回やっているから、今回はあげもので、からあげ!」
それぞれが挑戦したいものを自ら考え、意見を出し合います。トーカには「まず行動!やってみよう!」という方針があり、予算が許す限り全て実現に向けて動いているのです。

この日初めてボランティアに挑戦したBさんは、料理する子ども達のフォローに回ります。野菜の切り方をレクチャし、「手伝って~」という子のフォローをするなど、引っ切り無しに声がかかります。
調理を終えてBさんは、「こんなに子どもたちが生き生きと自分で考えて行動するなんて凄いですね・・!」と感想をくれました。
今回は地域の人はもちろん社会福祉協議会の皆さまなど多くの方が集まってくださり、「このピザおいしいね!」「からあげの揚げ具合が絶妙!」と大満足している模様です。
帰りの会で行っている「今日のありがとうコーナー」で子どもが口々に、「一緒に手伝ってくれたBちゃん、ありがとう!」と感謝を伝えていました。
Bさんは帰り際に「幸せ空間ってこういうことを言いますね」と。

地域にひらかれた学校を目指す学び舎トーカですが、こうして少しずつ地域の方に認知されており、ボランティアメンバーも徐々に増えています。今は子どもたちに、どのような企画を提供できるか「若者会議」というものを発足し、隔週日曜日午前中に会議を始めました!今は10人くらいですが、これからさらに増えていく予定です。

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